今再注目の熱海を楽しむならここ!おすすめ観光スポット12選

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今再注目の熱海を楽しむならここ!おすすめ観光スポット12選

温泉、観光、自然、グルメと様々な魅力を持つ日本屈指の温泉地・熱海。古くから湯治場として栄えた熱海は、江戸時代に温泉保養所として注目を浴び始めると、東海道新幹線の開通やバブル期のリゾート開発の波に乗り一気に日本を代表する温泉観光都市へと成長。その後、施設の老朽化や景気の低迷により一時衰退しますが、近年はレトロ&モダンを楽しめる「おしゃれな温泉地」として、若者の間で再び話題となっています。東京から新幹線で約40分とアクセスが良いのもうれしいところ。今回は、そんな熱海でぜひ訪れたいおすすめの観光スポットを厳選して12ヶ所ご紹介していきます。

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今再注目の熱海を楽しむならここ!おすすめ観光スポット12選

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1.熱海城

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「熱海城」は日本の城郭を模して建てられた観光施設です。天守閣にある展望台からは、熱海市街をはじめ湯河原や真鶴半島、さらに天気の良い日には初島や大島、伊豆半島までも一望できます。地形がよく似ていることから「東洋のモナコ」と呼ばれている熱海。そんな絶景をぜひ熱海城から眺めてみましょう。

城内には日本の歴史について学べる日本城郭資料館や武家文化資料館、浮世絵展があるほか、絶景を楽しみながら浸かれる足湯と無料のマッサージチェアが備えられています。お子様連れのファミリーに人気のゲームコーナーや無料遊戯施設も要チェックです。

◆熱海トリックアート迷宮館

人間の目の錯覚を利用して平面を立体的に見せるというトリックアート。そんな面白アート作品を楽しめるのが、熱海城の別館にある「熱海トリックアート迷宮館」です。壁から飛び出す猛獣や大きくひび割れた床、小人のように小さくなってしまった自分の姿など驚きの光景があなたを待っていますよ。

◆熱海ロープウェイ

1958年の開通から60年以上にもわたって愛され続けている「熱海ロープウェイ」。麓から山頂までの所要時間はわずか3分半で、「日本で最も乗車時間が短いロープウェイ」としても知られています。

山頂には熱海城や熱海秘宝館といった観光名所がありますが、中でもぜひ訪れて頂きたいのが「あいじょう岬」。鍵付きの絵馬に願いを書き、柵に奉納してそれぞれ鍵を持ち帰るというカップルに人気のラブスポットです。岬からの眺望も素晴らしいですよ。

◆熱海城桜まつり

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熱海城周辺にはおよそ200本ものソメイヨシノが植えられており、3月下旬から4月上旬にかけて一気に見頃を迎えます。毎年その時期に開催されるのが「熱海城桜まつり」。様々なグルメを集めた露店が出るほか、ステージではカラオケ大会などのイベントが行われたくさんの観光客で賑わいます。

天守閣に上ってピンクの絨毯を敷き詰めたような華やかな光景を見下ろすも良し、桜に包まれた熱海城を庭園から見上げるも良し。ライトアップされた幻想的な熱海城と夜桜のコラボも必見です。2週間ほどの季節限定イベントなので時期をあわせてぜひ。

2.貫一お宮の像

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熱海という地名を全国に知らしめた尾崎紅葉の小説『金色夜叉(こんじきやしゃ)』。1897年から5年間にわたって読売新聞に掲載された人気小説で、主人公の貫一とお宮は当時絶大な人気を誇りました。そんな『金色夜叉』で最も有名なシーンを再現したのが「貫一お宮の像」です。

お宮に振られた貫一が怒り、お宮を蹴飛ばすというこのシーン。像の隣に設置された解説板には、小説では語られていない物語やその後の話も綴られており見応え充分です。運が良ければ、地元ボランティアガイドによる説明も聞けますよ。

3.熱海サンビーチ

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南国の雰囲気漂う熱海の人気海水浴場「熱海サンビーチ」。残念ながら海の家はありませんが、ロッカールームや無料のシャワーもあるので心配はいりませんよ。子供が安心して遊べる浅瀬エリアや遊具付きの公園のほか、水上アスレチックなど充実した設備が魅力です。

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日中は家族連れや若者で賑わう熱海サンビーチですが、夜はぜひカップルで訪れてみてください。日没から夜10時までは毎日ライトアップが行われ、ビーチ全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

4.熱海海上花火大会

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1952年から65年以上にもわたって愛され続けている熱海のビッグイベント「熱海海上花火大会」。花火大会といえば夏が一般的ですが、熱海では冬場を含め年間15回ほど行われています。熱海湾で打ち上げられる花火は、三方を山に囲まれているため音響効果が抜群!目でも耳でも大迫力の花火を楽しめます。

観覧会場となるのは、熱海サンビーチから熱海港辺りまでの海岸沿い。ビーチ沿いに建ち並ぶホテルやクルーズ船を予約して、優雅に花火を眺めるのもおすすめです。会場までの送迎や屋上に備えた特設会場での観覧付きプランを用意しているホテルもあるので、シーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

5.起雲閣

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「起雲閣」は熱海市指定有形文化財の近代建築です。1919年に別荘として築かれた後、1947年に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え入れてきました。その中には山本有三や志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治といった近現代の日本を代表する文豪たちもいらしたのだとか。

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市街地とは思えない緑豊かな庭園に、日本家屋の美しさを感じられる本館。東洋と西洋の装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館では、天井の美しいステンドグラスが見どころとなっています。現在は観光施設として一般公開されているので、ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。

