栃木の観光スポットおすすめ60選|北関東は大自然がいっぱい!?

栃木の観光スポットおすすめ60選|北関東は大自然がいっぱい!?

知っているようで知らない日本の歴史。その歴史を語る上で欠かせないスポットが、栃木県にはたくさんあります。一方で、温泉、滝、紅葉の名所と大自然の恵みもいっぱい!家族で楽しめる施設も充実してます。

B級グルメやショッピングも楽しめて東京からのアクセスも便利な栃木県。栃木県の格安レンタカーを予約すれば、その後の移動にも大変便利です。今しか見ることができない期間限定ものに関する情報もあるのでお見逃しなく!

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栃木の観光スポットおすすめ60選|北関東は大自然がいっぱい!?

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1.宇都宮動物園(宇都宮市)

栃木県宇都宮市にある「宇都宮動物園」。昔懐かしい雰囲気が人気の全国的にも数少ない私営動物園です。動物との距離の近さに驚く人も多いはず!ここではキリンやカバなどといった大型動物へのエサやり体験ができるのです。1袋100円で販売されているエサを購入すれば、いつでも誰でもエサやりができるというサービスっぷり。このエサやり目当てで訪れるリピーターも多いのだとか。

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ふれあいコーナーにはこれまた珍しいミーアキャットが!なかなか触れる機会なんてないですよね。園内はこじんまりとしており観光客も少なめですが、ちょっとレトロなミニ遊園地や大人気のドッグショーなど、スタッフ温かさを感じる仕掛けがいっぱい。動物好きの方でもそうじゃない方でもきっと楽しめますよ。今なら2016年5月に生まれたばかりのカピバラの赤ちゃんに会えるので、ぜひ栃木観光のルートに加えてみてくださいね。

2.宇都宮城(宇都宮市)

関東七名城の一つ。その歴史は古く平安時代後期に始まります。築城は宇都宮氏の祖とされている藤原宗円(藤原秀郷が築城との説もあり)。江戸時代には徳川将軍の日光社参の宿としても利用され、当時、城下町はとても賑わったと言われています。明治初期の宇都宮城の戦いによってその大半を消失。ほとんど面影を失ってしまいますが、2007年、約140年ぶりに宇都宮城址公園として生まれ変わりました。

現在では栃木県の歴史を語る上では欠かせない観光名所として、また、憩いの場として市民や観光客に親しまれています。城址公園の土塁部分には「宇都宮城ものしり館」があり、宇都宮城の昔の姿をジオラマで見ることができます。ボランティアガイドによる丁寧な案内もあるので、歴史が苦手な方でも大丈夫。栃木県宇都宮市の歴史を学んだ上で観光してみると、また違った発見があるかもしれませんね。

3.宇都宮二荒山神社(宇都宮市)

栃木県宇都宮市の真ん中に位置する、明神山の頂にある神社。地元では「二荒さん」の愛称で親しまれています。境内には木々が茂り、都会の喧騒から隔離されたほっと一息できる憩いの場としてもオススメ。お宮参りや七五三のお参りに訪れる市民も多いそうですよ。夏には邪気払いのお祭り「天王祭」が行なわれ、神社の石段を神輿で駆け上がりタイムを競う行事は非常に盛り上がります。

栃木県内外からたくさんの観光客が祭りを楽しみに訪れます。和装で結婚式も頻繁に行われている神社なので、縁結び・恋愛成就にお参りするのも効果ありそうですよね。栃木観光に来たなら宇都宮の中心「二荒さん」で愛を叫んでみてはいかがでしょうか?

4.大谷寺(大谷観音&平和観音)(宇都宮市)

お寺が巨大な岩に押しつぶされそう!そんな衝撃的な光景が繰り広げられているが、栃木県宇都宮の「大谷寺」です。ここにある「大谷観音」は、縄文時代の住居だった洞窟の岩を彫って造られた日本最古の磨崖仏。その「大谷観音」を風雨から守るためのカバーとして、後から岩の隙間に建立された寺院なので押しつぶされる心配はないのです。

しかし他の栃木県の寺院ではなかなか見られないユニークな形状をしているので、一目見ようという観光客から人気を集めています。また「大谷観音」はパワースポットとして注目されていて、門前にある巨大で迫力のある「平和観音」とともに癒されると評判ですよ。普通の栃木観光じゃ物足りないという方にぜひお勧めしたい観光スポットです。

5.大谷石体験館(宇都宮市)

石材の加工体験で気分は彫刻家!「大谷石体験館」では栃木県宇都宮原産の大谷石を使った加工体験が楽しめます。大谷石とは噴火した火山から飛び出した軽石を多く含む天然石。表面はでこぼこした味わい深い質感で、軽く柔らかく加工しやすいのが特徴です。その加工の歴史は古く、確認できているもので6世紀から7世紀ごろの古墳にすでに石材として使われていました。

「大谷石体験館」では実際に石を削ったりデコレーションして楽しみながら大谷石について知ることができます。加工しやすいとはいうものの、思い通りに削るのはなかなか難しいので、チャレンジし甲斐があり観光にはピッタリですね。館内ではここで造られた作品なども鑑賞・購入可能。栃木観光に加えれば、旅がグッとクリエイティブになるかもしれませんよ。栃木生まれの石材を実際に見て触って削って楽しみましょう!

6.大谷資料館(宇都宮市)

栃木県宇都宮の地下に広がる巨大空間!「大谷資料館」は大谷石の採掘場跡を公開、博物館として大谷石や採掘場に関する資料の展示などを行っています。確認されているだけでも古墳時代からさまざまな場所で活用されてきた大谷石。太古の昔から日本人の生活と深く関わってきた石と採石場を知るとその時々の人々の暮らしぶりも見えてきて興味深いですよ。

そして圧巻の採石場跡はまるで巨大ダンジョン!まさに異空間という雰囲気は映画などの撮影で度々使われるのも頷けます。独特の音響効果を生かしてコンサートや演劇などもおこなわれ、たくさんの観光客が訪れている栃木の人気観光スポットです。観光の醍醐味と言えば「非日常」を味わうこと。栃木に来るのなら是非「大谷資料館」で思いっきり非日常を味わってくださいね!

7.大谷景観公園(宇都宮市)

かつては栃木で採れる加工しやすい石材として重宝された大谷石。その採石場だった場所を公園として再利用したのが「大谷景観公園」です。迫りくる巨大な大谷石の岩壁は圧巻。形が動物などに見える奇岩も点在していて、名前を見ずに何に見えるか予想してみるのも楽しいですね。大谷石で彫られた平和観音像も迫力があって観光し甲斐があります。

松が茂り緑の芝生に小川が流れ、休憩できるベンチもある安らぎの空間は、栃木観光の合間にちょっと一息つきたいときにも最適。最寄りは宇都宮駅ですが駅からかなり離れた場所にあるので、バスやタクシーの利用をお勧めします。栃木の隠れた癒し系観光スポットです!

