異国情緒あふれる観光地!長崎のおすすめ観光スポット50選!

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異国情緒あふれる観光地!長崎のおすすめ観光スポット50選!

長崎県と言えば、世界遺産とその候補地を持つ屈指の観光地。国内だけではなく、外国人観光客も多く訪れています。日本でも有数な多国籍な歴史と文化をもつ観光都市の長崎市をはじめ、観光名所が多数存在。また、長崎県は日本で最も島の数が多い県でもあります。穴場キリシタンの里として注目されている五島列島や対馬、壱岐島など魅力的な島々もいっぱいです。今回は厳選した観光スポットを紹介します。

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目次

異国情緒あふれる観光地!長崎のおすすめ観光スポット50選!

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1.稲佐山(長崎市)

稲佐山

1000万ドルの夜景と特称される「稲佐山」の夜景。日本三大夜景にも、さらには世界新三大夜景にも選定された稲佐山展望台(山頂)からの眺めは、言葉を失うほどの美しさです。まるで星空からこぼれた光が街中を照らしているかのよう。2015年に開催された「夜景サミット」では見事1位に輝くお墨付き!長崎観光をするならば見逃せない観光スポットです。

稲佐山展望台まではロープウェイが運行中。全てガラス張りになっていることから、360度の空中散歩が楽しめます。また、中腹には大型駐車場も完備されているので、車でのアクセスも可能です。大型駐車場から展望台までは無料シャトルバスが運行していますよ。長崎が誇る夜景スポットでロマンチックなひとときを堪能しましょう。

2.大浦天主堂(長崎市)

大浦天主堂

1864年、キリシタン禁教令によって殉教した者たちのために築かれた「大浦天主堂」。約150年に渡り長崎の町並みを眺めるその姿は、国宝指定を受け長崎のシンボルとなりました。長崎観光で大浦天主堂を訪れたなら、外観の写真だけ撮って帰るは実にもったいない!天主堂正面に描かれている十字架のキリスト像や、聖母マリアの素朴な装飾など内部にも見どころがたくさんあります。

また、フランスの修道院より贈られたステンドグラスは、日本最古のものに匹敵すると言われてきました。しかし、残念ながら原爆の影響で破壊され、現在は復元されたものとなっています。教会内を歩きながらステンドグラスの織り成す装飾にも注目してみてください。

3.長崎新地中華街(長崎市)

長崎新地中華街

日本三大中華街の一つに数えられ、その歴史は幕末に多くの在住中国人が新地に移り住んだことからはじまります。すっかり長崎を代表する観光名所となった「長崎新地中華街」は日本最古の中華街。特にランタンが印象的です。2月に開催されるランタンのお祭りでは、日本にいながらも豪勢な中国文化を体験できるチャンスですよ。軒先に飾られた、たくさんの灯は幻想的な世界へと誘います。

また、グルメでは長崎名物ちゃんぽんや皿うどん、食べ歩きにおすすめの角煮まんなど長崎グルメが集結!お土産にはかわいいパンダが描かれた雑貨もおすすめです。ショッピングにグルメにお祭り。中国と深い関わりのある長崎だからこそ楽しめる人気の観光名所です。

4.グラバー園(長崎市)

グラバー園

スコットランド人の商人「トーマス・ブレーク・グラバー」の旧邸宅。重要文化財に指定された3つの住宅の中でも旧グラバー住宅は、世界遺産に登録され注目を集める長崎の観光名所となりました。1974年に「グラバー園」として開園してからは、西洋の雰囲気を楽しめる観光スポットとして多くの人々が訪れています。近年はハートの形をした石が幸運のパワースポットとして有名になりましたが、他にも見どころ満載です。

ショッピングを楽しめるガーデンショップや、西洋のレトロ衣装を試着して記念撮影ができるレトロ記念館、花に囲まれた場所で食事ができるカフェなど、歴史遺産と自然が調和した独特な空間を堪能できます。お年寄りやお子様連れの方は徒歩での移動だと疲れてしまうため、長崎県の格安レンタカーを予約して、車を有効活用するのも良いかもしれません。

5.長崎ペンギン水族館(長崎市)

長崎ペンギン水族館

世界で最もペンギンの種類が多い水族館が長崎にあります。ペンギンによる行進パレードは「長崎ペンギン水族館」の目玉。短い足で歩く愛しい姿に、観光客からは黄色い声援が飛び交います。館内では国内最大サイズのペンギンプールを展示。水中へ潜水するペンギンは、まるで空を飛ぶ鳥のように自由奔放です。

観光土産にはペンギンのぬいぐるみがおすすめ。お子さんやペンギン好きにはたまらないグッズになるでしょう。お腹が空いたらオリジナルメニューのペンギンパンケーキをぜひ味わってみてください。また、ペンギンだけではなくムツゴロウやハゼ、カニやサメなどの魚類や甲殻類も見学できますよ。長崎観光でぜひかわいいペンギンたちに癒されてみませんか?

