【ドバイの概要】
国:UAE(アラブ首長国連邦)
首長国:ドバイ首長国
ドバイのスペル:イスラム語「دبي」英語「Dubai」
総人口:330万人
ドバイの首都:アブダビ
通貨:ディルハム
宗教:イスラム教(国教)
これを読めばドバイがわかる!日本からドバイへの行き方、観光日数と旅行予算、観光スポット、治安、物価、気温…みんなが知りたいドバイ観光の基本情報を詳しくご紹介します!中東UAEを代表する観光都市、ドバイを楽しむためのお役立ちガイドです。
目次
ドバイ観光を楽しむための基本情報
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ドバイってどんなところ?
砂漠地帯がたった20年で、摩天楼連なるグローバル都市へと目まぐるしい発展を遂げたドバイ(ドゥバイ)。エンターテイメントで溢れる街は多くの"世界一"を持ち、訪れた人を驚きと興奮で包んでくれます。
ドバイは中東一繁栄していることから"ドバイ=国"と思う人もいますが、実はUAE(アラブ首長国連邦)の7ある首長国の1つ。
日本ではいえば、47都道府県の1つのようなものです。長崎県ほどの街に330万人がくらし、特徴的なのはドバイ人口の約85%が外国人であるということ。そのためドバイの言語であるアラビア語ではなく英語が使われることが多く、コミニケーションもとりやすい観光地となっています。
ここからは煌びやかな街ドバイの観光を楽しむための基本情報について、ご紹介していきます!
UAE(アラブ首長国連邦)観光・旅行ガイド
ドバイ観光と治安について
日々さまざまな情報から「中東危ない!」というイメージがあります。そのためドバイへの旅行も危険と思われがち。
ただ同じ中東でもUAEは治安が良く、外務省から発表されている危険度も0なため女性だけでもドバイを安全に旅行することができます。
ただ注意したいのが、国境を超えること。
お隣の国であるサウジアラビアは2019年9月27日にビザの解禁を発表したことから、観光地として注目を集めています。
しかしサウジアラビアの危険度は1、その下の国イエメンは危険度4(最大)となることから、不用意に足を伸ばしすぎるのは危険です。
中東の中でも安全に観光できるのが、UAE(ドバイ)になります。
■外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
日本からドバイへの行き方
日本からドバイまでは、成田・羽田・関空からエミレーツ航空の直行便が出ています。
<飛行機の時間>
●成田→ドバイ ・・・ 12時間弱
●羽田→ドバイ ・・・ 12時間弱
●関空→ドバイ ・・・ 11時間
直行便であれば11〜12時間前後で、ドバイに到着することができます。
2019/11/4時点での直行便の価格は、¥181,600〜となります。
またドバイまで時間がトランジットを含めて16〜18時間かかりますが、格安航空券を利用すれば直行便の1/3ほどの価格でドバイに行くこともできます。
2019/11/4時点での航空券の最安値は、¥61,530〜となっています。
※航空券価格は変動する場合があるので、ご旅行をご検討の際は事前に価格をご確認のうえご検討をお願いいたします。
ドバイ行き格安航空券をチェック
【ドバイと日本の時差】
ドバイは日本よりも5時間遅れています。
ドバイが正午なら、日本は夕方の17:00になります。
ドバイ旅行の費用・予算
ドバイ旅行で往復の航空券以外に必ずかかるものが、ホテル代。リーズナブルなホテルから高級溢れるホテルまでさまざまあります。
ホテルの1室の相場は、次のようになっています。
スタンダード(★★★):¥7,000〜¥15,000
スーペリア(★★★★):¥15,000〜¥20,000
デラックス(★★★★★):¥20,000〜¥35,000
ラグジュアリー(★★★★★+α):¥35,000〜
※2名1室で宿泊する際は、1人あたりの金額は半額です。
