世界で3番目に大きな教会といわれ、茜色の円形ドームが目印のフィレンツェで一番人気の観光スポットです。イタリア語で「花の聖母(マリア)」という意味をもち、全長153m、高さ100m以上の後期ゴシック建築~初期ルネサンス建築を代表する巨大建築です。 当時は建設不可能といわれていましたが、外側のドームの中にもう一つドームを作る「ドーム2重構造」をおこなうことにより実現しました。 足を運んだ際には、ぜひクーポラに上がり、レオナルド・ダ・ヴィンチや彫刻家ヴェロッキオが手掛けた十字架や天井を見てください♪ また、クーポラヘは事前予約必須ならびに有料ですが、近くで見る作品や頂上で見れる360°の景色は、忘れられないフィレンツェの思い出になること間違いなしです◎

1560年から1580年にかけて建築された「ルネサンス芸術の宝庫」として名高いフィレンツェの有名な美術館です。ルネサンス期の絵画をコレクションする世界有数の美術館であり、メディチ家が集めた作品が数多く展示されています。 ルネサンス美術のコレクション数は世界最大級を誇っているので、西洋美術が好きな方は足を運んでいただきたい観光スポットです♪ 「ヴィーナスの誕生」や「春(ブリマヴェーラ)」、「聖母子と二天使」、「受胎告知」など有名作品が数多くあり、イタリア国内外問わず人気の美術館であるため、朝一か夕方以降に訪れるとゆったり美術品を観賞することができます。

広場の名前はその名の通りフィレンツェ出身でありルネサンス最盛期を代表する偉大な芸術家ミケランジェロが由来となっており、フィレンツェを訪れた際にはぜひ足を運んでほしい広場です。 ミケランジェロ広場がある「フィレンツェ歴史地区」自体は1982年にユネスコ世界遺産に登録されたのですが、その当時は対象とされず2021年の際に拡張という形で登録されました。 広場には実際、ミケランジェロの有名な作品である「ダヴィデ像」があり、アルノ川あたり広がるフィレンツェの美しい街並みを眺めることができるスポットです。 天気が良い日には、遠くまで一望することができ、夜にはライトアップも行われるため、昼間とは違った美しさや街並みを堪能できます。

フィレンツェの街の一角に静かにそびえ立っている、創業400年の歴史を誇る世界最古の薬局です。薬局とは思えないほどの豪華な装飾や荘厳の雰囲気の建物内では、さまざまな種類の香りの香水を購入することができます♪ 13世紀にフィレンツェに移住してきたドミニコ修道会の僧たちが育てた薬草を使い、人々を癒すための薬剤や鎮痛剤を調合したことからサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局が始まったといわれています。 数ある香水の中でもおすすめの香水が「王妃の水」という一品。現在のオーデコロンの原点といわれる香水で、16世紀から時代を超えて今もなお世界中の女性を魅了し続けています。 香水が好きな方にはフィレンツェを訪れた際に必ず足を運んでほしいスポットです。

フィレンツェ最古といわれる、2000年の歴史がある中世に建てられたの橋です。現在の橋は1345年に再建されたもので橋の上では、金細工のお店がなどがずらりと並んでおり、今でも多くの観光客がショッピングを楽しんでいます。 橋の中央からはアルノ川を眺めることができるので、景色を楽しんだり、ウィンドウショッピングを楽しんだりと楽しみ方は自由自在です♪ 海の上に立つ家やかわいらしい色の建物は、ヴェッキオ橋の一番人気のフォトスポットで、連日観光客が写真に収めています◎ ヴェッキオ橋の日本にはない現地の街並みにふれながらヴェッキオ橋を満喫しましょう。

サン・ロレンツォ協会の西側にある八角形という独特な形をしている建物が1962年に建てられた「メディチ家礼拝堂」です。 主にバロック様式で建築された「君主の礼拝堂」と「神聖具室」の2つから構成されており、この2つの建物を総称して「メディチ家礼拝堂」と呼ばれています。 礼拝堂にはミケランジェロの彫刻作品や「コジモ1世の戴冠式」の絵画、メディチ家直系の最後の女性「Anna Maria Luisa」の像などの打数多くの作品が収蔵されており、芸術作品にはたまらないスポットになります！ 一般的な館内見学の所要時間は30分程で、ゆっくりと作品を楽しみたいという方は比較的に人が少ない夕方以降に訪れることをおすすめです◎