山も海も楽しめるところが満載!山形でオススメの観光スポット55選

山も海も楽しめるところが満載!山形でオススメの観光スポット55選

山形県は地方ごとに文化も違う珍しい県であることを知っていますか? 沿岸部だけでなく内陸部に渡り、広範囲にわたる観光は山形県の格安レンタカーを予約 して、車で各地を回るのが最適。米沢牛やフルーツといった山形グルメを楽しみながら、おすすめの観光スポットを回ってみるといいでしょう。外せない観光スポットを中心に、ぜひ訪れたい55か所を紹介します!

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山も海も楽しめるところが満載!山形でオススメの観光スポット55選

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1.銀山温泉(尾花沢市)

出典: genki / PIXTA(ピクスタ)

昔懐かしノスタルジックな景観が人気の山形県尾花沢市にある銀山温泉。その街並みを一目見ようと多くの観光客が訪れています。観光を始めると銀山川を挟んで宿が建ち並んでいることに気づくでしょう。

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その中でも、情緒あふれる外観が一層目をひくのは能登屋旅館。館内に入ると、まるでタイムスリップしたような気分に浸れます。また、新国立競技場の設計者でもある隈研吾氏が設計したことで知られる藤屋も人気の宿。こちらは日帰り入浴も可能なので、ぜひ気軽にお立ち寄りください。アクセスはJR大石田駅から車で約40分ですが、バスも運行しているので雪の多い冬場の山形観光でも安心です。雪景色の温泉街は言葉にできない美しさは必見ですよ!

2.銀山白銀公園(尾花沢市)

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江戸時代の大銀山だった山形県の延沢銀山。その跡にある自然公園が銀山白銀公園です。渓流沿いに約1時間の散策コースが整備されています。「白銀の滝」や「洗心峡」などの轟音を上げる水しぶきは、夏の涼を求める観光として最適!マイナスイオンもたっぷり感じられるので、季節をとわず癒しの観光スポットとなっています。日ごろ溜まったストレス解消にはうってつけです。

また、かつての坑道「銀坑洞」や「山の神神社」などの見どころもあります。銀山温泉の近くで散歩するのに最適な公園。山形観光で名湯を楽しんだり自然に癒されたりする、ゆったりな時間が過ごせますよ!

3.小杉の大杉(トトロの木)(鮭川村)

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ジブリの大人気映画『となりのトトロ』。そのキャラクターであるトトロに見えると話題の木が、山形県最上郡鮭川村にあります!「小杉の大杉」は推定樹齢700年以上、高さ約20メートル、根回り6.3メートルの巨木は天然記念物に登録されています。巨大なゆえに角度によって見え方も様々。観光のベストポジションにはベンチがあるので、ぜひ特等席でご覧ください!

また、この杉は芯が2本あることから「夫婦杉」とも呼ばれ、子宝に恵まれるとも言われています。アクセスは山形県新庄駅より車で約30分。山形観光の際は一度立ち寄ってみてくださいね。

4.肘折温泉郷(大蔵村)

出典: rara / PIXTA(ピクスタ)

山形県大蔵村にある肘折温泉。JR新庄駅からバスで約1時間のこの地域は、山形県でも有数の豪雪地帯としても有名です。1200年以上の歴史を持つ肘折温泉郷には、情緒たっぷりの旅館が建ち並びます。中でも、「優心の宿 観月」は評判が高い温泉宿。肘折の景色を望むことができる露天風呂が人気の秘訣です。それぞれの旅館で工夫を凝らした地元料理にもぜひ舌鼓を打ってみてくださいね。

また、ほぼ毎日開催されている朝市も肘折温泉郷の名物の一つ。新鮮な食材が並べられ賑わう温泉街を楽しめるのは、山形観光で宿泊した人ならではの特権かもしれませんね。

5.山寺立石寺(山形市)

出典: TripNotice.com

山形市にある立石寺。860年に慈覚大師円仁が建立した東北屈指の古寺で、「山寺」の通称で親しまれています。その悠久の歴史を感じられるのは「不滅の法灯」。比叡山延暦寺より分灯され、なんと1200年以上も消えることなく灯り続けいるからびっくりです!

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立石寺といえば断崖絶壁をへばりつくように続く階段。1000段以上もあるため観光の所要時間もかなりなもの。観光の見所も満載でつい長居してしまいます。特に五大堂からの眺めは絶景で観光の際は写真撮影の場として外せません。山形のパワースポットとしても話題の立石寺。その理由が納得の場所です。

6.蔵王温泉(蔵王)

出典: にいちゃん / PIXTA(ピクスタ)

旅館に宿泊するだけでなく、美しい自然を眺めたりアクティビティを楽しめる山形の蔵王温泉。豊かな自然に囲まれた温泉街ならではの魅力です。子供たちに大人気のスーパースライダーもあり、家族連れでの山形観光にも持ってこいのスポットですよ。

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そんな魅力あふれる蔵王温泉の注目スポットは「蔵王大露天風呂」。この露天風呂はまさに大自然の中の温泉です!森林に囲まれた空間はまるで日常とは別世界のよう。癒やされること間違いなしです。蔵王温泉には旅館やホテル、ペンションなど様々な宿泊施設が揃っています。予定に合わせて宿泊施設を選び、思い思いの山形観光を楽しんでみてくださいね。

7.蔵王ロープウェイ(蔵王)