8.多気山不動尊(宇都宮市)

栃木県宇都宮市が誇るパワースポット「多気山不動尊」。真言宗の寺院として知られていますが、それ以前から霊気を発している山ということで「多気山(たげさん)」と名付けられたと伝えられいる筋金入りのパワースポット。ご利益を得ようと栃木県内外からたくさんの観光客が訪れます。「火渡り祭り」「大晦日」「初詣」などの時は特にたくさんの観光客で賑わっています。

山門を抜けると、本堂へと続く御影石の126段の階段を上らないといけません。これがなかなかハードなんですが、途中には「弘法大師」「不動の剣」「学問の神」などが祀られているので、お参りすれば休憩がてら運気もアップで1度に2度おいしいですよ!栃木観光をする際は、霊験あらたかな聖地で縁起を担いでおくのも良いですね!

9.なかがわ水遊園(大田原市)

栃木県唯一の水族館である「なかがわ水遊園」は、国内でもとても珍しい淡水魚水族館。海水魚のような迫力と華やかさには欠けますが、淡水魚ならではの美しさとその展示方法が人気です。アマゾン川を再現した巨大水槽は圧巻。ガラス張りのチューブトンネルから見上げれば、そこには巨大魚ピラルクーが悠々と泳ぐ姿が!これはぜひ見ておきたいですね。

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「関東一の清流」那珂川での鮎釣りやアマゾン探検、料理教室、工作教室などアクティビティも豊富。川の生態系についても学べるので、観光ついでに夏休みの自由研究として利用するのもおすすめです。敷地内には栃木県の食材を使ったそば処や地野菜を販売する直売所もあり、まさに栃木づくし。那珂川の清流で癒しの旅を満喫してみてくださいね。

10.いわむらかずお絵本の丘美術館(那珂川町)

いわむらかずお氏は、「14ひきの~」シリーズで賞を受賞しているロングセラーの絵本作家です。豊かな自然を背景とした作品を数多く著し、自身も東京を離れて栃木県の雑木林の一画へと移り住みました。そんないわむら氏が那珂川に臨む栃木の丘に建設したのが、この絵本の丘美術館です。

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館内には絵本や自然をテーマにした種々の展示のほか、絵本やグッズも販売!ティールームで手作りケーキを頬張りながら、絵本そのままの風景をのんびり楽しむこともできますよ。建物の周囲には広場や里山がどぁーーーっと広がっているので、小さなお子様が目いっぱい走り回っても安心。運が良ければリスやムササビと出会えることもあるそうですよ!

11.日光東照宮(日光市)

栃木県で最も知られている観光名所、日光東照宮。徳川家康を祀るために建てられた神社は、当時の風水などの知恵を結集して造られた非常に特別なもの。他に類を見ない運気上昇の場として、沢山の観光客が訪れています。辺りに漂う心地よい空気はさすが栃木ナンバーワン・パワースポット。

建築も見事で豪華絢爛な「陽明門」は見るものを圧倒する美しさですよ。完璧に見える姿ですが、どこかに1本だけ逆さに取り付けられている柱があります。魔除けや縁起担ぎの意味であえてそのようにしているそうです。他の柱と模様が逆なのですぐに見つかるかも?是非探してみてくださいね!

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東照宮全体の「眠り猫」「三猿」をはじめとしたその数5000を越えるという彫刻にはそれぞれに意味が込められているといわれています。精巧な彫刻は見ているだけでもいいですが、どんな意味か想像してみるのもまた楽しいですね。栃木観光のハイライトになりうる場所、日光東照宮を楽しんで幸運も一緒にゲットしましょう!

12.戦場ヶ原(日光市)

広大な湿地が広がる「戦場ヶ原」。その名の由来は、栃木県男体山の神(大蛇)と群馬県赤城山の神(大ムカデ)がこの場所で中禅寺湖をめぐって戦を交えたという伝説に基づいています。そんな物騒な物語とは程遠い静かで穏やかな湿原には植物が茂り、野鳥やシカ、時にはクマなども生息する栃木を代表する自然観光スポットのひとつです。

「戦場ヶ原自然研究路」は散策にピッタリな湿原を南北に延びる歩道で、春夏秋冬それぞれの美しい自然を間近に観賞することができますよ。多くの観光客や修学旅行生などが訪れています。栃木観光で高原の自然を満喫したいのなら是非足を運んで欲しいオススメの場所です。

13.華厳の滝(日光市)

栃木観光に行くのならぜひ見てもらいたい「華厳の滝」。日本の滝百選にも選ばれている栃木県有数の名瀑です。落差97mの高さからストレートに流れ落ちる、平均3トンといわれる水量は大迫力。威厳すら漂わせるその姿は、思わず時を忘れて眺めてしまいそう。年間を通じて観光客で賑わう観光名所です。

有料のエレベーターを使えば滝を間近で見ることができますよ。水しぶきで夏でも寒いくらいなので羽織るものをお忘れなく。濃霧が出ている場合は滝が見えないこともあるので注意しましょう。マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュできる、栃木観光プランに加えて損はない名スポットですよ!

14.竜頭の滝(日光市)

滝壺近くに巨大な岩があり、それによって流れが二股に分かれて流れ落ちる、ワイルドでダイナミックな景観が魅力の観光名所「竜頭の滝」。二股に分かれた滝が竜のヒゲにみえるからとか、大岩に噛みついている口に見えるからだとか、名前の由来には諸説があります。実際どこが竜の頭に見えるか想像しながら観賞してみるのもいいですね。

最後に大きな障害物がある珍しい形状の滝なので、他の栃木県内の滝では見られない急流のような、激しい水の動きが楽しめるのが特徴です。栃木を代表する紅葉の名所としても知られ、秋には特に多くの観光客が訪れます。もちろん他の季節でもそれぞれ美しい景観を楽しむことができますよ。栃木観光の際には自然が作り出した芸術的な造形を楽しみにきてくださいね。

15.いろは坂(日光市)

クネクネと蛇行する観光ドライバー泣かせの山岳道路である、栃木県の名所「いろは坂」。男体山を開いた勝道上人ら山岳修験者たちにより切り開かれた道がはじまりとされます。明治に入り要人の避暑地としての利用が増えたことを受け、自動車道に整備され徐々に現在の形に近づいていきました。

名前の通り「い・ろ・は」とそれぞれに名前の付いた48のカーブが特徴。栃木県の名物「秋の紅葉」は特に素晴らしく、この時期は紅葉見物渋滞が起こることもあるほどです。本格的な自転車ライダーにも人気!運転手の方も途中にある休憩所で眺めの良い景色をたっぷりと楽しめるので安心してくださいね。栃木観光に来たならぜひ通ってほしい観光道路。くれぐれも安全運転で走ってくださいね!

