一夜にして大富豪になれるかも!?マカオを楽しむための観光スポット37選

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一夜にして大富豪になれるかも!?マカオを楽しむための観光スポット37選

日本からのアクセスも良く、老若男女問わず大人気の観光地マカオ。カジノで一攫千金を夢見る人がたくさん訪れる国としても知られていますよね。

しかしマカオにはカジノ以外にも、世界遺産の歴史ある教会や、美食家も唸る絶品グルメ、スリル満点の絶叫アクティビティなどがあり、観光の幅はとても広いんです!マカオを全力で楽しむために外せない観光スポット37選をご紹介します。

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一夜にして大富豪になれるかも!?マカオを楽しむための観光スポット37選

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1.マカオタワー(マカオ半島)

出典: Toby Oxborrow

マカオのランドマークにもなっているマカオタワー。高さはなんと338m、マカオで最も高い建物です。マカオタワーに訪れる観光客のお目当ては、世界一高いバンジージャンプ。地上233mからのバンジージャンプはスリル満点です。

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また、マカオタワーでは、バンジージャンプのほかにスカイウォーク、タワークライム、スカイジャンプが体験できます。スカイウォークとは展望台の外側にある直径約2mの通路を歩くというもの。バンジージャンプに比べると恐怖感は軽減されると思いきや、通路に手すりはなく、ハーネスのみで歩くとは!挑戦するには心の準備が必要そうです。

タワークライムもバンジージャンプ同様に、観光客に人気のアクティビティ。233mの天道台から、てっぺんの338mまで登っていきます。マカオに観光の際はぜひ挑戦してみてください!

2.ザ ベネチアン(コタイ)

出典: Dennis Wong

ザ ベネチアンはカジノを楽しむことができるリゾートホテル。カジノはマカオのメイン産業であり、カジノが楽しめるホテルは多数揃っていますが、なかでも、ザ ベネチアンは、規模の大きさ、豪華さ、設備の充実などから、注目されるリゾートホテル。カジノフロアだけでも敷地面積は東京ドーム1個分もあると言いますから驚きです。パスポートがあれば気軽にプレイできるので、観光客にも大人気のカジノとなっています。

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ザ ベネチアンリゾートホテルには客室が3000室あり、その全てがスイートルーム。各部屋の内部装飾や設備もしっかりしているため、観光客の満足度の高さも知られるところです。

ショッピングモールも併設されており、マカオでの買い物は免税なので、こちらも観光客には大人気のスポットとなっています。

3.ゴンドラ・ライド(コタイ)

出典: commons.wikimedia.org

ゴンドラ・ライドはザ ベネチアンマカオの人気観光スポットの1つです。リゾートホテルの3階にはグランドカナルがあり運河が流れています。ここで約15分のゴンドラ・ライドを楽しみましょう。

ゴンドラに乗りながら、さながら西洋建築が並ぶ景色を見渡していると、一瞬ヨーロッパにいるような感覚に。ゴンドラを進める船頭が歌ってくれるイタリア語のカンツォーネも、また、気分を盛り上げてくれますよ。マカオ観光で大人気のスポットです。ぜひゴンドラに乗ってベネチア気分を味わってみてください。

4.ナーチャ廟(マカオ半島)

出典: nekotank

ナーチャ廟(Na Tcha Temple)はマカオ歴史地区にある建物。ナーチャ廟のすぐ横にある、ポルトガル人が築いた城壁とともに、世界遺産に登録されています。1箇所で2つの世界遺産を見られることもあって、マカオへの観光客が多く訪れます。

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ナーチャ廟は1888年に建てられた寺院。神話に登場する疫病退治の神様・ナーチャを奉った時から、当時流行っていた疫病がなくなったという伝説があります。ナーチャとは伝説に登場する暴れん坊の子供の神を指します。例えば、『西遊記』に登場する孫悟空もナーチャとして有名です。

場所は、マカオの人気観光スポット・聖ポール大天主堂跡のすぐ近くです。ぜひ一緒に回ってみてください。

5.聖ヨセフ修道院及び聖堂(マカオ半島)

出典: nekotank

聖ヨセフ修道院及び聖堂は、1746年から12年もの歳月をかけて建てられた教会。聖堂と同時に聖ポール大学も創設されました。

この修道院は中国や日本そして周辺の国々への布教活動の本拠地として利用されていました。そして1800年にはポルトガル女王、ドナ・マリア1世より「伝道信徒団の館」という称号が与えられています。

