駐車場は鹿児島新港区の一般駐車場を利用できます。ただし、こちらの駐車場は有料となっていて、無料の臨時駐車場などはありません。
乗船に必要なもの
上記が必要になります。当日忘れずにご持参ください。
マリックスラインでは、フェリーに手荷物を持ち込む際、大きさや種類によって別途費用が必要となります。1人あたり2個までなら手荷物として持ち込みが可能で、大きさは3辺の長さの合計が2m以内、重さは合計30kg以内だと追加料金はなし。それ以上の荷物は、受託手荷物扱いとなり、追加料金が発生します。その場合は、合鍵で荷物を管理するようになるので預けていても安心ですよ。荷物が多くなる場合は、スムーズに乗船できるように、これらをあらかじめ分けて荷造りするのをおすすめします。
大きさ | 3辺の長さの合計が2m以内 |
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重さ | 30kg以内 |
個数 | 1人2個まで |
フェリー内に二輪自動車や自転車を積み込む場合は、特殊手荷物扱いとなります。規格や距離によって運賃は異なり、積み込み可能な台数は1人1台まで。対象になるのは、自転車等で、折畳み式自転車で輪行袋等に入っているものならこれにあたります。また、排気量が125㏄未満なら原動機付自転車、120㏄以上なら自動二輪車となります。この他にも、サイドカーや四輪バイクなどは、排気量が50㏄未満のものが対象となるのでご注意ください。
大きさ | 自転車・50cc未満~ |
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重さ | 制限なし |
個数 | 1人1台まで |
マリックスラインの運航するフェリーには、ペット同伴で乗船することが可能です。さらに「クイーンコーラルプラス」には、ペットルームも完備。もしもペットと同伴で乗船するのであれば、バスケットやケージなどを準備する必要があります。ペットルームを使用する際、料金は1バスケットあたり鹿児島と各離島との区間が1,540円、離島相互区間が1,030円。
大きさ | 3辺の長さの合計が2m以内 |
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重さ | 制限なし |
個数 | 制限なし |
クイーンコーラルプラスは、2008年12月3日就航した比較的新しいフェリーです。「ドルフィン・ブルー・オーシャン ~イルカの泳ぐ海~」が船のデザインコンセプト。ホワイトベースにドルフィンブルーがアクセントとなった、爽やかな外観が特長的。船内は、明るく透明感のある内装で、インテリアも外観と同じくホワイト&ブルーで統一されています。また、至る所がバリアフリーとなっていて、どなたでも快適に利用できるように配慮されています。
クイーンコーラルプラス 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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5,910トン | 21.4ノット | 143.30m | 470名(臨時定員800名) | 大型車26台/乗用車44台 |
クイーンコーラルクロスは2021年に就航したフェリー船舶です。この船のテーマはOrigin(原点・起点)、Odyssey(知的探求)、Overture(序曲)の3つからなります。癖がなく「利用しやすさ」と「シンプルさ」に立ち返った配置と、機能美を追い求めたインテリアをコンセプトに運航されています。 客室は特等室、1等室、2等室の3カ所。いずれの客室も快適さに特化した内装が魅力的で、一部バリアフリーにも対応しています。コンセプト通りどんな方でも利用しやすく、不便なく船内の時間をゆったりと過ごせることでしょう。
クイーンコーラルクロス 詳細ページへ総トン数 | 航海速力 | 全長 | 旅客定員 | 車載搭載数 |
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8,000トン | 21.0ノット | 140.81m | 653名(旅客数) | トラック等30台/乗用車44台 |
2等寝台は、2段ベッドが完備された客室です。部屋数は12名利用可能なお部屋が14室と、8名利用の部屋が1室。場合によって他の乗客と相部屋となる場合がありますが、それぞれがカーテンで仕切ることができるため、最低限プライベート空間は確保することができます。乗船中にゆっくり休みたいという方におすすめの客室となっています。
たくさんの方が利用する2等室は、最もリーズナブルな客室となっていて、大人数のグループ旅行にも最適なお部屋と言えるでしょう。
バリアフリーに特化したマリックスラインならではの客室には、車いすの方も安心して利用ができる2等洋室もあります。出入口の床はフラットなスロープとなっていて、車いすを固定するスペースもあります。通路も広めに確保してあるのが嬉しいですよね。
船内には、ジュースやお茶などの飲み物が購入できる自動販売機が数台設置されています。もしも、飲み物を買い忘れた時や、乗船中に喉が乾いた時はこちらをご利用ください。
売店ではお菓子やフェリー乗船記念アイテムなどを販売しています。この他にも、本や雑誌なども取り扱っているので、乗船中に読むのにも良いですね。また、日用品も置いてあるので、船内で必要な歯ブラシやタオルなどを持参し忘れたときでも役に立つ売店です。
船内には、男女別のシャワールームもあります。石けんやシャンプーなどは各自用意しておきましょう。
