■名称:大通公園
■住所:北海道札幌市大通西
■アクセス:地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通駅」下車すぐ
■公式・関連サイトURL:https://odori-park.jp/
■名称:さっぽろテレビ塔
■公式・関連サイトURL:https://www.tv-tower.co.jp/
「次の休みは北海道旅行!」と決めたものの、「広すぎる北海道、どこを観光しよう?」と、その選択肢の多さに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな悩みを解決するため、広大な北海道を10のエリアに分け、それぞれの特徴や見どころ、代表的な観光スポットを凝縮してご紹介!北海道旅行の計画に役立つ情報を、わかりやすくガイドします。ぜひ、旅行プランの計画にお役立てください。
目次
北海道旅行はこれで迷わない!エリア別・必見観光スポット完全ガイド
- 北海道は広い! まずは地図で全体像をつかもう
- 1. 札幌・定山渓エリア
- ◆大通公園・さっぽろテレビ塔
- ◆北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
- ◆札幌市時計台
- ◆サッポロビール博物館
- ◆藻岩山
- ◆さっぽろ羊ヶ丘展望台
- ◆モエレ沼公園
- ◆白い恋人パーク
- ◆定山渓温泉
- 2. 小樽・余市・積丹エリア
- ◆小樽運河
- ◆小樽堺町通り商店街
- ◆小樽天狗山
- ◆おたる水族館
- ◆ニッカウヰスキー余市蒸溜所
- ◆積丹ブルーの絶景海岸(神威岬・黄金岬)
- 3. ニセコ・洞爺・登別エリア
- ◆ニセコ
- ◆羊蹄山
- ◆洞爺湖
- ◆有珠山・昭和新山
- ◆支笏湖
- ◆登別温泉
- ◆新千歳空港
- 4. 函館エリア
- ◆函館山
- ◆五稜郭公園
- ◆金森赤レンガ倉庫
- ◆元町エリア ~坂と教会の街並み~
- ◆大沼国定公園
- ◆湯の川温泉
- 5. 旭川・富良野・美瑛エリア
- ◆旭川市旭山動物園
- ◆パッチワークの路
- ◆四季彩の丘
- ◆白金青い池
- ◆ファーム富田
- ◆雲海テラス
- 6. 大雪山エリア
- ◆旭岳
- ◆層雲峡
- 7. 網走・知床エリア
- ◆博物館 網走監獄
- ◆オホーツク海の流氷
- ◆知床五湖
- ◆知床峠
- 8. 釧路・阿寒湖・根室エリア
- ◆釧路・釧路湿原
- ◆阿寒摩周国立公園(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)
- ◆根室・納沙布岬
- 9. 帯広・十勝エリア
- ◆ばんえい十勝(帯広競馬場)
- ◆十勝川温泉
- ◆六花亭・柳月 ~スイーツ王国めぐり~
- 10. 稚内・利尻・礼文エリア
- ◆宗谷岬
- ◆利尻島
- ◆礼文島
- ◎おわりに:最高の北海道旅行を計画するために
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北海道は広い! まずは地図で全体像をつかもう
広大な北海道の旅行計画は、まず全体像と各エリアの位置関係を知ることから始まります。
主要都市の場所と最寄りの空港など、このマップでまずは大まかな場所や距離感をイメージして、旅のプラン作りに役立ててください。
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1. 札幌・定山渓エリア
北海道の政治・経済・文化の中心地、札幌。
グルメ、ショッピング、観光スポットすべてが揃うこの街は、初めての北海道旅行の拠点として、まさに最適な場所です。
新千歳空港から札幌へのアクセスは、JR「快速エアポート」で約40分。札幌市内は地下鉄や市電が通っているので便利です。また、少し足を延せば、「札幌の奥座敷」と呼ばれる定山渓温泉で寛ぐこともできます。
◆大通公園・さっぽろテレビ塔
札幌の中心部を東西約1.5kmにわたって貫く「大通公園」は、四季折々の景色が楽しめる憩いの場。その東端には、街のシンボル「さっぽろテレビ塔」がそびえ立っています。
名物の「とうきびワゴン」で買った焼きとうもろこしを片手に散策したり、季節ごとのイベントを楽しんだり。ここは、市民にも観光客にも愛される憩いのオアシスです。特に冬は、「さっぽろ雪まつり」や「ホワイトイルミネーション」といった一大イベントの舞台となり、多くの人で賑わいます。
地上約90mのテレビ塔展望台に上がれば、眼下に広がる幻想的なイルミネーションを見下ろし、ロマンチックな札幌の夜を満喫できます。昼と夜、両方の景色を楽しめる「昼・夜チケット」がオトクですよ。
◆北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれる「北海道庁旧本庁舎」。明治時代に建てられたアメリカンネオバロック様式の美しいレンガ建築は、国の重要文化財にも指定されている札幌の象徴的な存在です。
【祝・リニューアル!】
長らく続いた改修工事を終え、2025年7月25日(金)に待望のグランドオープンを迎えます!
リニューアル後は、創建当時の姿に復元された知事室などの美しい内装や、北海道の歴史を伝える貴重な資料展示を再び無料で見学できる予定です。
1階の売店では、ここでしか手に入らない赤れんが限定の北海道ワインやオリジナルグッズも販売され、お土産選びに最適です。夜には美しくライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれるため、ディナー後の散策にもおすすめです。
■名称:北海道庁旧本庁舎
■住所:北海道札幌市中央区北3条西6丁目
■アクセス:JR札幌駅から徒歩約10分
■公式・関連サイトURL:https://www.sapporo.travel/spot/facility/former_hokkaido_government_office/
◆札幌市時計台
赤い屋根と白い壁が印象的な「札幌市時計台」は、札幌を象徴する歴史的建造物。国の重要文化財に指定されており、140年以上にわたって札幌の街に時を告げてきました。
外観を見て満足してしまいがちですが、ぜひ館内も見学してみてください。元々は札幌農学校の演舞場(屋内体育館)として使われていたため、内部には広々とした空間が広がっています。
1階は時計台の歴史や仕組みを学べる展示があり、2階ホールでは動いている時計の巨大な模型や、姉妹都市の米国・ポートランド市から贈られた鐘の実物を見ることができます。また、1階には公式キャラクター「とっけ」のグッズや、ここでしか買えない限定のお菓子などお土産選びも楽しめる売店があるのでお立ち寄りください。
■名称:札幌市時計台
■住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
■アクセス:JR札幌駅から徒歩で約10分
■公式・関連サイトURL:http://sapporoshi-tokeidai.jp/
◆サッポロビール博物館
赤レンガが美しい「サッポロビール博物館」は、国内で最も歴史のあるビール博物物館。明治時代の製糖工場を改装して造られた建物は、北海道遺産にも認定されています。
日本のビール産業の歴史を学べるギャラリーや、限定グッズが揃うミュージアムショップは、予約なしで誰でも気軽に無料で楽しめます。
より深く知りたい方には、専門ガイドが案内する有料の「プレミアムツアー」がおすすめ。ツアー参加者しか味わえない「復刻札幌製麦酒」を含む2種類のビールを試飲できます。また、1階の「スターホール」では、様々な種類のビールを有料で1杯からテイスティングが可能。「3種飲み比べセット」で好みの味を見つけるのもおすすめです。
隣接する「サッポロビール園」では、北海道名物のジンギスカンと工場直送の生ビールを心ゆくまで味わえます。
■名称:サッポロビール博物館
■住所:北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10
■アクセス:地下鉄東豊線「東区役所前駅」から徒歩で約10分
■公式・関連サイトURL:https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
◆藻岩山
「日本新三大夜景」のひとつに数えられる「藻岩山(もいわやま)」。標高531mの山頂からは、札幌の街並みとその向こうに広がる石狩平野まで、大パノラマを一望できます。
山頂へは、「札幌もいわ山ロープウェイ」で中腹駅へ向かい、そこからミニケーブルカーに乗り換えます。四方がガラスに囲まれたゴンドラからは、高度が上がるにつれて視界が開けていく様子が楽しめ、山頂への期待感を高めてくれます。
山頂展望台は「恋人の聖地」に認定されており、設置された「幸せの鐘」は人気のフォトスポットとなっています。併設のラグジュアリーレストラン「THE JEWELS(ザ・ジュエルズ)」で、きらめく夜景と共にフレンチを味わう特別なディナーは、札幌の夜を忘れがたいものにしてくれるでしょう。
■名称:札幌もいわ山ロープウェイ
■住所:北海道札幌市南区藻岩山
■アクセス:「もいわ山麓駅」からロープウェイで「もいわ山頂駅」下車
■公式・関連サイトURL:https://mt-moiwa.jp/
◆さっぽろ羊ヶ丘展望台
「少年よ、大志を抱け」の名言で知られるクラーク博士の像が立つ「さっぽろ羊ヶ丘展望台」。広大な牧草地で羊たちが草を食む、札幌市内とは思えない牧歌的な風景が広がる人気の観光スポットです。
このクラーク博士と同じポーズで記念撮影をするのが、お決まりの光景。背景に広がる札幌ドームや市街地を一緒に写し込んで、北海道らしい一枚を撮影してみませんか?