16.とりっくあーとぴあ日光(日光市)

子連れで美術館なんて無理!と諦めていた方にぜひおすすめしたいのが、栃木県日光市にある「とりっくあーとぴあ日光」。ここは子供も大人も楽しめる、遊べる美術館です。館内には目の錯覚を利用した面白おかしい仕掛けがいっぱい。ぜひ自分も参加して、観光記念にオリジナルの1枚を撮影してみてくださいね。

2011年には栃木県の鬼怒川エリア初の「恋人の聖地」に認定され、観光地としてだけではなくデートスポットとしても注目を浴びています。季節毎に開催されるイベントや謎解きゲームなど、面白い企画も盛りだくさん。2時間もあればたっぷり遊べるので、周辺の観光スポットとあわせて訪れるのも良いですね。

17.湯滝(日光市)

華厳滝、竜頭の滝とともに奥日光三名瀑と称えられる美しい滝。名前の由来は、湯ノ湖から流れ落ちている滝だからだとか、真っ白なしぶきを上げて流れる様がお湯に見えるからだとか諸説がありますが、決して本当にお湯が流れているわけではありません。紅葉シーズンには燃えるような紅葉と真っ白な滝のコントラストが非常に美しく、栃木県内外からたくさんの観光客が訪れます。

落差およそ50メートルを誇るその姿はいつ見ても迫力たっぷり!周囲にもツツジなどの群生地があったり、栃木県の大自然を堪能するのにぴったりな観光地になっています。おなじ奥日光三名瀑の華厳滝と竜頭の滝ほどメジャーではないので、比較的ゆったりと観賞が楽しめるのも魅力ですね。栃木の滝観光のちょっとした穴場スポットとなっています。

18.江戸ワンダーランド日光江戸村(日光市)

栃木県日光エリアを代表するテーマパーク。かつては「日光江戸村」の名で観光客に親しまれていましたが、2003年「江戸ワンダーランド日光江戸村」に改称しました。江戸時代を再現した本格的な町並みは散策するだけでも楽しいですよ。忍者に変身してカラクリ屋敷を探検すれば気分はまさに江戸人。もうこれだけで子供のテンションは最高潮ですよね。

細部にこだわった町並みもさることながら、スタッフのおもてなしはピカイチ。江戸人になりきった演出はもちろんのこと、その細やかな気配りは来場者を2倍も3倍も楽しませてくれます。資料館を兼ねた展示物や江戸時代の職業体験など、大人も子供も楽しめる施設が充実。江戸に縁深いここ栃木県日光市で、タイムスリップ体験を楽しんでみてくださいね。

19.足尾銅山観光(日光市)

足尾鉱毒事件の舞台として教科書でおなじみの足尾銅山。江戸時代に発見されて以来、日本有数の銅の産出・製錬拠点として昭和中期まで存続していました。当時の坑道の一部を観光用に公開しているのが、この「足尾銅山観光」。トロッコ電車に乗って、薄暗い鉱山の奥へと入っていきます。

途中では、採掘のようすを時代ごとに人形を使ってリアルに再現!資料館やレストハウスも併設され、日本近代化の歴史を学べる充実した観光地となっています。足尾というと、群馬県側からわたらせ渓谷鉄道で行くイメージが強いですが、栃木県日光宇都宮道路の終点清滝インターからも近いので日光観光のついでに立ち寄ることもできますよ。

20.霧降高原(日光市)

栃木県の霧降高原はニッコウキスゲの咲き乱れる「キスゲ平」を中心に、ハイキングコース、別荘地、レジャー施設などが設備された栃木有数の観光リゾート地です。「キスゲ平」では夏の見頃の時期、一面に黄色いニッコウキスゲの絨毯を敷き詰めたような美しい姿で観光客をを楽しませてくれます。

はるか遠くの山々まで見渡せる緑の高原に花が咲き誇る様はさながら「アルプスの少女ハイジ」のワンシーンを見ているよう。辿り着くまでには「天空回廊」の異名を持つ1445段の階段と散策路を通る必要があります。そこそこ運動になるコースなので、昇りきったときの達成感は格別ですよ!自然を楽しめる観光地の多い栃木のなかでも一押しのスポットです!

21.日光二荒山神社(日光市)

世界遺産にも登録されている「日光の社寺」の一つで日光最古の神社。栃木県を代表する観光スポット「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」は、782年に下野国の僧・勝道上人によって開かれました。実はここ、知る人ぞ知る強力なパワースポット。人と人とを結ぶ縁結び(男女だけではなく)や金運、健康(子授け)にご利益があると言われています。

中でも観光客に人気なのが神苑の奥にある3種類の霊水。「知恵の水」「若返りの水」「酒の泉」、あなたはどのお水を選びますか?霊水はペットボトルに入れて持ち帰ることも可能。また、自分が肌身離さず持ち歩いているものやアクセサリーを霊水で洗ってみるのもおすすめです。栃木観光のお土産に、ぜひ幸運をゲットして帰ってくださいね。

22.輪王寺(日光市)

栃木県の日光山中にあるお堂や塔15支院の総称。1999年には「日光の社寺」として世界遺産にも登録されました。本堂は1645年に徳川家光によって再建された「三仏堂」で、東日本最大の木造建築としても有名。栃木県屈指の観光スポットとあって、年間を通してたくさんの観光客が訪れています。しかし、残念ながら現在は約50年ぶりの大修理中。工事は平成30年頃まで続くそうです。

でも安心してください!ちゃんとお参りもできますよ。むしろ今しか見ることができない工事の様子を見学してみてはいかがでしょうか?「天空回廊」と呼ばれる見学通路は三仏堂の屋根の高さにまで設置されているので、内部はもちろんのこと、日光市街地まで一望できます。平成の大工事終了まであと少し。期間限定の観光を楽しんでみてくださいね。

23.東武ワールドスクエア(日光市)