出典: rara / PIXTA(ピクスタ)

山形市の蔵王山麓駅から樹氷高原駅までを結ぶ「山麓線」(所要時間7分)と、樹氷高原駅から地蔵山頂駅を結ぶ「山頂線」(所要時間10分)に分かれている蔵王ロープウェイ。なんとこのロープウェイ、観光客やスキー客を運ぶだけのただの交通機関ではありません。驚くのはその見晴らしの良さ。遮るものがなにもない上空からだからこその絶景を堪能できます。

樹氷が並ぶ冬はもちろんですが、紅葉がきらめく秋の蔵王も負けてはいません。春夏秋冬それぞれで違った顔を見せてくれる蔵王の自然に大注目です!きっとあなたも蔵王観光のとりこになってしまうでしょう。

8.蔵王エコーライン(蔵王)

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名峰・蔵王を東西に横断し、山形県と宮城県を結ぶ蔵王エコーライン。全長26キロメートルの山岳観光道路です。毎年冬季期間は閉鎖され、春から秋にかけて開通します。新緑や紅葉、雪渓など四季折々に違う表情を見せる蔵王の景色。蔵王エコーラインではその大自然の中を駆け抜ける爽やかなドライブを楽しめます!

見晴らしの良さから、多くのドライバーやライダーに好評。山形県から宮城県へ抜けると蔵王観光の見どころ、エメラルドグリーンの水をたたえる「お釜」が望めます。山形の名だたる観光スポットだけに観光シーズンには渋滞も。訪れる際は交通情報のチェックをどうぞお忘れなく!

9.新庄祭り(新庄市)

出典: Jun K

約260年前に起源をもつ山形県の新庄まつり。ユネスコ無形文化遺産の候補であり、日本一の山車行列とも言われています。8月下旬の3日間で行われるこのまつりは、「宵祭り」「本祭り」「後祭り」の三部構成。初日の宵祭りでは、歴史絵巻を再現した山車に照明が灯されます。色鮮やかにライトアップされた山車は迫力満点。会場の駅前広場は、どんどん盛り上がりを増していきます。

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なお、宵祭りと本祭りではゆっくり祭りを楽しめる有料観覧席も用意しています。夏の終わりを彩るにふさわしい豪華絢爛な新庄まつりをぜひ満喫しましょう!

10.湯野浜温泉(鶴岡市)

出典: zzr / PIXTA(ピクスタ)

山形県鶴岡市にある湯野浜温泉は、日本海に面した温泉地です。なんとこの湯野浜海岸、日本のサーフィンの発祥地とも言われているんですよ。湯野浜温泉の泉質は塩化物泉。神経痛や腰痛に適応症があり、体の芯から温まることができます。

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そんな湯野浜温泉でぜひ訪れてみたい旅館は「愉海亭 みやじま」。本物の漁船を浴槽に仕立てた「天空大漁の湯」や、日本海が真正面に見える展望大浴場からの眺めは格別です。また、湯野浜は日本の夕陽百選に選ばれるほど夕陽が綺麗な観光エリア。空と海を真っ赤に染めながら沈む夕陽を、山形観光の思い出とともに胸に焼きつけてくださいね。

11.最上川芭蕉ライン(戸沢村)

出典: uk.wikipedia.org

山形県を縦断するように流れている最上川。戸沢村にある古口港からは、母なる川とも呼ばれている最上川の舟下り体験が可能です。草薙港までの約1時間、船頭さんのガイドや舟唄を聞きながらゆったりと景色を楽しめます。

365日営業しているので鮮やかな紅葉がまぶしい秋や、水墨画のような世界が目の前に広がる冬など季節ごとに違った景色を見ることができるのが観光の魅力ですね。また7、8月の土日、祝日限定の「夕涼みクルーズ」もおすすめ。夕日を眺めながらのクルーズは昼間とは一味違う粋な観光気分が味わえますよ。

12.山形花笠まつり(山形市)

出典: ja.m.wikipedia.org

東北五大祭りの1つである山形花笠まつりは、夏の山形の一大イベント!花笠まつりなくして山形の夏は始まりません。開催期間は毎年8月上旬の3日間。山形市のメインストリートを会場に総勢約1万人の踊り手が華麗な踊りを披露します。

参加団体は小学生チームや大学のサークル、自衛隊など実に様々。毎年有名なゲストが訪れて、山車の上から祭りに華を添えてくれます。そして、見ているだけでは物足りなくなった方のための「飛び入りコーナー」もありますよ。「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに熱い山形の夏を楽しんでみててください。

13.霞城公園(山形城址)(山形市)

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山形市の中心部にある霞城公園。山形城の跡地に作られた公園で、平成18年には日本百名城にも認定されています。その入り口にある二の丸東大手門は、約6年の歳月をかけて平成3年に忠実に復元されました。広い園内には山形県立博物館の他、弓道場や野球場もあって高校野球の試合が行われることもしばしば。

そして、桜の名所としても人気の観光スポットです。毎年春には「大茶会」などのイベントも行われ、多くの観光客で賑わいます。約1500本の桜が咲き誇るその景色はまさに圧巻。お堀近くのライトアップされた桜が水面に揺れる姿も必見です!