春には愛らしい羊たちの毛刈り、夏はラベンダー、秋の紅葉、冬には一面の銀世界と、四季折々の美しい景色が訪れる人々を魅了します。景色を堪能した後は、名物のジンギスカンに舌鼓を打ったり、北海道土産が揃う「オーストリア館」で買い物を楽しんだり、無料の足湯で旅の疲れを癒したりと、様々な楽しみ方でのんびりお過ごしください。
■名称:さっぽろ羊ヶ丘展望台
■住所:北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
■アクセス:地下鉄「福住駅」から、バス「さっぽろ羊ヶ丘展望台」行きに乗り、終点で下車
■公式・関連サイトURL:https://www.hitsujigaoka.jp
◆モエレ沼公園
"公園全体がひとつの彫刻作品"という壮大なコンセプトのもと、世界的な彫刻家イサム・ノグチが設計を手掛けた「モエレ沼公園」。東京ドーム約40個分もの広大な敷地にアートと自然が融合した美しい空間が、なんと入場無料で楽しめます。
園内には、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」や、札幌市内を一望できる人工の山「モエレ山」など、この公園を象徴する造形物が点在。中でも、ダイナミックな水の彫刻「海の噴水」は必見です。最大25mまで水が噴き上がる圧巻のプログラムが、GWから10月中旬ごろまでの期間限定で、毎日数回実施されています。
夏には水遊びができる「モエレビーチ」や遊具エリアが子連れのファミリーに大人気。春には約1800本の桜が咲く「サクラの森」がお花見スポットとして賑わい、冬のモエレ山はそり遊びを楽しむ人々でにぎわうなど、一年を通して誰もが満喫できる公園です。
■名称:モエレ沼公園
■住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
■アクセス:地下鉄東豊線「環状通東駅」下車、【東69】「あいの里教育大駅」行きに乗車し「モエレ沼公園東口」で下車
■公式・関連サイトURL:https://moerenumapark.jp/
◆白い恋人パーク
「白い恋人パーク」は、北海道土産の定番「白い恋人」の世界観を楽しめるお菓子のテーマパークです。英国風の美しい庭園や可愛らしい建物が並び、まるでおとぎの国に迷い込んだかのような気分を味わえます。
庭園や一部ショップは無料。メイン見学施設である「チョコトピア」は有料ですが、プロジェクションマッピングでチョコレートの歴史を学んだり、ガラス越しに「白い恋人」の製造ラインを見学できたりと、楽しみながらお菓子の世界に浸れます。また、お菓子作りのワークショップにも参加できるので、枠が空いていれば体験してみましょう。
さらに、ここでしか味わえないパフェが人気のカフェや、限定スイーツもおすすめです。夏にはバラが咲き誇る庭園、冬には幻想的なイルミネーションと季節ごとの見どころも満載で、一日中楽しむことができます。
■名称:白い恋人パーク
■住所:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
■アクセス:地下鉄東西線「宮の沢駅」下車、徒歩で約7分
■公式・関連サイトURL:https://www.shiroikoibitopark.jp/
◆定山渓温泉
「札幌の奥座敷」と称される「定山渓温泉(じょうざんけいおんせん)」は、札幌中心部から車で約1時間というアクセスの良さから、日帰りでも気軽に楽しめる温泉郷として人気です。
平川の上流に広がる渓谷は、秋には燃えるような紅葉、冬には情緒あふれる雪景色と、四季折々に美しい表情を見せてくれます。温泉街には無料の足湯や手湯が点在しており、シンボルであるカッパの像を探しながら散策するのも楽しみ方のひとつ。朱色の「二見吊橋」は、特に人気のフォトスポットです。
夜には渓谷の散策路が光で彩られる「JOZANKEI NATURE LUMINARIE(定山渓ネイチャー・ルミナリエ)」も開催され、幻想的な雰囲気を味わえます。札幌駅や新千歳空港から直行バスが運行されているので、旅の宿泊地としても最適です。
■名称:定山渓温泉
■住所:北海道札幌市南区定山渓温泉西・定山渓温泉東
■アクセス:札幌駅からバス「かっぱライナー号」で約60分
■公式・関連サイトURL:https://jozankei.jp/
2. 小樽・余市・積丹エリア
レトロな運河と倉庫群、ガス灯が美しい港町・小樽。
札幌からJR「快速エアポート」で約35分とアクセスが良く、日帰り旅行先としても人気があります。
ガラス工芸品やオルゴールが並ぶ「堺町通り」を散策。新鮮な寿司や地元で愛される「あんかけ焼きそば」など、街歩きと共に楽しむグルメも満載です。
西隣の余市町では、世界的な評価を受ける「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」が見学でき、多くの観光客を魅了しています。さらに西へと車を走らせ、息をのむほど美しい「積丹ブルー」の海が広がる積丹半島へのドライブもおすすめです。
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◆小樽運河
「小樽運河」は、小樽観光のシンボル。石造りの倉庫群が立ち並ぶ運河沿いの散策路は、ノスタルジックな情緒にあふれています。ガス灯が灯る夕暮れ時はロマンチックな雰囲気に包まれ、水面から倉庫群を眺める「小樽運河クルーズ」の乗船観光もおすすめです。
運河沿いの散策を楽しんだ後は、小樽随一の商店街「堺町通り」へ。ガラス工芸品やオルゴール、スイーツの名店が軒を連ね、ショッピングや食べ歩きに最適です。
さらに、冬の小樽も見逃せません。運河が青い光で彩られる「小樽ゆき物語」や、無数のキャンドルが雪道を照らす「小樽雪あかりの路」が開催され、街全体が幻想的な光に包まれます。
■名称:小樽運河
■住所:北海道小樽市港町5
■公式・関連サイトURL:https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900367/
◆小樽堺町通り商店街
歴史的な建物を利用したショップが建ち並ぶ「小樽堺町通り商店街」は、小樽観光のメインストリート。全長約900mの通りに、小樽を代表するガラス工房、オルゴール専門店、スイーツ店などが軒を連ねます。
通りの南端に位置する「メルヘン交差点」が散策の起点。「小樽オルゴール堂本館」前に佇む名物の蒸気時計が15分ごとに時を告げ、おとぎ話のような世界が広がります。
堺町通り商店街には、小樽を代表するガラスブランド「北一硝子(きたいちがらす)」の店舗が点在。特に、167個もの石油ランプが灯る幻想的な喫茶ホール「北一ホール」は必見です。
「ルタオ本店」をはじめとする人気スイーツ店の食べ歩きはもちろん、新鮮な海の幸を味わえる寿司店や海鮮丼の店が多いので、小樽グルメも堪能できます。
■名称:小樽堺町通り商店街
■住所:北海道小樽市堺町
■公式・関連サイトURL:https://otaru-sakaimachi.com/
◆小樽天狗山
「小樽天狗山」は、函館、藻岩山(札幌市)と並び、「北海道三大夜景」のひとつに数えられる標高532mの山です。小樽の街と美しい港を一望できる山頂までは、ロープウェイで約5分。昼間は小樽港や石狩湾、晴れた日には遠く積丹半島まで見渡せます。
山頂には複数の展望台のほか、パワースポットとして知られる「天狗山神社」や、鼻をなでると願いが叶うという「鼻なで天狗さん」の像も。夏季限定で開園する「シマリス公園」では、可愛らしいシマリスに直接エサをあげることもでき、子供から大人まで大人気です。
景色を望む「TENGUU CAFE」での休憩や、「小樽スキー資料館」の見学もおすすめ。
夜になると、宝石箱のようにきらめく夜景がとてもロマンチックです。
■名称:小樽天狗山
■住所:北海道小樽市天狗山2丁目
■公式・関連サイトURL:https://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/
◆おたる水族館
日本海に面したダイナミックな景観が魅力の「おたる水族館」。海岸線を活かして造られた屋外の「海獣公園」もあり、海の生き物たちを自然に近い環境で観察できるのが特徴です。
さらに特筆すべきは、おたる水族館のショー。
特に、豪快に海へダイブする「トドのショー」は必見!