5つ星に相当する部屋でも1人あたりが、¥10,000〜¥17,500ほどで1泊できます。3日間の滞在と考えて、往復の航空券を合わせると・・・
¥61,530〜(格安航空券)
+
¥10,000〜¥17,500 × 3 (ホテル代)
=
¥91,530〜
この他に食事や観光にかかる費用を含めると、ドバイの旅費は¥130,000前後〜を見ておくと良いはずです。
ドバイの物価について
旅先を選ぶための1つの判断材料ともなる、その国の物価。中東はオイルマネーのイメージが強く、しかも派手で豪華な施設が立ち並ぶ並ぶドバイともなれば、さぞ物価も高いんだろうなと思われがち。
ただ観光に必要なものを見ていくと、日本の物価と大きく変わることはありません。
ドバイの通貨:1ディルハム(Dh/AED)≒ 25〜30円
■交通機関
タクシー初乗り:5ディルハム ≒ ¥150
ドバイメトロ:4ディルハム〜10ディルハム ≒ ¥120〜¥300
アブラ(水上タクシー):1ディルハム ≒ ¥30
■飲み物
ミネラルウォーター(500ml):1ディルハム ≒ ¥30
ミネラルウォーター(1.5L):1.5ディルハム ≒ ¥45
コカ・コーラ(500ml):3.15ディルハム ≒ ¥94.5
ビールやグラスワイン(パブ):40〜46ディルハム ≒ ¥1200〜¥1400
2017年までは無税の国でしたが、ドバイの経済を安定させるために2018年1月1日より「VAT(付加価値税)」が5%かかります。
対象となるのは、食品・日用品・ホテル・ガソリンなどです。
ドバイは金持ちというイメージは間違っていませんが、高級店などを利用しない限りは価格にそこまで驚くこともないはずです。
【ドバイのチップ】
ドバイにもチップの文化はありますが、気持ちを表すものなので金額に決まりはありません。
目安としては・・・
ホテル:10ディルハム
レストラン:飲食料の総額の10%ほど ※サービスチャージが含まれる場合は必要なし
ドバイ観光に必要な日数
見どころに溢れるドバイ。観光スポットは海沿いに集中しており、6つの地区に分かれています。
・ディラ(Deira)
・バールドバイ/カラマ(Bur Dubai/Karama)
・ジュメイラ(Jumeirag)
・マリーナ(Marina)
・ダウンタウンドバイ(Downtown Dubai)
・ミルディフ(Mirdif)
アラブの伝統や文化、歴史が残るエリア、砂漠、人工島、近未来な街並み、さまざまな観光スポットやアクティビティーを楽しむことができます。ドバイの面積は広くはないため一通り巡るなら、少なくとも3日あれば十分です。
ドバイの見どころ
ドバイに行ったら見逃せない、代表的な観光スポットをいくつかご紹介します。
【ブルジュ・ハリファ】
最頂部は828mにもなる世界一高いビル、ブルジュ・ハリファ。ドバイのシンボル的存在となる建物です。
124階には「At the Top」と呼ばれる展望台があり、ドバイの街並みを一望することができます。
【ドバイフレーム】
2018年1月にオープンした、ドバイフレーム。高さ150m・幅93mの黄金の額縁は、「世界最大の額縁」としてギネスにも認定されています。
展望フロアのスカイデッキもあり、ドバイの街並みを360°見渡すことができます。
またオープン以来、ドバイのインスタ映えスポットとしても人気です。
【ドバイ・ファウンテン】
水・音・光が融け合う、世界最大級の噴水ショーが楽しめるのがドバイ・ファウンテン。
150mもの高さにまで吹き上がる噴水は圧巻です。毎日昼と夜に開催され、無料で見ることができます。
【ドバイ博物館】
ドバイ最古の建築物を博物館にした、ドバイ博物館。
石油が発見される前の日常生活を垣間見ることや、紀元前3000年の貴重な展示品などもあります。近代化する前の古いドバイの歴史や文化に触れ合えるスポットになります。
【ブルジュ・アル・アラブ】
アラビアの船であるダウ船の帆をイメージしてデザインされた、ブルジュ・アル・アラブ。
ペルシャ湾に面した砂浜から280m離れた人工島に建つ最高級ホテルです。利用者しか中に入ることはできませんが、外から見るだけでも様になります。
