乗船手続きは午前9時開始です。乗船開始は出航時刻の1時間前、車両の乗船は出航時刻の30分前を予定しています。繁閑や、天候などにより多少前後することもあります。
乗船に必要なもの
上記が必要になります。当日忘れずにご持参ください。
手荷物は三辺の長さの和が2m以下でかつ30kg以下の場合は、無償で持ち込めます。それ以上の手荷物は、旅客運賃料金、小荷物料金(10kg以下料金、10kg以上20kg以下料金、20kg以上30kg以下料金によって料金変動)が掛かります。折りたたみ式自転車は、畳んだ状態で三辺の長さの和が2mを超えるものは特殊手荷物運賃の自転車になりますので、ご注意下さい。小児用や患者用の軽車両やベビーカーは無料となります。
大きさ | 三辺の長さの和が2m以下 |
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重さ | 30kg以下 |
個数 | 輸送能力の許す範囲 |
特殊手荷物の対象は、自転車や原動機付自転車、自動二輪など。旅客運賃とは別途料金が必要になります。通常期間の自転車、原動機付自転車、自動二輪は125cc未満、750cc未満、750cc以上で料金が分けられています。特別期間の場合は通常期間とは料金設定が違いますので、ご注意下さい。サイドカー付き自動二輪、バイクトレーラーと三輪(トライクなど)は乗用車航送運賃の適用となります。
大きさ | 125cc未満、750cc以上 |
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重さ | 制限なし |
個数 | その日の車両台数によって上限あり |
ペットは船室内(客室)には持ち込めませんので、船内にあるペットルームをご利用下さい。ペットルームには、小型・中型・大型のケージがあります。小型・中型ケージの利用料、又は大型ケージの利用料が別途必要となります。消灯時間まではお世話をすることができます。小鳥やハムスターなどの場合はご自身が用意した籠に入れて、籠ごと船内備え付けのゲージに入れて頂きます。一籠あたりの料金適用(ご利用になる籠のサイズは各ケージのサイズ以下となります)。スカンクや爬虫類などの特殊なペットはお預かりできません。
大きさ | 各種ゲージに収まる範囲 |
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重さ | ゲージに収められる範囲 |
個数 | ゲージの個数に限りあり |
いずみ(2015年就航)は「フェリーせっつ」と「フェリーすおう」の代替船として新造されました。船内は以前と比べて振動やエンジン音を軽減し、静かで快適な船旅を実現。CO2の排出量を削減し、環境にも配慮しています。客室は2等座敷を減らし、大幅に個室を増やしました。船内の露天風呂や展望ルーム、開放感のある展望デッキが魅力的です。海上ホテルのような豪華な船で快適な船旅はいかがでしょうか。
いずみ 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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15897トン | 23.5ノット | 195m | 643名 | トラック191台・乗用車184台 |
ひびきは(2015年就航)は、「いずみ」と同様の船体で「やまと」以来12年振りとなる新造船。北九州-神戸間を就航しています。コンセプトは「わのおもてなし」。船内は個室の客室が充実しており、2等客室(座敷)は比較的少ない造りになっています。展望浴室や展望ルームなど充実した施設も魅力のひとつ。瀬戸内海の美しい景色を見ながら船旅をお楽しみ下さい。
ひびき 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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15897トン | 23.5ノット | 195m | 643名 | トラック191台・乗用車184台 |
やまとは「ニューはりま」と「ニューせと」の代替船として2003年に就航しました。新門司-神戸間を運航しています。船内の充実した施設が自慢で、展望浴室からは美しい景色を見ることができます。また、様々なメニューを取り揃えたレストランも完備。開放感あるデッキからは瀬戸内海を一望できておすすめです。バリアフリー対応なので、身体が不自由な方も安心してご利用できます。