6.出島(長崎市)

出島(長崎市)

鎖国していた江戸時代に唯一外交の窓口となった史跡「出島」。学生の時に歴史の教科書でなんとなく記憶している方も多いかもしれません。扇形を形成し、長崎に住むポルトガル人の住居となった島ですが、現在は開発により多くの土地が一体化してしまいました。

しかし、一部の場所で出島が復元されています。商館の居宅や水門、土蔵など10棟の建物が復元され、多くの観光客が足を運ぶようになりました。出島の概要や歴史が知りたい方は「ミニ出島」がおすすめです。15分の1サイズで造られた模型が展示されています。そして、夜の出島を見学するナイトツアーも見逃せません。荷揚げ場や石標柱など江戸時代の遺構もあるので、観光の際はぜひチェックしておきましょう。

7.長崎県美術館(長崎市)

長崎県美術館

長崎ゆかりの美術品が収蔵されている「長崎県美術館」。建物は話題の建築家・隈研吾氏が設計し、自然や緑を取り入れリラックスできる空間が造られています。特に屋上庭園では、長崎港を一望できるやすらぎのスペースを提供。芸術鑑賞しながら心身リラックスできる環境が魅力的です。

常設展ではスペインや長崎ゆかりの美術品を中心に展示。高い天井があることから、開放的な雰囲気で美術鑑賞が楽しめるでしょう。企画展やコレクション展では国内外問わず多彩なジャンルを取り入れ、アートボランティアや学芸員による解説も行うなど、様々な工夫がなされているのも人気の秘訣です。また、スペイン国立プラド美術館のグッズや長崎の伝統品が手に入れるショップも好評ですよ。

8.長崎歴史文化博物館(長崎市)

出典: ヒロミ / PIXTA(ピクスタ)

「長崎歴史文化博物館」では長崎における海外交流史を中心に展示され、オランダとの貿易の窓口となった出島の歴史を学ぶことができます。保管されている貴重品の数は約4万8000点。美術品や古文書などを見ることができますよ。

そして、見どころは内部だけではありません。長崎奉行所を模した外観は必見です。細かく再現されているため、江戸時代にタイムスリップした感覚になるかもしれません。長崎奉行所の石段や庭園などの遺構が残っているので、歩きながら歴史を感じられるでしょう。

なお、この博物館はステンドグラスや銀細工など長崎の伝統体験が楽しめる観光スポットとしても人気です。パズルや映像コーナー、のぞき絵など退屈しない楽しみ方が充実しています。

9.長崎孔子廟&中国歴代博物館(長崎市)

長崎孔子廟

長崎新地中華街と併せて訪れたい「長崎孔子廟&中国歴代博物館」。孔子の遺品を祀ったのがはじまりで、1893年に建立された中国様式の霊廟があります。長崎のみならず日本でも珍しい孔子廟は、色鮮やかな朱色が特徴の立派な建物です。撮影スポットとしても注目を集めています。

また、併設された中国歴代博物館も見どころの一つ。中国にある全ての博物館と連携していて、中国の歴史を学んだり、貴重品の見学ができます。中国より取り寄せた72の石像をはじめ、正殿・大成殿や装飾の異なる3つの門など見逃し禁止のスポットが満載です。2階には宮廷文化財、3階には出土文化財が展示されています。長崎にいながらも中国にいるような気分を感じられますよ。

10.眼鏡橋(長崎市)

半円構造をしたレトロチックな「眼鏡橋」。2つのアーチが水面に映る姿はまるでメガネのようです。1634年に興福寺の僧侶によって造られた、日本で最も古い石造アーチ橋としても知られています。

日本三名橋にも数えられる長崎の観光スポットですが、付近には女性に人気の恋愛パワースポットがあると話題沸騰中!眼鏡橋の築かれた中島川護岸にはハートの形をした石があります。しかも、一つだけではないのだとか。全部見つけられたら恋も叶うかもしれませんね。国の重要文化財にも指定されている眼鏡橋。長崎を観光する際はぜひ探してみてください。

11.鍋冠山(長崎市)

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「鍋冠山(なべかんむりやま)」はグラバー園から徒歩10分ほどで到着できる、アクセス便利な絶景スポットです。標高169mにある展望台からは、長崎の港を行き交う船や美しい街並みを眺めることができます。その眺めは長崎県内でもダントツの美しさで、夜景専門家も大絶賛するほど素晴らしいです。

展望台は改修され、スペースも広くなり、スロープも設けるなど観光客に優しい広場となりました。特に夜間は恋人たちが集うデートスポットへと早変わり。奥に向かって山が立ち上がるため、眼下に広がる光はまるで天へと昇るようです。駐車場も完備しているので、長崎を巡るドライブスポットにも最適ですよ。また、稲佐山とセットで「長崎の夜景巡り」をしてみるのも面白いでしょう。

12.平和公園(長崎市)

長崎に投下された原爆の爆心地に造られた「平和公園」。平和への願いを込めた「祈念像」は、長崎が誇るシンボルにとなりました。銅像が平和を願って伸ばした左手には、様々な鳥たちが集まり長崎の自然に囲まれた平和な世の中を喜ぶかのように鳴いています。