14.とれいゆつばさ

出典: ja.wikipedia.org

みなさんは「とれいゆつばさ」をご存知ですか?山形駅と福島駅を結ぶ、畳座席の「お座敷指定席」や足湯が設置されたユニークな新幹線です。原則として土日のみの運行となっています。普通の新幹線と同じ料金で乗車できるのも嬉しいポイントですね。

なお、足湯の利用はびゅう旅行商品を利用しているお客様のみのオプションなのであらかじめご確認を。山形の特産品を詰め込んだお弁当が食べられたり、地酒が楽しめるバーカウンターがあったりと、車内各所に山形観光の魅力がちりばめられています。贅沢な移動時間を過ごせば、これから始まる観光への期待も膨らみますね。

15.徳良湖(尾花沢市)

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山形県最大規模のオートキャンプ場・徳良湖は、言わずと知れた桜の観光名所です。湖を取り囲むように咲き誇るソメイヨシノやシダレザクラは見ごたえ抜群。毎年ゴールデンウィークに見頃を迎えます。また、毎年夏に開かれる肉フェスならぬ「尾花沢牛肉まつり」もチケットが完売するほどの人気ぶりです。

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もちろん、レジャースポットというだけあってアスレチック遊具やテニスコートにサイクリングロードなど思う存分体を動かせる施設も揃っています。たっぷり遊んだあとはぜひ「徳良湖温泉 花笠の湯」へ。観光・レジャーから温泉まで一度に楽しめるのが徳良湖の魅力ですね。

16.リナワールド(上山市)

出典: ja.wikipedia.org

上山市にあるリナワールドは、山形県民なら誰もが知っている東北最大級の遊園地です。小さい子ども向けのアトラクションから絶叫アトラクションまで揃っているため、家族連れでも友達同士でも楽しむことができます。特にオススメはマイナス20度の世界が味わえるアトラクション「カチンコチン」。まるで巨大冷凍庫に入りこんだかのような体験ができますよ。

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また、夏季は「リナビーチ」と呼ばれるプールも営業しています。団体割引が適用されるプランなどもあるので、観光の際は事前にチェックしてみてください。アクセスは山形・上山インターから1キロメートルで、仙台からは毎日バスが運行しています。

17.斎藤茂吉記念館(上山市)

歌人であり医師でもあった斎藤茂吉。その偉業をうかがい知れる博物館が、彼の故郷・山形県上山市にあります。1968年、生家近くのみゆき公園内に山形県の登録博物館として開館しました。館内には斎藤茂吉の愛用品や原稿などが展示されています。また、彼の生涯が要約された映像も上映。敷地内には箱根の別荘までも移築されていて、しっかりとその博学さに浸れることでしょう!

さらに、博物館があるみゆき公園は景勝地としても有名。桜や紅葉、蔵王連峰の雪景色などが楽しめます。山形の名湯・かみのやま温泉からはバスで約10分、JR線の最寄駅からも至近でアクセスが良好。大人なデートもできる一押しの観光スポットです。

18.上山城址(上山城跡)(上山市)

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1535年に築城され最上氏の城塞であった山形の上山城は、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防が行われた場所。しかしのちに幕府によって取り壊され、今では堀跡や石垣が当時のまま残っています。

現在の上山城は郷土資料館として多くの人々に上山の歴史を伝える場所となりました。展示品や史料、映像を通して上山の歴史を学ぶことができますよ。春はお茶会、夏はビアガーデンというように季節折々のイベントも開催されています。天守閣からの景色は抜群なので、ぜひ眺めてみてください。お城の周りに桜が咲き誇る、桜の季節に観光するのがオススメです。

19.かみのやま温泉(上山市)

僧侶が傷を癒す鶴を見かけたことが始まりといわれる山形の「かみのやま温泉」。市内には地区ごとに複数の温泉があり、それぞれの湯を楽しむことができます。古風な情緒が漂う街は魅力の宝庫!温泉をはじめ、山形観光を楽しむ要素がたくさんあります。ゆったり浸かる温泉も良いですが、街には気軽に使える足湯が5ヶ所あります。蔵王を眺めながら市内観光やランチをしつつ、足湯をハシゴするのもオススメです。

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また、山形の食を代表するのがそば。人気店が軒を連ねるので、自分好みのお店を見つけてみてはいかがでしょうか。さらに山形観光の拠点とするにも打ってつけ。かみのやま温泉を基点に、レンタカーで郊外や蔵王連峰を観光するのもいいですよ。

20.馬見ヶ崎さくらライン(山形市)

桜の季節にだけ現れるピンクのトンネル、馬見ヶ崎さくらライン。馬見ヶ崎川沿いの約2.3キロメートルの桜並木です。ドライブでも楽しめて、約340台分の駐車場もあるのでゆっくり歩いて観光することもできます。

特におすすめなのは夜の時間帯の観光。一部の桜がライトアップされて、昼とは違った雰囲気を楽しめます。白く光る桜の木々はどこか荘厳で思わず息をのむ美しさ。また、ライトアップ期間中は多くの屋台も並び、盛り上がりを見せます。山形の春の夜はまだ肌寒さが残るため、歩いて観光する際は暖かい服装を心がけてくださいね。

21.最上義光歴史館(山形市)

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山形の戦国大名だった最上義光。山形城の構築や町の整備に尽力したことでも有名です。その功績と歴史を今に伝える数々の遺品、文化的価値の高い資料が展示されています。中でも義光愛用の兜「三十八間金覆輪筋兜」や「長谷堂合戦図屏風」は必見です!