ドーム型の美しい修道院の天井には、イエズス会のシンボルである「IHS」という文字が描かれているので、観光で訪れた際にはぜひ注目してみてください。

また、この修道院はフランシスコ・ザビエルの、上腕部の遺骨が崇められることでも知られています。マカオの人気観光スポットです。

6.セナド広場(マカオ半島)

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セナド広場は世界遺産に登録された、マカオ歴史地区の中心部にあります。広場のすぐ近くには、聖ポール天主堂跡、旧マカオ市政庁、仁慈堂といった有名なマカオ観光スポットが点在しています。

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この広場の特徴は異国情緒あふれる建物と石畳。白と黒の波模様の石畳、そこに建つパステルカラーで、ヨーロッパ風の建物は、ポルトガル統治時代の文化を色濃く残しています。

セナド広場から聖ドミンゴ教会までの通りは、マカオ観光みやげ店やオシャレな雑貨屋が多数並んでいるので、ショッピングにもオススメです。

大きいホテルからだと、セナド広場までの無料シャトルバスが出ているのでアクセスも良好。基本的に宿泊客以外も乗れますが、念のためホテルかドライバーに確認することをおすすめします。

7.ラザロ地区の石畳(マカオ半島)

出典: pixta.jp

セナド広場と同様にラザロ地区も、マカオのポルトガル統治時代の名残を色濃く残っている場所として、マカオ観光スポットの定番となっています。周囲の建物はクリームイエローなど明るい色の西洋建築が並び、異国情緒を印象づけます。

ラザロ地区を訪れたら注目してほしいのが石畳で、円形の模様や波模様など、様々なパターンが描かれています。その石畳の道の美しさは、マカオ観光で見ておきたいスポットです。

ラザロ地区の他の観光スポットとして、聖ラザロ教会や、仁慈堂婆仔屋という洋館があります。こちらは現在、美術ギャラリーとして使われていて地元の方からも人気のようです。

8.聖ポール天主堂跡(マカオ半島)

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聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul's)はマカオ歴史地区の一部として、ユネスコの世界遺産に登録された聖堂です。1582年にイエズス会によって礼拝堂として建てられました。

1601年に起こった火災で、前壁を残して全て焼け落ちてしまいました。しかし前壁だけを見ても、どれほどの規模と大きさだったのかが伺えます。マカオで外せない人気観光名所の1つです。

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聖ポール天主堂には、江戸時代、幕府のキリスト教弾圧の令により、マカオに逃れた日本人キリシタンの遺骨が納められている納骨堂や殉教図があります。マカオの観光名所が日本と深い関係があるなんて、ちょっと感慨深いですね。

9.澳門郵政総局(マカオ中央郵便局)(マカオ半島)

出典: Jack at Wikipedia

マカオには郵便局が15ヵ所あり、ポストも町中に設置されています。そのポストにも幾つか種類があり、国際郵便(EMS)が投函可能のものや、切手の自動販売機が付いているものもあります。

マカオから手紙を出すならマカオ中央郵便局が便利ですよ。セナド広場入口に面した場所に立っており、わかりやすいので観光客でもすぐに見つけられます。

郵便に入ってみると、ずらりと並べられた記念切手が。大きさ、デザインなど多様に取り揃えているので、自分へのマカオ観光記念に購入する観光客も多いのだとか。切手購入は専用のシートに枚数や番号を書き込むだけなので、言葉の壁も心配する必要がありません。マカオ観光の様子を日本にいる家族や友人に送ってみてはいかがでしょうか。

10.聖フランシスコ・ザビエル教会(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

1928年にイエズス会の結成メンバーのフランシスコ・ザビエルを記念して建てられた教会が聖フランシスコ・ザビエル教会です。マカオにある他の教会同様、バッロク様式で建てられました。教会の外観は明るいイエローと白で、ポップな印象です。教会内部はスカイブルーを基調としており、その色鮮やかさは教会のイメージを覆すのではないでしょうか。

以前はフランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨が、この教会に納められていましたが、現在は聖ヨセフ修道院に移されました。

日本にキリスト教を布教した聖人として、フランシスコ・ザビエルの名前はよく知られていますよね。それもあって、この教会には多くの日本人の観光客が訪れます。

11.マカオ博物館(マカオ半島)