亡くなった方の冥福を祈願する噴水「平和の泉」は、水を求め亡くなってしまった被爆者のために作られました。豊富な水が湧き出て、平和のハトとツルの形を表現しています。他にも園内には長崎の鐘や折鶴の塔などもあるので確かめてください。原爆が投下された8月9日には慰霊式典が催され、ニュース番組に取り上げられることでもしばしば。戦後長崎の歴史を学べる観光スポットはここを置いて他にないでしょう。

13.崇福寺(長崎市)

崇福寺(長崎市)

「崇福寺」は教会が多いイメージの長崎にポツンとたたずむ中国の寺院。中国の華南地域で信仰されている海上の守り神を祀っています。ズバリ見どころは国宝の文化財。朱色に塗られた「大雄宝殿」と、細かいデザインが施された「第一峰門」は見逃せないの歴史遺産となっています。

また、観光の思い出に記念写真を撮るなら山門がおすすめです。絵葉書にもなっていた崇福寺の顔は別名竜宮門とも呼ばれ、悟りの境地へと誘導する通行口となっています。ちなみに、灯に彩られる中国盆会のお祭り期間は、長崎にいながら中国の文化を体験することができますよ。

14.軍艦島(長崎市)

軍艦島

人気映画『進撃の巨人』など数々の撮影ロケ地として有名な「軍艦島」。世界遺産に登録されてからは、軍艦島上陸クルーズツアーなど様々なツアーが多く組み込まれ、長崎の人気観光地となりました。

船上から見える鉄筋コンクリートからなる建物が、どことなく異様な雰囲気を醸し出しています。歴史はさかのぼること1960年代。海底炭坑の島として栄えていましたが、炭鉱から石油への主要エネルギー資源の移行により、やがて島は無人となりました。長崎港から船で40分ほど。島の歴史や当時の暮らし、現代ではなかなか感じられない迫力のある世界を体感しましょう。

15.亀山社中記念館(長崎市)

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「亀山社中」は歴史が大きく動いた江戸時代末期のころ、歴史の教科書でお馴染みの坂本龍馬によって設立された結社です。主に徳川幕府を倒幕することを目的に結成した組織でしたが、日本で最初にできた商社としても知られ、銃器の斡旋や海運業なども行われました。

龍馬ファンが集う観光スポットですが、名誉館長は幕末の歴史マニアとして有名な武田鉄矢氏が務めています。老朽化した建物を復興し、現在は幕末浪士の想いが詰まった史料館としてオープン。坂本龍馬に関する貴重品やレプリカなどが展示されています。付近にある亀山社中資料展示場と共に訪れてみてください。

16.大村公園(玖島城跡)(大村市)

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江戸時代を通じて約270年間、大村氏の居城となった「玖島(くしま)城」。今もなお海城の特徴が色濃く残される城址です。本丸をはじめ石垣の一部が現存。その上には櫓が再建されています。

現在は「大村公園」として開放され、花見が楽しめる長崎の観光名所へと変貌しました。春には約2000本の桜が城址をピンク色に彩り、梅雨の時期には紫陽花がそっと夏の訪れを伝えます。中でも30万本の菖蒲は見もの!開花時期の6月上旬にはお祭りも行われ、園内がライトアップされます。歴史建造物と色とりどりの花が生み出すコントラストはなんとも印象的。もちろん、お花の時期以外でも楽しめますよ。

17.雲仙地獄(雲仙市)

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雲仙岳の南西中腹に、もうもうと白煙を上げ続ける「雲仙地獄」。数多くの岩の割れ目から白煙や温泉が噴出し、硫黄の臭いが立ち込めます。「お糸地獄」や「大叫喚地獄」など約30の噴源地があり、歩き回れる「地獄めぐり」は観光の定番コース。遊歩道を歩きながら地獄を間近で見られる、火山半島ならではの観光スポットです。

また、雲仙地獄は江戸時代初期のキリシタンの拷問に使用された悲しい歴史の史跡でもあります。歩道脇にある殉教碑も、観光で訪れたなら立ち寄りたいモニュメント。周辺は雲仙温泉として整備・発展しているので、長崎観光の宿泊地としてもおすすめですよ。

18.雲仙仁田峠(雲仙市)

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

「雲仙仁田峠(うんぜんにたとうげ)」は、普賢岳(ふけんだけ)を間近で見ることができる観光名所です。春にはツツジの優しい桃色、夏には山ぼうしが包み込み、紅葉の季節は辺り一面が鮮やかな秋色、冬には雪景色に包まれます。仁田岳にはロープウェイがあり、海抜1,300mの空中散歩を楽しむことが可能です。展望台からは普賢岳が噴火してできた溶岩ドームや雲海を見渡すことができますよ。

霧があると山が封鎖されることもあるので、事前に公式HPをチェックしておきましょう。雲仙温泉を訪れる際に立ち寄ってみたり、季節の移り変わりごとに訪れたい観光名所です。

