函館を観光!リピーターおすすめの観光スポット31選

函館を観光!リピーターおすすめの観光スポット31選

函館の定番観光名所から穴場まで、函館を愛するリピーターが厳選したおすすめ観光スポットをご紹介します。

函館山からの夜景、坂や教会の街並み、赤レンガ倉庫が建ち並ぶベイエリア、海鮮グルメ満載の朝市、五稜郭など歴史スポット巡り...。路面電車に乗りながら歩いて、ツアーやタクシーの観光プランを利用して、など自由気ままに北海道函館を観光してみませんか?

目次

函館を観光!リピーターおすすめの観光スポット31選

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1.【眺望】函館山の夜景

函館山の夜景

函館観光といえば函館山の夜景というくらい、函館山はあまりにも有名な観光スポットです。左右に海が迫った独特の地形によって際立った夜景は、ミシュランの三ツ星にふさわしい絶景!

夏の夜景も良いですが、ひときわ美しいのは雪に反射して一層煌めく冬の夜景。街の灯火が白い雪に照らされる光景は、幻想的で息をのむような美しさです。

2.【眺望】八幡坂(はちまんざか)

函館 八幡坂

函館の観光名所や教会の多い元町地区から、海に向かってまっすぐ伸びる坂道があります。観光客の姿が絶えることのない「八幡坂(はちまんざか)」は、日本の観光地にある坂道の中で人気ナンバーワンに輝いたこともある坂。坂上から坂下を眺めると、街路樹と石畳が整然と並び、その光景はまさに壮観です。

海の向こうに見える船は、かつて函館と青森を結んだ青函連絡船の「摩周丸」。狙いすましたようにその場所に係留された摩周丸が、函館の八幡坂の素晴らしい景観に華を添えます。雨が降っていても、濡れた石畳に街路灯の光が反射して幻想的!そして、真っ白な雪と街路樹のイルミネーションが煌めく夜景は、わざわざ出掛けてでも見て欲しい函館の絶景です。

3.【眺望】立待岬(たちまちみさき)

立待岬

函館山南東に位置する立待岬は、津軽海峡に面した断崖絶壁の絶景ポイント。上から見下ろす景観を楽しむ函館山とは異なり、海の近さとダイナミックな海岸線の景色をゆっくり眺められる人気スポットです。

遊歩道や展望所、ベンチなどが整備されているのも魅力。1kmほど北西に谷地頭温泉があるので、立待岬周辺を観光した帰りに寄ってみましょう。

4.【史跡】五稜郭・函館奉行所

五稜郭公園

星形の五角形が印象的な「五稜郭」は、国内初の本格的な西洋式城郭造です。幕府が箱館開港に向けた防備強化のため、1857年から築造を開始し、1864年に完成。五角形の土塁と石垣の周りは水堀で取り囲まれ、南西側には水堀で囲まれた三角形の土塁があります。

現在は特別史跡五稜郭跡五稜郭公園として整備され、市民の憩いの公園であるとともに箱館を代表する観光地として外せない場所になっています。

五稜郭タワー

でも実際に五稜郭公園を歩いて観光していると、五稜郭が星形の形状をしているなんてわかりませんよね。そこで、オススメなのが五稜郭タワーです!

地上90mの展望室から五稜郭を真上から見てみましょう。星の形をした特徴ある水堀と、囲まれた城郭をはっきり見ることができますよ。

函館奉行所

忠実に再現された「函館奉行所」も必見!当時の資料に基づき、現代の宮大工による最高の技術と建材により復元されており、建築に興味がある方はもちろん、そうでない方もきっと圧倒されることでしょう。

5.【史跡】四稜郭

四稜郭

旧幕府軍が箱館に作った城郭では圧倒的に五稜郭が有名ですが、五稜郭を北から支援することを目的とした西洋式の台場が3kmほど離れた場所にあります。

箱館戦争最中の1869年(明治2年)4月に完成したこの要塞は「四稜郭」。東西約100m、南北約70mと五稜郭と比較するとはるかに小さいものの、五稜郭同様に西洋の築城手法を取り入れているため、上空から見るとまるで蝶が羽を広げたような形が特徴です。