飼育員の言うことを聞かない(こともある)自由すぎる「ペンギンのショー」も大人気。その飾らない"ゆるさ"が多くのファンを魅了しています。
ほかにも、イルカショーが行われる「イルカスタジアム」や、アザラシ、セイウチなどが暮らすプールなど見どころ満載。様々な動物へのエサやり体験も人気です。
■名称:おたる水族館
■住所:北海道小樽市祝津3丁目303
■アクセス:JR小樽駅から北海道中央バスで約30分
■公式・関連サイトURL:https://otaru-aq.jp/
◆ニッカウヰスキー余市蒸溜所
日本にウィスキーブームをもたらしたNHK連続テレビ小説『マッサン』。主人公のモデルは、日本のウイスキーの父「竹鶴政孝」です。彼が理想のウイスキー造りのために選んだ地が、スコットランドのような気候と水源、澄んだ空気がそろった余市でした。
創業当時から続く伝統の「石炭直火蒸溜」を、今に伝える余市蒸溜所。ここはその歴史的価値から、国の登録有形文化財にも指定されています。
公式サイトから無料のガイドツアーを予約すれば、スタッフの案内で製造工程や歴史を学べる施設内見学が可能。ツアーの最後に、ウイスキーなどの無料試飲も楽しめます。ツアー終了後は、併設のミュージアムを見学したり、敷地内を自由に散策したり。売店で限定ウイスキーやオリジナルグッズなどお土産も購入できます。
余市蒸溜所はJR余市駅から徒歩数分と、アクセスも抜群です。
■名称:余市蒸溜所
■住所:余市郡余市町黒川町7-6
■アクセス:JR余市駅徒歩5分
■公式・関連サイトURL:https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/
◆積丹ブルーの絶景海岸(神威岬・黄金岬)
どこまでも青く透き通る「積丹ブルー」の海。その美しさを心ゆくまで堪能できるのが、積丹半島に点在する絶景スポットです。中でも代表的なのが「神威岬」と「黄金岬」。
日本海に鋭く突き出した「神威岬(かむいみさき)」は、積丹半島を代表する観光名所です。「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を歩いて先端を目指します。
かつて源義経を慕う娘・チャレンカの悲恋伝説から「女人禁制」の地とされた歴史を持ち、その入口には今も門が立っています。
左右に海を見下ろす稜線上の散策は爽快。往復約40~60分かけて歩いた先には360度の大パノラマが広がり、チャレンカの化身「神威岩」が鎮座する、感動的な絶景が待っています。
■名称:神威岬
■住所:北海道積丹郡積丹町大字神岬町
■公式・関連サイトURL:https://www.kanko-shakotan.jp/spot/%E7%A5%9E%E5%A8%81%E5%B2%AC/
断崖絶壁の海岸美が魅力の「黄金岬」は、目の前に浮かぶ宝島と、吸い込まれそうに青い積丹ブルーの海を一望できる積丹町の絶景スポット。美国港から岬の展望台へは遊歩道が整備されており、気軽に散策が楽しめます。
美国港を訪れるなら、水中展望船「ニューしゃこたん号」の乗船もおすすめです。船底の窓からは、積丹ブルーの海中と、そこに棲むウニや魚たちの姿を間近に観察できます。
岬のトレッキングと海中散歩で、積丹ブルーの魅力を満喫してください。
■名称:黄金岬
■住所:北海道積丹郡積丹町美国町
■公式・関連サイトURL:https://www.kanko-shakotan.jp/spot/%E9%BB%84%E9%87%91%E5%B2%AC/
■名称:積丹水中展望船「ニューしゃこたん号」
■公式・関連サイトURL:https://www.shakotan-glassboat.com/
※冬季休業(4月下旬~10月下旬ごろ運航)
3. ニセコ・洞爺・登別エリア
札幌の南西に広がるこの一帯は、世界的なマウンテンリゾート、火山と湖が織りなすダイナミックな景観、そして日本を代表する温泉地が共存する、北海道屈指の観光リゾートエリアです。
このエリアの中心となるニセコは、極上のパウダースノーを求めて世界中から人々が集う国際的リゾート。夏にはラフティングなどの多彩なアウトドア・アクティビティが楽しめます。また、5月下旬~6月上旬には、羊蹄山を背景にピンクの絨毯が広がる倶知安町「三島さんちの芝桜庭園」が見ごとです。
さらに、エリア南部へ目を向ければ、洞爺湖や支笏湖といった美しいカルデラ湖、今なお活動を続ける有珠山、そして湯けむりが圧巻の登別温泉など、見逃せないスポットが点在。北海道の空の玄関口「新千歳空港」もこのエリアに位置しており、旅の始まりと終わりを彩るにも最適なエリアです。
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◆ニセコ
羊蹄山西麓に広がる「ニセコ」は、世界中のスキーヤーやスノーボーダーが憧れる国際的なマウンテンリゾートです。最大の魅力は、"JAPOW"と称される世界最高品質のパウダースノー。ニセコアンヌプリの広大なゲレンデで、極上の雪を心ゆくまで満喫できます。
そんな冬のイメージが強いニセコですが、夏は緑あふれる大自然の楽園としておすすめ。清流・尻別川(しりべつがわ)でのラフティングや、登山、ゴルフなど、羊蹄山を望む壮大な景色の中で楽しむアウトドア・アクティビティが人気です。
ニセコエリアに多く点在する温泉は、泉質が多様で魅力的。多くの宿泊施設が建ち並び、羊蹄山を眺めながら入れる露天風呂もあります。また、国際色豊かなリゾートならではの高級レストランやカフェが多いのも特徴。宿泊施設も、ラグジュアリーホテルからキッチン付きのコンドミニアムまで多彩に揃っています。
■名称:ニセコ
■住所:北海道虻田郡ニセコ町
■公式・関連サイトURL:https://www.niseko-ta.jp/
◆羊蹄山
ニセコエリアのどこからでもその美しい姿を望むことができる「羊蹄山(ようていざん)」。その見事な円錐形から、「蝦夷富士」という愛称で親しまれています。
羊蹄山は日本百名山にも数えられる標高1,900mの独立峰であり、地域の象徴。その魅力は登山をしなくても満喫できます。
ドライブをしながら、カフェの窓から、冬にはスキー場のリフトの上から、山が刻一刻と表情を変える姿を眺めるのは贅沢な楽しみ方。
また、北東麓の京極町にある「ふきだし公園」は、名水百選にも選ばれた湧き水の名所です。羊蹄山に降った雪や雨が数十年の歳月をかけて地下に浸透し、ろ過された清らかな水が、1日に約8万トンも力強く湧き出しています。
もちろん、本格的な登山を楽しみたい方には、4つの登山コースが用意されています。6月下旬頃からがシーズンで、山頂からは360度の大パノラマと巨大な火口を見下ろす圧巻の景色が待っています。ただし、どのコースも往復7~10時間ほどかかる本格的な登山となるため、十分な計画と準備をしてお出かけください。
■名称:羊蹄山
■住所:北海道虻田郡京極町川西
■公式・関連サイトURL:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10334.html
◆洞爺湖
火山活動が生んだ美しいカルデラ湖、「洞爺湖」。湖の中央に「中島」と呼ばれる島々が浮かぶ独特の景観で知られ、周辺の有珠山などを含めたエリア全体が「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されています。湖畔を散策したりドライブしたりするのも爽快ですが、遊覧船に乗れば湖上からの穏やかな景色を満喫できます。
湖畔に広がる洞爺湖温泉には宿泊施設が充実しており、道南観光の拠点としても最適です。洞爺湖温泉では春から秋にかけ、名物「洞爺湖ロングラン花火大会」を毎晩開催。移動する船から打ち上げるという珍しいスタイルで、鑑賞用の遊覧船や湖畔からはもちろん、ホテルの客室や露天風呂からこの贅沢な光景を眺めることもできます。
■名称:洞爺湖
■アクセス:札幌駅・室蘭駅・伊達駅・洞爺駅からバスに乗り、「洞爺湖温泉ターミナル」下車