19.小浜温泉(雲仙市)

小浜温泉(雲仙市)

放熱量が日本一!その源泉温度が100度を超える「小浜温泉」は、1000年以上も前の史料に登場するほど歴史ある温泉です。美人泉質の一つにも数えられ、体のポカポカが持続すると言われています。

そして、長さも日本一です。105mの足湯「ほっとふっと105」が誕生したことでも話題となった新たな観光スポットですよ。珍しいことにペットも入浴可能のスペースがあり、愛犬家から好評を得ています。湯めぐりの際には「湯めぐり札」をお忘れなく。宿湯14、外湯3の施設で利用できるお得な温泉パスポートです。さらに、ホックホクの温泉たまごを食べて、全身から温まりましょう。

20.島原城(島原市)

島原城

約400年前、松倉氏によって築かれた近代城郭。現在は、島原市のシンボルとなった模擬天守が再建されています。天守の内部は博物館となっており、キリシタン資料や歴史に関する展示、そしてお子さんに人気の着付け体験スペースがあります。特に忍者は大人気!長崎観光の思い出写真にもぴったりです。

また、おすすめの撮影スポットは本丸南東の景観。水面に立つ高石垣、そして巽櫓越しに見える天守は、築城者の美観を映し出した景色です! 領地に見合わないほど立派な城だったとされる島原城。城内を散策するとその大きさがよくわかるので、ぜひ隅々まで見て歩いてください。

21.島原温泉(島原市)

出典: ちょこわん / PIXTA(ピクスタ)

無色透明・なめらかな湯が特徴の「島原温泉」は、美人泉質の一つに数えられ、多くの女性観光客から人気を集めています。日帰りで利用できる温泉もいくつかあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。また、市内には24時間無料で利用できる足湯が2ヶ所ありますが、おすすめは「ゆとろぎ足湯」です。広さもあることから、大人数で利用することができますよ。

さらに、市内には7ヶ所におよぶ温泉飲泉所があります。中からも外からも体をあたため、お肌ツルツルになってください。なお、訪れるなら8月下旬がベスト!毎年5万人近くの見物客を魅了される「島原温泉ガマダス花火大会」に合わせて観光すると、温泉と花火が同時に満喫できます。

22.雲仙岳災害記念館(島原市)

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「雲仙岳災害記念館」は島原市にある火山体験ミュージアムです。通称「がまだすドーム」と呼ばれ、「がまだす」とは島原地区の方言で「がんばる」という意味。火山活動による災害を忘れず、屈せず頑張っていこうという想いが込められています。館内では火山について知り、体験しながら学べるスポットが盛りだくさん。トランポリンやアスレチック、ワークショップなど子供向けのコンテンツも充実しています。

さらに、カフェレストランには名物の「溶岩ドームカレー」があります。この機会にぜひ味わってみてくださいね。火山についてのミュージアムは長崎のみならず日本で唯一ここだけ。島原港より車で約10分のアクセスとなります。

23.土石流被災家屋保存公園(南島原市)

土石流被災家屋保存公園

平成4年の雲仙普賢岳噴火による土石流で甚大な被害をもたらした水無川。その下流の道の駅「みずなし本陣ふかえ」に隣接している「土石流被災家屋保存公園」は、被災した家屋11棟が当時の姿そのままに保存されています。足元に2階の屋根が埋もれている異常な風景を目にすれば、土石流の規模がいかに大きかったかを実感できるでしょう。

見学は無料で、屋外に保存されている被災家屋は24時間公開されています。敷地内には大火砕流体験館や火山学習館も併設されているので、道の駅にいながら火砕流や土石流について知ることができますよ。もちろん、食事やお土産探しも楽しめるので、島原観光で立ち寄るのもいいでしょう。

24.原城跡(南島原市)

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長崎といえば教会巡りが人気ですが、島原半島を観光するならば城址もおすすめです。「原城」は15世紀後半、有馬貴純(ありまたかずみ)によって築かれた難攻不落の城。17世紀には島原の乱の舞台になったことから様々な伝説が残ります。本丸には一揆の指導者となった天草四郎像が立てられ、訪れる観光客を見守っていますよ。

見どころは国内最大級とされる枡形虎口(ますかたこぐち)の遺構です。近年発掘調査が行われ、その全貌がはっきりとしてきました。非常に複雑で戦闘的な虎口は、城とは何か?を深く考えるヒントになるでしょう。他にも見事な石垣や空堀を見ながら当時の姿に思いを馳せてみませんか。

25.波佐見やきもの公園(波佐見町)

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九州の焼き物と言うと、有田焼や伊万里焼が全国的に有名です。しかし、佐賀県有田町からひと山越えた波佐見町にも、隠れた陶磁器の里があるんです!安土・桃山時代に大村藩によって製作開始された「波佐見焼」は、江戸時代に庶民向けの生活食器として安価で供給していました。