出典: wiredtourist.com

マカオ博物館は、何世代にもわたってマカオに住んできた人々の生活や文化、歴史を知ることのできる博物館。マカオセントポール聖堂から歩いて5分ほどの場所にあり、マカオの歴史や文化に興味がある方には特におすすめしたい観光スポットです。

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博物館内では、16世紀の西洋文明と中国文明が発展していった様子や、昔マカオに住んでいた人がどのように生活を送っていたかを、ジオラマで見ることもできます。またポルトガルがマカオを治めていた時代の食卓なども、丁寧に再現・展示されています。

マカオには世界遺産が数多くありますが、それらがどのような歴史をたどって、現在の評価に至ったのかを学ぶことができます。マカオの観光スポットについて、より理解が深まるでしょう。

モンテの砦に登るエスカレーターを利用すると、マカオ博物館に行けます。歴史散策の観光もいいですね。

12.聖ドミニコ教会(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

聖ドミニコ教会は、世界遺産のセナド広場や聖ポール天主堂跡といったマカオの有名観光名所近くの教会。そのため常に多くの人で賑わっています。

聖ドミニコ教会の外観は、クリームイエローと白の模様、緑系の窓枠がとても印象的な、ポルトガル統治時代を思い出させるデザインです。この教会は複数の別名があります。当初は木材でできた教会だったので「板樟堂」とも呼ばれ、祭壇にはバラの聖母像があることから「バラの教会」とも呼ばれています。

日が暮れるとプリジェクションマッピングのようなイルミネーションが点灯。そのため、夜も観光客で賑わうスポットとなっています。毎年5月13日の「ファティアの巡礼」では、午後6時に聖ドミニカ教会の聖母像が、ペンニャ教会に移されます。このタイミングでマカオ観光で訪れる方にとって、これは見逃したくないイベントです。

13.聖オーガスチン広場(マカオ半島)

出典: Tomoaki INABA

聖オーガスチン広場は、幾何学模様で白・黒のはっきりとした色合いの石畳がとても美しい憩いの場、聖オーガスチン教会の前にあります。
近くにはセナド広場をはじめ、マカオの大人気観光名所である世界遺産が密集しています。

カップルが散歩している姿もたくさん見かけます。マカオのデートスポットなのでしょう。観光名所巡りだけでなく、ポルトガル統治時代の名残を感じながら、ゆっくりと風景を楽しむお散歩もいいですね。

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14.鄭家屋敷(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

鄭家屋敷は中国の思想家・文豪である鄭觀應(てい かんおう)が住んでいた邸宅。別名「マンダリンハウス」と呼ばれ、マカオ歴史地区の一部として世界遺産に登録されています。鄭觀應は、孫文や毛沢東の思想や活動に影響を与た重要な人物でもあり、歴史的価値の高いマカオの観光スポットの1つです。

鄭觀應が亡くなり親族がマカオを去った後は、賃貸に出されていたこともありました。多い時には72家族・300人が住んでいたという驚きの広さです。

2012年に修復作業が完了し一般公開されるようになりました。今ではマカオに観光の人気スポットです。

15.カテドラル大堂と広場(マカオ半島)

出典: ヤ―シャ / PIXTA(ピクスタ)

カテドラル大堂はセナド広場から東へ少し歩いたところにあります。聖母マリアの誕生を記念して1622年に建てられた大聖堂で、マカオで最も重要なカトリック教会です。外観は白を基調としている壁に、薄い緑色の窓枠や扉。とてもシンプルなデザインですが、内部のステンドグラスと装飾の美しさには驚く方も多いでしょう。

教会は賑わう観光ポイントから少し外れているためか、静かで落ち着いた観光を楽しめる場所です。

カテドラル大堂は小高い場所に立っていて、創設当初は周りに高いビルもなかったため、海を眺めることができました。船乗りの妻たちは、夫の帰りをこの教会で待っていたと言われています。このことから、別名「人待ち寺」とも呼ばれています。

16.ウィン・マカオ(カジノ)(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

ウィン・マカオはラスベガスの高級リゾートホテル、ウィン・ラスベガスのマカオ版として2006年にオープンしました。施設内には宿泊施設、カジノ、スパなどが入っています。

カジノに行く前に必見なのが、ウィン・マカオの縁起担ぎのパフォーマンス。高さおよそ9mもの金の龍「富貴龍」が、ドーム状の天井からぐるぐる回りながら登場したり、葉と枝が24金と真鍮から作られている吉兆の象徴「吉祥樹」がライトアップされています。観光客はまずは、これを見て必勝祈願をいたしましょう。

カジノフロアは他のカジノと少し違い、静かで、高級感がある印象。バカラ、ブラックジャック、ルーレットなどが楽しめるテーブルゲームが390台、スロットマシンが1190機あります。入場料は無料なので、カジノは初めてという方でも雰囲気を味わいにぜひ行ってみてください!