旧幕府脱走軍や農民100人ほど急造した四稜郭でしたが、5月11日に函館総攻撃がいざ始まると、わずか数時間で新政府軍側の勝利に終わってしまいました。

四稜郭

春には見事な桜の花が咲き、その当時、ここで実際に戦いがあったとは思えないくらいの静寂に包まれている四稜郭。五稜郭から北北東3kmほどの場所に位置していますが、周囲は林に覆われているため、五稜郭方面から見ることはできません。知名度は高くありませんが、入場無料で見学できるのでぜひ観光してみてください。

6.【史跡】土方歳三最期の地碑

土方歳三最期の地碑

池田屋事件などで有名な新撰組の副長として名を馳せていたのが土方歳三(ひじかたとしぞう)です。土方は大政奉還により幕府が崩壊したのち、江戸を脱出し箱館の地へ。勇名を馳せていた土方だけあって、箱館においてもその実績は高く評価されていました。

やがて土方は、軍事部門を担当する責任者として箱館戦争に参加することとなります。しかし五稜郭攻防戦の最中、銃弾に倒れそのまま帰らぬ人となりました。

場所は函館駅から近く、歩いて10分もかかりません。土方ファンはもちろん、歴史好きの方や観光に来られた方も時間があれば訪れてみてください。背が高く整った顔立ちをしていた土方が、多くの女性から恋文を送られていたというのは有名な話。土方歳三最期の地碑には、今も花や供物がたくさん手向けられています。

7.【史跡】函館山砲台跡

函館山砲台跡

函館山には、旧日本軍が建設した砲台の跡が残されています。日清戦争に勝利し中国の遼東半島の割譲を認められた日本でしたが、三国干渉により想定していた戦果を得ることはできませんでした。迫りくるロシアの脅威を目前に、函館の港と町を守りつつ、津軽海峡の敵船通行を阻止するために築かれたのがこの砲台です。

砲台には司令部も置かれ、当時、函館山全体が要塞であったことを物語っています。終戦後の1946年9月まで、要塞があった函館山には登山はもちろん、写生や撮影も禁止されていました。しかしその反面、当時の面影が現存し、豊かな自然が残ってることから「函館山と砲台跡」として北海道遺産に指定されています。定番の函館観光スポットにちょっと飽きてしまった方や、ピクニック気分で函館観光を楽しみたい方には特におすすめですよ。

8.【史跡】外国人墓地

函館 外国人墓地

1854年の日米和親条約により開港して以来、箱館には多くの外国人が居留するようになりました。中には祖国への帰国が叶わず、この地で亡くなった方もたくさんいます。この「外国人墓地」に眠っている方の国籍は、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、中国と実に様々。墓標は亡くなった方の国籍によって形が異なっています。函館の海に面して並ぶいろいろな墓標を見ると、祖国に向けた彼らの想いをうかがい知ることができるでしょう。

函館湾に面した外国人墓地から見る夕日は格別。特にオレンジ色の夕陽が墓標を赤く染め上げる様子は、どこか物悲しく、そしてとても美しいものです。外国人墓地から見渡す函館湾の景色も素晴らしいですよ。あくまでも墓地ですから観光スポットとは言い難いのですが、歴史の一端にふれることができて、一度は訪れる価値のある場所になっています。

9.【建造物】旧函館区公会堂

旧函館区公会堂

函館の観光客に人気の高い元町地区。基坂と呼ばれる有名な坂の上に見えるのが「旧函館区公会堂」です。ブルーグレーの壁と金色の縁取りが美しいこの建物は、その優雅な外見と建物内部の保存状態の良さから重要文化財に指定されています。

元々この地にあった町会所が火災で焼失してしまったため、時の豪商であった相馬哲平の寄付によって建造されました。和洋折衷のデザインから、当時、繁栄していた函館の雰囲気を感じることができます。大正天皇の函館行幸の際、宿泊所として活用されたのにも納得ですね。

10.【建造物】旧イギリス領事館

旧イギリス領事館

現在の「旧イギリス領事館」は、数回の火災に見舞われた後、1913年(大正2年)に再建された建物。1934年(昭和9年)まで、イギリスの領事館として使用されていました。当時使用されていた領事の執務室のほか、領事の家族が暮らしていた居室部分や、開港に伴い箱館に建設された歴史的建造物の数々も紹介。開港間もない箱館の雰囲気を、豪華な内装からも垣間見ることができます。