川沿いの小高い丘にある「やきもの公園」からは、陶芸の里の風景を一望できます。また、公園内の野外博物館「世界の窯広場」には、国内外様々な時代の珍しい窯が12基復元。さらに、期間中約30万人もの観光客が訪れた「波佐見陶器まつり」をはじめ、各種イベントや実際の焼成も行われています。時間が合えばぜひ見学してみましょう。

26.ハウステンボス(佐世保市)

ハウステンボス

「ハウステンボス」はヨーロッパの街並みが再現された日本最大級のテーマパーク。周辺には6つのオフィシャルホテルが完備され、宿泊中も絶好のロケーションが味わえる贅沢な観光ができます。

特にハウステンボスは夜が熱い!パレードの後に実施されるイルミネーションは、全国イルミネーションランキング6年連続1位に輝く実績を築いています。園内すべてが光の舞台。飛び出すプロジェクションマッピングや光の中を動く運河の船など、時間が経つのも忘れるほど輝きの世界にどっぷりハマるでしょう!

さらに、チューリップ畑やひまわりなど季節を楽しめるスポットも満載。仮装をして写真を撮ればここだけでしか味わえない思い出ができますよ。多くの観光客を魅了してやまない長崎が誇る観光スポットです。

27.弓張岳展望台(佐世保市)

弓張岳展望台

佐世保市街の西にある標高364mの「弓張岳(ゆみはりだけ)」。その山頂にある展望台は、絶景ポイントの多い長崎でも別格の存在です。九十九島を一望に付すことができる観光名所として、大正時代にはすでに開発がスタートしていました。

展望台にある、構造デザイナーの坪井善勝が手がけたアーティスティックな屋根のオブジェもモダンで印象的です。また、弓張岳展望台は夜景の美しさでも群を抜いています。九十九島とは反対の佐世保市街側に目を向ければ、長崎にも劣らない佐世保港の夜景がすぐそこに。長崎・佐世保を旅行するなら、外せない観光スポットですよ。

28.九十九島(佐世保市)

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佐世保港から北へ約25km。美しい風景の中にある島々のことを「九十九島(くじゅうくしま)」と呼んでいます。九十九島一帯は西海国立公園に指定さ、夕日が沈み照らし出すリアス式海岸はとても優美。クルージングツアーも出ているので、島々を間近で眺めることも可能です。全国有数のカキの名産地としても有名で、カキ小屋では一年を通して旨みの詰まったカキを堪能できます。

人気観光スポット「水族館森きらら」は、施設が充実したアットホームな水族館です。至近距離でイルカやペンギンなど海の生物たちを見ることができ、躍動感あふれるイルカショーは迫力満点。その一方、イルカショーとは対照的なクラゲショーも見どころ満載です。ゆったりとしたクラゲの動きに加え、心地よい音色や照明の演出は幻想的で癒されます。

29.展海峰(佐世保市)

展海峰

佐世保港西岸に細長く突き出た俵ヶ浦半島の山の上にある「展海峰」は、1981年に整備が始まりました。長崎では比較的新しい観光名所かつ絶景スポットです。長崎が誇る景勝・九十九島を南側から一望できる絶景ポイントは、ここをおいて他にありません。展望台には望遠鏡もベンチもないですが、訪れる観光客の目をくぎ付けにして離さない景観が目の前に180度展開します。

周辺には春に菜の花、秋にはコスモスが一面に花開いてこれまたキレイです。景色を楽しむだけではなく、花を愛でに来る観光客も多いですよ。広々とした駐車場も完備されているので、佐世保エリアを観光で訪れたらぜひ立ち寄ってください。

30.無窮洞(佐世保市)

出典: hasehase2 / PIXTA(ピクスタ)

長崎を代表する観光スポット・ハウステンボスからほど近いところにある「無窮洞(むきゅうどう)」。地元の小学生と教師が太平洋戦争中に掘った防空壕です。爆薬は一切使わず、教員と生徒がつるはしや鍬などを使ってひたすら手で掘削しました。完成度は高く、約500人ほどが収容できたという巨大な壕内には炊事場やトイレ、石の教壇付きの教室まで備わっています。

「無窮洞」とは子供たちが将来に窮することがないようにと願って名付けられたもの。壕の入り口にはその三文字が、祈りを込めて大きく彫られています。土日には地元ボランティアによるガイドも行われているので、週末の観光がおすすめですよ。

31.西海橋(佐世保市・西海市)

西海橋

うず潮といえば徳島県が有名ですが、長崎の西彼杵半島と佐世保市を結ぶ「西海橋」は、うず潮の穴場観光スポットです。美しいアーチが見事な橋は建築当時、世界第3位かつ東洋一の大きさを誇りました。併せて訪れるなら、隣接する西海橋公園がおすすめです。うず潮と西海橋を眺める絶好の撮影スポットとなっていますよ。公園内にはソリゲレンデや船の形をした遊具もあるので、お子さん連れの家族にも好評です。

うず潮はオールシーズン見られるため、観光スポットとしても大人気。中でも節句の時期は、満開の桜のもとダイナミックなうず潮が楽しめるでしょう。日本三大急潮の西海、ぜひ訪れてみてください。