■公式・関連サイトURL:https://www.laketoya.com/
◆有珠山・昭和新山
洞爺湖から2kmほど南には、今なお活動を続ける火山「有珠山(うすざん)」と、国の特別天然記念物「昭和新山」がそびえています。
麓の駐車場エリアは、赤褐色の山肌が印象的な昭和新山を間近に望む絶好のフォトスポット。ここから「有珠山ロープウェイ」で山頂へ上がると、さらにダイナミックな光景が待っています。
山頂駅に隣接し、昭和新山を見下ろせる「Mt.USUテラス」は、ソファーを完備したオシャレなテラス。有珠山の溶岩ドームは「Mt.USUテラス」から間近に眺めることができ、その迫力に圧倒されるでしょう。また2025年4月、有珠山火口原展望台にオープンしたテラス「USU360」からは、噴火湾や駒ヶ岳まで一望できます。
時間と体力に余裕があれば、山頂駅から続く「外輪山遊歩道」をぜひ歩いてみてください。大地の力強いエネルギーを全身で体感できます。
■名称:有珠山ロープウェイ
■住所:北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5
■アクセス:JR洞爺駅から道南バスに乗り「昭和新山」下車(約15分)。道央自動車道伊達ICから昭和新山まで車で約15分
■公式・関連サイトURL:https://usuzan.hokkaido.jp/ja/
◆支笏湖
日本有数の透明度を誇る「支笏湖(しこつこ)」は、吸い込まれそうなほどの深遠さから「支笏湖ブルー」と称されるカルデラ湖。真冬でも凍らない「日本最北の不凍湖」として知られ、新千歳空港から車で約40分とアクセスも良好です。
支笏湖の観光は、ドライブや、湖底が見える「水中遊覧船」のほか、神秘的な湖の青さと一体感を味わえるカヌーやクリアカヤックがおすすめ。
冬には、湖の水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた、大小様々な氷のオブジェが立ち並ぶ「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」が人気です。夜には色とりどりにライトアップされ、幻想的な世界が広がります。
■名称:支笏湖
■住所:北海道千歳市
■アクセス:新千歳空港またはJR千歳駅から路線バスに乗り、「支笏湖温泉」下車
■公式・関連サイトURL:https://www.welcome-to-chitose.jp/attractive/shikotsu.html
◆登別温泉
北海道のみならず、日本を代表する温泉地「登別温泉」。1日に1万トンもの湯が自然湧出し、9種類もの多彩な泉質が楽しめることから、「温泉のデパート」と称される温泉天国です。温泉街には、多彩な泉質を比べながら湯めぐりできる大規模なホテルや旅館が充実しています。
温泉街の奥に広がる「地獄谷」は、遊歩道が整備された登別温泉最大の源泉エリア。赤茶けた岩肌のあちこちから白煙と熱湯が噴き出し、まさに地獄のような光景が広がります。また、日和山の爆裂火口跡である「大湯沼」や、そこから流れ出る川で天然の足湯が楽しめる「大湯沼川天然足湯」など、温泉由来のダイナミックな自然景観も見逃せません。
さらに、温泉街から山頂までロープウェイで行ける「のぼりべつクマ牧場」も、ぜひ訪れたい観光スポット。北海道の陸の王者・エゾヒグマが約70頭も暮らしていおり、ガラス張りの通路「人のオリ」から間近に迫るエゾヒグマの迫力が圧巻です。
その他、江戸時代の街並みを再現した「登別伊達時代村」など、個性豊かなテーマパークも周辺に揃っています。
■名称:登別温泉
■住所:登別市登別温泉町
■アクセス:新千歳空港から直行バス「高速エアポート号」で約1時間/札幌駅から直行バス「高速おんせん号」で約1時間20分
■公式・関連サイトURL:https://noboribetsu-spa.jp/
◆新千歳空港
新千歳空港は単なる空港ではなく、北海道の「美味しい」と「楽しい」が詰まったグルメ&エンターテインメントパーク!フライトまでの時間つぶし…なんて考えは、この空港には無縁です。
有名ラーメン店が集う「北海道ラーメン道場」、北海道中のスイーツやお土産が揃うマーケット、チョコレートの製造工程が見られる「ロイズチョコレートワールド」、さらに天然温泉や映画館まであり、その充実度は他の空港の追随を許しません。
旅の最終日に早めに訪れて遊びつくすのも、天気が悪い日の観光プランとして活用するのもおすすめ。空港ターミナルでありながら、北海道旅行の最初から最後まで、楽しみが尽きないスポットです。
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札幌(新千歳)空港 格安航空券を検索する
■名称:新千歳空港
■住所:北海道千歳市美々
■アクセス:JR線新千歳空港駅直結
■公式・関連サイトURL:https://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/
4. 函館エリア
街の至る所に和洋が融合した美しい街並みが残る、異国情緒あふれる港町「函館」。幕末の開港を機に、いち早く海外の文化を取り入れて発展した歴史を持つ都市です。
世界有数の夜景と称される「函館山」からの眺め、星形の城郭「五稜郭」、そして新鮮な海の幸が並ぶ「函館朝市」など、コンパクトな街ながら見どころ満載。函館空港から市街地までバスで約20分とアクセスも抜群。また、北海道新幹線の停車駅「新函館北斗駅」からも、在来線に乗り換え約20分と、道外からの訪問者にとっても便利な観光地です。
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◆函館山
函館観光で外せない観光名所「函館山」。その輝きは『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で三つ星として紹介された、まさに世界が認める絶景です。津軽海峡と函館湾に挟まれた、くびれのある独特の地形が特徴。光の絨毯のように眼下に広がる光景は感動的です。
標高334mの山頂には、景色を楽しめる展望台があるのはもちろん、絶景を眺めながら食事やティータイムを過ごせるレストラン、オリジナルグッズが揃うショップも併設されています。山頂へのアクセスは、125人乗りの大型ゴンドラに乗り約3分で到着する「函館山ロープウェイ」が最もポピュラーですが、バスやタクシーで行くこともできます。
※車でも山頂へ行けますが、夜景タイムにはマイカー規制されますのでご注意ください。
■名称:函館山
■住所:北海道函館市
■公式・関連サイトURL:https://www.hakobura.jp/nightview/post-156.html
◆五稜郭公園
星形の城郭「五稜郭」は、函館のシンボル。江戸時代の終わりに、国防の拠点として築かれた西洋式の要塞で、国の特別史跡に指定されています。
この美しい星形を実感するなら、隣接する高さ約107mの「五稜郭タワー」イチオシ。展望台から、眼下に広がる巨大な星形と、函館の市街地や函館山を一望できます。
タワーからの眺めを楽しんだ後は、実際に公園を散策してみましょう。星形の稜堡(りょうほ)に沿って歩いたり、復元された「箱館奉行所」で幕末の箱館戦争の舞台となった歴史ふれたりすることができます。
春には約1500本の桜が咲き誇る道内有数のお花見スポットに、冬には堀がイルミネーションで彩られる「五稜星の夢(ほしのゆめ)」が人気です。
■名称:五稜郭公園
■住所:北海道函館市五稜郭町44-2
◆金森赤レンガ倉庫
明治時代に建てられた歴史ある倉庫群をリノベーションし、函館ベイエリアの象徴的な風景をつくりだしている「金森赤レンガ倉庫」。現在はショッピングやグルメが楽しめる複合商業施設として、多くの観光客で賑わっています。