館内には喫茶スペース「ヴィクトリアンローズ」があります。ヴィクトリアンローズセットやアフタヌーンティーセットで、イギリス伝統のアフタヌーンティーを優雅に楽しんでみませんか?本場イギリスの調度品に囲まれ、英国気分を満喫できます。函館市の有形文化財にも指定された旧イギリス領事館の本格的なティールームで味わう紅茶は格別ですよ。

11.【建造物】函館ハリストス正教会

函館ハリストス正教会

「函館ハリストス正教会」は、1860年にロシア領事館付属聖堂として建築されました。緑色の屋根と白の壁面を持つ建物は、函館を代表する歴史的建造物の1つとして知名度が高く、多くの観光客が訪れる場所です。

初代から4代目までの鐘は、火災による焼失や戦争の供出などによって失われてしまいました。現在の鐘は、環境庁の「日本の音100選」にも指定された5代目。毎週土曜日と日曜礼拝のある日に美しい音色を響かせています。

拝観が可能な時間は、平日10時~17時、土曜日は10時~16時、日曜日は午後13時~16時。聖堂はお祈りをするための場所ですので、観光客は敬意をはらって拝観するよう心がけましょう。

12.【建造物】トラピスチヌ修道院

トラピスチヌ修道院

函館にある厳律シトー会の「天使の聖母トラピスチヌ修道院」、通称トラピスチヌ修道院は、日本で初めてできた女子修道院。ローマ・カトリックの修道会に属する厳律シトー会は、聖ベネディクトの戒律に従って神と人々に奉仕する隠世共住修道会です。

祈りやミサ、読書、労働といった修道女たちの活動や生活などを説明パネルで展示。売店にはペンダントやカードなど修道女たちが作った工芸品や、お菓子やバターなどの食品が並んでいます。なかでも、卵・小麦・砂糖・バターのみで焼いた「マダレナ」というフランス風のケーキがおすすめ。

高台にあるトラピスチヌ修道院からは、海まで望むことができます。聖ミカエル像や聖テレジア像など点在する像を見ながら、手入れされた美しい庭園をゆっくり散策してください。

13.【建造物】トラピスト修道院

トラピスト修道院

日本で初めてできた男子修道院も、函館市に隣接する北斗市にあるのでご紹介しましょう。「トラピスト修道院」と呼ばれる「灯台の聖母トラピスト大修道院」も、厳律シトー会の修道院です。こちらは女人禁制の男子修道院。明治29年に創設されたトラピスト修道院では、聖ベネディクトの戒律に従い、男子のみで規律ある生活が営まれています。

敷地内は静ひつな雰囲気に包まれており、訪れた観光客は襟元をただすような心持ちになります。毎日曜日午前8:45 から当別教会で行われるミサは、誰でも参加可能。修道院の神父による、トラピストの伝統に則ったミサと同じ祭儀を味わうことができる観光スポットです。

トラピスト修道院の売店では、修道士たちが作った「トラピストバター」や「トラピストクッキー」などを購入することができます。サクサクと歯ごたえがよく美味しいクッキーは、観光土産におすすめですよ。

14.【建造物】カトリック元町教会

カトリック元町教会

現在は多くの観光客が訪れる「カトリック元町教会」も、もとは函館開港の年にフランス人宣教師が建てたものでした。キリスト禁止令が解けて間もなく建てられたキリスト教宣教再開の象徴でもあり、わが国で最古の教会の1つに数えられています。

函館 カトリック元町教会

その後、大火で焼失するなど多くの苦難を経て、現在の姿になったのは大正時代のこと。特徴である尖塔は、古くからヨーロッパに伝わるゴシック様式。厳かな品格を漂わせた祭壇は、ローマ法王から贈られたとされる由緒あるものです。凛とした佇まいを見せる昼間も良いですが、幻想的にライトアップされた夜の教会もステキです。