4人掛けのテーブル席や、カウンター席などが並ぶレストラン。食券を購入するスタイルとなっていて、定食やカレーなど豊富なメニューから選ぶことができます。どれもリーズナブルで美味しいと好評です。
船内を知り尽くした乗務員が待機している案内所では、レストランの営業時間や客室の場所など分からないことがあれば何でも聞くことができます。是非、気軽にご利用くださいね。
クイーンコーラルクロスにはペットルームも完備しています。大切な家族の一員であるペットと一緒に乗船できるのは嬉しいですよね。ペットルームに預けておけば、乗船中にいつでも会うことができて安心ですよ。
どなたでも快適に利用できるようにと、マリックスラインの運航するフェリーはバリアフリーに配慮した設計となっています。車いす用のトイレやバリアフリー客室などの完備や、船内通路の段差を極力なくすように配慮されています。
クイーンコーラルプラスは大浴場を設けています。さらに、外の景色が見える展望浴室となっているのが嬉しいですよね。フェリーに乗って海を眺めながらのんびりリラックスできるでしょう。
客室には、嬉しい女性専用のレディースルームの設定があります。大勢で利用する客室が苦手という方には嬉しいサービスですよね。また、未就学児なら男の子でもお母さんと一緒にレディースルームに入れるので、安心してご利用ください。
マリックスライン 鹿児島新ターミナルがある鹿児島港は少し変わった港湾です。鹿児島湾の西部、ちょうど桜島の対面に位置し、南北に約20km伸びた港。港を構成する施設として本港区や新港区、鴨池港区に中央港区、谷山港一区二区があり、それぞれ役割が異なります。鹿児島-那覇航路を辿るマリックスライン 鹿児島新ターミナルがあるのは新港区。上から順に本港区北ふ頭、本港区南ふ頭、新港区となるので間違えないように注意しましょう。
住所 | 鹿児島県鹿児島市城南町45-1 |
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電話番号 | 099-225-1551 |
特徴 |
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マリックスライン 那覇ターミナルが所属する那覇港は、複数のふ頭から構成されています。国場川河口部に位置する那覇ふ頭、安里川河口部に位置する泊ふ頭にその北側に隣接する新港ふ頭。更にその北側に位置し不定期船が利用している浦添ふ頭があり、それぞれに違う船舶が停泊します。肝心のマリックスライン 那覇ターミナルは那覇ふ頭のターミナル。複数のターミナルがあるので間違えないよう事前に調べておきましょう。那覇空港にも近く、ゆいレールの旭橋駅もすぐそば(約550m)にあるのでアクセスの良さは抜群です。
住所 | 沖縄県那覇市通堂町2-1 那覇港ターミナルビル内 |
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電話番号 | 098-868-9098 |
特徴 |
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日本の離島において第5位の面積を誇る奄美大島。そんな奄美大島の北部、奄美市の海沿いににマリックスライン 名瀬ターミナルがあります。ターミナルのある海岸は、地図上で見ればVの字に切り込まれ、三方が陸地に囲まれている天然の良港です。また近くには奄美大島の血流ともいえる国道58号線が通っています。この道路のおかげで北は奄美空港、南は奄美大島もう一つのフェリーターミナルである古仁屋港にもたどり着けます。空港と港を組み合わせれば、旅行の選択肢も増えます。
住所 | 鹿児島県奄美市名瀬塩浜 |
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電話番号 | 0997-52-5151 |
特徴 |
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徳之島東部にあるマリックスライン亀徳ターミナルは、サンゴ砂丘の喜念浜やサーフィンもできる里久浜海水浴場といったビーチリゾートへのアクセスに便利です。ターミナルには300台ほどのスペースを備えた無料駐車場のほか、歩行困難な人のための設備も完備。スロープつきの入り口や授乳室なども備え付けられていて、幅広い層の利用者が快適に過ごせるように配慮されています。ターミナルビルは2階建て。1階にはチケット売り場や待合スペースのほかに、観光案内所が設けられていますので、旅のプランをここで練るのも良いでしょう。時間帯によって開かれている2階にはお土産コーナーもあります。
住所 | 鹿児島県大島郡徳之島町亀津7784 |
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電話番号 | 0997-82-1855 |
特徴 |
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たっぷり1日、合計25時間かけたフェリーの旅が楽しめる鹿児島航路。その沖永良部島寄港地が、マリックスライン 和泊ターミナルです。船舶を思わせる2階建の建物は、1階部分がエントランス。2階にターミナル機能が集結し、チケット売り場や待合スペースが設けられています。 さらにここには10時30分から14時30分まで営業しているお土産屋さんも。沖永良部島名産の黒糖焼酎や菓子をはじめ、可愛らしい貝殻のアクセサリーなどを買い求めることができます。また、フェリー船中で食事をしたい人のために、お弁当やちょっとした軽食も用意されています。