また、歴史は難しそうで縁遠い方は「音声ガイドシステム」の利用がおすすめ。展示品をわかりやすく解説していて、理解を深める手助けをしてくれます。ギャラリートークや甲冑体験などのイベントも開催するので、観光の際はホームページをチェックしてぜひ足を運んでみてくださいね。

22.山寺芭蕉記念館(山形市)

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松尾芭蕉が『奥の細道』の旅で訪れた山形県の山寺。それから300年、そして山形市ができて100年という節目の平成元年に、山寺芭蕉記念館は開館しました。館内には芭蕉と門人の遺墨や資料の展示、映画も上映されています。文学に詳しくない方でも音声ガイドも借りられるので、すんなりと芭蕉の世界へ寄り添えるでしょう。様々な企画展も随時開催されています。

館内の内容もさることながら、素晴らしいのがその立地と建物!広々とした芝生の庭に佇む和風の建屋、そして高台から山寺全体が望める素晴らしい風景を目にすることができます。山形屈指の観光地、山寺の観光とともに立ち寄ってみるのもいいですね。

23.山形県郷土館 文翔館(山形市)

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大正5年に建設された山形市にある「文翔館」。山形県旧県庁舎と県会議事堂の愛称で、正式には「山形県郷土館」と言われています。英国近世復興様式の建物はまさに大正ロマンそのもの。時計台やレンガの風合い、赤絨毯が敷かれた階段など、至るところでその持ち味を感じられます。そんな文翔館は国の重要文化財。映画の撮影場所としても使用されました。

また、議場ホールや中庭など施設の貸出も行っていて、地域の人々にも親しまれています。観光の際は事前予約でガイドボランティアによる案内も可能。説明を聞きながら優雅でレトロな雰囲気にゆっくりと浸る、そんな山形観光もお洒落でいいですね!

24.小野川温泉(米沢市)

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山形県米沢市にある小野川温泉。米沢の奥座敷とも言われ、小野小町や伊達政宗、米沢藩主に愛された名湯です。中性で刺激が少ないといわれる泉質から、「美人の湯」として知られています。「宝寿園」や「山川」、「うめや」など、源泉掛け流しや料理自慢の宿がたくさんあり、どこに泊まるか迷ってしまうかもしれません。

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小野小町とまねき猫をイメージしたキャラクター「にゃん小町」が観光推進の看板娘として活躍しています。そんな山形の温泉地はホタルの里としても有名。ホタルが飛ぶ6月中旬~7月下旬には「ほたるまつり」が開催され、温泉街は観光客で賑わいを見せます。幻想的なホタルの光と温泉が、日ごろの疲れを存分に癒してくれる!そんな優しい雰囲気がする山形の温泉ですよ。

25.上杉神社(米沢市)

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戦国時代の名将・上杉謙信を祀る上杉神社。山形県の米沢城本丸跡である松が岬公園内に鎮座しています。昔から米沢市民の心のよりどころとなるスポットです。春の咲き誇る桜や、神社の例大祭として始まる「上杉まつり」は特に有名。年間を通して全国から多くの参拝客・観光客が訪れています。

パワースポットとしても名高い地のため、社務所で御朱印をいただいて帰るとご利益倍増かもしれません。また、神社の向かい側には米沢の食からお土産まで豊富に詰まった観光のキーステーション、「上杉城史苑」があります。願掛けの後はグルメを堪能し、山形のお土産選びを楽しむ観光もいいですね。

26.米沢市上杉博物館(米沢市)

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山形の米沢藩といえば上杉家、その城下町として発展した米沢。その歴史と文化をテーマにしたものが米沢市上杉博物館です。館内には甲冑や数々の価値ある美術品が豊富に陳列されています。

中でも代々、上杉家に伝わってきた「上杉本洛中洛外図屏風」は必見!どこか見覚えがあると感じる人もいるでしょう。それもそのはず、歴史の教科書に載っている国宝です。そんな国宝級の品も所蔵されたこの博物館は、鑑賞方法にも工夫が。最新の映像技術を駆使し大型スクリーンに映し出される映像、精巧にできたジオラマたちが待ち受けます。山形観光をするあなたを戦国時代へと惹き込んでくれますよ。

27.米沢たんぼアート(米沢市)

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水田をキャンバスに見立てて作る田んぼアート。品種の異なる稲を植え、それぞれの彩りを利用して巨大な絵や文字を作るものです。山形県米沢市の米沢田んぼアートでは、上杉謙信や真田幸村などこの地にゆかりのある人物がモチーフになっています。その完成度は目を見張るもの!緻密で田んぼから浮かび上がるような絵柄は、田園に広がる3Dシアターのようです。

アート全体を一望できる展望台が用意されているので、観光の際はぜひお立ち寄りください。ライブカメラが設置されています。稲の生育とともに絵柄が完成していく様子をインターネットで見ることができますよ。さらに田植えや稲刈りの体験が可能です。小野川温泉近くなので、田んぼアートに参加した後は温泉で汗を流すなんていう観光もいいですね。

28.赤湯温泉(南陽市)

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山形県南陽市の赤湯温泉。開湯は900年以上も前に遡る山形の名湯です。源氏や上杉家などの武将達に愛されたことでも知られています。湯治湯と同時に奥州街道の宿場町として栄えた地で、今でもその名残を感じられるのが観光の魅力です。米沢藩時代の屋敷を移築復元した「いきかえりの宿瀧波」や和風モダンな総平屋建ての「森の湯」など、老舗旅館が立ち並びます。

