名称:五稜郭跡 箱館奉行所
住所:北海道函館市五稜郭町44-3
公式・関連サイトURL:https://hakodate-bugyosho.jp/
星形の城郭が特徴的な五稜郭公園は、北海道函館を代表する観光スポットの1つ。函館戦争の舞台となった歴史ある五稜郭も、現在では観光客や市民の憩いの公園として親しまれています。四季折々の自然を楽しめ、桜の観光名所として有名で、国の特別史跡にも指定されている五稜郭公園。ここでは五稜郭の歴史や見どころ、五稜郭タワーからの眺望など、訪れる前に知っておきたい観光情報をご紹介します。
目次
函館「五稜郭公園」のおすすめ観光情報|歴史・見どころ・アクセス
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1.五稜郭の歴史
「函館五稜郭」は、蝦夷地の管理と諸外国からの防御を目的に江戸幕府が築いた要塞です。約7年の歳月をかけ、1864年に完成しました。星の形という特徴的な形状は、火砲に対応するためにイタリアから伝わった建築様式。星の先端部分には砲台を設置し、内部を敵から守る設計となっています。
1868年(慶応4年)から2年間続いた「戊辰戦争」最後の戦いである「函館戦争」の舞台となったのが、ここ五稜郭。土方歳三率いる新選組が敗れ、明治時代に入ってから、奉行所庁舎として使われていた建物の多くが取り壊されてしまいました。
その後1914年(大正3年)、五稜郭は「五稜郭公園」として一般開放。1952年(昭和27年)には『国の特別史跡』に選定されました。今では、お花見や紅葉狩り、散歩をしたり、星型に郭内を囲む水堀の外周をジョギングする人も多い函館市民の憩いの場となっています。
2.五稜郭の特徴と魅力
五稜郭公園の魅力は、何といってもその外観形状ではないでしょうか。特徴的な星形の西洋式城郭は珍しく、お城マニアの方はもちろんのこと、そのフォトジェニックな見た目は誰でもカメラのシャッターをきりたくなってしまうことでしょう。
冬の北海道は寒いからと敬遠される方もいますが、雪の積もった堀の景観もこの上なく美しいので、ぜひ真っ白に雪化粧した五稜郭も見に行ってみてください。
堀の周囲に植えられたソメイヨシノは、ゴールデンウィーク前後が満開。5月下旬の藤棚、新緑、そして秋の紅葉と、四季折々に素晴らしい表情を見せてくれる五稜郭公園は、函館観光イチオシのスポットですよ。
次に、東京ドーム約3個分という広大な五稜郭公園を、城郭として着目してみましょう。函館戦争時に使われた大砲、敵の侵入を阻む「武者返し」と呼ばれる特殊な構造の石垣、復元された函館奉行所など、歴史的な見どころがつまっています。
郭内へ入場できる時間は、毎日5:00~19:00。11月~3月までの冬季は18:00の閉門時まで、無料で自由に入ることができます。
3.五稜郭タワー
一般的に城郭は防御面を考慮して丘や山の上に建てられることが多いのですが、西洋式築城法を用いて造られた五稜郭は平地に築かれています。そんな星形が特徴の五稜郭全体像を、真上から見ることができるようにと建てられたのがこの「五稜郭タワー」です。
初代の五稜郭タワーは、五稜郭築城100年にあたる1964年(昭和39年)に開業。そして2代目である現在の新五稜郭タワーは、40周年を向かえた2004年(平成16年)に着工、2006年(平成18年)にオープンしました。
高さ約107mの2代目五稜郭タワーには、地上90mの「展望2階」、地上86mの「展望1階」と、2フロアに展望室が設置されています。どちらの展望フロアからも、星形をした五稜郭の全景を眺められるのはもちろん、函館山や津軽海峡まで見渡せて眺望抜群!