やまと 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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13353トン | 23.5ノット | 195m | 667名 | トラック229台・乗用車138台 |
やまとの姉妹船であるつくしは、同じく2003年に就航したフェリーです。船内は瀬戸内海の爽やかな風をイメージされて整えられ、まるで海沿いのリゾート地にあるホテルのような安らぎの空間が広がります。姉妹船やまとと同じくバリアフリーに対応。レストランや屋外デッキの他、入浴設備にカラオケルームなどの娯楽設備も用意されているので、退屈しがちな船旅を飽きさせないようにしてあります。
つくし 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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13353トン | 23.5ノット | 195m | 667名 | トラック229台・乗用車138台 |
ロイヤルは船内で一番豪華な客室です。2名向けの洋室で広々とした寝室もあり、まさにホテルのような雰囲気。室内にはテレビや冷蔵庫、リラックスウェアにアメニティなども充実しているので、快適に過ごすことができますよ。窓付きの浴室やプライベートデッキもあるので、特別なひと時を堪能できそう。いつもとひと味違った豪華な船旅はいかがでしょうか。
スイートは洋室2名の客室です。家具が備え付けられていて、室内は明るく開放感のある造り。テレビや冷蔵庫、バス・トイレ付きでプライベートな空間を確保できます。アメニティや浴衣なども用意されているので、ホテル滞在のような快適な時間を過ごすことができますよ。充実した部屋で家族や友人と、ワンランク上の船旅はいかがでしょうか。
デラックスルームには和室と和洋室のタイプが用意されています。和室は畳仕様の部屋なので、足をのばして寛げるのが嬉しいところ。室内も広いので、小さなお子様連れやグループでご利用におすすめですよ。和洋室はベッドタイプの部屋です。ソファー型マットも用意されていて、ゆったりした船旅を楽しむことができそう。どちらの部屋にも机とテレビが完備されていて、団らんできる空間となっています。
デラックスの洋室は1名から4名までの方がご利用ができる部屋。シングルの客室は最上階に配置されているので、閑静なプライベート空間を確保できます。2名向けの部屋にはソファもあり、ゆっくりとくつろくことができそう。4名向けの部屋は2段ベッド付きの客室ですが、上段のベッドへは梯子ではなく階段式で上がれるので安全です。窓からのオーシャンビューも素晴らしいですよ。
スタンダードには和室と洋室があります。和室は8名から14名向けの部屋です。敷きパッドや掛ふとん、枕も用意されていて非常に快適。各箇所にコンセントも設置されているのが便利ですね。洋室は16名用の階段式2段ベッドの部屋です。洋室にはレディースルームもあるので、女性の方も安心してご利用になれますね。100円のリターン式のコインロッカーがあるので、荷物の管理などセキュリティ面も安心。
船内には、大浴場とは別にシャワールームがあります。さっぱり汗を流したいけど、湯船につかってのんびりするほどでもない時や、大浴場の利用時間を過ぎてしまった時などにとても便利。個室仕様になっているので安心して利用できます。
阪九フェリーの船内には、カラオケルームがあります。10名ほどはゆったり座れる広さのお部屋で、利用料は1室3,000円。グループでのご旅行などにみんなで盛り上がるのも楽しそうです。
広々とした売店には、ソフトドリンクやアルコール類、お菓子やおつまみなどがそろっています。アメニティグッズや入浴用のタオルなどもありますので、忘れてしまった場合はこちらへ。また、阪九フェリーのオリジナルグッズコーナー、美味しい挽きたてコーヒー、名物スイーツなども人気がありますよ。
瀬戸内海の美しい眺めを堪能しながら豊富なメニューを楽しめるレストラン。各船ともにカフェテリア方式で、明るく広々とした空間でゆったりと食事が出来ます。値段もリーズナブルで、朝食は和食から洋食まで取り揃え、夕食もカレーなどのお子様に人気のメニューから、煮物や焼き魚など年配の方にも喜ばれるメニューを用意。船内のスタッフが調理した、焼きたてのパンも予約購入できます。
