15万円以下で買える海外航空券!身近な穴場からちょっと遠くの観光国まで

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15万円以下で買える海外航空券!身近な穴場からちょっと遠くの観光国まで

海外旅行を計画するとき、予算としてまずある程度はっきりさせておきたいのが往復の交通費でしょう。近場の人気観光都市なら5万円を切る格安航空券もあります。ですが、そこまでメジャーでない観光地や遠くの都市の場合は、いくらぐらいかかるのか目星が付けづらいという人は多いはず。そこでこの記事では、往復10万~15万円の範囲で行くことのできるおおよその範囲を並べてご紹介します。

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15万円以下で買える海外航空券!身近な穴場からちょっと遠くの観光国まで

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アメリカ本土およびアラスカ

日本とアメリカの間には、実に多くの便が行き交っています。時期やプランによっては10万円を切る格安航空券もありますが、平均すればアメリカの主要都市まではおおむね10万~15万円が運賃の目安です。これはロサンゼルスやサンフランシスコ、シアトルといった西海岸の大都市でも、ニューヨークやシカゴ、マイアミなど東側の都市でもあまり変わりません。

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また、国外のLCCを利用すれば直行便より比較的安価で行けますが、いったん逆方向に飛んで中国や韓国の空港で乗り継ぐことになります。時間や乗り換えの手間を考えれば、15万円以下の直行便で面倒なく渡米する方をおすすめします。

冷戦時代にはヨーロッパ航路の経由地としておなじみだったアラスカのアンカレッジも、15万円以下で渡航可能です。とはいえ冷戦の終結した今では日本からの直行便はなく、基本的にシアトルでの乗り継ぎとなります。アラスカのメインアクティビティといえば、極北の自然観察。ヒグマがサーモンをハンティングする姿や、氷河が少しずつ崩れていくようすなど、ダイナミックな自然を堪能できるツアーが魅力です。

ヨーロッパへの直行便!スカンジナビア航空

ヨーロッパ航路といえば、日本からはターキッシュエアラインズやアエロフロートロシア、エティハド航空にエミレーツ航空などの便でお得にフライトが可能です。これらの航空会社は途中どこかで1回トランジットするのが普通で、料金はシーズン期間ならだいたい10万円代前半が相場。ところが同じくらいの運賃で、成田からヨーロッパまで直行便を運航している航空会社があります。

それが、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーの北欧3国が共同で運航するスカンジナビア航空!LCCではなく、3国共通のフラッグキャリアの役割を果たしているため、機材やサービスもとても充実しています。日本からの便はデンマークの首都コペンハーゲンにしか就航していませんが、EU圏にダイレクトに入れるのは大きなメリットです。

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ただし、コペンハーゲンや海を挟んだスウェーデンの物価はとても高いので要注意。旅費全体を抑えたいという場合にはコペンハーゲンから近隣の国に速やかに移動した方が良いでしょう。デンマークの隣国ドイツまでは、高速バスや夜行バスでハンブルクに向かうというルートもありますよ。

グアムからのアイランドホッピングで南太平洋の島国へ!

グアムといえば日本人にもおなじみのリゾート観光地で、安いチケットなら往復5万円以内でも行けます。それ自体が充分魅力的なスポットですが、15万円まで航空券代の余裕があるなら、グアムから出ているアイランドホッピング便もおすすめです。

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これは出発地と最終目的地の間にいくつかの島の空港を経由するもの。グアム発のユナイテッド航空のアイランドホッピング便は、チューク諸島、ポンペイ島、コスラエ島、クェゼリン環礁、マジュロ島を経て、最終的にはハワイのホノルルに降り立ちます。オンラインでチケット予約をすると、マジュロまでなら乗り継ぎ5回と出ますが、いちいち飛行機を乗り換えるわけではないので安心してください。

これらの寄港地のうち、ポンペイ島はミクロネシア連邦の、マジュロ島はマーシャル諸島の首都。それぞれの島にはそれぞれの見どころがあります。とくにチューク諸島は、かつてはトラック諸島と呼ばれ、太平洋戦争で日本軍の軍事拠点となったところです。環礁内には多くの日本の船が沈んでいて、今では魚たちの楽園に。いわゆる沈船ダイビングとして、世界中のダイバーが憧れるスポットとなっています。