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また街には共同浴場もいくつかあるので、それぞれを巡る観光もおすすめですよ。そして国内屈指のぶどう収穫量を誇る山形県。赤湯温泉は日本有数のワイナリーの集積地なんです!美味しいワインと温泉を同時に楽しめます。工場見学もできるので、ワインが飲めない方でも観光として興味深いスポットですよ。

29.熊野大社(南陽市)

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東北随一の規模を誇り、1200年以上の歴史がある山形県の熊野大社。「日本三熊野」の一つとされ、通称「東北のお伊勢さん」とも呼ばれています。ご祭神は「むすひ」の神様。あらゆる命を生み出し育んでくださいます。

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パワースポットとしても名高い神社には、本殿裏に三羽のうさぎが隠し彫りされていることでも有名。三羽すべてを見つけると願いが叶うと言い伝えられています。最後の三羽目は人に教えてもらったり教えたりするとご利益がなくなると言われてるので注意を!また、御朱印帳は珍しい鈍色の布地に社殿のデザイン。宮司さんや巫女さんにお声かけすると、奥から持ってきてくれますよ。

30.鳥海山(遊佐町)

出典: yari hotaka

その美しさに魅了されたファンも多い鳥海山。標高2,236メートルという東北で2番目の高さを誇り、富士山に形が似ていることから「出羽富士」という愛称で呼ばれています。伏流水が豊富な山としてもよく知られ、その伏流水によって美しい滝を見ることもできます。

登山コースは3つ。中でも頂上までの道のりが最短の「湯の台コース」は、初心者にも人気です。登山の際には周辺の宿泊施設を利用することをおすすめします。また、鳥海山の麓にある「鳥海山大物忌神社」は山形のパワースポットとしても有名なので、ぜひ観光してみてくださいね。

31.飛島(酒田市)

出典: rara / PIXTA(ピクスタ)

酒田市に属し山形県唯一の離島です。その年平均気温は12度以上と県内では高く、冬でも比較的天気が良い日が多いことが特徴。そのため飛島には、バードウォッチングやダイビングなど魅力溢れる様々なアクティビティが盛りだくさん。

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また、島の至るところで釣りを楽しむこともできます。自分で釣った魚を食べるのも観光での楽しみの一つですね。なお、島内でのキャンプは禁止なため宿泊する際にはあらかじめ旅館や民宿の予約をしておきましょう。アクセスは酒田市から定期便で約75分。豊かな自然に育まれた島の恵みを満喫してくださいね。

32.日和山公園(酒田市)

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山形県酒田市にある日和山公園。山形県屈指の桜の観光名所としてもよく知られ、毎年4月に開催されている「酒田日和山桜まつり」は多くの人々で賑わいます。園内で一際目を引く白い灯台が異国情緒を感じさせ、観光を一層盛り上げてくれることでしょう。ちなみにこの灯台は、現存する国内最古の木造洋式灯台だと言われています。

そして、忘れてはいけないのが園内からの風景。酒田港や最上川、日本海を一望することができ、特に夕暮れ時の景色は格別です。日本海に沈む夕日を眺めれば、山形観光でこの上なくロマンチックな雰囲気に浸れること間違いなしでしょう。

33.本間美術館(酒田市)

出典: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

山形県西北部に位置し、羽州屈指の港町として栄えた酒田市。風情溢れる酒田観光をより充実させてくれる観光スポットがあります。それは日本一の地主として名を馳せた山形県の本間家。その収集された美術品を展示する「本間美術館」です。日本・東洋の幅広いコレクションもさることながら、庭園美術館としての側面も持ち合わせています。

回遊式庭園「鶴舞園」が奏でる四季折々の表情、別荘「清遠閣」の大正ロマンを醸し出す木造建築美は、自然と芸術の見事なコラボレーションです。新館は病院建築でも名高い伊藤喜三郎の設計で、そのデザインも見逃せません。敷地内は至るところがフォトジェニックな空間なので、観光の際は思わず写真を撮り続けてしまいます。

34.山居倉庫(酒田市)

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酒田市にある山居倉庫は米どころ庄内ならではの観光スポット。山居倉庫とは現在も使われている米保管倉庫で、なんと10,800トンものお米を収納することができるのです。どっしりと構える倉庫とその横にあるケヤキ並木が落ち着いた空間を演出していて、「おしん」や「おくりびと」のロケ地としても使われました。

また敷地内には、倉庫の一部を改築して造られた「酒田夢の倶楽(くら)」という観光物産館もあります。酒田の歴史や文化を学ぶことができるスペースの他、お土産販売コーナーや食事処もあって、酒田観光を一度に満喫できる観光スポットです。

35.土門拳記念館(酒田市)

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日本を代表する写真界の巨匠、土門拳。彼の故郷である山形県酒田市に記念館が開館しています。驚くのは約7万点にも及ぶ、土門拳の全作品が収蔵されていること!日本初の写真美術館としても有名で、多くの観光客が足を運んでいます。企画展やコンサートなどの各種イベントも開催し、年間を通して観光を楽しめますが初夏は特にオススメです。