17.ウィン・マカオの噴水(マカオ半島)

出典: Aski / PIXTA(ピクスタ)

ウィン・マカオの前にある噴水では15分おきに約3分間の噴水ショーが行われます。クラシックやポップ、ブロードウェイの名曲に乗せて200基のノズルから、80万ガロンの大量の水が噴射されます。水だけでなく炎も出る演出は迫力満点です!

昼間に見る噴水ショーももちろん綺麗ですが、夜はライトアップが加わります。さらにウィン・マカオの建物自体も煌びやかにライトアップされ、より楽しめると思いますよ。

ウィン・マカオには宿泊もカジノもしていない、だけど噴水ショーはわざわざ見に来る、という観光客も多いほど。カップルでも家族連れでも、そして一人旅でも楽しめるマカオ観光スポットとしておすすめです。

18.ギア要塞、ギア教会、ギア灯台(マカオ半島)

出典: Taka / PIXTA(ピクスタ)

「ギア要塞」はポルトガル人の手によって、1622年から1683年にかけて建てられました。海抜91mの高さにあり、マカオ半島では一番高い場所にある要塞です。

「ギア教会」は聖母マリアに助けられた船乗りたちが、1622年に礼拝堂として建てました。昔、ポルトガル人を乗せた船が台風に遭遇した際に、この丘から数本の眩しい光が進路を照らしてくれたことがあるそうです。それは、聖母マリアによってもたらされ光だったので、ここに礼拝堂を立てたという伝説があります。

台風の警告音が鳴る「ギア灯台」も、その後の1865年に建てられたものです。

マカオの歴史や伝説が元になってできたこのギア要塞、ギア教会、ギア灯台の3つは人気の観光スポットとなっています。

19.聖ローレンス教会(マカオ半島)

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聖ローレンス教会は、マカオに多数ある教会の中でも、最も古いものの1つ。1558年から1600年にかけてイエズス会によって建てられました。教会の名前になっている聖ローレンスとは、ローマ皇帝ヴァレリアヌスの迫害を受けて亡くなった聖人のことです。

昔この教会からは海が見えていました。この付近に住んでいた船乗りの家族たちは、夫や家族が航海から無事に帰ってくるようにと、教会で祈りながら待ち続けていました。航海の良し悪しは風で大きく左右される、だから祈りの内容は「良い風が吹くように」・・・。このことから聖ローレンス教会は「風順堂」という名前でも呼ばれていました。

薄いクリーム色をした外・内観と空色の天井は温かみを感じ、ほっと安心するようなデザインです。

聖ローレンスの障害をモチーフにしたステンドグラスと、豪華なジャンでリアにも目を向けてみましょう。

20.モンテの砦(モンテの丘)(マカオ半島)

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モンテの砦は、その昔、周辺諸国の攻撃からマカオを守るため、ポルトガル人によって築かれたもので、1626年に完成しました。モンテの砦には20以上の大砲のモニュメントが置かれていて、1922年のオランダ軍の攻撃からもマカオを守り、戦いに勝利したことを今に伝えています。

砦の高さは海抜53m、高い丘の上に建てられたモンテの砦からは、マカオを一望。今では絶景を眺める観光スポットです。また夜景の美しさも必見。マカオ観光の際にはぜひ、訪れてくださいね。

砦の近くにはマカオ博物館があります。合わせて見学し、マカオの歴史について知識を深めるのも良いですね!