日中だけでなく、夕方はオレンジ色に輝くサンセット、夜には函館の夜景スポットとしてもにぎわっていますよ。
◆五稜郭歴史回廊
歴史好きな方の中には、新選組や土方歳三ファンの方も多いのではないでしょうか。五稜郭タワー内には、世界の星型城郭の資料展示や五稜郭の歴史を学べる展示スペース「五稜郭歴史回廊」があります。幕末当時の様子を再現した人形模型や、展望フロアには土方歳三のブロンズ像など、ファン必見の展示物が満載です。
◆五稜郭タワーのお土産ショップ
タワー内のお土産ショップには、ここでしか買うことができない星形の携帯ストラップやキーホルダー、ブックマーカーなどかわいいグッズがいっぱい。五稜郭タワー限定の「あげだま」も人気があります。
4.五稜郭函館奉行所
復元された五稜郭の函館奉行所は、五稜郭公園の中でも外せない見どころ。復元にあたっては約4年の歳月をかけ、資材を吟味し、建立当初の様子を忠実に再現しています。
4色で組まれた赤瓦や、箱棟の両端の鬼板など、屋根もよく見てみてくださいね。屋根の上に乗った背の高い部分は、港を監視するための「太鼓櫓(たいこやぐら)」です。
奉行所の内部には、72畳の大広間など襖で仕切られた部屋が連なっています。タタミ敷きの廊下、複雑な屋根の構造など幕末の奉行所の様子を直に見ることができ、日本建築の粋を感じることができるでしょう。
創建当時を偲ばれる五稜郭奉行所は必見。資料やパネル展示で、五稜郭の設計、歴史やその関連人物などについての理解を深めることができるほか、奉行所の復元工事自体が歴史的な出来事だったということがよくわかります。
5.「GO太くん」と記念撮影
皆さんどうも
— 琥太郎@函館フォトグラファー【公式】 (@Shyokunin_k) November 21, 2021
今回の函館懐かし写真は
【函館ゆるキャラ達!】
これは2016年5月22日の五稜郭祭での撮影の一部
左から
ごっしー
GO太くん
かくるん
ヒジカタ君
皆さんはご存じでしたか?#函館#函館ゆるキャラ#懐かしいと思ったらいいねRT pic.twitter.com/baRBRGuHEt
2代目五稜郭タワーと同時に誕生した五稜郭タワーの公式ゆるキャラ「GO太くん」は、五稜郭タワーのモチーフに可愛らしいお顔のついた人気のゆるキャラです。
4月から10月の土日祝日を中心に、五稜郭タワー1階アトリウムに登場する可能性大!ゆるキャラ好きの方はぜひ1枚、記念撮影をしてみてください。運が良ければ、幕末観光株式会社課長の「ヒジカタ君」に会えるかもしれません!
6.イベント情報
五稜郭タワーでは季節によって様々なイベントが開催されます。一番人気のイベントは、例年12月から2月まで開催される「五稜星の夢イルミネーション」。ライトアップされた星型城郭はとても幻想的なので、ぜひ五稜郭タワーの上から見てみてくださいね。
春には桜祭りや鯉のぼり、夏には五稜郭タワー七夕祭り、秋には体育の日「階段のぼりチャレンジ」など、楽しいイベントが盛りだくさん!いつの時期に訪れても楽しめますよ。
7.カフェ&ランチ、休憩スポット
五稜郭タワー内にはカフェやレストランがあわせて5店舗入っています。五稜郭タワー1Fにあるガラス張りで開放的なスペースは「アトリウム」。テーブルやイスがたくさん設置されていて休憩にピッタリの場所です。アトリウムの「Food & Drink 107」で、クロワッサンのような焼きたてギッフェリはいかが?
北海道の人気洋食店「レストラン五島軒 函館カレーEXPRESS」、鮮度抜群の海鮮メニューが豊富な和食レストラン「四季海鮮 旬花」など、本格的な食事を楽しめます。
食後には、絶品ジェラート店の「MILKISSIMO(ミルキッシモ)」で、デザートをどうぞ。
タワー内のほか、公園周囲にもおしゃれなカフェやレストランが点在しているので、広い五稜郭公園を散策しつつ、お茶やランチを楽しんでください。
◎アクセス・駐車場
五稜郭へのアクセスは、函館バス「五稜郭公園入口」で下車後、徒歩約5分。
五稜郭タワー・トラピスチヌスシャトルバスなら、「五稜郭タワー前」バス停下車すぐ!
▶函館バス公式サイト「五稜郭タワー・トラピスチヌスシャトルバス」
函館市電は「五稜郭公園前」電停で下車、徒歩10分ほどです。
五稜郭公園には駐車場がないので、車の場合は近隣の有料駐車場を利用することになります。五稜郭タワーに入館する時には、函館市芸術ホール、北洋資料館、道立函館美術館の駐車場がオトク!駐車サービスで2時間まで無料になります。
名称:五稜郭公園
住所:北海道函館市五稜郭町44-2
入場時間:5:00~19:00 ※11月~3月は18:00に閉門
公式・関連サイトURL:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/goryokaku/
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