15.【建造物】函館聖ヨハネ教会

函館聖ヨハネ教会

十字架を屋根と壁にデザインした「函館聖ヨハネ教会」は、厳かでありながら洗練された外観を持つ教会。函館の街の大火による焼失を乗り越え、1979年に再建。今ここに、美しい姿を見せてくれています。

礼拝所の天井は珍しいドーム型。パイプオルガンが設置されています。日曜礼拝のほかコンサートも開催されており、年間のべ1万人ほどの観光客がこの教会を訪れています。

函館聖ヨハネ教会周辺は、カトリック元町教会やハリストス正教会など多くの教会が集まっているエリア。いかに多くの外国人がこの函館に逗留していたのかをうかがい知ることができます。これらの教会を見ずして、函館観光は語れません!

16.【建造物】高龍寺

函館 高龍寺

歴史が浅いと思われがちな函館の社寺ですが、今回紹介する「国華山高龍寺」は、国の登録有形文化財にも指定された美しい建築の寺院です。創建は1633年で、現在の地に移されたのは1879年。以後、かの有名な函館大火や太平洋戦争による戦火からも免れてきた、函館市内で最も歴史のある曹洞宗の寺院です。

訪れるとまず目を引くのが、威厳と風格を湛えた重厚な山門。須弥壇(しゅみだん)が”豪華絢爛な本堂、500羅漢など見ごたえのある開山堂のほか、力人”が支える水盤舎も要チェック!この高龍寺の特徴ともいえる周囲を取り囲むレンガの壁は、大火から寺院を守ることを目的として設けられたもので、火に弱い木造建築を守るための工夫です。

北海道のお寺なんて歴史が浅いから大したことはないのでは?という概念を覆すような高龍寺。函館観光の折には教会だけでなく、ぜひ高龍寺も訪れてみてください。函館の社寺に対する偏見を解いてくれるに違いありません。

17.【街並み】桜が丘通り

桜が丘通り 函館

五稜郭の近く、閑静な住宅街にあるのが「桜が丘通り」です。その名のとおり、約800mほどの間に100本もの桜が植えられた道路。病気により多くの桜の木が枯死してしまった時期もあったのですが、新しい桜の木を植えるなどの努力が実り、現在は見事な花を咲かせるまでに成長しました。

満開時には、美しい桜の道を通り抜けようと大勢の観光客が道内外から訪れます。桜が丘通りは一般道路ですので、車の通行に気を付けてお花見散歩を楽しんでくださいね。桜のトンネルを車でドライブするのもステキです。

18.【温泉】湯の川温泉

湯の川温泉

北海道の三大温泉郷に数えられる「湯の川温泉」は、函館の奥座敷。温泉療法の専門医がすすめる「温泉百選」にも選ばれています。ある木こりがこの地で傷を癒したという言い伝えが残る歴史ある温泉。箱館戦争では榎本武揚をはじめ、旧幕府軍の傷病兵の多くがこの地で傷を癒しました。

函館市の中心部に近く、JR函館駅や五稜郭方面とは市電で行き来することができてアクセス良好。湯の川温泉加盟の旅館やホテルだけでも20軒ほどの宿泊施設があり、全国から多くの観光客が訪れます。

函館市電で東の終点駅となる「湯の川」駅の北に、湯の川温泉発祥の地である湯倉神社があります。本殿前に設置されているウサギの像は、繁栄と飛躍の象徴である「神兎(なでうさぎ)」。神兎をなでながら、願いを込めてお祈りしましょう。

19.【温泉】谷地頭温泉

谷地頭温泉

函館の温泉といえば湯の川温泉が有名ですが、函館山の南東側山麓にある「谷地頭温泉(やちがしらおんせん)」もおすすめです。1953年から市民に親しまれてきた施設を、2013年にリニューアル!キレイで快適にくつろげる日帰り温泉施設として生まれ変わりました。露天風呂と内風呂のほか、サウナや水風呂も設置されています。

谷地頭温泉のお湯は、茶褐色を帯びたナトリウム‐塩化物泉。もちろん、源泉掛け流し。鉄分を多く含むお湯はとても身体が温まります。露天風呂は、五角形をした浴槽がユニークです。これはもちろん、五稜郭をイメージして作られたもの。内湯は開放感が魅力で、ガラス窓から差し込む光と高い天井は、ローマ時代の温泉を彷彿とさせます。