21.聖オーガスチン教会(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

聖オーガスチン教会は、ペドロ5世の劇場の向かいに建っている教会です。1586年にスペインのオーガスティン派の修道士たちによって建てられた、深い歴史を持っています。

再建が施され、現在の姿になるまでには、何度も修復作業が行われました。その途中、資金不足が生じたこともあり、やむをえずに使用した材料はワラ。そのワラが龍の髭に見えたことから、当時地元の人々から「龍の髭寺院」と呼ばれていたことも。

聖オーガスチン教会は、観光スポットながら、観光客だけでなく礼拝に訪れる人もかなり多い教会です。毎年4月の第一日曜日に行われる「キリスト受難行列」という儀式に合わせて訪れると、十字架を担いだキリスト像がカテドラルに運ばれる様子を見ることができます。

22.聖ドミニコ広場(マカオ半島)

出典: shankar s.

聖ドミニコ広場は、聖ドミニコ教会の前の広場。小さいながらも世界遺産に登録されている歴史的、そして美しい広場です。セナド広場や聖ポール聖堂跡とつながっていることもあり、常に多くの人で賑わっています。

他の歴史ある広場と同じように、カルサーダスという石畳のデザインがとても美しい。マカオ観光で歩き回って疲れたら、木陰のベンチで腰を休めながら、マカオの美しい風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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23.ドン・ペドロ5世劇場(マカオ半島)

出典: Klaus Nahr

マカオ特別行政区・聖オーガスティン広場にある淡い緑色の建物、これが「ドン・ペドロ5世劇場」です。1860年にポルトガル国王・ペドロ5世のために、ポルトガル系移民によって建てられたもので、アジアで初めてのヨーロッパの建築様式を取り入れた劇場です。

劇場ができた当時は、お芝居やコンサートは社交には欠かせないものでした。ここは、男性専用の上流階級の社交場としておおいに賑わっていました。

現在はマカオオーケストラの演奏や催事に使用されるようになり、見学もできるようになりました。近くには、セナド広場や民生総署ビル、聖オーガスティン広場もありますよ。マカオ観光の1つとして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

24.ギャラクシー・マカオ(コタイ)

出典: Doun

コタイ地区に2011年にできた3番目のカジノリゾートがギャラクシー・マカオです。カジノ、ホテル、ショピングモール、プールを併設した複合施設で、マカオへ訪れた観光客の多くが立ち寄ります。

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特徴的なのが降り口近くにある、様々な色と形をしたクリスタル。これは「ウィッシング・クリスタル」という名前で、カジノでプレイする前に運気を寄せることができるとか。これはぜひゲン担ぎしていきましょう。

カジノにはテーブルゲーム600台と1500台のマシーン。入り口にはセキュリティが立っていて、他のカジノと同様に、18歳未満の入場と、内部の写真撮影を禁止しています。

また、ギャラクシー・マカオ内の、世界一長い流れるプールも、マカオの人気観光スポットとなっています。その長さは全長575mで、コースの途中に別れ道があったり、急カーブがあったり、透明なパイプを通ったりと、飽きさせない工夫が盛りだくさん。家族連れの観光客に特におすすめです。

25.マカオ ジャイアントパンダ パビリオン(澳門大熊猫館)(コロアン島)

出典: pixabay.com

澳門大熊猫館こと「マカオ ジャイアントパンダ パビリオン」(通称:マカオパンダ館)は頃安島の石排灣郊野公園の中にあります。日本のパンダがいる動物園とは違い、マカオパンダ館は混雑しておらず、マカオの穴場観光スポットです。

マカオパンダ館への入場は入れ替え制で、1日に約6回行われます。10:00と14:00に入場するとご飯の時間に重なるので、動くパンダを見るチャンスですよ。

入場料はなんと10パタカ(日本円で約150円)!日本の動物園でパンダを見る場合、人混みでよく見えないことがありますよね。マカオパンダ館は入場制限を設けられているので、ゆっくりとパンダを眺められます。マカオ観光の際におすすめの観光スポットです。

26.イエズス会記念広場(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

「イエズス会記念広場」は聖ポール天主堂跡前の階段下にある大きな広場。この名前は、イエズス会が聖ポール大学を設立したことに由来しています。マカオのシンボルとも言える写真、階段を含めた聖ポール天主堂跡前を撮影する人で賑わっています。

毎週土曜日と日曜日に、マカオの伝統ダンスである「ライオンダンス」や「ポルトガルダンス」が披露されており、見学は無料。ただパフォーマンスの時間は変更されることがありますので、マカオの観光案内所やホテルで、確認することをおすすめします。また、プロジェクションマッピングを使ったイベントも行われていて、観光客に人気です。

