通常期は出航時間の30分前に乗船開始します。乗船券の販売、乗船手続き開始は出航時間の1時間前からですが、出航30分前までには、乗船手続きを済ませるようにしてください。 また、GW・夏休み・お盆などの繁忙期には窓口の混雑が予想されますので余裕を持って、早めに手続を済ませてください。乗船も早めに開始します。
乗船に必要なもの
上記が必要になります。当日忘れずにご持参ください。
サイドカーと三輪を除く二輪車の料金は、自転車が片道500円(往復1000円)、125cc以下のバイクが片道1500円(往復3000円)、126cc以上のバイクが片道2000円(往復4000円)となります。自転車・バイク共に車両分のみの料金となります。二輪はこの料金とは別に「一般旅客運賃」が必要。二輪車には燃油サーチャージは必要ありません。
大きさ | 制限なし |
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重さ | 制限なし |
個数 | 制限なし |
全長6m未満の乗用車の料金です。普通車は普通便で片道5990円(往復11390円)、深夜便または土日休日ダイヤで片道6490円(往復11890円)、深夜便と土日休日ダイヤで片道6990円(往復12390円)。軽自動車は普通便で片道5490円(往復10440円)、深夜便または土日休日ダイヤで片道5990円(往復10940円)、深夜便と土日休日ダイヤで片道6490円(往復11440円)となります。また上記の料金とは別途燃油サーチャージ(片道410円、往復820円)が必要となる期間があるのでご注意下さい。 ※2021年6月現在。
大きさ | 6m未満 |
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重さ | 制限なし |
個数 | 制限なし |
「こんぴら2」(1989年就航)は、神戸と高松を結ぶ航路で運航しています。夜行便もありますが、昼間便がメインで運航しているので船内設備で、ベッドタイプの寝台設備や個室などは少なく、椅子席が多いつくりになっています。船体前方に客室部分があり、後方に貨物・車両甲板があります。
こんぴら2 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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3,639トン | 18.5ノット | 115.91m | 475名 | トラック61台(8t換算)・乗用車38台 |
「りつりん2」は「こんぴら2」と同じように神戸高松間を結んでいるフェリーです。「こんぴら2」と同じような作りになっていますが、りつりん2はエレベーターとバリアフリー対応トイレを増設。総トン数や車載搭載数は「こんぴら2」よりも少ないですが、どなたでも利用しやすいフェリーになっています。
りつりん2 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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3,638トン | 18.5ノット | 115.9m | 475名 | トラック56台・乗用車36台 |
瀬戸内国際芸術祭を中心に活躍する高速船「BARCA EOLICA」。こちらはカーフェリーでもある「こんぴら2」「りつりん2」とは違う高速船です。瀬戸内国際芸術祭の開催期間中限定で運用されるこのフェリーは、小豆島と直島を結ぶ航路で走ります。芸術祭は直島や小豆島を始めとする各地で開かれるので、「BARCA EOLICA」を利用すればどちらの開催地にも訪れることができますよ。
BARCA EOLICA 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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19トン | 25ノット | 23.59m | 90名 | なし |
「あおい」は2022年10月22日より就航したジャンボフェリーの船です。小豆島、高松・神戸と瀬戸内海の各都市を結ぶジャンボフェリーの航路で運航しています。 あおいのコンセプトは「碧い海、蒼い空、青い風」と三つの「あおい」で、船名・外観ともに瀬戸内海の色彩をイメージ。瀬都内の航路にあるのは浮かぶ美しい島々と海と空、あおい船内はこれらの景色を余すことなく、かつ快適に楽しめるリゾート空間が魅力的です。
あおい 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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5200 | 18.6ノット | 132m | 620名 | 大型84台 |
船内2階、吹き抜けの階段横には自動販売機コーナーがあります。ソフトドリンクの自販機4台に加え、アイスクリームやパンなど軽食の自販機もあるので便利。売店、うどんコーナーのすぐ隣に設置されています。
2階うどんコーナーと自販機コーナーの間に、男性用お風呂入口があります。シャワーも湯船もあるれっきとしたお風呂で、脱衣場には100円リターン式ロッカーも完備。さらに無料で使える洗濯機と乾燥機もついているなど至れり尽くせりの設備です。
客室4階に広々したフローリングのフロアとゲームコーナーがあります。ゲームはクレーンゲームなどちょっと懐かしい雰囲気のものですが、広々としたフロアは退屈した子供たちには最高の場所。天気が良い日はそのまま甲板にも出られます。