【パーム・ジュメイラ】
ヤシの木の形をした人工島、パーム・ジュメイラ。
宇宙からも見える巨大な人工島には7万匹にもなる海洋生物が見れる「ロストチェンバーズ水族館」や、イルカと泳ぐことができる「ドルフィンベイ」、ウォーターパーク「アクアベンチャー・ウォーターパーク・ドバイ」など、観光施設が充実しています。
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ドバイ旅行に適した服装
ドバイの気候は、砂漠気候。年間を通して降水量が少なく、日本でいう"春"と"秋"がありません。
またドバイの最低気温の平均は、日本の最高気温の平均ほど。そのため夏は酷暑となることが多く、冬は日中でも暖かく過ごしやすいですが夜との寒暖差が大きいことが特徴です。
ここからはドバイ旅行に適した服装をご紹介します。
4〜10月:夏季
4〜10月にドバイに行くのであれば服装には気をつけなければなりません。ちょうど夏季にあたり、気温も40℃を超える日が続きます。
そのためドバイの夏季に適した服装は、日本での夏の装いで問題ありません。
ただ宗教上の慣習にも注意してください。
民族衣装をきたり、女性が顔を覆う必要はありませんが、いくら暑くても避けた方が良い服装があります。
・タンクトップやノースリーブ
・ショート(ハーフ)パンツやミニスカート
肌を極端に露出したり、ボディーラインがでる服装はいらぬトラブルの元となります。格好によっては、レストランやモスクなどの立ち入りを拒否されることも。
トップスはTシャツ、ボトムスは長めでゆったりしたものが◎
11〜3月:冬季
ドバイの11〜3月は冬季にあたります。年間でもっとも過ごしやすい時期になり、過ごしやすい日が続きます。
ただ冬といっても、日中の気温は20〜30℃。
またこの時期は寒暖差が大きく、早朝や夜は気温が10℃台にまで冷え込みます。夏季の服装と同じで問題ないものの、日暮れの気温低下に備えて羽織れる物があると◎
ドバイ旅行にあると便利な持ち物
「なにを持って行こう?」
おそらく、海外旅行にいく前は悩みますよね。ドバイであると何かと役立つ、便利な持ち物をご紹介します。
■サングラス
冬季でもドバイの日中の日差しは強いです。
外を歩く時は、目を守るためにサングラスは必須です。
■日焼け止めクリーム
特に夏季は日焼けも強いので、日焼けはNGな人には必需品です。
■ボディークリーム
ドバイは時期を問わず、乾燥状態。
お肌ケアのためにも、ボディークリームはお忘れなく。
■変換プラグ&変圧器
ドバイでは、電圧もコンセントの形状も異なります。
電圧:240V〜240V
コンセント形状:BFタイプ
スマホやカメラの充電、日本製の電化製品を持っていくのであれば、変換プラグ&変圧器が必要になります。
■水着
ドバイのビーチやプールに行くなら水着を持っていきましょう!
1〜2月はちょっと肌寒さを感じますが、それ以外の月なら楽しめます。
■常備薬
環境も変わると体調を崩しやすいです。
万が一に備えて、風邪薬や頭痛薬、胃薬などを持っていくと良いでしょう。
ドバイのホテルについて
ドバイには700を超えるホテルがあります。アラビアンなホテル、海沿いのリゾートホテル、砂漠のホテル、ラグジュアリーなホテル、7つ星ホテルなどさまざま。
また5つ星のハイランクなホテルでも、お手頃価格で宿泊できるものもあります。
旅の目的に合った素敵なホテルを選んでみてください。
ドバイで人気のおすすめホテル
まとめ
ドバイはリーズナブルにもラクジュアリーにも、あなたの思うままに楽しめる街となっています。2020年には「ドバイ国際博覧会」が開催も控え、今後も一層の観光都市としての発展が期待されています。
またUAEを代表するもう1つの都市アブダビにも日帰りで行くこともできるので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
アブダビ観光お役立ち情報