船内には、露天風呂と大浴場があります。開放感のある露天風呂からの眺めは絶景で、天気が良ければ夜には満天の星空を眺める事ができますよ。広い浴場でゆっくりとお湯に浸かりながら過ごす船旅もいいですね。「やまと」と「つくし」にある展望浴室も、明るい日射しが差し込んで窓から海を眺めることが出来ます。
ペットルームは全船に備えられています。小型、中型、大型までのゲージを用意。消灯時間までペットのお世話ができます。インターネットや電話で予約が可能で、当日は窓口で「利用申告書」の注意事項に承諾の上、サインが必要となります。爬虫類などの特殊なペットの預かりは出来ませんのでご注意下さい。
各船にレディースルームが完備されています。女性とその同伴の幼児(1歳以上の未就学児)専用の客室です。利用の際には乗船時前日までに予約が必要で、予約がない場合は利用ができませんので注意が必要。その他パウダールームやシャワールーム、授乳室などの女性専用設備も充実しているのが嬉しいですね。
阪九フェリー 泉大津ターミナルはシンプルな外観ですが、館内は体の不自由な方にも旅を楽しんでもらえる工夫がされています。例えば、施設案内看板や内外の階段の手すり、エレベーターの出入り口には点字が施されています。また車椅子を利用する方向けには、88センチ幅のエレベーターや1階と2階に1か所ずつの多目的トイレを完備。さらに車椅子専用駐車場スペースもあります。小さなお子さんとお母さんのための授乳室や、中型大型のコインロッカーなども供えられています。
住所 | 大阪府泉大津市小津島町1-3 |
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電話番号 | 0725-22-7171 |
特徴 |
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阪九フェリー 神戸ターミナルは、小規模ながら体の不自由な方も旅を楽しめるように配慮された施設です。多目的トイレや90センチ幅のエレベーター、車椅子専用駐車場を完備。また小さいお子様とお母様のための授乳室や大型中型のロッカーなども設置されています。1階には午後から夕方にかけて営業している売店もあり、関西や九州地方のお土産を購入可能。1階で乗船手続きを済ませた後は、車の方は車内で待機します。それ以外の方は2階の待合室で待機して、3階から乗船します。
住所 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町東3丁目2-1 |
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電話番号 | 078-857-1211 |
特徴 |
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飛行機を使った旅もいいですが、ゆったりとした優雅な旅行を楽しみたい時はフェリーがおすすめです。そこで利用したいのが、九州と関西を結ぶ40年以上の歴史をもつ阪九フェリー。 阪九フェリー 新門司ターミナルから、神戸や大阪までのクルーズを存分にお楽しみいただけます。奈良時代の平城京の大極殿をモチーフに、1991年に建設された第一ターミナル。その独特なフォルムと存在感が、古代の大航海時代を彷彿とさせます。多目的トイレやエレベーターも設置され、どなたでも安心して旅行を楽しんでいただけるように配慮されていますよ。
住所 | 福岡県北九州市門司区新門司北1-1 |
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電話番号 | 093-481-6581 |
特徴 |
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乗船手続きは午前9時開始です。乗船開始は出航時刻の1時間前、車両の乗船は出航時刻の30分前を予定しています。繁閑や、天候などにより多少前後することもあります。
穏やかな瀬戸内海を運航していますので、ほとんど揺れは感じません。船内に酔い止めの薬をストックしてはいないので、心配な方は事前に酔い止めを服用することもご検討ください。
船内にはカフェテリア形式のレストランがあります。豊富な定番メニューから、季節限定のおすすめメニューまでそろっていて、目移りして選ぶのに苦労しそうです。乗船後に予約して、朝受取れる焼き立てパンも大人気。売店にはお菓子やおつまみがそろっていますよ。船内ではクレジットカードや電子マネーは使えませんのでご注意ください。