売店では、お土産やお菓子などのほかに、タオル、石鹸、耳栓、アイマスク、毛布など船内で快適に過ごすためのグッズを取り揃えています。オリジナル弁当やおにぎり弁当は出発便によっては売切れの場合もあるのでご注意ください。営業時間は出航後から到着20分前まで。
船内にはレストランはありませんが、売店にあるうどんのカウンターでこだわりのうどんが食べられます。船内で名物「フェリーうどん」はいかがですか。繁忙期以外は滅多にないことですが、うどん玉や出汁、具材が出発便によっては品切れになる場合もあるようなのでご注意ください。カウンターでの飲食のみとなり、客室での持ち込みはできません。
屋上に「展望デッキ」があります。船の最上部になるので、前方の見晴らしも抜群。展望デッキからの見る圧巻の明石海峡大橋くぐりと、オレンジ色に染まった瀬戸の夕暮れは圧巻です。フェリーでの瀬戸内海の旅がますます素敵になりますね。
船内には女性専用の客室がありますが、女性専用シャワー室と朝シャン室も用意されています。利用は無料ですが、使用後の掃除が必要になります。共同利用で貸切にはできませんでご注意ください。タオルや石鹼の備え付けはありません。
ジャンボフェリー 神戸三宮ターミナルは、3階立てのスタイリッシュな外観が特徴の建物です。1階の正面玄関から中に入ると、受付カウンターがあります。フェリー改札口ならびに乗船口は2階となりますので、出発の時間には余裕を持ってお越しください。乗船までお時間がある方は、乗船口と同じ2階にある広々とした待合室や、3階の展望ラウンジでくつろぐことも可能です。授乳室やバリアフリーエレベーターも完備されているので、誰でも安心して利用できます。港町が好きな方にはたまらないジャンボフェリー 神戸三宮ターミナル。ぜひここから始まる船の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所 | 神戸市中央区新港町3-7 |
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電話番号 | 078-327-3333 |
特徴 |
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ジャンボフェリー 高松ターミナルは市街地の東、高松駅と屋島の中間地点に位置しています。このターミナルにはフェリー利用者のための無料駐車場が196台分用意されており、ターミナルに車を停めてから神戸へ向かう観光客への利便性を考えたものとなっています。他の交通機関に比べて運賃が安く、日中の瀬戸内海を堪能できる航路として人気があるジャンボフェリー。そんな海の旅の出発点となるのが、ジャンボフェリー 高松ターミナルです。
住所 | 香川県高松市朝日町5-12-1 |
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電話番号 | 087-811-6688 |
特徴 |
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ジャンボフェリー 坂手ターミナルにはバスやタクシーの乗り場が隣接しています。島内には干潮時に島をつなぐ道ができる「エンジェルロード」や、日本三大渓谷美の一つである景勝地「寒霞渓」など数々の観光スポットがあります。そして、島の観光めぐりの拠点となるのがこのジャンボフェリー 坂手ターミナル。またターミナル内には売店があり、小豆島名物のしょうゆせんべいやオリーブオイルなどが販売されています。フェリーの待ち時間に、お土産を買うにも最適のスポットでしょう。
住所 | 香川県小豆郡小豆島町坂手甲1836-21 |
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特徴 |
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ジャンボフェリー 土庄東ターミナルは南国のリゾート地を思わせる美しい海岸にあります。駐車場は小規模で、一階建てのこじんまりとしたターミナルですが、周辺には大型ショッピングモールがあります。ショッピングモール内には温泉施設もあり、疲れを癒すのにはもってこいでしょう。買い物をするにも利便性が高く、また海水浴場があるためマリンアクティビティも楽しめます。楽しむものに事欠かないため、小豆島に2日以上滞在するならジャンボフェリー 土庄東ターミナルを利用することをお勧めします。
住所 | 香川県小豆郡土庄町甲1360-18 |
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電話番号 | 087-811-7766 |
特徴 |
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ジャンボフェリー 唐櫃ターミナルは小さな待合室があるだけのこじんまりとした港です。周辺には唐櫃海水浴場があり、白くて美しい砂浜が広がっています。夏にレジャーを楽しむにはよいスポットでしょう。またターミナル周辺にはレンタサイクルショップがあるので、島内を自転車で移動したい場合にはこちらを利用しましょう。豊島は大きな島ではないので、自転車で島内を一周するのも気持ちがいいですよ。また、ターミナルからバスで島内の別のスポットへ移動するのもよいでしょう。
住所 | 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃2530-25 |
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電話番号 | 087-811-7766 |
特徴 |