記念館がある飯森山公園は、全国屈指のあじさいの観光名所。咲き乱れるあじさいの森に佇む記念館は、それだけで絵になります。自然環境を生かした斬新なデザインは谷口吉生氏の設計によるもの。記念館の建築自体がアートなので、ぜひ山形の観光プランに入れてみてくださいね。

36.致道博物館(鶴岡市)

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鶴岡の文化や歴史を知る上で、欠かすことのできない致道博物館。この地はなんと庄内藩主酒井家の御用屋敷があった鶴ヶ岡城三の丸跡で、立地からして由緒ある建物です。その敷地には国指定名勝の日本庭園「酒井氏庭園」や、明治期における西洋建築の傑作・重要文化財の「旧西田川郡役所」など、数々の貴重な建築物が移築されています。

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いわば歴史的建築物を一挙に見られる観光スポット!国宝の太刀「銘真光」や「銘真光」も所有しています。さらに庄内地方の生活文化を知る手がかりとなる民具や資料をたくさん展示。駐車場もあるので、山形観光のドライブ途中にふらりと立ち寄るのもいいですよ。

37.出羽神社(鶴岡市)

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出羽三山の中心にある標高414メートルの羽黒山。その山頂に鎮座するのが、修験道の地としても名高い出羽神社です。山形を代表するパワースポットとしても有名。月山、湯殿山、羽黒山の三神が合祀されている「三神合祭殿」があり、そのご利益を求めて多くの参拝者・観光客が訪れます。

山岳信仰の場だけに道中は正に別世界!神域となる随神門からは神秘的で厳かな雰囲気に満ちています。約2キロの参道は樹齢300年以上の杉並木、2446段もの石段、そしてどっしりと佇む五重塔が出迎えます。歩いているだけでもその神聖さを感じられるでしょう。参拝・観光の後はぜひ御朱印を。見開きで押してくださるダイナミックな御朱印が頂けますよ。

38.羽黒山 五重塔(鶴岡市)

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山形の羽黒山にある国宝、羽黒山五重塔。随神門からの階段を進み「須賀の滝」を過ぎた後、その雄大な姿を現す木造建築物です。東北最古の塔とも言われています。直線状に伸びる巨大な杉並木の中、そのラインに溶け込むよう佇む姿は荘厳でいて優美!四季を通して感動を与えてくれます。

夏にはライトアップが行われ、提灯を持って参拝する風情ある鑑賞も。闇夜に浮かび上がる塔は幻想的で言葉を失う美しさです。もちろんそんな緑に囲まれた風景も素敵ですが、冬も絶景。静けさの中、真っ白に雪化粧された五重塔は山形観光ならではの風景です。季節に応じてベストな時間帯で観光してくださいね。

39.鶴岡公園(鶴岡市)

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山形県鶴岡市にある鶴岡公園は、庄内藩酒井家が居城とした鶴ヶ岡城址。現在も石垣やお堀、樹齢数百年の老杉があり、その面影を感じることができます。また、山形県を代表する桜の観光名所です。約730本もの種類豊富な桜が咲き誇る、「日本さくらの名所100選」に選定された観光スポットでもあります。青空の下、ふわふわとした桜が風に踊る風景が印象的です。

一方、ぼんぼりに灯された光とお堀に映える夜桜には、何とも言えない風情が。鶴岡市役所によるライブ映像配信がされていて、桜の開花状況もチェックできます。近辺には駐車場も複数あるため、レンタサイクルで桜めぐりもできますよ。さらに鶴岡公園周辺には多くの史跡があります。観光の際は公園とともにぜひ訪れてみてくださいね。

40.鶴岡市立加茂水族館(鶴岡市)

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「世界一のクラゲ水族館」として名高い鶴岡市立加茂水族館。その名の通りクラゲの展示に特化した水族館です。そして設計に工夫を凝らした「クラゲドリーム館」として2014年にリニューアルオープンしました。

ゆらゆらと水中を漂うクラゲたちはなんとも幻想的。子どもだけではなく、大人まで夢中になってしまいそうですね。クラゲ以外にもアシカやアザラシ、地元庄内に生息する魚たちも見ることができます。館内のレストランでは、クラゲラーメンにクラゲアイスといった加茂水族館ならではのメニューも。せっかくの機会、観光の際はぜひ味わってみてください。

41.大山上池・下池(鶴岡市)

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大山上池・下池は山形県西部にある淡水池です。古くから農業用のため池として築造され、なんと江戸時代の古地図にも記載されています。今でもその役割を果たしつつ、素晴らしい景観でも人々を魅了する観光スポットです。

また、1年を通じて2万羽を超える渡り鳥の飛来地でもあります。2008年には国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に登録されました。鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」や野鳥観察小屋「おうら愛鳥館」があり、豊かな自然を活用し子供から大人まで学習できる施設となっています。そんな大山上池・下池はJR鶴岡駅からバスでアクセスが可能です。

42.念珠関跡(鶴岡市)

鶴岡市の南西部に位置し、山形県と新潟県の県境にある鼠ヶ関には2か所の関所址があります。重要な国境だった近世念珠関址は、慶長年間から明治5年にかけてその役割を果たしました。

大正13年頃、この地を内務省指定史蹟の「史蹟念珠関址」として認定。その後、古代鼠ヶ関址の存在が認められ、この場所が近世念珠関址と呼ばれるようになりました。一見地味な山形の観光スポットかもしれませんが、当時は出羽と越後の国境。関を越えるのは大変だったことでしょう。アクセスはJR鼠ヶ関駅から徒歩5分。一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