テーマごとに分かれた倉庫内に、雑貨やインテリアのショップ、カフェやレストランなど多くのお店が入っています。
元町エリアや函館山ロープウェイ乗り場から徒歩圏内と、アクセスも良好。日が落ちる頃にはガス灯が灯り、倉庫群がライトアップされ、日中とは一変してロマンチックな雰囲気になります。
■名称:金森赤レンガ倉庫
■住所:北海道函館市末広町14-12
■アクセス:JR函館駅から徒歩約15分
■公式・関連サイトURL:https://hakodate-kanemori.com/
◆元町エリア ~坂と教会の街並み~
函館山の麓に広がる「元町エリア」は、港を見下ろす美しい坂道と、開港時代の歴史を物語る洋館や教会が点在。函館の異国情緒を最も色濃く感じられるエリアです。
数ある坂の中でも特に有名なのが、まっすぐに港まで続く「八幡坂(はちまんざか)」。坂の上から振り返った時に見える、青い海と函館港の景色は、数々の映画やCMのロケ地にもなった函館を代表する風景です。
このエリアのもう一つの魅力は、石畳の道と宗派の異なる教会が集まる街並み。美しいビザンチン様式の「函館ハリストス正教会」、ゴシック建築の「カトリック元町教会」、コロニアルスタイルの「旧函館区公会堂」など、絵になる歴史的建造物を巡るのも楽しみです。
■名称:元町エリア
■住所:北海道函館市元町
■公式・関連サイトURL:https://www.hakobura.jp/courses/1
◆大沼国定公園
秀峰「駒ヶ岳」と、その噴火によって生まれた湖沼群が織りなす風光明媚な「大沼国定公園」。駒ヶ岳を背景に、大小126もの島々が浮かぶ景色が特徴です。明治初期から観光保養地として多くの人々が訪れていたリゾートエリアで、ラムサール条約にも登録されています。
大沼観光は、散策路を歩きながら、変化に富んだ景色をのんびりと楽しむのが定番。また、ガイドの楽しい話を聞きながら湖上を巡る遊覧船も好評です。
大沼公園へのアクセスは、北海道新幹線「新函館北斗駅」からJR在来線で2駅。函館からも6駅・34分と、気軽に行くことができます。
■名称:大沼公園
■住所:亀田郡七飯町大沼町
■アクセス:北海道新幹線新函館北斗駅から在来線で約20分、函館駅から約50分。
■公式・関連サイトURL:https://www.onuma-guide.com/
◆湯の川温泉
津軽海峡を望む「湯の川温泉」は、函館の奥座敷。
函館空港が温泉街に隣接しているという、これ以上ないほど便利なロケーションが魅力です。
温泉街には老舗旅館から近代的なリゾートホテルまでが立ち並び、その多くは海が見える絶景露天風呂付き!潮騒をBGMに湯に浸かる時間は、まさに至福のひとときです。
冬に訪れるならぜひ、「函館市熱帯植物園」を訪れてみてください。メディアでも度々紹介される”温泉に浸かるサル”は、冬の風物詩として有名です。
■名称:湯の川温泉
■住所:北海道函館市湯川町
■アクセス:函館駅から函館バスで「湯の川温泉」下車
■公式・関連サイトURL:https://hakodate-yunokawa.jp/
5. 旭川・富良野・美瑛エリア
北海道のほぼ中央に位置し、イメージそのものの景色が広がるのが【旭川・富良野・美瑛エリア】です。
丘のまち「美瑛」、ラベンダーで有名な「富良野」、そして日本最北の動物園がある「旭川」。この3つの地域を結ぶルートは、北海道観光のゴールデンルートとして絶大な人気を誇ります。
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◆旭川市旭山動物園
「旭山動物園」は、旭川の代名詞的存在となった全国的な人気を誇る動物園。動物が本来持つ能力や習性を引き出して見せる「行動展示」の先駆けとして知られ、動物たちの生き生きとした姿に、大人も子供も夢中になれる場所です。
円柱の水槽を縦横無尽に泳ぐアザラシ、頭上のロープを綱渡りするオランウータン、水中トンネルを飛ぶように泳ぐペンギン、そして豪快に水へ飛び込むホッキョクグマ。泳ぐ・飛ぶ・歩く・走るなど、動物の習性や暮らしぶりがわかる、のびのびとした姿を観察できるのが魅力!
飼育員がエサを与えながら解説する「もぐもぐタイム」、冬期限定の雪上をよちよちと歩く「ペンギンの散歩」も、ぜひ見てみたい人気のイベントです。
■名称:旭川市旭山動物園
■住所:旭川市東旭川町倉沼
■アクセス:バスで、JR旭川駅から約40分、旭川空港から約35分
■公式・関連サイトURL:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
◆パッチワークの路
丘のまち・美瑛を代表する絶景ドライブルート、それが「パッチワークの路(みち)」です。美瑛の北西エリアに広がる丘陵地帯を、数々の農道が縫うように続いており、ドライブやサイクリングで巡るのが定番の楽しみ方となっています。
このルートの魅力は、車窓から見える雄大な「パッチワークの丘」の風景。小麦やじゃがいも、ビートといった作物が植えられたカラフルな畑が、まるでパッチワークの布のように丘を彩ります。
ルート上には、CMで有名になった「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」といった象徴的な木々、丘全体を見渡せる「北西の丘展望公園」など、思わず車を停めたくなるようなフォトスポットが点在しています。
■名称:パッチワークの路
■住所:北海道上川郡美瑛町美田
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◆四季彩の丘
十勝岳連峰を背景にした広大な丘に、どこまでも続くカラフルなストライプ模様。絶景スポットとして人気の「四季彩の丘」では、ラベンダーやひまわり、サルビアなど数十種類の花々が、虹色の絨毯のように咲き誇ります。
広大な園内を効率よく巡るなら、トラクターが牽引する「ノロッコ号」や、自分で運転できる4人乗りカートの利用がおすすめ。園内にはアルパカ牧場も併設されています。
美しい花畑と雄大な景色、そして動物との癒やし。そのすべてが1か所で楽しめる「四季彩の丘」は、美瑛を代表する観光名所です。
■名称:四季彩の丘
■住所:北海道上川郡美瑛町美田
■アクセス:JR「美馬牛駅」から徒歩約25分
■公式・関連サイトURL:https://www.shikisainooka.jp/
◆白金青い池
その神秘的な青さで人々を魅了する「白金青い池」。
実はこの池、元々自然にあったものではなく、十勝岳の防災工事によって生まれた人造池です。美瑛川の水に、崖から湧き出すアルミニウムを含んだ水が混ざることで水中に微細なコロイド粒子が生まれ、その粒子が太陽の光を反射して、奇跡のような青色に見えると言われています。
風のない晴れた日には、水面が鏡のように空を映し、最も美しい "青" を見ることができます。水面からすっくと立ち枯れたカラマツの木々が、その非日常的で幻想的な雰囲気を一層引き立てています。
また、池が凍結する冬の夜にはライトアップも開催。暗闇に白い雪と木々、そして青い氷が浮かび上がる光景は、夏とは全く違う、静謐で魔法のような美しさです。
■名称:白金青い池
■住所:北海道上川郡美瑛町白金
■アクセス:JR美瑛駅から道北バスで約20分
■公式・関連サイトURL:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond
◆ファーム富田
富良野のラベンダーといえば、まず名前が挙がる人気の観光地「ファーム富田」。広大な敷地に咲き誇るラベンダー畑は、北海道の夏を象徴する風景です。
園内には、色の濃い早咲きの品種や、香料の原料として知られる品種など、複数の種類のラベンダーが植えられています。少しずつ見頃がずれるため、比較的長い期間ラベンダーを楽しめるのが特徴。また、7色の花々が虹のような帯を描く「彩りの畑」など、ラベンダー以外の花畑も充実しています。
これだけの規模と美しさを誇りながら、ファーム富田の入園は無料!