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ジャンボフェリー 本村ターミナルは建物がなく、船着場から降りると海沿いに細い通路があります。その通路を通ると本村地区。本村地区は観光案内所もあり、直島観光の拠点と言える場所です。直島は草間彌生氏の作品である「赤かぼちゃ」に代表される芸術作品で知られる島。本村地区では空き家を改修し、家屋そのものをアートとして展示する家プロジェクトが実施されています。島のアートは1日で全て回りきるのは困難なので、何を見るかを前もって予定を立てておくとよいでしょう。
住所 | 香川県香川郡直島町843 |
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電話番号 | 087-811-7766 |
特徴 |
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通常期は出航時間の30分前に乗船開始します。乗船券の販売、乗船手続き開始は出航時間の1時間前からですが、出航30分前までには、乗船手続きを済ませるようにしてください。 また、GW・夏休み・お盆などの繁忙期には窓口の混雑が予想されますので余裕を持って、早めに手続を済ませてください。乗船も早めに開始します。
船内にはレストランはありませんが、売店には名物のうどんカウンターがあります。繁忙期にはうどん玉や出汁が品切れになるほどの人気です。また、自席でとりたい場合には、売店のお弁当や自動販売機のパンや軽食を購入して食べることもできます。
妊娠35週以前の方は窓口カウンターにある乗船同意書の提出をすれば乗船可能です。36週を迎えた妊婦の方は、船内に医師や医療設備を整えていない長時間航海のため、乗船できません。
原則として、ペットの乗船は禁止です。小型犬や猫などは、50㎤程度のゲージやキャリーバッグに入れている状態であれば、和室を除く客室に同伴できます。50㎤のゲージに入れない中型、大型犬などは乗船できません。
自転車用の輪行袋に入れての乗船が可能です。客室へ持ち込むことはできませんので、エントランスなどで保管をお願いします。輪行袋に入れず、バイクなどと一緒に車両として載せることもできます。
夜行便でも船内防犯と安全のため消灯はしていません。船内移動する場合でも安心ですね。船内各所には防犯カメラをいくつか設置して録画をし、安全対策しているそうです。
フェリーの旅は初めてだったので、ネットで検索してみたらお盆シーズンは乗船客が多く人で溢れることもある、というブログ記事を見かけました。混雑しそうなのでプラス2000円の個室を電話予約しておきました。乗船手続(あらかじめ乗船名簿をジャンボフェリーのサイトからPDFで印刷して記入して持っていけばそのまま窓口で提出できるので便利です)をし、個室の予約番号を告げます。お金を支払ったら個室の鍵と注意書きシートをもらって連絡口から乗船。夜行列車のB寝台程度の感じで、部屋には他にシーツ2枚と枕カバーが用意されています。壁にはフックとハンガー2つあり、冬時期にはコートなどかけられ便利ですね。狭い空間ですが居住性は女性平均身長の私でも快適です。ベッドの横に配置された机の上には耳栓が置いてありました。個室はかなりの機関の音と振動があるので、気になる方には気にするポイントだと思います。
高松駅を深夜に出発する無料の送迎バスで高松東港まで来ました。乗船料金は、高松から神戸の距離を考えるととても安いと思います。0時半ごろから乗船が開始。船内を散策をしました。いろいろ見て回ると、椅子席にはリクライニングシートやソファーがあります。お座敷席の方が人気が高いようですが、私は椅子席(リクライニングシート)で仮眠をとることにしました。金曜夜だからでしょうか、夜行便はとても人気で、乗客の中には寝袋などを持参して船内のロビーや廊下で寝る利用慣れした乗客の姿も。夜行便でありながら売店は営業しています。四国各地や神戸の銘菓、讃岐うどんが販売されてたほか、DVDプレーヤー、ソフトなどのレンタルもやっていました。結局あまりぐっすりと寝たという実感もないまま、乗船時間3時間半ほどで神戸の街が見えてきました。
ジャンボフェリーは初めて利用したのですが、距離の割に価格が安くてびっくりしました。船内の階段付近の吹き抜けはかなり豪華な造りです。エントランスホールは照明や装飾など、細かな部分でつくりが若干「りつりん2」と違うように見えました。うどんコーナーでは、うどんや弁当などの軽食のほか、コーヒーやビールなどのドリンクやソフトクリームなども提供。人気の「カレーうどん」を食べましたが、とても美味しかったです。「りつりん2」ではカウンターやテーブルでの立ち食いでしたが、「こんぴら2」では海を眺められる窓側の席に座って食事をするスタイル。窓から海も見えるかなり綺麗なトイレもあります。2階にはこのほかにも、「ドライバーズルーム」や有料の夜行便で利用できる個室、浴室・サウナなどの設備もあるそうです。
夫婦でジャンボフェリーを利用して小豆島を旅行しました。神戸市内の港から朝6時のジャンボフェリーにマイカーでの乗船です。朝早くのりばに向かい、乗船券は当日に購入しました。乗船するジャンボフェリーには複数の行き先が存在しています。どこで下船するかが分かるように「小豆島行」と書かれた紙を車のダッシュボードに置いておくことになっていました。フェリーに乗り込んでおよそ三時間半で小豆島に到着し、マイカーごとフェリーを降りました。フェリーの到着時間が早いので、現地では最初の目的地へ向かうも施設がまだ準備中。十分に時間があったので、映画「二十四の瞳」のオープンセットや寒霞渓展望台などの主要な小豆島の観光地をゆっくりと観て回ることができました。帰りもジャンボフェリーにマイカーと乗り込み、船内散策を楽しみました。