栃木県で世界旅行を楽しんでみませんか?ここ「東武ワールドスクエア」は世界各国を代表する人気の建築物を1/25の大きさで楽しむことができる、鬼怒川エリア屈指の観光スポットです。忠実に再現された建築物もさることながら、そこにまつわるストーリーの見せ方や人形1体1体の表情はまさに職人技。7cm大に作られた人形目線で眺めてみれば、実際に世界中を観光をしているような不思議な気分を味わえます。

周辺の自然と建築物のコラボレーションを楽しんでみるのもおすすめ。特に栃木県鬼怒川エリアの紅葉が美しい秋は絶景が望めますよ。秋から冬にかけては夜間のライトアップも行われ、ますます美しさを増す世界遺産たち。ここ栃木県でしかできない世界旅行を満喫してみてくださいね。

24.中禅寺湖(日光市)

日本一標高の高い場所にある、栃木県最大の湖「中禅寺湖」。日光山を開山した勝道上人が発見し修行の場としたのが始まりだといわれています。近代以降は栃木県を代表する避暑地・観光地として発展。日本百景にも選定され、多くの観光客で賑わう栃木県屈指の癒やしスポットとなっています。

オススメは定期遊覧船。湖畔の名所や勝道ゆかりの上野島(こうずけじま)などを巡るコースは見ごたえ十分で観光にぴったりですよ。日帰り温泉も湖畔に点在しているので、お湯に浸かってゆっくりしたい方にもいいですね。栃木県を訪れるなら、ぜひあなたの旅行プランに加えてほしいスポットです。

25.男体山(日光市)

関東有数の火山。日本百名山の一つとしても知られており、栃木県日光エリアのシンボル的存在です。周辺にある中禅寺湖や戦場ヶ原、華厳滝などの景勝地は、約7,000年前の男体山の噴火によってできたもの。火山らしいゴツゴツした岩山はその名の通り勇ましさを感じます。

いろは坂を登りきったところにある二荒山神社が登山口。山頂には神社の奥宮があり、山全体が御神体なんだとか。山頂からは栃木県を代表する観光スポット中禅寺湖や日光の山々を見渡すことができ、運が良ければ雲海が現れることも!登山途中で出会える野生動物や季節の草花も必見ですよ。おすすめはやはり紅葉の季節。観光客がたくさん訪れるので混雑しますが、真っ赤な衣を纏った男体山の麗しい姿は一見の価値ありです。

26.鬼怒川温泉(日光市)

栃木県の温泉地と聞いて、まず鬼怒川を思い出す方も多いのではないでしょうか?紅葉が美しい秋頃には特に観光客で賑わう、いわゆる「東京の奥座敷」です。始まりは江戸時代。当初は滝温泉と呼ばれ、日光詣帰りの大名や僧侶のみが入浴できる温泉でした。明治時代に入ると一般市民も利用できるようになり、さらに戦後には特急「きぬ」が開通し東京からの観光客が急増。栃木県を代表する温泉地「鬼怒川温泉」となったのです。

おすすめはやはり紅葉の季節。真っ赤に染まる鬼怒川渓谷を眺めながら入る温泉は別格ですよ。夜のライトアップも外せないですね。鬼怒川温泉は観光客向けの足湯や日帰り温泉施設も充実。観光ついでに立ち寄って、旅の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか?

27.川治温泉(日光市)

首都圏の奥座敷鬼怒川温泉のさらに奥。「傷は川治、火傷は鬼怒川」と謳われた名湯川治温泉(かわじおんせん)があります。泉質はアルカリ性単純泉。しっとり滑らかなお湯は、怪我だけでなく疲れた体も癒してくれます。

鬼怒川のせせらぎや温泉街を歩けば、さらに心までリフレッシュ!栃木県を代表する絶景スポット龍王峡も近いので、観光にも便利な温泉地ですよ。勇気と興味のある方には、川沿いにある共同浴場「薬師の湯」がオススメ!地元では「岩風呂」と呼ばれて親しまれている混浴の露天風呂です。また、撫でると子宝に恵まれるという「おなで石」も、川治温泉の隠れた観光スポットとなっています。

28.川俣温泉(日光市)

人里離れた栃木の山奥を進んでいくと現れる、隠れ里という言葉がしっくりくる温泉郷「川俣温泉」。栃木観光でぜひ訪れてほしい通好みな場所です。元々は源氏との戦に敗れた平家の家臣が落ち延びて、この地で温泉を発見したのが始まりだという説もあるんだとか。そんな歴史ロマンを感じる、どこかミステリアスな雰囲気がまさに「秘境」という感じでワクワクしてきますね。

栃木県鬼怒川温泉からバスで1時間半ほど足を延ばすかたちで行けるので、その気になれば日帰り観光も可能でしょう。渓谷などダイナミックな大自然を観賞しながら入れる露天風呂・足湯も多く、入浴の満足度はかなり高いですよ。簡単に行けるところじゃ物足りない、ディープな栃木観光を楽しみたいあなたに強力レコメンドします!

29.平家の里(日光市)

栃木県が誇る秘湯中の秘湯湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)は、その昔平家の落人(おちゅうど)が発見したと伝えられています。今でも煙を立ててはいけないなど身を潜めて生活してきた慣習が残る山間の集落。その一画に落人集落のようすを再現したテーマパークとして建設されたのが、この平家の里です。

藁ぶきの家々が建ち並ぶ園内には、隠れ里の暮らしを伝える資料が数多く展示されているほか、栃木県の特産品の販売コーナーも充実!地元の味を手軽に楽しめる喫茶コーナーもありますよ。湯西川温泉は、温泉街にも落人村の雰囲気を見ることができるので、栃木観光でのお泊りにオススメです。

30.龍王峡(日光市)

長い年月の間に浸食された火山岩が見せる荒々しい景観が、龍が暴れた跡を連想させることから名付けられた栃木有数の景勝地「龍王峡」。場所は鬼怒川温泉と川治温泉という栃木県を代表する2つの温泉地のちょうど真ん中あたりにあり、火山活動が活発だったのも納得です。紅葉の名所としても知られ、秋の観光シーズンには各地からの観光客で賑わいます。

温泉に行くついでに立ち寄るようにすれば温泉でリフレッシュもでき、素晴らしい景観も楽しめて1度で2度おいしいですよ!紅葉シーズン以外でも豊かな自然が美しくハイキングにぴったり。栃木観光に行く際は温泉で体のデトックス、そして龍王峡の景色で心のデトックスしてくださいね。

31.塩原温泉郷(那須塩原市)

1000年以上の歴史をもつという、いにしえの名湯に入る!栃木県那須塩原市にある塩原温泉郷は古くから塩原11湯と呼ばれ、それぞれ泉質・効能の違う11種類の温泉が湧き出ています。宿泊せず日帰りで入れる温泉も多いので、自分に合いそうな入りたい泉質の温泉を見つけて栃木観光の合間に疲れを癒しに行ってみるのもいいですね。

▶ 塩原温泉のおすすめ観光スポットを紹介します!旅を贅沢に楽しもう!

