フェリーいずみは阪九フェリーが運航する大型客船です。フェリーすおうとフェリーせっつの退船後に、2015年に新しく就航が開始されました。船内は日本の四季をテーマとした内装で、「わのおもてなし」をテーマとしています。船内の客室のクラスは全部で5つ。さらに和室や洋室だけでなく、和洋室などの幅広い客室タイプが用意されています。最新の船だけあってバリアフリー対応の部屋もありますよ。旅客定員は600名を超える大型船ですが、新しい船ということもありまだまだ人気ですので、旅行の計画は早めに立てることをおすすめします。予約の際は、インターネットの事前予約が便利です。
フェリーいずみは全長195mで、幅は29.5mもの長さの大型客船です。旅客定員643名で、自家用車は188台者もの数の積載が可能。乗用車の他にもトラックは277台もの数が入ります。瀬戸内海最大級の旅客船であり、最大級の貨物船でもある点でも知られています。船自体が大きいだけでなく、開放感をだした広々と見えるための工夫にも注目です。2015年に新しく就航したばかりの船内なので、綺麗な点においても魅力ですよ。
新しく造船されたばかりの大型船ですので、最新のバリアフリーに対応しています。数多くの乗客を乗せられるだけでなく、きちんと時代のニーズにも応えている旅客船なのです。最新のバリアフリー対応については、2015年に就航したばかりのいずみならではな点も数多くあります。バリアフリーに限らず二段ベッドのはしごを階段に変えたりする工夫などの、細かな配慮は小さなお子様連れの顧客にも評価されました。そんな努力あって2015年には九州運輸局交通バリアフリーにて表彰。バリアフリー対応に加えおしゃれな船内のデザインも魅力です。
いずみは様々な顧客ニーズに応えるため、船内には様々な工夫が凝らされています。幅広い部屋タイプの提供に加え、露天風呂を設けるなどのサービスも魅力です。数多くのニーズに応えるだけでなく、600を超える旅客を乗せることができる大型船は瀬戸内海一を誇ります。それが故に莫大なエネルギーが必要であることは想像つきますよね。しかしいずみは二酸化炭素の排出制限のためにデュアルハイブリッド推進システムを搭載し、従来よりも2割ものエネルギーを削減に成功しました。環境保全に対する対策が認められ、2015年に九州運輸局環境保全にて表彰。数多くの人が乗れる瀬戸内最大の大型船であるだけでなく、地球環境にも優しい最新船です。
いずみではカラオケルームがあります。長い船旅でも、退屈しないように娯楽施設の環境にも充実しています。使用料は3000円で、24:00まで利用が可能です。
いずみでは小さなお子さんがいる乗客への配慮をしてキッズルームを完備。また乳幼児の家族向けにも授乳室まできちんとあります。小さなお子さんがいるご家族でも安心して利用できる環境です。
いずみにはマッサージチェアのあるリラックスルームがあります。7分間100円で利用できます。長い船旅の疲れは、マッサージチェアでとってみてはいかがでしょうか。
とってもゴージャスなロビーは豪華ホテルのよう。吹き抜けとなっていてフェリーの中だとは思えないですよ。ミニステージがあり、生演奏が披露されることも。
案内所では船内の場所の案内はもちろんのこと、明石海峡大橋や来島海峡大橋の通過時間を尋ねることもできます。「いずみ」での船旅を生かすために積極的に利用しましょう。
トラックとは別に設けられたスペースで、ロビーなどがある客室と同じフロアにあるのが特徴。移動がたいへん楽になりますね。また電気自動車の充電スタンドも設置されています。
いずみの運行は夕方の乗船から翌朝の目的地到着までとなります。乗船後の夕食と目的地到着前の朝食では幅広いバリエーションのメニューでもてなしてくれます。和食洋食だけでなく、お酒に相性のいい一品まであります。
いずみの売店では九州や瀬戸内海のお土産品に加え、便利グッズや阪九フェリーオリジナルグッズもあります。営業時間は乗船から22:00までと翌朝5:00から到着までです。
広々としたいずみの船内で雄大な海の景色を楽しむのならプロムナード(展望通路)。外が寒い冬や雨に見舞われてもこのプロムナードから船からの景色を楽しめますよ。
船首のブリッジのちょうど真下に設けられたのが展望ルームで、今までありそうでなかった、船長と同じ目線で眺望が楽しめるスペースです。
船旅の楽しみの一つといえば海を眺めながらの大浴場。利用時間は乗船後から22:00までと、翌日早朝の4:30から到着までです。いずみの大浴場には窓もあるのに加え、露天風呂もありますので海風を浴びながらの雄大な景色を楽しみましょう。
シャワールームは3つのブースがあり、ブースそれぞれに脱衣室もありもちろん内鍵付き。大浴場が閉まっている時間帯も、このシャールームは使用可能となっています。