建物内部はバリアフリー化が進んでおり、年配の方や足の不自由な方でも安心。入浴後は休憩所でのんびり寛げます。谷地頭温泉へのアクセスは、函館市電「谷地頭」駅から徒歩約5分。湯の川温泉の正反対にあたる、函館市電の南西側終点駅が最寄りです。

20.【ショッピング】金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫

函館ベイエリアのランドマーク的な観光スポットが、「金森赤レンガ倉庫」です。明治時代に使われていた古いレンガ造りの外観はそのままに、倉庫群の内装をリニューアル。ガラスミュージアムや雑貨店、ビアホール、カフェなどオシャレなショップが入っています。

運河(キャナル)のそばにあるのは「幸せの鐘」。ウェディングもできるチャペルもあります。どこを撮ってもフォトジェニックな外観や、ベイエリアというロケーションが魅力的でロマンチック!ショッピング・グルメ・観光・デートにも最適な金森赤レンガ倉庫は、函館を訪れたならぜひ行ってみたいスポットです。

21.【ショッピング】はこだて明治館

はこだて明治館

「はこだて明治館」も、函館ベイエリアの観光で外せない観光スポットなので寄ってみましょう。

元々この建物は、1911年に建築された函館郵便局でした。北海道初の中央郵便局としての役割を担ってきましたが、民間に払い下げられて事務所や倉庫として利用されます。その後、1986年にショッピングモールとしてリニューアルされ、はこだて明治館としてオープン。現在はガラス製品やオルゴール、北海道の民芸品などの販売コーナーがあるショッピングモールとして、多くの観光客が訪れています。

はこだて明治館

2階建ての建物は重厚なレンガ造りで、長年の歴史による風格が感じられます。建物を覆うように育ったツタの葉がレトロなおしゃれ感を演出。そして建物の持つ重厚感が、ガラスやオルゴールの美しい光や音色と不思議に調和する、まるで宝石箱のような建物ですよ。

22.【ショッピング】函館朝市

函館朝市

函館朝市」は古くから函館市民の台所。また、函館のグルメを求める観光客のショッピングや食事処として愛され、函館の観光地として外せない人気スポットです。JR函館駅から歩いてすぐという絶好のロケーションにある函館朝市は、約250もの店舗が軒を連ねる市場。海産物はもちろん、函館に関する食材なら何でも手に入ります。

函館朝市(海鮮丼、いか刺丼)

朝市というだけあって、始まるのは早朝5時ごろ。函館の海で獲れたて新鮮な海産物の数々は見ているだけでも楽しいのですが、おすすめはやはり観光客にも大人気の「海鮮丼」。ご飯の上にウニ、エビ、カニ、イカ、イクラ、ホタテなど北の海を代表する魚介物をたっぷり乗せ、ワサビ醤油をかけてほおばる海鮮丼はほっぺたが落ちそうになるほどの美味しさです!

「函館朝市」は、いまや全国でお馴染みメニューとなった海鮮丼発祥の地とされていますが、一度食べれば函館が観光客に愛されて続けている理由がわかるでしょう。

23.【ショッピング】中島廉売

JR函館駅から市電を使って五稜郭方面に向かう途中、人々でにぎわう一角があります。ここが函館市民に人気の「中島廉売(なかじまれんばい)」。中島廉売は函館で一番安いと評判の市場で、函館朝市が観光客の多い市場であるのに対し、この中島廉売は函館市民の日常を支える台所的な存在です。

とにかく安い!これが函館の中島廉売最大の魅力です。もちろん値段が安いだけではなく、鮮度や種類にもこだわっています。気に入った食材を買ってその場で食べることもきますし、小分け販売も気軽にお願いできますよ。市民の台所らしく、どんな相談にも応じてくれる点も魅力です。

24.【ショッピング】はこだて自由市場

はこだて自由市場

ここ「はこだて自由市場」は、函館の飲食店や料亭などが使用する食材を取り扱うことで知られています。それだけに、水産資源に恵まれた函館の市場の中でも、食材の種類の豊富さや鮮度で一位二位を争うほどの充実度を誇ります。とはいえ、決して「プロ」のためだけの市場ではないのも嬉しいポイント。なかでも、特売品がたくさん揃う毎月8日と18日の「自由市場の日」は見逃せません!