観光に来たなら一度は食べたい名物料理の「スープ入り焼きそば」も、他の場所ではなかなかお目にかかれないB級グルメ。これが意外にクセになりそうな美味しさですよ!スタンダードな日本蕎麦の味にも定評があり、そば処も多く見かけます。王道が好きな方はこちらをぜひ。温泉と美味しいもので栃木旅行の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。

32.那須湯本温泉(那須町)

栃木県を代表するリゾート地「那須」。その北西部に位置する温泉郷の中でも最も古いのが「那須湯本温泉」です。源泉は1300年以上の歴史を持つ「鹿の湯」。鹿が傷を温泉で治癒していたことから名付けられたその温泉は、現在共同浴場として利用され、日帰りでも楽しめる観光客や市民の憩いの場となっています。

湯治のために訪れる人も多い「鹿の湯」独特の入浴方法が時間湯。湯の薬分が強く高温のため、浸かっては休むを繰り返す「短熱浴」と言われる浴法が推奨されています。めまい防止のためのかぶり湯もおすすめ。湯温は41度から48度まで(女性は46度まで)の6種類の中から好みのものを選べます。栃木観光ついでに湯治体験。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

33.那須ハイランドパーク(那須町)

那須高原の気持ちの良い空気と景色を感じながら楽しむアトラクションで気分リフレッシュ!栃木県にある那須ハイランドパークは北関東でも最大規模を誇る遊園地です。ハードなものから子ども向けのソフトなものまで幅広く取りそろえた10種類のコースターやバラエティ豊かなその他のアトラクションは、大人も子どもも楽しめるものがいっぱい。人気アニメや漫画とコラボした、ここでしか楽しめないアトラクションも観光客から人気です。

▶ 那須でぜひ訪れてほしい!心ゆくまで楽しめる観光スポット38選

敷地内には本物の渓流が流れているので魚釣りもできますよ。源泉かけ流しの足湯、夏にはプールやバーベキューと、遊園地に興味のない人でも楽しめる観光地になっています。栃木の自然を堪能しながらお好みの楽しみ方ができるアミューズメント施設は、他ではなかなかありませんよ!栃木観光する際は是非プランに組み込んでみてくださいね。

34.那須オルゴール美術館(那須町)

今も昔も不思議と人の心をほっと和ませてくれる魔法のアイテム「オルゴール」。様々な時代の個性豊かな逸品たちが常時100点ほど展示されている「那須オルゴール美術館」は、栃木観光の途中に寄りやすく観光客にも人気なコンパクトな美術館です。館内で毎正時に行われるアンティークオルゴールの演奏は必聴。貴重なアンティークオルゴールの奏でる深みのある音色に、聴き惚れてしまうこと間違いなしですよ。

併設のミュージアムショップではおみやげにピッタリな可愛いオルゴールなどがたくさん販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。栃木県内ではあまり見かけないアンティークオルゴールを取りそろえた美術館。公式サイトからは入場料が割引になるクーポンも入手できるので、観光の際は事前チェックをお忘れなく。

35.那須ワールドモンキーパーク(那須町)

出典: JYP / PIXTA(ピクスタ)

世界各国に生息する珍しい種類のサルたちと触れ合うことができるテーマパーク。なんと、ゾウの背中に乗ることもできるんですよ!規模は小さいながらも動物との距離の近さは観光客からも定評あり。リピート来園者も多いそうです。一度訪れたら虜になってしまう魅力たっぷりの動物園なんですね。

他にもニシキヘビを首に巻けたり、世界のサルたちが繰り広げるショーも楽しいですよ。多くの観光施設のある栃木県の中でも、色々な種類のサルが登場するショーは他ではまずお目に掛かれません。動物好きのみなさん!体験にこだわった数少ない動物園を観光の目玉にいかがですか?

36.那須ガーデンアウトレット(那須塩原市)

栃木県「那須ガーデンアウトレット」は世界のブランド品がお値打ち価格で手に入るだけでなく、高原のさわやかな雰囲気も運んできてくれる、リゾート感たっぷりのショッピングモールです。150近い数の店舗に子供向けの「キッズガーデン」や敷地の中を流れるせせらぎが心地よい「じゃぶじゃぶ池」など、家族・友人・恋人と、または個人でも楽しい観光施設。毎年夏には花火大会も開催していますよ。

店舗はブランド物だけでなく、那須高原の近くということを活かし、ブルーベリーをはじめとした高原で採れた土産品も扱っているのが、栃木観光に来た者としては嬉しいところ。土日のみオープンの出張版「那須どうぶつ王国」といえる「動物ふれあい広場」も、観光客から人気ですよ。栃木県を訪れるなら、ショッピングとリゾートを楽しみに是非訪れてみてくださいね。

37.那須テディベア・ミュージアム(那須町)

ようこそテディベアの世界へ!栃木県「那須テディベアミュージアム」に一歩足を踏み入れればそこは夢の国。古今東西、沢山のかわいいテディベアたちがあなたを迎えてくれます。貴重な展示はもちろん、併設の英国式カフェやガーデンも可愛らしく観光客に大人気。ついつい長居したくなってしまいます。お土産も豊富で何にしようか迷うこと必至なのでご注意くださいね。

企画展は無理にテディベアに捕らわれず幅広く面白いテーマで開催されていて、こちらもまた楽しめます。期間限定なので栃木観光の際は是非チェックして欲しいですね。栃木に来たならテディベア好きはもちろん、癒されたい方にもオススメの観光スポットですよ!

38.那須アルパカ牧場/那須アルパカファーム(那須町)

那須アルパカ牧場 那須アルパカファーム

出典: YUNA / PIXTA(ピクスタ)

笑っているような顔、のんびりした性格ともふもふした体で癒し系動物として大人気のアルパカ。そのアルパカと心ゆくまで触れ合うことができるのが栃木県「那須アルパカ牧場(那須アルパカファーム)」です。日本発のアルパカ牧場として誕生し、いまはおよそ400頭ほどのアルパカが生活しています。アルパカだらけの園内では観光客が餌を上げたり撫でたりと、アルパカたちと自由にスキンシップできるんです。

南米アンデス原産でラクダ科の草食動物であるアルパカは武器になるような牙・ツノなどを持たず、性格も温和、ちょっと臆病だけど好奇心いっぱいで、人間ともすぐに仲良くなっちゃいます。なので子どもと一緒に遊ばせていても安心な生き物なんです。アンデスと気候が似た栃木県那須の高地は空気も美味しくて観光にもピッタリ。栃木観光のルートに加えて、のびのび暮らすアルパカたちに身も心も癒されてください!