住所 | 鹿児島県大島郡和泊町手々知名512-122 |
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電話番号 | 0997-92-1126 |
特徴 |
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与論島の海の玄関口であるマリックスライン与論ターミナルは、港から5分ほど歩いた高台にあります。白と青の組合わせが爽やかな平屋建ての建物には、広々とした待合スペースが。おむつ替えのベビーベッドが完備しているので子供連れも安心です。ターミナルにはチケット売り場も設けられていますが、船の到着時間が迫ると、チケットは港のコンテナでの販売に切り替わります。ギリギリに到着する時にはチケットの販売場所に注意しましょう。ターミナル内の売店には、与論島名物のもずくそばを食べられるイートインスペースを完備。お土産の取扱いも充実しています。
住所 | 鹿児島県大島郡与論町供利 |
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電話番号 | 0997-97-3151 |
特徴 |
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亜熱帯気候の南国リゾートとして人気の沖縄。高い透明度を誇る港「マリックスライン本部ターミナル」から出入港するフェリーの旅は、まさにクルージングの醍醐味を味わえるでしょう。敷地には無料の駐車場がありますので、フェリー出航までの待ち時間に一時駐車する際にも便利です。壮大なドーム型の建物の内部は、高い屋根の開放的な空間。整然として綺麗な館内ですので、通路も広々としていて快適な居心地を提供してくれます。いくつかの航路のチケットカウンターが設置されていますが、鹿児島航路のカウンターは伊江島行のカウンターの奥にあります。売店も完備していますので、船内での食事の心配もありません。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町字崎本部5232 |
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電話番号 | 0980-51-6630 |
特徴 |
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駐車場は鹿児島新港区の一般駐車場を利用できます。ただし、こちらの駐車場は有料となっていて、無料の臨時駐車場などはありません。
使用可能ですが、鹿児島新港のみの取り扱いとなります。他の港ではご利用いただけないのでご注意ください。なお、支払い回数は一括払いのみの対応となっています。
クイーンコーラルプラスは展望浴室が、クイーンコーラル8はシャワールームのみとなります。ご利用は無料ですが、利用時間については船内案内所にて確認の上、ご利用下さい。(但し、シャンプーや石けん、タオル類は備え付けておりません。)
等級に関係なく、船室への連れ込みは出来ません。但し、盲導犬、介助犬、聴導犬など身体障がい者補助犬は除きます。 またクイーンコーラルプラスのみ、ペット室の設備があります。
鹿児島から沖縄へ船で行けるということで、マリックスラインを利用しました。最初は飛行機で向かおうと思っていたんですが、車も乗せられるということでマイカー旅行に変更。どうせなら船旅も兼ねようぜと仲間たちと話し合った結果でした。フェリーは鹿児島新港を出て、約25時間かけて那覇に到着します。自分も含めて旅慣れた連中だったので、このぐらいは問題ありませんでしたが、慣れない人は時間をつぶす方法を考えた方がいいかもしれません。一番最初に寄港したのは奄美大島にある名瀬港。早朝の5時に到着です。何となく目が覚めてしまっていたので、デッキから薄暗い朝の港を眺めていました。なかなか見られない風景だったと思います。その後も何度か港に寄って、19時に那覇に到着しました。天気にも恵まれて実にのんびりしたクルージングだったと思います。
今まで旅行で何度か利用したことがあったのですが、久しぶりのフェリー旅行でクイーンコーラルクロスに乗船しました。乗った当時は比較的新しい船だったこともあって、船内はとても綺麗で利用しやすかったです。以前は1等客室を使っていましたが、今回は初めての乗船ということで、2等客室を利用してみました。相部屋とはいえ最低限のプライベート空間は作ることができ、客室はシンプルで使いやすく、意外にも快適そのものでした。また利用したいですね。
奄美大島を巡る旅行の際、与論島から沖縄まで向かう航路でクイーンコーラルプラスに乗船しました。鹿児島から奄美大島の各港を経由し、沖縄までを行き来するこの航路ですが、途中下船ならともかく自分のように途中乗船する人は少ないみたいです。私が利用したのは2等室ですが沖縄までは5時間ほどだったので、あまり足を踏み入れませんでした。揺れに強く酔いにくい体質だったのでエントランスやラウンジ、展望デッキなどに出て過ごすことが多かったです。天気は快晴、波も穏やかでのんびり過ごすには最適な時間でしたね。また、本来は1日かけて航行する便なので売店や自販機類も豊富です。お酒やおつまみを買って夕日を眺めながら小1時間、無事に那覇港へと到着しました。ほとんどの人は鹿児島から那覇までの直通便を利用するでしょうが、奄美大島各離島へ訪れる際にも有用な便だと思います。