園内のショップには、ポプリや、自家製のラベンダーを原料にして蒸留したラベンダーオイルなど、香り豊かなオリジナル商品が充実しており、お土産選びも楽しめます。
■名称:ファーム富田
■住所:北海道空知郡中富良野町基線北15号
■アクセス:JR富良野線「ラベンダー畑駅」下車、徒歩で約10分
■公式・関連サイトURL:https://www.farm-tomita.co.jp/
◆雲海テラス
リゾートホテル「星野リゾート トマム」内にある天空の絶景スポット「雲海テラス」。気象条件が整った早朝、眼下に広がる雄大な雲の海は、一生に一度は見ておきたい感動的な光景です。
テラスには、雲の上を歩くような「クラウドウォーク」や、雲の形をした巨大なハンモック「クラウドプール」など、スリリングな展望スポットが点在。雲をテーマにしたカフェ「雲Cafe」で、雲海を待つ時間も楽しめます。
雲海は自然現象なので、発生確率が公式サイトで毎日予報されています。「見られますように!」と期待を胸に早起きしてゴンドラに乗る、そのドキドキ感も旅の醍醐味かもしれません。もし、雲海が発生しなくても、標高1,088mから望む雄大な日高山脈の景色や、美しい朝日を眺めることができます。
■名称:星野リゾート トマム 雲海テラス(霧氷テラス)
■住所:北海道勇払郡占冠村中トマム
■アクセス:札幌駅からJR特急スーパーとかちでトマム駅まで約100分、トマム駅から車で約10分
■公式・関連サイトURL:https://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/
6. 大雪山エリア
アイヌ語で「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」、北海道の屋根と称される「大雪山国立公園」は、日本最大の国立公園です。
手つかずの雄大な自然が広がるこのエリアは、まさに北海道の神髄に触れることができる聖地。北海道最高峰の「旭岳」と、断崖絶壁の渓谷美が続く「層雲峡」は、美瑛や富良野の牧歌的な風景とは一線を画す、荒々しくも神々しい大自然にふれられる二大拠点です。
◆旭岳
標高2,291mを誇る北海道最高峰、大雪山の主峰「旭岳(あさひだけ)」。
「大雪山旭岳ロープウェイ」の乗れば、標高1,600m地点まで手軽に上ることができ、高山の雄大な自然を間近で感じられます。
ロープウェイ山頂駅(姿見駅)周辺には、約1時間で一周できる散策路が整備されています。道中にはエメラルドグリーンに輝く「姿見の池」や「夫婦池」といった美しい池が点在。今なお白煙を上げる噴気孔の姿は、大地の息吹を伝えてくれます。
夏にはチングルマなど100種類以上の高山植物が咲き誇り、9月上旬には日本一早い紅葉が山々を燃えるように染め上げ、冬は雪に包まれた静寂の世界が広がります。
■名称:大雪山旭岳ロープウェイ
■住所:北海道上川郡東川町
■アクセス:道央自動車道旭川北ICから車で約1時間20分。または旭川空港から車で約60分。
■公式・関連サイトURL:https://asahidake.hokkaido.jp/ja/
◆層雲峡
約24kmにもわたり、柱状節理のダイナミックな断崖絶壁が続く、巨大な峡谷「層雲峡」。大雪山国立公園の東側に位置する、北海道を代表する景勝地のひとつです。
日本の滝百選にも選ばれた「流星・銀河の滝」は、断崖の間から力強く流れ落ちる「流星の滝(雄滝)」と、繊細な白糸のように流れる「銀河の滝(雌滝)」。「双瀑台」という展望台からは、対照的な姿が美しい2つの名瀑を同時に望むことができます。
渓谷の入口は、北海道有数の温泉リゾート「層雲峡温泉」。ここから「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」に乗れば、大雪山系の山々を一望できる5合目へ。さらにリフトを乗り継いで7合目まで登ると、日本一早い紅葉や、夏には可憐な高山植物といった、高山の絶景をより間近に感じられます。
冬には、石狩川の河川敷を会場に「層雲峡温泉 氷瀑まつり」が開催されます。大小様々な氷の建造物が七色にライトアップされ、あたり一面が幻想的な空間に包まれます。
■名称:層雲峡
■住所:上川郡上川町層雲峡
■アクセス:JR石北本線上川駅からバスで約35分、または旭川駅からバスで約110分
■公式・関連サイトURL:http://www.sounkyo.net/
7. 網走・知床エリア
オホーツク海に面し、冬には遥かシベリアから流れ着く「流氷」が海を埋め尽くす【網走・知床エリア】。このエリアでは、厳しい歴史と手つかずのまま残る原始の自然、北海道の雄大さと厳しさの両方にふれる旅を体験できます。
エリアの拠点となる網走では、明治時代の過酷な開拓史を伝える「博物館 網走監獄」が必見。冬には、観光砕氷船「おーろら」での流氷クルーズが絶大な人気を誇ります。
その東に位置するのは、世界自然遺産「知床」。ヒグマやエゾシカが暮らす手つかずの大自然を体感するなら、原生林と湖を巡る「知床五湖」の散策や、断崖絶壁と野生動物を海上から望む「観光クルーズ」がおすすめです。
◆博物館 網走監獄
故・高倉健氏主演の映画『網走番外地』で有名な網走刑務所。明治時代、北海道の過酷な開拓は、多くの囚人たちの労働によって支えられていました。
網走刑務所自体は今も存続していますが、かつての主要な建物は少し離れたところに移築され、野外歴史博物館「博物館 網走監獄」として見学することができます。
特に、5棟の舎房が放射状に広がる「放射状舎房」は必見。国の重要文化財にも指定された建築物です。併設の食堂では、焼き魚に麦飯といった現在の網走刑務所の食事メニュー「体験監獄食」を、監獄の食堂で味わえます。
■名称:博物館網走監獄
■住所:北海道網走市字呼人1-1
■アクセス:JR網走駅から路線バスに乗り、「博物館網走監獄」下車
■公式・関連サイトURL:https://www.kangoku.jp/
◆オホーツク海の流氷
冬の道東観光において、オホーツク海に押し寄せる「流氷」は、一生に一度は見てみたい絶景です。遥かシベリアのアムール川から流れ着いた氷が海を真っ白に埋め尽くす光景は、厳しくも美しい自然が生んだ奇跡。例年1月下旬から3月中旬頃までの、ごく限られた期間だけ見ることができます。
この流氷を間近で体感するなら、2つの観光砕氷船クルーズがおすすめ。
網走では船の重みで豪快に氷を砕く大型観光砕氷船「おーろら号」、紋別ではスクリュードリルで厚い氷を砕きながら進む流氷観光船「ガリンコ号」が運航しており、それぞれ異なる流氷クルージングを楽しめます。
もし流氷が見られない時や季節なら、網走の「オホーツク流氷館」や、紋別の「オホーツク流氷科学センターGIZA」へ行ってみましょう。これらの施設では、一年中いつでも本物の流氷にふれたり、極寒を体感することができます。「流氷の天使」クリオネも見られますよ。
■名称:網走流氷観光砕氷船おーろら
■公式・関連サイトURL:https://www.ms-aurora.com/abashiri/
■名称:ガリンコ号(オホーツク・ガリンコタワー)
■公式・関連サイトURL:https://o-tower.co.jp/index.html
◆知床五湖
世界自然遺産「知床五湖」は、知床の原生林に佇む5つの湖沼群。風のない日には、鏡のような湖面に知床連山が映り込み、神聖な空気が流れる場所です。
知床五湖を歩く観光は、①②のコースから選択できます。
①高架木道(往復約1.6km・約40分)
②地上遊歩道(ガイドの引率必須)
①は、電気柵が設置された安全な高架木道を、自由に歩いて散策観光できる無料のコース。終点の展望台から「一湖」を望めます。
②は、ガイドと一緒に「地上遊歩道」を歩いて、知床五湖を巡る有料ツアー。
所要時間は、二湖と一湖を巡る「小ループ」は約1時間、五湖すべてを巡る「大ループ」は3時間ほどが目安です。森の息遣いやヒグマの爪痕といった動物の痕跡を感じながら、知床の自然の奥深さを体感できます。
■名称:知床五湖
■住所:北海道斜里郡斜里町遠音別村