39.ホテルサンバレー那須 アクアヴィーナス(那須町)

栃木県の那須高原にあるリゾート型ホテル「ホテルサンバレー那須」。その中で最も人気の施設が温水屋外プールの「アクアヴィーナス」です。森林浴をしながら22種類のスパを楽しめるなんて贅沢ですよね。水温が35度と高めなので小さなお子様連れの方でも安心。家族みんなで楽しめます。

脱衣所からは内風呂や本館の浴場「湯遊天国」にも繋がっているのでとても便利。温泉三昧の一日を過ごすのにおすすめですよ。3種類ある温泉はそれぞれ弱アルカリ泉、硫黄泉、マグネシウム泉。ぜひお好みのお風呂を見つけてみてくださいね。栃木県の食材を使った人気のビュッフェ、種類豊かなスパ、美味しい空気と、リゾート気分を満喫できるホテルサンバレー那須。栃木観光の終着点はここで決まり!

40.湯っ歩の里(那須塩原市)

全長60m、日本最大規模を誇る足湯。オシャレでモダンな建物で気軽に温泉が楽しめると、栃木県塩原温泉を訪れる観光客で連日賑わっています。中央部の「鏡池」を囲むように「足湯回廊」が設けられ、その名の通り鏡のような水面に映る空や周囲の山々の景色を眺めながら、ゆったりと足湯を楽しむことができます。タオルは持ち込み可能、有料販売もあるので忘れたとしても安心です。

栃木観光で塩原まで来たけど温泉に入るほどの時間がない、なんて方でもサクッと入れるのでオススメですよ。全身入浴より体への負担が少ないといわれ近年人気の足湯。栃木県を巡った観光疲れを癒すのにも最適ですので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

41.竜化の滝(那須塩原市)

栃木県那須塩原の100を超える滝のなかで最も美しいと称される「竜化の滝」。その名の由来は3つの段を伝い流れ落ちる水の様が、まるで竜が天へ登っていくかのように見えることから名づけられたと伝えられています。栃木県有数の名瀑を一目見ようと訪れるたくさんの観光客。周辺の遊歩道も整備されており、ちょっとした観光トレッキングコースとしても程良いボリュームですよ。

遊歩道の途中には、抛雪の滝(ほうせつのたき)と風挙の滝(ふうきょのたき)という二つの違う滝も観賞できて得した気分。滝直下にコンクリート造りの屋根付き観瀑台があり、間近で安全な場所から滝を観賞できます。お勧め観光シーズンはやはり秋。紅葉と滝とのコラボレーションはまさに絶景です。栃木観光へ行くのなら「竜化の滝」でマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュしてくださいね!

42.茶臼岳(那須岳)(那須町)

日光国立公園内にある日本百名山の一つ「那須岳」。その主峰が栃木県那須郡にある「茶臼岳」です。青葉、つつじ、紅葉と、季節によって変わる姿がなんとも美しい。ハイキングを楽しめる活火山ということで、年間を通してたくさんの登山客が訪れています。ロープウェイで簡単に山頂まで行けるので初心者でも安心!栃木県屈指の絶景を楽しめますよ。

「簡単に」といっても山は山。安易な観光気分で登るととても危険です。天候なども変わりやすく事故にあう場合もあるので充分に注意しましょう。服装は長袖、長ズボン、歩きやすい靴がおすすめ。念のため雨具があると便利ですよ。水分補給や日焼け対策もお忘れなく!

43.もみじ谷大吊橋(那須塩原市)

栃木県那須塩原市の西方に位置する塩原湖。箒川(ほうきがわ)の上流を堰き止めたダム湖ですが、この湖を渡る「もみじ谷大吊橋」は保養地那須の新観光名所!全長320mの淡いグリーンが印象的な歩行者専用吊橋です。

横方向に貼られたワイヤーロープだけで強度を確保していて、このタイプの吊り橋としては本州一の長さを誇っています。新緑や紅葉の季節には、山々の風景が湖面に映えてとくに美しいですよ。また、同じ塩原ダムにもう1本かかっている「回顧(みかえり)の吊橋」もオススメ!もみじ谷大吊橋ほどの長さはありませんが、こちらは渓谷の趣があるうえに無料で渡ることができますよ。

44.つつじ吊橋(那須町)

大自然の絶景とスリルを同時に味わえる観光スポット!「つつじ吊橋」は栃木県那須郡に架かる、栃木県で2番目に長い吊橋です。風が吹くとゆらゆらと揺れ、スリルは満点!しかし橋の中央部から眺める360度の景色は言葉にできない美しさで観光名所になるのも納得です。恐ろしい伝説が残る「殺生石」とピークには20万本が咲き乱れるツツジの群生地「八幡ツツジ群落」とを結ぶ、まさに「生」と「死」の狭間にある吊橋のよう。

なお、現代の技術で作られた吊橋の強度は、体重70キロの人が560人乗っても壊れないように造られているので安心してください。でも高いところが苦手な人はくれぐれも下を見ないようにしてくださいね。ツツジの見頃なら5月下旬、紅葉なら10月下旬。栃木観光の際には手に汗握る緊張と絶景での開放感を味わいに訪れてください。

45.殺生石(那須町)

殺生石(那須町) 栃木県

出典: Y-a-n / PIXTA(ピクスタ)

玉藻伝説で知られる、栃木県那須湯本温泉の奥にある観光名所「殺生石(せっしょうせき)」。玉藻前(たまものまえ)と呼ばれる美女に化けて鳥羽上皇に近づいた九尾(きゅうび)の狐が、数万の軍勢に敗れて石になったものとされています。「近づけば命を奪われる」と伝えられ、恐れられてきました。

実際には、周囲から火山性の有毒ガスが噴出していることが原因。松尾芭蕉の『おくのほそ道』にも登場し、古くから半分怖いもの見たさで多くの人が訪れていたことが分かります。今では栃木県屈指の観光名所として遊歩道も整備され、多くの湯治客や観光客が訪れます。荒々しい温泉地獄の風景を残す殺生石は、栃木観光の必訪スポットですよ!