32.石原岳森林公園(西海市)

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西海市最北部にある「石原岳森林公園」は、かつて石原岳堡塁と呼ばれていた要害施設。佐世保要塞の一つで、明治時代に外国船との戦闘を想定し防衛のため設置されました。一部の遺構を残したまま現在は、公園兼キャンプ場へと生まれ変わり!敷地内はしっかり整備され、地元の方も足を運ぶ長崎の穴場観光スポットです。夏は比較的涼しく、避暑地としても知られています。

なんと言っても要塞跡をそのまま残しているのが魅力的。保存状態が優れているので、銃を放つ隙間からは今にも銃弾が飛んできそうな感覚になります。攻撃から身を守るために造られた防衛壁は、暗いですが中に入ることも可能です。サバイバル気分で冒険してみましょう。

33.長崎バイオパーク(西海市)

出典: takanori / PIXTA(ピクスタ)

「長崎バイオパーク」は自然の調和をテーマに、様々な体験ができるテーマパークです。動物たちを見ることはもちろん、実際に触れ合ったり、エサを食べさせたりすることも可能!なるべく動物たちが本来住む自然環境に合わせた場所で飼育されているため、檻に囲われた一般的な動物園とは一味異なるんです。

パーク内は広く充実し、約200種類の動物に約1000種類にもおよぶ植物がいます。大人気のカピバラをはじめ、ふれあい広場PAWでのモルモット、フクロウといった小動物たちと触れ合うことができますよ。何度訪れても動物たちの異なった表情が観察できる人気観光スポットです。

34.高浜海水浴場(五島市)

高浜海水浴場

日本一美しい白浜と言われているのが五島市の福江島にある「高浜海水浴場」。国道384号線の人気ドライブコースを通ってアクセスします。そこには、白と青の美しいコントラストのビーチが一面に。その美しさは「日本の海水浴場88選」に選ばれるほど素晴らしいです。周りには建物がないため、より自然の中に包まれた気分になりますよ。

白浜の先に映画のロケ地としても有名な軍艦島が見えるのも見どころです。波のおだやかなビーチでのんびりしたり、東シナ海に沈みゆく夕陽を堪能するなど、ぜひ恋人や家族、友人たちと高浜海水浴場に出掛けてみませんか?

35.堂崎天主堂(五島市)

堂崎天主堂

五島市の玄関口・福江港から北へ約9km。細くフック状に突き出た岬の中腹に「堂崎天主堂」があります。日本でキリスト教の禁教令が解かれてから7年後の1880年に、フランス出身のマルマン神父らによって最初の聖堂が建てられました。落ち着いた赤レンガの現教会は1908年に建て替えられたもの。レトロで可愛らしい外観は撮影スポットとしておすすめです。

現在も祈りの場として現役ですが、内部はキリシタン資料館として観光客にも公開されています。観光に訪れたらぜひ注目してもらいたいのがステンドグラス!五島列島の名産・椿をモチーフとした、芸術性の高いデザインとなっています。

36.頭ヶ島天主堂(新上五島町)

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西日本の中でも珍しい石造りの教会が「頭ヶ島(かしらがしま)天主堂」です。新上五島町の中通島にあり、国の指定する重要文化財として観光地となっています。2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録されました。

外観は重厚な佇まい。中に入るとアーチ形の天井やステンドグラス、華やかな装飾が施され、別名「花の御堂」とも呼ばれています。教会の周辺は海や森林に囲まれ、眺めも素敵ですよ。アクセスは有川港から車で20分、頭ヶ島停留所から徒歩5分ほど。教会内の見学は事前予約が必要なので、注意してくださいね。

37.旧野首教会(小値賀町)

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長崎の数ある歴史的な教会の中でも、特に重みを感じさせてくれるのが「旧野首教会」です。現在は無人島となっている小値賀町の野崎島にあり、見学には地元ツーリズムへの申し込みが必要になります。建物一つもない野首の集落跡に佇む赤レンガの教会は、弾圧を乗り越え信仰を貫き通した、日本人キリシタンたちの苦労と悲哀がにじみ出た観光名所です。

決して大きくきらびやかな教会ではないですが、色鮮やかなステンドグラスや柱の木彫など、精一杯の意匠が凝らされているのが大きな見どころ。膨大な建築費をわずか17世帯で出し合ったことから、その敬虔さには頭が下がります。

38.平戸城(平戸市)

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存在することが奇跡とも言える長崎の観光名所「平戸城」。城主の松浦棟(まつらたかし)は、築城許可がなかなか得られなかった江戸時代中期に平戸城を築きました。海へと張り出した亀岡山に建てられたため眺望は抜群!三方を海に囲まれていて、特に地平線に朝日が昇る景色は感動的です。

また、おすすめの撮影スポットは北側にある崎方公園。平戸城や港、城下町一帯を望めます。お土産や休憩は城下町を散策しながら、名物・平戸城最中を食べてみましょう。なお、平戸城は2019年3月現在、大規模な改修工事が行われ見学できないところもあります。詳しくは公式HPをチェックしてください。