■アクセス:JR知床斜里駅から斜里バス知床線に乗り、「知床五湖」下車(約1時間30分)
■公式・関連サイトURL:https://www.goko.go.jp/index.html
◆知床峠
知床半島のウトロ(西側)と羅臼(東側)を結ぶ「知床横断道路」の中央部、標高738mに位置する絶景スポット「知床峠」。ここからは、知床連山の最高峰である雄大な「羅臼岳(らうすだけ)」を間近に、さらに北方領土の国後島を望むこともできます。新緑が美しい夏はもちろん、山全体が燃えるように色づく秋の紅葉は、特に格別です。
知床横断道路(国道334号)は雪のため、例年11月上旬から4月下旬にわたる約半年間、全面通行止めとなります。この期間はウトロと羅臼を車で行き来できないため、旅行計画にはご注意ください。
そして長く厳しい冬が明けた4月下旬ごろ、待望の開通直後には、道路の両側に数メートルの雪の壁がそそり立つ春の風物詩「雪の壁」を見ることができます。
■名称:知床峠(知床横断道路)
■住所:北海道斜里町 知床国立公園内
■公式・関連サイトURL:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10406.html
8. 釧路・阿寒湖・根室エリア
【釧路・阿寒湖・根室】は、北海道の東部に広がる雄大な湿原、神秘的な湖、そして日本最東端の岬を擁するエリア。手つかずの自然と、スケールの大きな旅が楽しめます。
まず釧路では、観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」の車窓や、カヌーでの川下りなど、様々な視点から「釧路湿原」の雄大な大自然を体感しましょう。
次に、神秘の湖「阿寒湖」へ。マリモの生息地として有名なカルデラ湖のほとりには温泉街が広がり、北海道最大のアイヌコタン(集落)でアイヌの伝統文化にふれることができます。そして本土最東端の根室・納沙布岬では、日本で一番早い朝日が昇る感動の光景に出会えます。
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釧路・阿寒湖・根室エリアへのアクセスは、3つの空港を利用できます。
・たんちょう釧路空港
・根室中標津(なかしべつ)空港
・女満別(めまんべつ)空港
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◆釧路・釧路湿原
道東の拠点都市であり、日本有数の港町「釧路」。その背後には、日本最大の湿原「釧路湿原国立公園」がどこまでも広がっています。活気ある街の風景と、手つかずの大自然。ここでは、その両方を満喫できます。
釧路市街を訪れたなら、まずは夕日の名所「幣舞橋(ぬさまいばし)」へ。港を黄金色に染めながら沈む夕日は、旅情をかきたてる美しい光景です。「和商市場」では、新鮮な魚介類を好きなだけ選んで乗せる「勝手丼」が人気。釧路名物のグルメ体験はいかがでしょう?
そして釧路湿原の雄大さを肌で感じるなら、夏限定の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」や、湿原の中を縫うように進むカヌー体験がおすすめです。
展望台から果てしない地平線をゆったりと眺めたり、湿原に舞う特別天然記念物「タンチョウ」の優雅な姿を探したりと、様々なスタイルで大自然と向き合えます。
■名称:釧路湿原
■公式・関連サイトURL:https://www.env.go.jp/park/kushiro/
■名称:釧路・阿寒湖公式観光サイト
■公式・関連サイトURL:https://ja.kushiro-lakeakan.com/
◆阿寒摩周国立公園(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)
道東を代表する「阿寒摩周国立公園」には、全く異なる個性を持つ3つの美しいカルデラ湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)が点在。神秘的な湖を巡る旅が楽しめます。
まず、国の特別天然記念物「マリモ」が有名な「阿寒湖」は、自然と文化が共存する湖。遊覧船で湖上から景色を楽しむだけでなく、湖畔に広がる北海道最大の「アイヌコタン」で、アイヌの伝統舞踊や木彫りなどの文化にふれることができます。
■名称:阿寒湖
■公式・関連サイトURL:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10044.html
世界有数の透明度を誇る「摩周湖」は、人の立ち入りを許さない神秘と静寂の湖。「霧の摩周湖」として知られています。
吸い込まれそうなほど深い青「摩周ブルー」の神々しい絶景を、3つの展望台から静かに眺めてみてください。
■名称:摩周湖
■公式・関連サイトURL:https://masyuko.or.jp/enjoy/mashu/
日本最大のカルデラ湖である「屈斜路湖」は、アクティブに自然と遊べる湖です。湖畔の砂浜を掘ると温泉が湧き出る「砂湯」が有名で、自分で足湯を作って楽しめます。
冬には、温泉で温められた湖畔に多くの白鳥が飛来し、その優雅な姿は訪れる人々を和ませてくれます。
■名称:屈斜路湖
■公式・関連サイトURL:https://masyuko.or.jp/enjoy/kussharoko/
◆根室・納沙布岬
本土最東端の街「根室」、そしてその先端に突き出しているのが「納沙布(のさっぷ)岬」です。
日本で一番早く朝日が昇る「納沙布岬」は、現状で一般人が観光で行ける日本の最東端の地。納沙布岬に立てば、わずか数km先には北方領土の歯舞群島を望むことができ、国境の街であることを実感できます。この地を訪れたなら必ず見ておきたいシンボル「四島(しとう)のかけ橋」は、領土返還への願いを込めて建てられたモニュメントです。
また、根室周辺には豊かな自然も広がっています。無数の野鳥が集うラムサール条約登録湿地「風蓮湖(ふうれんこ)」「春国岱(しゅんくにたい)」や、断崖に花々が咲く「霧多布(きりたっぷ)岬」など、手つかずの景観を巡るドライブもおすすめ。
そして、サンマや花咲ガニといった新鮮な海の幸も見逃せません。雄大な自然と歴史、そして旬の味覚。道東の果てには、ここにしかない感動が待っています。
■名称:納沙布岬
■住所:北海道根室市納沙布
■公式・関連サイトURL:https://www.nemuro-kankou.com/access/spotmap-nosapp/
9. 帯広・十勝エリア
どこまでも広がる雄大な平野が印象的な「帯広・十勝エリア」は、日本有数の食料基地。ここでは、北海道の豊かな大地が育んだグルメとスイーツ、そして十勝ならではの唯一無二の体験が待っています。
中心都市の帯広を訪れるなら、名物の「豚丼」は必食です。甘辛いタレで香ばしく焼き上げられた豚肉は絶品。また、十勝は「スイーツ王国」としても有名で、「六花亭」や「柳月」といった全国区の菓子メーカーの本店があります。ここでしか味わえない限定スイーツを味わってみましょう。
さらに、世界で唯一、巨大な馬が重い鉄ソリを引いて力と速さを競う「ばんえい競馬」など、食以外にもユニークな魅力が満載。十勝川温泉では、植物由来の有機物を多く含む珍しい「モール温泉」に浸かれます。
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◆ばんえい十勝(帯広競馬場)
体重1トンを超える巨大な「ばん馬」が、重い鉄ソリを引いて力と持久力を競い合う「ばんえい競馬」。北海道開拓時代の農耕馬の文化を今に伝えるこのレースが見られるのは、世界でも唯一、帯広だけです。
レースのハイライトは、コースの途中に設けられた2つの坂。特に、勝負所となる第2障害では、一度止まって息を整え、一気に坂を駆け上がる馬たちの力強い姿に、思わず力強い声援を送りたくなります。レースは主に土・日・月曜に開催されており、100円から馬券を購入することも可能。十勝を訪れるなら、世界で一つの馬文化の熱気を肌で感じてみてください。