27.民政総署ビル(マカオ半島)

出典: zh.wikipedia.org

民政総署ビルは、マカオ観光のランドマーク的存在であるセナド広場の真向かいに建っています。何度か改築は重ねていますが、最初に建てられたのは1584年という古い歴史を持ちます。

現在はマカオの役所としての役割を担っており、ポルトガルがマカオを統治していた時代からここで市政・自治を管理してきました。ビル内部の壁に、青いタイルが敷かれてできた画は「アズレージョ」と呼ばれ、たいへん美しいのもなので、観光で訪れる際にはぜひご覧ください。
また、中庭ではポルトガルの偉人たちの石像や地球儀の石像を見ることができます。

28.ロバート・ホートン図書館(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

1840年代に香港で活躍した大富豪ロバート・ホートンの別荘を、1958年に図書館として作りかえたものです。明るい黄色の外観がとてもオシャレで印象的。手入れが行き届いて、いつ観光しても、美しく保たれている庭園にも癒やされます。

この図書館には5000冊を超える本があります。中には日本人作家の本もあり、中国語に翻訳されています。ちょっと読んでみたいですね。

ここでの楽しみは、本を中庭で読めるというところ。雨の日なら、中のカフェ風なスペースでゆっくりと読書を堪能できるところでしょう。

29.媽閣廟(マカオ半島)

出典: Harvey Barrison

媽閣廟(読み方:マー コ ミュウ)は1488年に建てられた歴史の深い中国明朝スタイルの寺院です。この寺院には海の守り神が祀られていて、旅行安全、自然災害、厄払いなどのご利益があるとされています。マカオ観光で訪れたら、旅の安全を祈願するのもいいですね!

また、媽閣廟は立地が風水上素晴らしく、パワースポットとされています。恋愛にご利益のある「百年夫婦樹」は女性の観光客に特に人気。

媽閣廟は、最初にポルトガル人が上陸し、植民地にしたと言われる場所でもあります。「媽閣」を広東語読みしたことが、ルーツで「マカオ」という名前になったとか。マカオの名前の由来の場所、これは、マカオ観光に外せないスポットですね!

30.グランド・リスボア(カジノ)(マカオ半島)

出典: commons.wikimedia.org

グランド・リスボアは2008年にオープンしたマカオを代表するリゾートホテルです。蓮の花をイメージした独特なデザインで、煌びやかな外観は一度見たら忘れられないことでしょう。夜になるとライトアップでさらに華やかになります。ぜひ夜に訪れてみてください。この外観はマカオのシンボルともなっています。

ホテル内にはカジノフロアがあります。少額の掛け金からプレイできるので、カジノ未経験の方も、マカオ観光の思い出として気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょう?ちなみに、こちらのカジノで使えるお金は香港ドルのみ。パタカは使用できないようです、ご注意ください。

31.盧家屋敷(マカオ半島)

出典: Tomoaki INABA

盧家(Lou Kau)屋敷は1889年に建てられた中国人貿易商・盧華詔の邸宅だったもので、世界文化遺産にも登録されている歴史的価値の高い建物です。彼はマカオにいくつもの大きな建物を所有していたことで有名でした。場所はセナド広場のすぐ近く。当時の「クリスチャン・シティ」の中心部に建っています。

中国の伝統的な建築様式の特徴であるレンガを使った建物で、ここでは中国の民芸工芸のワークショップが定期的に開催されています。マカオ観光に訪れた人も参加している人気のイベントです。ぜひ参加してみませんか?

32.官也街(タイパ島)

出典: pixabay.com

マカオ観光に来たらマカオの伝等的なお土産を買って帰りたいですよね!マカオのお土産を買うのに、おすすめなのが官也街(クンヤーガイ)です。クーニャストリートにぎっしりと並んだお店の数々。掘り出しものも多く、宝探しをしている気分でショッピングを楽しめますよ。

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また、官也街の周辺一帯は「タイパ・ビレッジ」と呼ばれていて、美食家たちが集まるレストランやカフェが多数。気軽に入れるお店から、事前予約必須のお店まで軒を連ねています。地元の人や宿泊先の人におすすめのお店を聞いておきましょう。

33.シティー・オブ・ドリームズ(コタイ)