約40ほどの店舗に並ぶのは、プロが扱う食材を提供するだけあって、店主自慢の食材ばかり。しかしせっかくの魚も、調理する場所がなければ宝の持ち腐れです。そんな観光客にうれしいのがフードコート。新鮮な食材をお店でさばいてくれるので、別売りのご飯の上に乗せてオリジナルの海鮮丼を作ることができますよ。

新鮮で安く美味しい海鮮類を食べることができるのは、「はこだて自由市場」ならでは。プロの味をぜひ手軽に味わってみましょう。

25.【博物館・記念館】土方・啄木浪漫館

土方・啄木浪漫館(函館)

哀愁テーマパーク「土方・啄木浪漫館」は、函館に所縁が深い土方歳三と石川啄木の記念館。函館湾に面した国道278号線沿いにあり、1階は「土方歳三函館記念館」、2階が「石川啄木函館記念館」になっています。

土方歳三函館記念館には、土方歳三や幕末関連の資料が展示されています。長刀「会津十一代和泉守兼定」、脇差「一条堀川住藤原国廣」、「ゲベール銃」などの収蔵品はマニア必見!わかりやすい映像展示もご覧ください。

2階の石川啄木函館記念館は、啄木と函館の資料展示室と、浪漫シアターに分かれています。弥生尋常小学校の教室をイメージした浪漫シアターでは、啄木先生ロボットの話を楽しく聞くことができますよ。

啄木小公園

土方・啄木浪漫館の西側には、石川啄木像が鎮座する「啄木小公園」が隣接。この公園は、函館湾の景色を眺めるのにもぴったりです。

26.【博物館・記念館】市立函館博物館

市立函館博物館

「市立函館博物館」は函館を知る上でぜひ訪れておきたい観光スポット。国内で最も歴史がある地方博物館です。館内には、ペリー来航から激動の幕末期などに関する歴史資料や貴重な出土銭、発掘された貴重な動植物資料など、多数の自然科学的資料展示されています。

特に目を引くのは、アイヌの人々の暮らしぶりを展示したコーナー。衣類などの展示も素晴らしいのですが、アイヌの人々を描いた絵は独特のタッチで描かれており、他では見ることができない貴重なものとなっています。箱館戦争の際に用いられた武器や弾薬、函館の人々の暮らしを支えた豊かな魚介類のはく製などもあり、歴史だけではなく自然科学的な観点からも函館を見ることができのが魅力です。

市立函館博物館があるのは、環境の良い函館公園内。近くに建つ旧函館博物館の2棟は、北海道指定の有形文化財に指定されています。

27.【公園・アミューズメント】元町公園

元町公園(函館)

函館山北東麓の高台に位置する「元町公園」は、函館港を一望できるスタイリッシュな公園。江戸時代に箱館奉行所が置かれ、"はこだて"という名前の由来となった歴史的に重要な場所として知られています。

元町公園は、旧函館区公会堂の前庭のようなロケーション。函館港の海上自衛隊函館基地から、基坂(もといざか)の突当りにあります。

28.【公園・アミューズメント】函館公園

函館公園

1879年(明治12年)に開園した「函館公園」は、北海道で初めてできた洋風都市公園。桜の名所として花見に訪れる市民や観光客でにぎわっています。

函館公園には、前述の市立函館博物館や歴史的建造物、ポニーやウサギといった子供たちに人気の動物とふれえるミニ動物園、ゴーカートやメリーゴーラウンドなど定番のほか、水遊び広場など、子供たちが喜ぶスポットも目白押し。

函館公園内の遊園地「こどものくに」

ミニショベルカーの操縦体験もできるミニ遊園地「こどものくに」もあります。なかでも函館公園最大の目玉は、日本に現存するものの中で最古といわれる観覧車。最近の主流である大観覧車のような迫力はありませんが、どこかホッとするレトロな雰囲気が魅力です。そういった意味では、子供だけでなく大人の方も充分に楽しめるでしょう。