女性のお客様専用のお部屋を設定しています。船内にはパウダールーム、シャワールーム、授乳室などの設備も充実しています。レディースルームを利用希望の場合は、乗船日前日までに予約をしてください。また、小学生以上の男子は入室できませんのでご注意ください。
運航状況は随時阪九フェリーのウェブサイトで確認できますが、最新の状況は乗船予定の港にお問い合わせください。欠航が決定した場合、予約のみの場合はキャンセル扱いになります。乗船券を購入済みの場合は手数料なしで全額返金になります。
阪九フェリーではペットルームに乗船できます。最大のケージサイズ64×80×100(単位㎝)に収まらないペット、またペットの種類によっては乗船できない場合がございますので事前に確認してください。また、利用の際は事前予約が必要です。
手続きをして鍵を受け取り、「やまと」に乗船。2等指定Bシングルの個室は、ベッドとテーブルを配置しています。浴衣やスリッパも用意されていました。寝台ベッドの運賃で、一人用個室が利用できるのはお得だと思いました。部屋に荷物を置いて、早速展望浴場へ。脱衣所には100円の返却式ロッカーとヘアドライヤーがありました。浴室にはシャンプーやボディーソープなども備え付けられていて、タオル一枚で入れます。浴場でスッキリしたらお土産を購入しに売店へ。売店ではマリンメイトクラブのポイントが付きました。夕飯は楽しみにしていたレストランへ。カフェテリア方式のレストランです。私は牛すじ煮込みや野菜炒めなど注文しましたが、ビールなどのアルコールやおつまみになるおでんなどもあるみたいですよ。メニューは全て船内で手作りで作っているとのことで美味しかったです。翌朝早起きをして、デッキから明石大橋の通過を眺望。朝食もリーズナブルな価格で堪能できました。
阪九フェリーの新造船「いずみ」に乗船しました。新門司から泉大津まで夕方の便に乗り込みました。新門司のターミナルはWiFiを設置していて、設備が充実していました。窓口でチケットと客室のカードキーをもらい、いざ船内へ。乗船してまずびっくりしたのは、吹き抜けのある広々としたエントランス。受付で案内された一人用の個室部屋へ行くと、従来船と同等の個室よりさらに広くなっていました。個別の洗面台もあり、空調の調整も可能。完備されたテレビは、地デジやCS、BSも見ることもできます。その後、船内を散策していると。LED照明の演出が綺麗なデッキを発見。エレベーターもあり船内のデザインも良かったです。船首部分には展望ラウンジがあって、座席がすべて埋まるほど人気でした。そして夕食の時間になり、いよいよ楽しみにしていたレストランへ。豊富なメニューに何を食べようか迷いました。カフェテリア方式の一方通行なので逆戻りはしにくいです。あらがじめメニューをゆっくりと見ておくのがおすすめですよ。
就航したばかりの「いずみ」に乗船しました。泉大津から団体での旅行です。出航と同時にレストランで夕飯。6階のレストランは広くゆったりとして食事するテーブルも充実しています。刺し身や魚の煮つけ、ハンバーグなどメニューが豊富。デッキに出ると外は真っ暗で、明石海峡大橋がライトアップしていて綺麗です。船内に戻り散策しました。豪華なエントランスは三層吹き抜けで、中央にはエレベータも完備。エントランスではミニライブも開催していました。各階の通路にはソファやテーブルが配置されています。船内で販売されている焼きたてのパンやお弁当などを食べている乗客もいましたね。7階には露天風呂付きの大浴場があります。シャワーは24時間利用可。船内のトイレは全て温水便座で快適です。
阪九フェリーに乗って家族で九州旅行に行きました。泉大津からマイカーとともに乗船。新造船の「いずみ」に乗るのを皆楽しみにしていました。まず個室の鍵がカードキーあることに驚きました。乗船受付の際に乗船券とともにカードキーが渡されます。カードキーは持ち帰ることができるので、旅の思い出に良いですね。今回はスイートルームの客室を利用しました。大型テレビも設置されていて、快適な環境に家族は大喜び。個室内は全て禁煙とのことでした。客室で休憩した後、船内を探検。展望ルームへ行くと人で賑わっていましたが、夜間航行中は使えないそうなので残念です。露天風呂にも行きました。外の風が予想以上に強く肌寒いです。個室にはトイレがあるので利用しませんでしたが、船内のトイレも見るととても清潔なようです。カフェテリア方式のレストランは利用者で渋滞していました。味は美味しいですよ。船内だけでもいろいろと楽しめてあっという間にひと晩を過ごし到着しました。