出典: Olav Gjerstad

シティー・オブ・ドリームズとは「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」等が入ったシアター、食事が楽しめるダイニング街「SOHO」、ショッピングモール「ザ・ブルバード 新濠大道」、そしてカジノを併設した巨大複合施設です。2009年に開業した新しいリゾート地で、ベネチアンマカオの東側に位置します。

マカオ観光スポットとして大人気のカジノですが、シティー・オブ・ドリームズには370台以上のゲームテーブルと、1300台ほどのスロットマシーンがあります。

ここのカジノエリアは3つに分かれていて、メインとなるのは「シティー・オブ・ドリームズカジノ」。別フロアにはラスベガスのハードロックをテーマにした「ハード・ロック・カジノ」、そしてグランドハイアットホテルのプライベートカジノ「Signature Club」です。カジノ愛好者から初心者まで、マカオに来たら、こちらでも楽しんでいくべきでしょう。

34.聖アントニオ教会(マカオ半島)

出典: St. Anthony's Church, Macau

聖アントニオ教会はマカオ3大古堂の1つで、元となった礼拝堂は1683年に建てられました。庭にある十字架には「1638」の数字が刻まれています。何度か火災に見舞われ、現在の姿になったのは1930年です。

教会の名前にもなっている聖アントニオは結婚を司る聖人のため、この教会ではよく結婚式が挙げられます。そのためいつも綺麗な花が飾られているので、別名「花王堂」とも呼ばれています。

外装・内装共に白を基調とした壁にクリーム色の天井、中に入ると、その静けさになぜかほっと安心させられる気持ちになるでしょう。

35.コロアン村(コロアン島)

出典: pixabay.com

マカオ中心部の賑やかな感じからは、かけ離れたような静けさがあるのがコロアン(Coloane)村。ここに来たら絶対食したいのが、マカオの定番スイーツ、エッグタルトです。エッグタルトと言えば有名なのは、ロード・ストーズ・ベーカリー。このお店も、コロアン村の海岸通りにあります。

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海沿いには聖フランシスコ・ザビエル教会や譚公廟という道教寺院が並びます。また、コロアン村の住宅は、エメラルドグリーンやクリーム色などとても鮮やか。ゆっくりと散歩をするだけでも雰囲気を味わえます。エッグタルトを買って海岸沿いのベンチで食べるのもいいですね。マカオのグルメ観光として抑えておきたいスポットです。

36.タイパ・ハウス・ミュージアム(タイパ島)

出典: commons.wikimedia.org

タイパ・ハウス・ミュージアムは、ポルトガル人高級官僚の邸宅だったものです。建設されたのは1921年で、1999年以降はにミュージアムに改装し、一般公開されています。ペパーミントな外壁と白い線の窓枠が、とても可愛らしく、まるでお菓子の家のようです。マカオでも人気の観光スポットのひとつです。

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ミュージアムとなった5棟の邸宅はそれぞれ「マカエンセの生活ミュージアム」「展示ギャラリー」「クリエイティブ・カーザ」「ノスタルジック・ハウス」「レセプション・ハウス」とされ、ポルトガル人のマカオでの日常生活や文化、コタイ地区の生活、宗教、料理などが展示されています。

37.福隆新街(マカオ島)

出典: commons.wikimedia.org

福隆新街は西洋建築が見当たらない、中国文化の名残を強く感じる観光スポット。セナド広場から歩いて5分ほどのところです。

その昔、歓楽街として栄えていた通りで、白い壁に赤い扉と窓枠、といった建物が続きます。現在はレストランや土産店が並んでおり、観光客にとっては撮影スポットとしても、食事スポット、買い物スポットとしても人気です。

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福隆新街のレストランは、ローカルの食事から、フカヒレが食べられる高級レストランまで様々。マカオ料理やポルトガル料理も楽しめますよ!また、名物のハト料理やカニ料理を提供しているお店もあり、観光客に大人気です。マカオ観光で訪れたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと旅の思い出になりますよ。

◎まとめ

カジノ、アクティビティ、グルメ、ショー、歴史的建造物などマカオ観光で人気のスポットを37選まとめましたがいかがだったでしょうか?マカオといえばカジノのイメージが強くあると思いますが、カジノ以外にも街全体が世界遺産と言えるくらい、歴史的・文化的価値が非常に高い観光スポットが多数あります。若者からお年寄りまで、カップルでも子供連れでも一人旅でも満喫できる観光地がマカオです!ぜひ旅のプランの参考にしてください。

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