カイロ

古代エジプトを象徴する風景といえるギザの巨大ピラミッド群とスフィンクス像は、現在のエジプトの首都カイロのすぐ郊外にあります。市内にもバビロン城やコプト博物館のあるオールド・カイロに、9世紀に造られたナイルの水位計があるローダ島、歴史的な街並みが世界遺産にも登録されている旧市街など、いくつかのエリアにたくさんの観光の見どころが散在しています。もちろん、新市街にあるエジプト考古学博物館は必訪ですよ。

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日本からカイロへは、エミレーツ航空かエティハド航空を利用するのが一般的。どちらもアラブ首長国連邦の格安航空会社で、前者がドバイ、後者がアブダビを拠点としています。両都市でも乗り継ぎの待ち時間に催行されているトランジットツアーが人気なので、待ち時間を長めにとってアラブの都市観光を楽しむというのもおすすめです。

キューバ

カリブの島々といえば、大西洋を挟んだヨーロッパの人たちには人気のリゾートですが、日本からはちょっと遠すぎるイメージがあります。フライト時間だけでなく料金ももちろんかさんでしまいますが、そんなカリブで1つだけ、15万円以下で訪ねることのできる国があります。

それが、2015年にアメリカと54年ぶりに国交を回復したキューバです。定期便は2016年に再開され、アメリカの多くの大手航空会社がキューバの首都ハバナに就航しました。そのため、日本からもアメリカ経由で15万円以下という比較的安い運賃でキューバへ渡航することが可能になったのです。

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カリブにはもちろん青い海と白い砂浜がつきもの。それに加えて明るく陽気な人々との交流が、キューバ観光の醍醐味といえるでしょう。文人アーネスト・ヘミングウェイも愛したこのカリブ最大の都市を、格安航空券で訪ねてみてはいかがでしょう。

パラオ

2015年に天皇・皇后両陛下が戦没者慰霊に訪問されたことで注目を集めたパラオは、フィリピンのミンダナオ島の東方に浮かぶ小さな島国です。

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パラオには、「ロックアイランド群と南ラグーン」という世界自然遺産の観光スポットがあります。首都コロールから南のペリリュー島にかけて、445ものポコポコとしたおもちゃのような島々が連なります。

海や島の奇景が美しいだけでなく、これらの島々に囲まれてできる汽水湖「マリンレイク」も大きな見どころ!とりわけマカラカル島のジェリーフィッシュレイクは、その名の通り大量のクラゲが生息する湖として知られています。許可証を購入すれば一般の観光客もシュノーケリングが可能で、ふわふわと漂うクラゲたちとの遊泳が楽しめますよ。

メキシコシティ

成田とメキシコシティを結ぶアエロメヒコはメキシコのフラッグキャリア。しかしながら運賃は高くなく、15万円以下で日本からメキシコへ直行することができます。

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メキシコシティは中南米有数の世界都市であり、かつてのアステカ王国の都テノチティトランの跡に建設された歴史ある街です。市街中心部のメキシコシティ歴史地区は世界遺産にも指定されていて、大聖堂や国立宮殿、アステカ時代の中央神殿跡など見どころも豊富です。

メキシコシティ郊外には、もう1つ必訪の世界遺産「テオティワカン」があります。アステカ文明が栄えるはるか昔、紀元前1~紀元後7世紀ごろに存在したテオティワカン文明の都市および宗教遺跡です。ピラミッド型の大きな石の神殿がズラリと並ぶようすに、思わず圧倒されることでしょう。

◎まとめ

15万円あれば、日本からは地球上のたいていの主要都市には行くことができます。また、南太平洋の小さな島国を訪ねたり、海外の地方都市に降り立って世界遺産を巡ったりと、海外旅行の選択肢も大きく広がります。格安航空券を利用して、ぜひあなたらしい海外の旅をアレンジしてみてください。

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