46.日本一えびす様 大前恵比寿神社(真岡市)

金運招福・商売繁盛に効果絶大!栃木県真岡市の「大前恵比寿神社(おおさきえびすじんじゃ)」は七福神のひとり「えびす様」を祀る神社です。境内には日本一大きな恵比寿像が鎮座していてインパクトあります。

▶ 栃木の穴場な観光地!栃木県真岡市のおすすめ観光スポット11選

商売の神様として知られるえびす様。こちらでお参りしてから宝くじが当たった、商売が成功したなどご利益があったという声も多く、連日多くの観光客が訪れる栃木県真岡の人気観光スポットとなっています。数ある神社の中で、これだけ金運・商売運をメインにしているところはなかなかありません。それだけご利益があるという事なんでしょうね。栃木観光に行く際はぜひ立ち寄ってラックをゲットしてくださいね!

47.益子陶芸美術館(益子町)

20世紀前半に陶芸家濱田庄司が広めた比較的新しい益子焼(ましこやき)は、モダンで独創的なデザインが特徴です。栃木県南東部の益子町には今も多くの作陶家が窯を構えて、日用品だけでなく芸術作品の製作に励んでいます。そんなモダンアートともいえる益子焼の芸術性が詰まった観光施設が、ここ益子陶芸美術館!陶芸メッセとも呼ばれ、益子焼の秀品はもちろん、国内外の優れた陶芸作品の企画展示も行われています。

▶ 益子焼はもちろん、見どころ満載!栃木県益子町おすすめ観光スポット5選

敷地内には、益子焼の祖ともいえる濱田庄司の旧居も移築・保存されています。芸術鑑賞の後は、併設のサロンでお好みの益子焼ティーカップを選んでのティータイムがいかがでしょう。ショップでは益子焼のさまざまなグッズを購入できるので、栃木観光土産にぜひ購入してみてくださいね。

48.長蓮寺(真岡市)

栃木県南東部にあるSLで有名な町真岡(もおか)。ここ真岡市でおよそ650年の長い歴史をもつ時宗の寺院が「長蓮寺(ちょうれんじ)」です。観光に訪れてまず目につくのが、高々と伸びる太鼓櫓!まるでお城のように荘重な建物が印象的です。

また、「日本一の威容」を謳う弁財天像も見どころの1つ。右手に宝剣、左手に宝珠を持った金色の巨大な座像は、一般的な弁天様のイメージとは大きく異なっていて見ごたえがあります!秘仏とされる「日限地蔵尊」もオススメの観光ポイント。「日を限る」というところから、ここぞという時の願掛けにご利益があるとか。住職が手ずから祈願してくれる合格祈願のお札は、栃木の受験生の必携アイテムです。

49.久保記念観光文化交流館(真岡市)

「久保記念観光文化交流館」は栃木県真岡市の観光文化の拠点となる総合交流センターで、貴重な歴史的建築物を保存するという目的ももっています。「久保記念館」は日本銀行の金庫として使われていた明治・大正時代の重厚な雰囲気の建物を改装して観光案内所に。

「環境まちづくりセンター」は明治に建てられたなまこ壁土蔵を改修、いろいろな観光の街づくり団体が拠点として利用。さらに栃木産の大谷石を使った米蔵を改修して「美術品展示館」に。特産・名産品を扱う「観光物産館」とレストラン「Trattoria COCORO(トラットリア・ココロ)」、という合計5つの施設の集合体です。過去と現代が交差する、栃木県真岡市の新しい文化交流の中心地。その魅力にふれてみてください!

50.やまに大塚(益子焼)(益子町)

栃木を代表する焼き物である、味わい深い益子焼の素晴らしさを知ることができる総合観光施設「やまに大塚」。本店では普段なじみの深い器たちをリーズナブルな価格で購入することができます。2階の「ギャラリー緑陶里」では著名な芸術家や栃木県をはじめ全国の作家の作品を鑑賞可能。芸術性の高い益子焼のもう一つの面も新鮮です。

作家の作品を購入できる「クラフトやまに」ではアーティスティック逸品を自分のものにできますよ。さらに「やまに陶芸教室」では自分の手で焼物を作ることができます。益子焼の器で食事やお茶が楽しめるレストラン・カフェも完備。観光にピッタリな1日中いても楽しめてしまう「やまに大塚」。ぜひ栃木観光のルートに加えてみてくださいね。

51.あしかがフラワーパーク(足利市)

畳600枚分以上にも広がる紫色の大天井!栃木県の人気観光スポットあしかがフラワーパークのシンボルといえば、樹齢130年の大藤です。日本の女性樹木医第一号として有名な塚本こなみ氏によって、全国でも例のない巨木の移植が行われました。

▶ 観光名所が満載!栃木・足利にきたら訪れたいスポット10選

見頃を迎えるゴールデンウィーク前後には、たくさんの観光客が日本最大級の藤棚を観賞しに訪れます。夜にはライトアップもあり、日中とはまた違った幻想的な風景が魅力的ですよ。もちろんその他の時期にも、季節ごとの花や草木を楽しめます。また、10月下旬より開催されるイルミネーション 「光の花の庭」 もオススメ。全国ランキングで第1位を獲得したイルミネーション、必見です!

52.足利氏館(鑁阿寺)(足利市)

境内は貴重な文化財だらけ!栃木県足利市にある「鑁阿寺(ばんなじ)」はかつて足利氏の邸宅であった寺院。「足利氏宅跡」として国の史跡にもなっており、お寺なのに「日本100名城」にも選ばれているというユニークな観光名所です。武家の館だった名残として、囲うようにして4方に門があったり寺と境内の周りに土塁とお堀がめぐらされていたりと、他の寺には見られない特徴があります。

本堂は国宝、鐘楼と経堂は国指定の重要文化財、その他にも多くが重要文化財か栃木県指定固有文化財に指定されている、とても観光し甲斐のあるスポットになっています。これほどたくさんの文化財を一挙に鑑賞できる場所は、栃木県広しといえどもそうそうお目にかかれませんよ!ぜひ観光しに来てくださいね。

53.足利学校跡(足利市)

「日本最古の学校」と呼ばれる足利学校。創建については諸説ありますが、室町時代に当時の関東管領であった上杉憲実(うえすぎのりざね)が学校を建設し、制度を整え、再興させたと言われています。かのキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルも「日本で最も大きく有名なアカデミー」とヨーロッパに紹介したほど!江戸時代にも隆盛をきわめましたが、明治に入って残念ながら廃校。

孔子廟(こうしびょう)や門など一部の建造物を残すのみでしたが、近年方丈(ほうじょう)や庫裏(くり)、書院などメインの建物が復元されました。内部には、学校の歴史にゆかりのある資料が多数展示されています。今では観光地としてだけでなく、足利市民の絶えなき向上心のよりどころとして、足利学校は新たな人生を謳歌中です!