43.専称寺(山形市)

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山形市の寺院、専称寺。豊臣秀吉に疑いをかけられ、悲劇の死を遂げた駒姫の菩提寺です。ちなみに駒姫は「東国一の美女」と称されるほど、容姿端麗と言われています。専称寺は出羽五ケ寺の一つで、東北地方最大級の木造建築。歴史的建造物が多々あり、梵鐘と鐘楼は山形県の指定文化財、夜鳴力士像は名工・左甚五郎の作と伝えられています。

また、山門をくぐると右にあるのが巨木のイチョウ。観光客の目を引くこのイチョウは別名を「雪降り銀杏」いい、葉の散るタイミングが冬支度の目安にされたそうです。悲話に由来するお寺で、しっとりと歴史に寄り添う観光もいいですね。

44.双松バラ園(南陽市)

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山形県でバラが咲き誇る場所を観光したい!そんな気分なら南陽市にある「双松バラ園」がおすすめです。バラ園としては山形で指折りの見どころ。広さ約8000平方メートルに敷地に、オールドローズ系の品種を多く育てています。芳香性の高いバラが多く、段差を利用した園内は穏やかなバラの香りが立ち込め、まさに「花園」!その品種は約340種、数は約6千本で、四季咲きのため6月から11月まで楽しめます。

現在では入手しずらい貴重な品種も多く、観光客を喜ばせてくれます。6月上旬~7月上旬には「南陽のバラまつり」が開催。撮影会や苗の販売、押し花体験などのイベントが行われ多くの観光客が訪れています。

45.温海(あつみ)温泉(鶴岡市)

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山形県鶴岡市にある温海(あつみ)温泉。その誕生は1000年以上も遡る歴史あるものです。由来は諸説語られていて、弘法大師の夢枕による説や傷を癒やす鶴による説など、伝説や歴史に彩られていて神秘的!松尾芭蕉や与謝野晶子など、多くの文人墨客がこの地に足を運びました。温海川沿いを中心に、その歴史を感じることができる老舗の宿が立ち並び、あたりはとてもレトロな雰囲気です。

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プロが選ぶホテルランキングで選ばれた「萬国屋」や日本庭園を有する「たちばなや」、大正・昭和の趣を今に伝える「かしわや旅館」などがしっとりと佇んでいます。落ち着いた大人な観光にピッタリです!切り傷や火傷、湿疹や皮膚病に適応症があるといわれる泉質。ゆっくりと湯に浸りながら山形観光の疲れを癒やすのもいいですよ。

46.天童温泉(天童市)

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1911年(明治44年)、井戸掘りの際に発見された山形県の天童温泉。山形空港まで車で15分、電車や車の便も良く山寺や蔵王といった観光スポットへもアクセス便利です。山形観光の拠点とするのに絶好の温泉で、赤ちゃん歓迎の宿もあって家族での観光にもおすすめ。街には天の湯・童の湯・駒の湯といった気軽に利用できる人気の足湯や、日帰り入浴ができる観光施設もあります。

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また、毎朝6時から朝市が開かれています。天童市や山形の民芸品、特産物がずらっと並び、あれこれ欲しくなってしまうかも。朝市で元気なおばさんとの会話も旅の良い思い出。早朝から楽しく刺激的な観光ができるので、朝風呂を楽しんでから山形観光をスタート!っていうのもいいでしょう。

47.天童高原スキー場(天童市)

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初心者から上級者まで楽しめる山形県の天童高原スキー場。例年12月中旬から3月までオープンし、ナイター営業もしています。スキーやスノーボードの大会イベント、スキー学校が開催され、冬の山形で賑わいを見せています。また、スキーのコースとは別にある「キッズランド」は子供たちに好評です。

「天童高原地域交流センター」ではバリアフリー対応のトイレや授乳室などが完備され、より快適にスキー場を利用できる工夫がなされています。スキーやスノーボード、ウェアなのレンタルもあるので山形観光の途中でふらっと立ち寄ってもスポーツを楽しむことができますよ!

48.若松寺(天童市)

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山形県天童市にある若松寺。開山が約1300年以上も昔となる山形の霊場です。そんな若松寺は花笠音頭でも謳われるように、昔から縁結びにご利益があると親しまれ観光客に人気を博してきました。

しかも近年では「住職と握手をすると良縁が成就する」という噂がまことしやかに囁かれはじめ、全国から若い女性が訪れています。4~12月の毎月第一日曜日には「縁むすび祈願祭」を開催していますよ。住職と交わす「良縁の握手」は要予約なのでお忘れなく!