39.平戸ザビエル記念聖堂(平戸市)

出典: Hiroko / PIXTA(ピクスタ)

キリスト教伝来と言えばフランシスコ・ザビエルが有名です。平戸市はザビエルが布教のため3度も訪れた地。そんな平戸の街を見下ろす高台にそびえ立つ「平戸ザビエル教会」は、大正2年に建造された本格的な聖堂です。昭和に入ってザビエルの像が建てられたため、「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」とも呼ばれています。淡いエメラルドグリーンの外壁が美しい教会ですが、観光の魅力は外観だけにとどまりません。

坂を下った城下町側から見上げると、光明寺や瑞雲寺といった仏教建築が教会と一緒に視界に入ります。この絶好の撮影ポイントが「寺院と教会の見える風景」と名付けられ平戸観光の魅力でもありますよ。

40.平戸オランダ商館(平戸市)

出典: BLUE7 / PIXTA(ピクスタ)

平戸の町は江戸時代初期の約30年間、長崎港と並ぶ外国との玄関口でした。平戸港の入口には、かつて西欧で唯一交易が許されたオランダの商館がありましたが、近年その建物を復元しました。内部では日本とヨーロッパの交わりや航海史に関するパネルを展示。航海用具や実際の交易品、絵図などの貴重な資料も公開されています。

商館周辺にもオランダ塀やオランダ井戸、オランダ埠頭など当時の遺構が残っていますよ。交易の港町ならではの雰囲気を感じ取れるでしょう。復元事業は現在も進行中なので、これからますます面白い観光スポットになること間違いないです。

41.平戸大橋(平戸市)

出典: BLUE7 / PIXTA(ピクスタ)

平戸市の平戸島と九州本土を結ぶ「平戸大橋」。観光地・平戸の市街へ車で訪れるには、この橋を渡らなければなりません。総長665m、水面からの高さ30mの大きな斜張橋で、何といっても真っ赤な彩色が目を惹きつけます。かつては有料道路でしたが、現在は無料ですよ。徒歩や自転車でも渡れるので、平戸瀬戸の景色をゆっくり眺めながら通行するのもいいでしょう。

また、橋の全景を拝むなら、両サイドにある平戸大橋公園か田平公園(たびらこうえん)がおすすめ。タイミングが良ければ橋の下を船が通過する様子を眺むこともできます。そして、夜になるとライトアップされ、光輝く美しさがロマンチックです。

42.大バエ灯台(平戸市)

出典: JBL4312M / PIXTA(ピクスタ)

平戸市生月島(いきつきしま)の最北端に、白く海に向かって立っている灯台があります。それは生月島の定番観光スポット「大バエ灯台」です。無人の灯台ではありますが、灯台の階段を上り、そこから見える東シナ海の360度オーシャンビューは絶景!高さ100m以上の断崖絶壁に立っていて、天気の良い日には壱岐や対馬まで見えることもあります。また、夕日の景色も見逃せません。

近くに駐車場もあるので、車でのアクセスにも便利ですよ。こじんまりとした灯台ですが、映画『悪人』のラストシーンのロケ地にも使われるなど、訪れた人々から好感を得ている観光スポットです。

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43.塩俵の断崖(御崎柱状節理)(平戸市)

塩俵の断崖

まるで丘が崩れるのを岩の柱で補強しているような景観!平戸市生月島にある「塩俵の断崖(御崎柱状節理)」は、奇岩巨岩の景勝地が多い長崎でも特に不思議な風景と言われています。これは、溶岩台地の上に重なった玄武岩地質がいくつも縦方向に亀裂を生じたもの。通称「柱状節理」と呼ばれています。生月島のもう1つの観光名所「大バエ灯台」へ向かう途中にあるので、アクセスも便利です。

生月大橋から塩俵の断崖までの道路は「サンセットロード」と呼ばれ、美しい夕陽を眺めながらドライブできるのも魅力的。人気撮影スポットでもあるため、観光客はもちろん写真家も足を運んでいます。生月島を訪れるならぜひ立ち寄ってみてください。

44.原の辻一支国王都復元公園(壱岐市)

出典: ちゃりメラマン / PIXTA(ピクスタ)

中国の史書『魏志倭人伝』に登場する「古代国家一支国(いきこく)」。その都跡として近年注目されている遺跡が、壱岐島南東にある「原の辻遺跡」です。遺跡自体の存在は古くから知られていましたが、大規模な調査が行われたのは平成に入ってから。三重の環濠をもった広大な集落跡であることが判明しました。

国の史跡に指定された1997年から、観光できる史跡公園として復元。弥生時代の遺跡で有名な吉野ケ里遺跡や登呂遺跡にも劣らない古代ワールド!建物や柵、堀などが推定復元され、赤米など当時食べられていたと考えられている作物も栽培されています。さらに、まが玉や土器作り体験ができるコーナーもありますよ。

45.猿岩(壱岐市)

.猿岩(壱岐市)