6.来宮神社

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熱海だけでなく全国的にも有名なパワースポット「来宮神社」。参拝者のおよそ7割が20代から40代の女性と、他の神社を圧倒する女子率の高さを誇ります。来宮神社は古くから「来福の神」として厚く信仰されていますが、最近では縁結びのご利益を受けに参拝する女性が増加しているそうですよ。

また、古くから「禁酒の神」としても信仰されている来宮神社では、禁酒や禁煙を祈願しに参拝する人も多く訪れます。見どころは、樹齢2000年以上を誇る巨大な楠の木。幹を一周すると寿命が1年延命するという言い伝えがあり、話題のスポットとなっています。

7.伊豆山神社

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「伊豆山神社」は源頼朝が北条政子と結ばれたことで有名な「縁結びの神社」です。その象徴ともいえるのが、伊豆山神社のシンボルでもある「赤白二龍(せきびゃくにりゅう)」。

赤龍は火を、白龍は水を操るという温泉の守護神で手水舎に安置されています。

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本殿から本宮社へは、およそ1時間の道のり。道中にある病気平癒の神様「白山神社」や、訪れた二人は必ず結ばれると言い伝えのある「結明神本社」への参拝もお忘れなく。本宮社まではかなりの体力を要するので、ゆっくりとハイキングがてら参拝をするのがおすすめです。

8.熱海梅園

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日本一早く梅の花を見られることで知られる「熱海梅園」は、1886年に開園した由緒ある観光庭園です。園内には470本以上にも及ぶ梅の木のほか、松や桜、カエデ、クスノキ、ツツジ、サザンカ、ツバキなど様々な植物が植えられています。

広大な敷地内には足湯を楽しめる和風庭園を始め、2000年に熱海で開催された日韓首脳会談を記念して造られた韓国庭園や熱海出身の彫刻家・澤田政廣氏の記念美術館、作曲家・中山晋平氏の旧邸宅など様々な観光スポットがあり見応え充分。熱海名物の「梅まつり」にあわせて訪れるのがおすすめです。

9.熱海温泉

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熱海温泉の歴史は古く、今からおよそ1500年前に発見されたと伝えられています。日本三大温泉の一つとして知られる熱海温泉の湧出量は、なんと毎分17,000リットル!周辺にはかつて「世界三大間欠泉」と呼ばれた大湯間欠泉のほか、7つの源泉「熱海七湯」など温泉にちなんだ観光名所が目白押しです。

足湯で人気の「家康の湯」は、その名の通り江戸幕府初代将軍・徳川家康にちなんだ温泉。健康維持を気遣っていたことでも知られる徳川家康は、初めて訪れた熱海でお湯の素晴らしさに感動し、湯治のために17日間この地に滞在しました。そんな家康が惚れた熱海温泉であなたも癒されてみませんか?

10.MOA美術館

宗教家・岡田茂吉氏のコレクションを展示する「熱海美術館」が、1982年に「MOA美術館」としてリニューアルオープンしました。館内には国宝や重要文化財を含む3,500点以上の美術品が収蔵されているほか、能楽堂ではクラシックコンサートを開催するなど、アート作品のみならず様々な芸術を楽しめます。

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見どころの一つでもあるのが内装。人影が映らない低反射ガラス板や漆喰の壁、陰影を表すための照明などが設置されているほか、露出展示も行われ注目を浴びています。この「美術品をより間近でより美しく鑑賞して欲しい」という創設者の思いこそが、MOA美術館の魅力なのかもしれませんね。

11.熱海駅前商店街

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熱海駅からすぐの場所にある「仲見世商店街」と「平和通り商店街」には、グルメから雑貨までお土産にぴったりなアイテムが揃っています。熱海ならではの海鮮丼やお寿司をゆっくり味わうのも良いですが、ここに来たらぜひ食べ歩きを楽しんでみてください。

定番の温泉まんじゅうにぬれおかき、かまぼこ、ソフトクリーム、温泉たまごと老若男女に好まれるグルメが目白押し。中でもかまぼこは、イカのすり身や玉ねぎが入ったオーソドックスなものだけでなく、ベーコン入りやじゃがバタ風味など外国人観光客に人気のものもたくさんあります。

さらに、最近では若い女子向けの可愛らしいスイーツも販売されており、店先には行列ができることもあるのだとか。定番の「熱海プリン」や斬新な和洋コラボスイーツの「マカロンモナカ」、思わず写真に撮りたくなる可愛さの「熱海スクエアシュークリーム」など、話題性もバッチリです。

12.初島

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首都圏から最も近いリゾートアイランド「初島」は、熱海港から高速船で30分の場所にあります。岩場が多いため海水浴には不向きですが、釣りやダイビング、アスレチックと自然を楽しめるアクティビティが充実。全部あわせて体験したい方は、レジャー施設「PICA初島」を訪れてみましょう。

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ここには、自然体験施設「SARUTOBI(サルトビ)」やアスレチックパーク「VOUTAN(ボウタン)」、海に面した露天風呂「島の湯」、バーベキュー広場「初島ピクニックガーデン」、海のプールと様々な施設が備わっています。

グランピングを体験できるトレーラーヴィラを利用して、泊りがけでゆっくりするのもおすすめ。冬限定の星空観賞会も要チェックです。

◎まとめ

由緒ある温泉に縁結びのパワースポット、美術館、リゾートアイランド、絶品グルメ、四季折々のイベントと、熱海には子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる観光スポットがたくさんありましたね。都心からのアクセスも良いので日帰り観光にぴったり。週末を利用してちょっと出掛けたいという方にもおすすめです。既に熱海へ行ったことがある方も、この記事を読んで改めて訪れてみるとまた違った魅力に気付けるかもしれませんよ。

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