未完の世界遺産として知られているサグラダ・ファミリア。着工から100年以上が経過した今も建設途中の珍しい世界遺産はスペイン第二の都市バルセロナにあります。
天才建築家ガウディが手がけた有名なキリスト教の大聖堂で、ガウディの特徴である曲線美を活かした独特なスタイルは、世界中の人々を魅了しています。
主な見どころの一つは「生誕のファサード」。イエス・キリストの生誕からはじめての説教を行うまでを表しており、ガウディ生前にほとんどが完成した唯一のファサードです。
また、西側にある「受難の門」では、十字架にかけられたイエスキリストの苦しみや悲しみが表現されています。夜にはライトアップされ、昼間とは違った幻想的で神秘的な雰囲気に変わります。ちなみに2026年に完成するといわれているので、完成した姿を見に行くのもおすすめです。