日本初の女子修道院「トラピスチヌ修道院」で祈りとミサの世界観を感じよう

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日本初の女子修道院「トラピスチヌ修道院」で祈りとミサの世界観を感じよう

数々の観光名所がある北海道函館市に、日本初の女子修道院があることをご存知でしょうか?函館市の郊外にある「トラピスチヌ修道院」は、別名「天使園」とも呼ばれる女子修道院です。厳しい戒律の中で修道女たちが共同生活を送るトラピスチヌ修道院では、敷地内の美しい庭園を観光客に向けて一般公開し、ミサの体験も受け入れています。知っているようで知らない修道院の世界。その特徴や見どころ、修道女たちの日常、お土産品などについてご紹介します。

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日本初の女子修道院「トラピスチヌ修道院」で祈りとミサの世界観を感じよう

1.厳律シトー会とは

出典: ja.wikipedia.org

「トラピスチヌ修道院」は、カトリックの修道会の中でも戒律の厳しい「厳律シトー会」に属しています。厳律シトー会とは、中世のキリスト教の修道院長で「西欧修道士の父」とも呼ばれるヌルシアのベネディクトゥスが作った戒律を遵守するカトリックの修道会のことをいい、教区を監督する司教の干渉を受けない「免属修道会」の特権も得ています。

出典: ja.wikipedia.org

シトー修道会はカトリック教会最古の修道会である「ベネディクト会」を母体とし、そのルーツは1098年のフランスブルゴーニュ地方のシトーに創立された「シトー修道院」にあります。シトー修道会は12世紀から13世紀にかけて大きく発展し、ヨーロッパ全土に1800もの修道院を持つ大修道会となり、17世紀後半に行われた規律の改革によってより厳しい規律が作られました。

出典: fr.wikipedia.org

現在も守られている厳しい修道規律は、フランスノルマンディー地方のトラップ修道院で成された改革です。そのことを受け、厳律シトー会はトラピスト、女子修道院はトラピスチヌと呼ばれるようになったのです。

2.トラピスチヌ修道院

出典: YH / PIXTA(ピクスタ)

1898年(明治31年)、日本で初めての女子修道院として、函館に「トラピスチヌ修道院」が創立されました。正式名は「天使の聖母トラピスチヌ修道院」。修道女たちは厳しい戒律を守りながら自給自足の共同生活を行い、神と人々に生涯奉仕し、献身し続けています。

8人のフランス人修道女によって設立されたトラピスチヌ修道院で、現在60人ほどの修道女たちが、神の価値観、神の愛を学んでいるのです。

出典: 川村恵司 / PIXTA(ピクスタ)

トラピスチヌ修道院の内部は見学できませんが、重厚なレンガ造りの外観や美しい庭園が一般公開されており、函館の観光名所としても知られています。日常生活ではあまり感じることのない厳粛な雰囲気が漂い、心が洗われるような感覚を味わえるでしょう。

3.修道女たちの生活・日課

修道女たちの一日は、早朝3:30の起床から始まります。空気が最も冷える早朝の時間帯、それも北海道地方ということを考えると、それだけでも厳しいと感じてしまいますね。

出典: ピコ / PIXTA(ピクスタ)

起床後、祈りや30分間の黙とうの時間を経て、レクチオ・ディヴィナ(聖なる読書)の時間を過ごします。朝6:00から、再び祈りと黙とう。そのあとにやっと朝食です。

朝食を済ませたあとは三時課(祈り)、午前の仕事と続き、11:45から六時課(祈り)、昼食となります。昼食をとったあとには九時課(祈り)、16:30まで午後の仕事、夕方17:00になると晩の祈りと黙とう、夕食。そして19:05に終課(眠る前の祈り)、19:45には就寝という厳格なタイムスケジュール。修道女たちはこの厳しい戒律を一日も乱すことなく守り、生活しています。

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