名称:Macao Museum
住所:112 Praceta do Museu de Macau, Macau
公式・関連サイトURL:http://www.macaumuseum.gov.mo/
ヨーロッパの大航海時代から東西貿易の中心地だったマカオには深い歴史や文化があります。そんなマカオには多くの博物館があり、とても興味深いものとなっています。ここでは日本人旅行者にも人気の博物館を紹介したいと思います。
目次
歴史と文化の街マカオで訪れたい人気の博物館4選!
1.マカオ博物館
出典: Yoshimi Matsuura / PIXTA(ピクスタ)
マカオ博物館は聖ポール天主堂から勾配がある坂道を登ったモンテの丘にあります。博物館入口まではエスカレーターで登ることができます。
マカオ博物館はマカオの歴史や文化に関する博物館で、船の交易時代や昔のマカオの様子がジオラマや模型などで分かり易く展示されています。航海用の船、シルクロードのマップ、陶器などの展示もあり、順に見て行くとマカオが東洋と西洋の交流地点だったことがよりよくわかるでしょう。
マカオ博物館の入口には安琪兒(ニューエンジェラカフェ)があり、アイスコーヒーやトーストサンドなどを食べることができます。ほっと一息つける観光客にも人気のカフェ。また博物館にはギフトショップが併設されていて、ここでしか買えないお土産を見つけることができますよ。
2.グランプリ博物館
1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(マカオGP)。毎年11月中旬、市街地の一般道路を使った全長6.2kmのサーキットは、若手レーシングドライバーの登竜門として知られています。
そのマカオGPに関する展示があるのがグランプリ博物館。フィッシャーマンズ・ワーフの北側にあり、フェリーターミナルからも徒歩で約10分ほど。
ここには名ドライバーらが実際に使ったレーシングカーなどが多数展示されています。セナや佐藤琢磨、シューマッハが乗った車も間近に!現在リニューアルが検討されていて、2018年11月に新しく生まれ変わるのだそう。展示面積が拡大され、新規の展示車両、3D効果や4Dレーシング体験なども予定されているそうです。
同じフロアにはワイン博物館があるのですが、リニューアルに伴いコロアン島への移転が検討されているそうです。
名称:Grand Prix Museum
住所:Rua Luis Gonzaga Gomes, Tourism Activities Centre
公式・関連サイトURL:http://en.macaotourism.gov.mo/sightseeing/sightseeing_detail.php?c=2&id=18#.WNO6bVXyjIV
3.マカオ海事博物館
マカオ海事博物館は媽閣廟のすぐそばにある博物館。ここはポルトガル人が最初にマカオに上陸したとされる場所だそうです。海や船に関する博物館で、3階にわたって様々な展示があります。
世界の冒険家たちの航海の歴史、日本の種子島への鉄砲伝来の歴史、当時のマカオの人たちの暮らしぶりなどがパネルなどによって分かり易く展示されています。船のレプリカ展示や小さな水族館もあり、とても見どころのある博物館となっています。
マカオ海事博物館は世界遺産にも登録されている「バラ広場」のすぐそばにあり、石畳の広場に売店などが並びヨーロッパの雰囲気を醸し出しています。合せて観光に訪れてみてください。
名称:Museu Maritimo de Macau
住所:Largo do Pagode da Barra, 1.
公式・関連サイトURL:http://www.marine.gov.mo/subpage.aspx?a_id=1431489058
4.孫文記念館
孫文は辛亥革命以前、マカオの鏡湖医院で西洋式の眼科医として働いていました。この博物館は息子が1918年に建てたもので、厳密にいうと孫文が住んでいた家ではないのですが、孫文ゆかりの建物として孫文に関する資料を展示しています。ここは意外と知られていない、マカオでの孫文の足跡をたどることができる貴重な博物館。ムーア式とアールデコ調のエキゾチックな建物も一見の価値があります。
名称:Dr. Sun Yat Sen Memorial House in Macau(孫文記念館)
住所:Av Sidónio Pais
公式・関連サイトURL:不明
◎まとめ
マカオ半島にはまだまだたくさんの博物館があります。仁慈堂博物館、天主教藝術博物館および地下納骨堂、大砲台 展覧室、ワイン博物館などどれもとても興味深いですよ。またタイパにはタイパ ハウスミュージアムという緑のかわいい外観の博物館もあります。その他、マカオには美術館やギャラリーもたくさん!ぜひ時間をかけてゆっくりと見学してください。