壱岐島のシンボルと言われているのが「猿岩」です。まるでサルがそっぽを向いているかのように見えてしまうこのユニークな岩は、黒崎半島のさらに先端にあり、高さ45mの自然の造形によって出来た玄武岩。

壱岐で伝えられている壱岐島誕生についての神話では、この地を支えた8つの柱が折れて、その折れ柱となったと言われる1つの柱がこの猿岩です。海のそばにあることから、周りには芝生があるので気持ちよく散策や記念撮影ができますよ。奇岩めぐりが好きな方には見逃せない観光スポットです。また、駐車場の近くにあるお土産店「お猿のかご屋」にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

46.牧崎公園(壱岐市)

出典: トゥムルック / PIXTA(ピクスタ)

日本の百名洞の1つにも選ばれた「鬼の足跡」で知られているのが、「牧崎公園」です。鬼の足跡とは、広大な芝生の地に突如ぽっかりと、海の浸食によって穴が空いている巨大な洞窟のこと。鬼がクジラを獲るために踏ん張った際に出来た足跡だという言い伝えから名付けられました。壱岐市が誇る観光名所です。

牧崎公園の周辺は海が広がり、その高さが30mにもおよぶ断崖絶壁は、柵もないので近くで見ると迫力満点!他にもゴリラが微笑んでいるように見える岩や、カエルにそっくりな岩などもありますよ。ぜひ牧瀬公園でしか見られない自然と景色を満喫してみてはいかがでしょうか?

47.対馬野生生物保護センター(対馬市)

対馬野生生物保護センター

対馬と聞いて、ツシマヤマネコを思い浮かべる方も多いのでないでしょうか。環境省のレッドリストにも登録されている絶滅危惧種ですが、対馬にはツシマヤマネコに限らず、貴重な固有種が数多く生息しています。そんな希少動物の保護、増殖に努めている施設が「対馬野生生物保護センター」です!

マジックミラー越しに本物のツシマヤマネコを見学できますよ。館内には対馬で生息する野生生物についての展示も豊富。パネルや映像などを使った解説コーナーに自然環境を再現したジオラマなど、子供たちも楽しく学べるよう工夫されています。観光客だけではなく、地元民からも「ヤマネコセンター」と呼ばれ親しまれている観光スポットです。

48.烏帽子岳展望台(対馬市)

烏帽子岳展望台

対馬の景観を望むなら「烏帽子岳(えぼしだけ)展望所」がおすすめです。浅茅湾(あそうわん)に織り成すリアス式海岸を、標高176mの烏帽子岳から見渡せる人気の観光スポットとなっています。長崎と言っても本土からは離れた島嶼の対馬。小さな島々の先には広大な日本海が360度見渡せます。また、天気が良いと韓国の釜山が見えることもあるそうです。

そして、夕刻は特別な時間に早変わり。刻々と迫りくる夜空の反対側には、地平線へと沈みゆく夕陽。赤から青へと移り行く空のコントラストは息をのむほどの絶景です。夕陽のビュースポットは長崎屈指のロマンチックな場所と言えるでしょう。

49.金石城跡(対馬歴史民俗資料館)(対馬市)

金石城跡

日本と韓国の間にある対馬。そこに築かれた「金石城(かねいしじょう)」は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の影響を受け、歴史の渦に巻き込まれてきました。天守はないですが、櫓門を天守の代用として使用。現在は再建された天守代用大手門を見学することができます。また、復元された旧金石城庭園も必見です。対馬領主の宗(そう)家が誇る華々しい庭園は一見の価値ありますよ。

そして、近くには「対馬歴史民俗資料館」がありますが、2019年3月現在リニューアル工事中のため休館。2019年内に「対馬博物館」としてオープンする予定です。オープンしたらぜひ、日朝両国の間で翻弄された対馬の歴史を学んでみましょう。長崎の中でも、外交面で影響を受けた観光地・対馬。その歴史を肌で感じてみてください。

50.韓国展望所(対馬市)

.韓国展望所

対馬は日本から韓国に最も近い島です。その北端近く、上対馬町鰐浦の高台にある「韓国展望所」は、その名の通り韓国本土を望むことができるビューポイント!わずか50kmほどの向こうには、韓国南縁のリアス式海岸が見えます。

夜になると、対馬を代表する夜景スポットに早変わり。日本の景色はもちろん、韓国釜山の夜景を眺めることができるのです。また、北西を向いているので夕日の絶景スポットとしても有名。対馬海峡の向こうに真っ赤に沈む夕日は、なんとも言えない優美さ。日本には数少ない他国を直に望むことができる、対馬のおすすめの観光スポットです。

◎さいごに

西洋や中国、韓国など異国情緒な雰囲気が感じられる長崎県。自然・歴史・レジャーと、訪れる者を飽きさせない観光スポットがバランスよく揃っています。夜景をはじめ、レトロな建物や外国にいるかのような町並み、自然が織りなす美しい風景など、フォトジェニックなスポットがたくさんあるのも魅力的です。長崎観光する際にはぜひ、ここでしか見られない景色を目に焼き付けくださいね。

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