54.唐沢山城跡(佐野市)

栃木県佐野市にある関東七名城の一つ。佐野氏の居城であったことでも知られています。上杉謙信による10度の攻城にも耐えぬいた「関東一の山城」と賞賛されるも、平地に佐野城が築かれたことにより廃城。現在、本丸跡には藤原秀郷を祀る唐沢山神社が建てられており、元旦には初詣に訪れる人々で賑わいます。

栃木県立自然公園内にある山城とあって周辺には自然がいっぱい。春にはさくらやつつじ、秋には紅葉が楽しめます。ハイキングコースやキャンプ場も完備されているので、アウトドアを目的に訪れる観光客も多いんだとか。山頂からは佐野市街地はもちろんのこと、天気が良ければ東京スカイツリーが見えることも!日光にある社寺のような華やかさはありませんが、栃木県が誇る関東屈指の山城をぜひ観光ルートに加えてみて下さいね。

55.佐野厄除け大師(惣宗寺)(佐野市)

栃木県佐野市にある「佐野厄除け大師」は、正式名称を「惣宗寺(そうしゅうじ)」という天台宗の寺院。年末年始になると関東圏で流れるテレビCMもおなじみで、知名度では栃木県ナンバーワンといえます。知名度だけでなく青柳大師・川越大師と共に「関東の三大師」と呼ばれたりもする、とっても霊験あらたかなお寺なんです。毎年初詣では栃木県内・県外からのたくさんの観光客・参拝客で大賑わい。

▶ 迷ったらここに行こう!栃木県佐野市でチェックしたい観光スポット6選

東武線佐野駅・佐野市駅からもほど近く、市内観光のついでに寄るのもアリですね。足尾銅山の鉱毒事件の解決に力を尽くした田中正造が眠る墓も境内にあり、お参りすることができます。観光の際は一緒に厄も落としていきましょう!

56.おもちゃのまちバンダイミュージアム(壬生町)

「こいつら、動くぞ!」代表作『ガンダム』シリーズをはじめとするバンダイ社のおもちゃが勢ぞろい!栃木県壬生町おもちゃのまち3丁目にあるバンダイミュージアムは、都心から約1時間半の東武宇都宮線おもちゃのまち駅から徒歩10分と好アクセスなのも魅力的です。館内には自社製品だけでなく、江戸時代のからくり玩具からエジソンの発明品まで、日本のおもちゃの歴史に関わる豊富なコレクションや研究成果が展示されています。

▶ おもちゃのまち栃木・壬生町でオススメしたい観光スポット10選

実際に遊べるコーナーや見ていて楽しい巨大なジオラマなどもあるので、お子様連れでの栃木観光にはとくにオススメですよ。おみやげは、実に51台がずらりと並ぶガチャポンコーナーでどうぞ!

57.らーめんミニ博物館(佐野市)

知る人ぞ知る、栃木県佐野市発祥の「佐野ラーメン」はオリジナリティーあふれるスタイルでラーメン通たちをうならせています。特徴は非常にさっぱり・あっさりとした鶏ガラベースのスープと、水分をたっぷり含みつつしっかりしたコシもある縮れ麺。こってりしたラーメンが苦手な方や、濃口のラーメンを食べ飽きた方に食べてもらいたい味です。

「らーめんミニ博物館」では栃木県内の佐野ラーメン28店舗分の情報とフィギュアを展示。各店舗の本物の器に盛られたリアルなフィギュアは見ているだけでお腹が空いてきそうです。PCやスマホから画像を見るよりも、本物と見間違うほどの立体物を間近に見る方がずっと雰囲気わかりやすいですよ。場所も駅前の観光案内所の中なのでアクセス良好。こちらで栃木観光情報とラーメン情報を調べて、観光がてら美味しいラーメンを食べに出かけましょう!

58.万葉自然公園かたくりの里(佐野市)

出典: yoshiki / PIXTA(ピクスタ)

珍しいカタクリの群生する場所として知られ、市の天然記念物にも指定されている栃木県佐野市「万葉自然公園かたくりの里」。毎年3月の終わりごろから4月の初めごろにかけて咲き乱れる花の姿を楽しむことができます。これほどたくさんのかたくりの花を観賞できるのは栃木県ではここだけでしょう。

時期が限られているので、あらかじめウェブサイトの開花情報を確認して訪れるのがオススメ。周囲には観光スポットも多く、ハイキングなどしながら訪ねてみるのもいいですね。大型の駐車場も併設しているので車でも安心です。栃木県観光ではぜひこちらで薄紫色の美しい花々の饗宴に癒されてください!

59.佐野プレミアムアウトレット(佐野市)

栃木県を代表する観光名所「佐野プレミアム・アウトレット」は店舗数170を超える大型ショッピングモール。アウトレットでありながら品質の良い品物を扱うことでも知られていて良いものを安く手に入れたい方にピッタリの観光スポットです。夏と冬には恒例の大規模なバーゲンセールが行われ、毎年栃木県内外からのたくさんの買い物客で熱気に包まれていますよ。

人気の国際観光ルート上にあることで外国人旅行者も多く訪れます。首都圏からのアクセスも悪くなく、東北自動車道沿いということで東北からの来客も多い、1年を通じて活気のある観光地ですよ。栃木県を訪れるのならハイクオリティな逸品をリーズナブルにゲットしに来てください!

60.太平山(栃木市、大平町、岩舟町)

出典: Noriko425/PIXTA(ピクスタ)

栃木県の絶景観光スポットの一つ太平山。眼下の関東平野が霧に包まれると周囲の山や丘が海に浮かぶ島の様に見えることから「陸の松島」とも呼ばれることもあるんです。かの上杉謙信もその眺めの良さに惚れ込み、自身の騎馬隊をこちらで訓練させたという逸話が残っています。今では「謙信平」という名で栃木県有数のハイキングスポットとして観光客から親しまれていますよ。

美しい紫陽花が楽しめる事でも知られていて、6月になると「あじさい坂」と呼ばれる神社の参道は両側が紫陽花で埋め尽くされ、たくさんの見物人で賑わいます。団子に焼き鳥、卵焼きなど食の名物も多く、「花より団子」な方でも十分楽しめる観光スポットですよ。栃木を訪れるなら是非おすすめしたい場所です。

◎まとめ

栃木60選、いかがでしたか?餃子やB級グルメなどの食べ物ばかりが注目されがちですが、たまには古に思いを馳せてみるのも良いですよね。動物とのふれあいも楽しめる栃木県。北関東を代表する観光スポットの宝庫を、ぜひ訪ねてみてくださいね。

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