49.烏帽子山公園(南陽市)

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南陽市にある烏帽子山公園。春には米沢盆地を一望できる高台に、約1000本もの様々な種類の桜が咲き乱れます。壮大な桜色の景観は「日本さくら名所100選」ピックアップされ、多くの観光客を魅了しています。

山形が誇る桜の観光ルート「置賜さくら回廊」南の起点でもあります。桜祭りの開催期間中はライトアップが行われるので、山形の風情ある夜桜もオススメです。また、紅葉の季節も一押し。木々の葉も赤や黄色に色づき、燃えるような色のモミジに囲まれます。駐車場も完備しているので、山形観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。

50.人間将棋(天童市)

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天童市で毎年4月「天童桜まつり」で開催される一大観光イベント、「人間将棋」。巨大な将棋盤上で、甲冑や着物をまとった人々を駒に見立て対局が行われます。桜が咲き乱れる舞鶴山で繰り広げる光景は、よみがえる戦国絵巻!まるでタイムスリップしたかのようで、将棋のルールを知らない人もその様子に見入ってしまうことでしょう。

対戦の指揮はプロ棋士が務めますが、駒役は一般公募された方々。それぞれが駒の役割を果たしイベントを盛り上げます。山形観光ならではの人間将棋をぜひご覧ください!なお、交通規制のため駅や市役所からシャトルバスが運行しているので、事前に山形の観光情報をチェックしてくださいね。

51.延沢銀坑洞(尾花沢市)

山形県尾花沢市の銀山温泉近くにある延沢銀坑洞。江戸時代、幕府の直営鉱山として栄えた名残を現代に伝える観光スポットです。最盛期には日本三大銀山の1つとして世に知られた地でもあります。

内部は通路や照明が整備されているので、じっくりその様子を観光するとこが可能です。灯りに照らされた黒い岩肌はミステリアスで正に別世界!プチ洞窟探検気分が味わえます。アクセスは銀山温泉バス停から徒歩約15分。内部は夏でもひんやりしているので、散歩を兼ねた観光にオススメです。なお、冬季は閉鎖され観光できないので注意が必要になります。

52.鳥海ブルーライン(遊佐町)

出典: ばりろく / PIXTA(ピクスタ)

山形県と秋田県にまたがり、海抜ゼロ地点から1100メートルにかけて一気に駆け上がる山岳道路です。観光用バイパスともなっていて、晴れた日は絶景が望めます。山形の名峰・鳥海山の麗を右に左に迂回しながら登り、眼下には日本海や庄内平野を眺めながらの爽快な観光のドライブコースとなっていますよ。新緑や紅葉、残雪と季節ごとに違った光景に出会えて、バイクでツーリングを楽しむ人も多い観光スポットです。

展望台からの日本海へ沈む夕日はロマンチック!「鳥海ブルーライン登山マラソン大会」も開催され、全国から集まったランナーたちが雄大な日本海の景色を満喫しながら快走します。開通期間は4月下旬から11月上旬。荒天時には通行止め規制等があるので、道路情報をチェックしてくださいね。

53.置賜さくら回廊(南陽市・長井市・白鷹町)

出典: 秋AKI / PIXTA(ピクスタ)

山形県で桜の名木に出会える素敵な観光ルートがあります!置賜さくら回廊は山形県南部に位置し、山形鉄道フラワー長井線沿いにある約43キロメートルの道。日本のさくら名所100選に選ばれた「烏帽子山千本桜」を起点に「伊佐沢の久保桜」、「草岡の大明神桜」、「薬師桜」といった古木や巨木の古典桜が、20か所ほどあります。

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種類も様々なので、それぞれ違った雰囲気を味わえるのも醍醐味です。桜によっては、伊達政宗や坂上田村麻呂といった歴史上の人物にいわれのあるものも。花を観賞しながら歴史散歩もできることが魅力です。山形に春の訪れを知らせる桜、その美しい光景に出会える置賜さくら回廊をぜひ観光してみてくださいね!

54.カトリック鶴岡教会天主堂(鶴岡市)

出典: commons.wikimedia.org

鶴岡市にある赤い屋根と眩しいほどの白壁が特徴的な教会。国の重要文化財である鶴岡カトリック教会天主堂は、東北地方で最古のロマネスク様式で作られています。山形のこの地に尽力したフランス人神父の設計で、木造瓦葺の和洋折衷な空間。建築当時の明治期を彷彿させる、どことなくノスタルジックな建物です。

ステンドグラスの代わりに「窓絵」という技法を利用しています。また、日本に唯一の「黒いマリア像」があることでも有名。世界的にも珍しいです。JR鶴岡駅からバスを利用し、アクセス便利で観光しやすいでしょう。近くには鶴岡公園や致道博物館など文化財や史跡が密集し、鶴岡市の観光地は徒歩圏内が多いです。

55.寒河江公園つつじ園(寒河江市)

出典: ゾウさん / PIXTA(ピクスタ)

寒河江市の中央にある寒河江公園。見どころはなんといっても、園内東側斜面のつつじ園です。東北最大規模と言われる3.2ヘクタールの広大な土地に、11種類・43,000株以上のつつじが植栽されています。色とりどりの花を咲かせる光景は圧巻!こんもりと円形に剪定された色鮮やかなつつじ達に囲まれ、思いっきりリフレッシュする観光ができることでしょう。

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また、5月上旬から下旬までが花の最盛期です。「つつじまつり」が開催され、各種イベントが行われます。夜のライトアップでは昼間とは違った雰囲気が楽しめるのも魅力です。アクセスはJR西寒河江駅から徒歩12分と良好。山形の咲き誇るつつじをぜひ確かめてみてくださいね。

◎まとめ

出羽三山や日本海をはじめ、美しい自然とその恵みに満ち溢れた山形県。歴史的な地も多く、お祭りやイベントも各地で開催されています。旅の疲れを癒してくれる温泉が多いのも魅力!美味しさがギュッと詰まった海の幸や山の幸があなたを待っていますよ。春夏秋冬、大満喫の観光ができる山形県をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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