レース観戦だけでなく、敷地内にある「ふれあい動物園」で馬にニンジンをやったり、「とかちむら」で十勝のグルメや特産品ショッピングを楽しんだりできるのも魅力。競馬ファンでなくとも、家族で一日中楽しめるテーマパークです。
■名称:帯広ばんえい競馬
■住所:帯広市西13条南9
■アクセス:帯広空港またはJR帯広駅からバスで約10分、「競馬場前」下車
■公式・関連サイトURL:https://banei-keiba.or.jp/
◆十勝川温泉
「十勝川温泉」は、世界でも珍しい植物由来の有機物を多く含んだ「モール温泉」が湧き出る温泉地です。
遥か太古の植物が堆積した亜炭層を通って湧き出す琥珀色のお湯は、天然の保湿成分が豊富。その希少な泉質と、なめらかな湯ざわりは、一度体験すると忘れられない心地よさです。肌がすべすべになることから「美人の湯」として知られています。
雄大な十勝川のほとりに温泉街が広がっており、多くのホテルや旅館は川に面した開放的な露天風呂を持っています。十勝の大平原を眺めながら、世界的にも貴重な名湯に浸かる、そんな贅沢な時間を過ごせるのが十勝川温泉の魅力です。
■名称:十勝川温泉
■住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉
■アクセス:帯広駅から車で約20分、バスで約30分
■公式・関連サイトURL:https://www.tokachigawa.net/
◆六花亭・柳月 ~スイーツ王国めぐり~
良質な乳製品・小麦・豆など、お菓子作りに欠かせない最高の素材がすべて揃う十勝地方。そんな「スイーツ王国」を代表するのが、全国的な知名度を誇る2大メーカー、「六花亭(ろっかてい)」と「柳月(りゅうげつ)」です。
両社の店舗は、美しい庭園やアートが楽しめる「六花の森」や、お菓子の製造工程を見学できる「柳月スイートピア・ガーデン」など、それぞれが一つの観光施設になっています。
そして、本店や工場併設店でしか味わえない「限定スイーツ」はイチオシ。「マルセイバターサンド」で有名な六花亭のサクサク食感のパイ、「三方六」で知られる柳月の工場直売ならではの切れ端など、わざわざ訪れる価値のある逸品が人気です。
■名称:六花の森
■住所:北海道河西郡中札内村常盤西3線 249-6
■公式・関連サイトURL:https://www.rokkatei.co.jp/facilities/%E5%85%AD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E6%A3%AE-2/
※4月下旬~10月下旬頃のみ開館(冬季休業)
■名称:柳月スイートピア・ガーデン
■住所:北海道河東郡音更町なつぞら1番地1
■公式・関連サイトURL:https://www.ryugetsu.co.jp/sweetpia
10. 稚内・利尻・礼文エリア
北海道の最北端に位置する【稚内・利尻・礼文エリア】は、長い旅路の果てにたどり着く日本の"てっぺん"。達成感と特別なロマンに満ちた場所です。
拠点となるのは、本土最北端の街「稚内」。ここから日本の最北端の地の碑が立つ「宗谷岬」へ。そして稚内からフェリーに乗れば、2つの離島へと渡れます。
利尻富士がそびえる雄大な「利尻島」と、可憐な高山植物が咲き誇り"花の浮島"と称される「礼文島」。対照的な2つの島でサイクリングやトレッキングを楽しみながら、貴重な自然を満喫できます。
決してアクセスが良いとは言えない日本の果てだからこそ、そこで出会える景色と感動はきっと忘れられない思い出になることでしょう。
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利尻島と礼文島は、稚内港から出航するフェリーでアクセスするのが一般的です。
夏季の観光シーズンのみ、利尻空港発着の定期便が運航されます。
【運航期間】 例年6月上旬頃から9月下旬頃まで
【路線】 丘珠空港(JAL)、新千歳空港(ANA)
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◆宗谷岬
北緯45度31分22秒。本土における最北端の地、日本のてっぺん「宗谷岬」。岬の先端には「日本最北端の地の碑」が立っています。
目の前には宗谷海峡が広がり、晴れた日にはサハリン(樺太)の島影やクリリオン岬を望めます。周辺には「日本最北端の食堂」や「最北端の給油所」など、さまざま点在する”最北端”を体感しておきましょう。この地を訪問した記念におすすめな「日本最北端到着証明書」は、稚内市役所や稚内市観光案内所、宗谷岬展望台などでもらえます。
また、岬の背後に広がる「宗谷丘陵」も必見。なだらかな丘に風車が立ち並ぶ、ヨーロッパを思わせる雄大な周氷河地形の風景は、北海道遺産にも認定されています。
■名称:宗谷岬
■住所:北海道稚内市宗谷岬
■アクセス:稚内空港から車で約25分。JR稚内駅から路線バスで約50分。
■公式・関連サイトURL:https://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1018.html
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◆利尻島
「利尻富士」の愛称で親しまれる円錐形の利尻山。その山が島そのものであるかのようにそびえるのが、日本海に浮かぶ火山の島「利尻島」です。
この秀峰は島のどこからでも望めますが、特に有名な眺望スポットは南部に位置する「オタトマリ沼」。風のない晴れた日には、沼の湖面に「逆さ利尻富士」が映り込み、息をのむほどの絶景が広がります。
周囲約55kmの島を一周するサイクリングやドライブも人気のアクティビティ。また、本格的な登山者にとっては、利尻富士への登山も大きな魅力となっています。
そして、利尻島を訪れたならぜひ味わいたいのが、濃厚な甘さが特徴の「利尻ウニ」。名産の利尻昆布を食べて育ったウニの味は格別です!
■名称:利尻島
■公式・関連サイトURL:https://www.rishiri-plus.jp/
■フェリー:稚内港からフェリー。利尻島・礼文島間は定期便あり。
■飛行機:夏季のみ、丘珠空港(JAL)/新千歳空港(ANA)発着、利尻空港間を就航
https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1418.htm
◆礼文島
利尻島とは対照的になだらかな丘陵が続く「礼文島」は、「花の浮島」の愛称で親しまれています。夏でも冷涼な気候が、標高0m地帯から約300種類もの高山植物を咲き誇らせる、奇跡のような島です。
この島最大の魅力は、美しい花々と海岸線を眺めながら歩くトレッキング。特に「桃岩(ももいわ)展望台コース」は"花の回廊"とも呼ばれるほど、多種多様な植物に出会えます。そして、5月下旬から6月中旬の短い期間しか出会えない、島固有種「レブンアツモリソウ」は、多くのハイカーが憧れる“幻の花”です。
ヒグマやヘビが生息していないため、心から安心してトレッキングに集中できるのも嬉しいポイント。可憐な花々に癒やされ、汗を流した後に味わう、とろけるように甘い旬の「ウニ」もご堪能ください。
■名称:礼文島
■アクセス:稚内港からフェリー(利尻島~礼文島間は定期便あり)
■公式・関連サイトURL:https://www.rebun-island.jp/
◎おわりに:最高の北海道旅行を計画するために
札幌の都会的なにぎわいから、知床の原始の自然、そして最北端の島のロマン。この記事では、広大な北海道を10の魅力的なエリアに分け、特徴と代表的な見どころを厳選してご紹介しました。
あなたの「やりたいこと」「見たい景色」は、どのエリアにありましたか?
この記事を参考に訪れるエリアを決め、利用する空港や交通手段、ホテルを具体的に計画してみてください。広大な北の大地には、想像を超えるような感動がきっと待っています。次の北海道旅行が、最高に充実した体験となりますように。
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