瀬戸内海の景色を楽しみながら風呂に入る、それも露天風呂に。「いずみ」ではそれが可能となっていて、今までとは違った船旅が楽しめますよ。
大きな船体の後方に広がる展望デッキは瀬戸内海の風景、街並み、夜空を楽しむには絶好のスペースです。ベンチとテーブルも備わっており、潮風とともに楽しめますよ。
船内はこの喫煙ルームを除き禁煙となっていて、5~7Fに1~2か所ずつ設けられています。割と広いスペースとなっていますし、大変キレイな喫煙ルームですよ。
トイレの個室は全てウォシュレット付となっており、大変キレイで清潔感でいっぱい。また車いすの方や体の不自由な方、お子様連れの方には多目的トイレももちろん設置されています。
いずみの朝食では和食と洋食それぞれ楽しむことができます。メニューは一品ごとに注文可能です。いずみのレストランの料理長のおすすめは、高菜おにぎりです。九州の郷土料理を朝食として楽しみましょう。
夕方出発〜翌朝到着のダイヤによる運行のため、船内で昼食を食べることができません。船の乗船前または到着先で昼食をとるようにしましょう。
いずみではお酒に相性ばつぐんな料理の数々から、白いご飯がすすみそうなおかずまで幅広いメニューでもてなしてくれます。せっかくの船旅ですので瀬戸内海を眺めなら、刺身や焼き魚などの海の幸を味わってみてはいかがですか。お子様へのおすすめはカレー。いずみのレストランの幅広いバリエーションを楽しんで下さい。
飛行機を使った旅もいいですが、ゆったりとした優雅な旅行を楽しみたい時はフェリーがおすすめです。そこで利用したいのが、九州と関西を結ぶ40年以上の歴史をもつ阪九フェリー。 阪九フェリー 新門司ターミナルから、神戸や大阪までのクルーズを存分にお楽しみいただけます。奈良時代の平城京の大極殿をモチーフに、1991年に建設された第一ターミナル。その独特なフォルムと存在感が、古代の大航海時代を彷彿とさせます。多目的トイレやエレベーターも設置され、どなたでも安心して旅行を楽しんでいただけるように配慮されていますよ。
住所 | 福岡県北九州市門司区新門司北1-1 |
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電話番号 | 093-481-6581 |
特徴 |
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阪九フェリー 泉大津ターミナルはシンプルな外観ですが、館内は体の不自由な方にも旅を楽しんでもらえる工夫がされています。例えば、施設案内看板や内外の階段の手すり、エレベーターの出入り口には点字が施されています。また車椅子を利用する方向けには、88センチ幅のエレベーターや1階と2階に1か所ずつの多目的トイレを完備。さらに車椅子専用駐車場スペースもあります。小さなお子さんとお母さんのための授乳室や、中型大型のコインロッカーなども供えられています。
住所 | 大阪府泉大津市小津島町1-3 |
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電話番号 | 0725-22-7171 |
特徴 |
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愛犬や大切なペットを残しての旅行は厳しいという方に向けてのとっておきのサービスがペットサービス。なんと船にペットを乗せることができるのです。こちらは事前の予約が必要で、同じ阪九フェリーであってもそれぞれゲージの提供は異なりますので事前に確認をしてください。動物と一緒に船旅ができるなんて大変魅力的なサービスですね。ペットに対する基本的な世話はご自身で行う必要がありますが、消灯まで大切なペットと共に過ごすことができますよ。大切な家族の一員でもあるペットとも素敵な船旅を過ごすことができそうですね。
旅行ではどうしても荷物が多くなることもありますよね。そんな方はコインロッカーを利用すると便利です。船内には有料ロッカーがありますので、不要な荷物は乗船後預けておきましょう。有料のコインロッカー以外にも、船内案内所付近に無料のセーフティーボックスがあります。船内では貴重品の管理にはくれぐれも注意してください。日帰り旅行の場合でもターミナル内にコインロッカー(有料)がありますので、身軽で観光にでかけることができますよ。
いずみでは朝は到着ぎりぎりまで眠りたいという方向けに、乗船時に予約しておけば、焼きたてのパンを持ち帰ることができます。詳しい予約方法については乗船後すぐに案内所にて尋ねてください。パンの種類は豊富に揃い値段も1個あたり100円から200円までと様々。到着後すぐに予定が詰まっている方に嬉しいサービスですね。到着後も長い車での運転が必要な方は船内のスタッフが焼き上げたパンでしっかりとエネルギー補充をしましょう。