函館公園は、函館山ロープウェイの山麓駅から徒歩5分ほどと近いのでぜひ足を運んでみてみてください。

29.【公園・アミューズメント】見晴公園・函館香雪園(旧岩船氏庭園)

見晴公園・函館香雪園

湯の川温泉から2kmほど北東部に広がる「見晴公園(みはらしこうえん)」は、函館市内最大の総合公園。カエデ並木や赤松並木、温室、芝生広場、遊具、野球グラウンドなどがあり、春には桜、秋には紅葉を愛でることができます。

函館香雪園(旧岩船氏庭園)

見晴公園の南西端には、函館の豪商の一人である部船峯次郎が別荘として造成した風景式庭園「香雪園(こうせつえん)」があります。香雪園は北海道唯一の国指定文化財庭園であるとともに、国の名勝にも指定されています。

30.【公園・アミューズメント】函館市熱帯植物園

函館市熱帯植物園

「函館市熱帯植物園」は湯の川温泉のお湯を生かした植物園で、園内には約300種3000本もの多様な熱帯植物が植えられています。足湯から子供が喜ぶ遊具まで揃っていて、家族連れやカップルなどが楽しめる函館の観光スポット。函館観光随一の温泉街である湯の川温泉にあります。

函館市熱帯植物園

植物園にはサル山があり、12月~5月頃の冬季には温泉に浸かるサルの姿を見ることができますよ。顔を真っ赤にしてのんびりと入浴を楽しむその姿はとても微笑ましく、見ているこちらの気持ちも温かくしてくれます。湯の川温泉に行く際には、ぜひ行ってみてください。

31.【公園・アミューズメント】摩周丸

摩周丸

青函トンネルができるまで、函館と青森を往来する唯一の手段が青函連絡船(せいかんれんらくせん)でした。函館~青森間の約110kmほどを、青函連絡船が約4時間で結んでいたのです。青函連絡船として航行していた最後の船が、今回ご紹介する「摩周丸」。現在も函館港の旧函館第二岸壁に係留・停泊しています。

摩周丸の船内は博物館になっていて、青函連絡船や摩周丸に関する紹介をパネル展示しているほか、船体の構造を模型を用いて詳しく紹介しています。特に機械好きな方や船好きの方なら、思わずジッと見入ってしまいますよ。摩周丸は、まさに観光客の旅心をくすぐる青函連絡記念船。函館を支えたこの船に会いに行きませんか?

◎函館市電やバスに乗って、効率よく便利に函館を観光しよう!

函館を好きなプランで、自分のペースで観光するなら、函館市電や路線バスを利用するのがオススメです。

◆函館市電

函館市電 函館ハイカラ号

JR函館駅はもちろん、湯の川温泉や五稜郭、ベイエリア、八幡坂、谷地頭温泉と、函館市内の主な観光スポットを網羅する函館市電は、約5分毎に走っていて函館観光にとても便利。路線がわかりやすく、本数が多いのも魅力で、観光客の足として人気があります。「市電専用1日乗車券」を利用するとオトクですよ!

◆函館バス

函館駅

五稜郭公園やトラピスチヌ修道院、元町教会群など、観光スポットのすぐそばの停留所で下車できるのが、バス最大のメリット。

函館バス専用1日乗車券「カンパス」なら、大人1200円で丸一日乗り降り自由。「五稜郭・トラピスチヌシャトルバス」や「元町・ベイエリア周遊号」も利用できます。さらに「函館山登山バス」まで乗れて函館山の夜景観賞までできる優れもの。そんなオトクなバスですが、本数は市電のように多くありません。降車時に時刻表を確認しておいて、バスの時間に合わせながら観光しましょう。

◆函館空港 ⇔JR函館駅・ベイエリアの移動は、シャトルバスが便利

函館空港

函館空港からJR函館駅やベイエリア間の移動は、停車バス停の少ないシャトルバスが早くて便利!国内線の発着時間に合わせた時刻表で運行しています。

所要時間の目安と、1人当たりの運賃は以下のとおりです。

【函館空港~湯の川温泉】約8分・230円
【函館空港~函館駅前】約20分・500円
【函館空港~ベイエリア】500円
 ※ベイエリアのバス停は、開港通り入口・国際ホテル前・ベイエリア前・ホテルWBFグランデ前

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