栃木県大田原市の人気観光スポット7選!歴史・自然を満喫する旅

栃木県大田原市の人気観光スポット7選!歴史・自然を満喫する旅

栃木県大田原には、松尾芭蕉の「おくのほそ道」 にゆかりのある風景が今もまだ数多く残り、多くの神社やお寺などの観光スポットが点在する歴史ある街です。また、「平家物語」の中で語られる「那須与一」は歴史ファンなら訪れたい観光スポットですね。ロボットなどで再現される様子と展示はその歴史に詳しくない人も楽しむことができますよ。

また、大田原はゴルフ場やリンゴ園なども有名ですが、大田原には写真撮影が趣味の方にもお勧めの観光スポットが多くあります。白鳥が訪れる湖、池や沼、また、美しい滝を間近で撮影できるスポットなどです。栃木大田原は、東京から1時間程度という好アクセス環境ですので、日帰り旅行にもお勧めなんですよ。

目次

栃木県大田原市の人気観光スポット7選!歴史・自然を満喫する旅

目次を閉じる

1.那須神社

那須神社

大田原市の「那須神社」は、杉並木の中に立つ荘厳な神社であり、「那須与一」と共に全国に知られる観光スポットです。4世紀、仁徳天皇の時代に創建されたと伝わるこの神社は、赤い楼門が印象的で、インスタグラムにも多く投稿される有名な大田原市にある神社です。また、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)や源義家、那須与一らが祈願に訪れたといわれる歴史ファンにも有名な神社として大田原市の観光スポットになっています。

この神社の本殿全体の彫刻や彩色など神社全体が大変鮮やかで華やいでおり、その独創的な美しさは「中世と近世の特徴を併せ持つ神社建築」として高く評価されており、構造物ファンも一度は訪れたい大田原の神社として全国でも有名な観光スポットです。2014年に「本殿」と「楼門」が国の重要文化財に指定されました。また、「おくのほそ道風景地名勝」となっています。神社の宝の太刀は、那須与一が奉納したといわれており、毎年9月に開かれる敬老の日の「例大祭」では、弓の名手として有名な「那須与一」にちなんで流鏑馬(やぶさめ)が行われます。この春と秋の「例大祭」に奉納される太々神楽(だいだいかぐら)や獅子舞、流鏑馬の行事などはとても人気があり、大田原の有名な観光行事となっています。

2.滝沢神社 不動の滝

滝沢神社 不動の滝

大田原市の「不動の滝」は地元の人も正確な場所を知らない人もいる穴場の観光スポットですが、写真愛好家の間では全国でも有名な観光スポットです。昔、滝の近くに石に彫られた不動明王があり、これを祀ったお堂があったため、この「不動の滝」という名がついたと言われています。目印となる「滝沢神社」は林の中にあります。栃木県高原山の麓から流れる箒川(ほうきがわ)沿いには、いくつもの滝がありますが、この「滝沢神社」の裏にある「不動の滝」が小田原の滝で1番有名で観光スポットとなっています。

「滝沢神社」は栃木県大田原市・箒川沿いにあります。神社の柱や主要な部分は全て欅(ケヤキ)で作られており、階段上り口上部に飛龍、その両側と本殿の周囲には12個の唐獅子、本殿四隅に長鼻竜頭部8個、その間には牡丹の彫刻がされている美しい神社です。細部にまで、こだわった装飾が、とても美しい神社で「不動の滝」とあわせて大田原に行ったらぜひ訪れたい観光スポットです。

3.大田原神社

大田原神社

大田原市にある「大田原神社」は、807年頃に作られ、当初は「温泉神社」という名前だったと伝えられています。やがて、民衆から信仰されるようになり、この神社は金田村中原に移り「中田原湯泉大明神」として親しまれました。その後、現在に近い場所に移り、「大田原神社」と改称され、1962年に現在の神社の場所となりました。御祭神は「大己貫神(おおなむちのかみ)」と「小彦名神(すくなひこなのかみ)」です。

大田原の観光スポットでもあるこの神社は、「龍頭公園」に接しており、老杉の間に本殿,石鳥居があります。この神社にある武器が描かれた「武運長久の祈願絵馬」は、1989年に大田原市指定有形文化財に指定されました。また、境内にある石灯籠は1762年に江州日野の商人中井光武が所願成就のために奉納したものです。1989年に大田原市指定有形文化財に指定されています。大田原の七福神は全てが、「大田原神社」に祀られている訳ではなく、城下7箇所の神社仏閣に1柱ずつ祭られている。その7箇所とは 大田原神社(恵比寿)、光真寺(大黒天)、不退寺(毘沙門天)、成田山(弁財天)、長泉寺(福禄寿)、正法寺(寿老人)、洞泉院(布袋) となっています。桜の時期、紅葉の時期は美しく、また大田原市内を一望できるため、観光客にはもちろん地元大田原の人からも愛される観光スポットです。

4.羽田沼

羽田沼の白鳥

「羽田沼(はんだぬま)」には、冬が近づく10月末頃から、越冬地を求め、毎年100羽を越えるオオハクチョウ、コハクチョウが訪れます。それほど大きな沼ではないため、近い距離から白鳥を見ることができ、その躍動感あふれる美しい姿を撮影することができることで有名な大田原の観光スポットです。週末には、大勢の愛鳥家やカメラマンたちがその姿をおさめようと集まります。鴨やほかの鳥たちも見られる愛鳥家にはお勧めの観光スポットとなっています。

白鳥は、千数百羽の鴨と一緒に翌年の3月末頃まで一冬を過ごします。人になれているためか、白鳥はそれほど人間を恐れないとも言われ、とても優しい目をした表情の撮影もできます。珍鳥のアカハシハジロとクビワキンクロ目撃情報もある観光スポットです。貴重な「ミヤコタナゴ」という小型淡水魚の生息地でもあり、地元の人達以外からも大切にされてきた「半田沼」はこれからもその環境を維持されていくことを強く望まれている大田原の観光スポットです。

5.栃木県なかがわ水遊園

なかがわ水遊園

「なかがわ水遊園」は3つの大きな特色のある大田原で人気の水族館です。「那珂川の源流から下流までの自然を再現」したエリアでは川の魅力感じられます。また、「アマゾン大水槽」は360°のチューブ型トンネル水槽になっていてアマゾンの迫力を楽しめます。「タッチング水槽や体験教室」では直接ザリガニやカニ、サメにまで触れることが出来ることで子供たちに大人気の大田原の観光スポットです。

自然光は完全に閉ざされて、LEDライトによりクラゲたちは七色に輝き、小魚たちの群れも帯のように見える光と魚たちの織り成すイベントで、この期間に大田原を訪れる際には是非訪れたい観光スポットです。

6.大田原市ふれあいの丘

大田原市ふれあいの丘 星空

大田原市の「大田原市ふれあいの丘」には「自然観察館」と「ふれあいの丘天文館」という大田原の自然を満喫できる観光スポットがあります。「自然観察館」では、国の天然記念物である「ミヤコタナゴ」や栃木県大田原市に生息する貴重な魚などの展示コーナーがあり、クワガタムシやカブトムシとのふれあいコーナーでは実際に触れてその生態を観察することが出来る観光スポットです。

「ふれあいの丘天文館」には、栃木県でもトップクラスの大きさの望遠鏡があることで有名な大田原市の観光スポットです。ここでは、昼間でも明るい星(金星や1等星)を観望することができます。予約状況を確認して、予約してからの訪問となります。プラネタリウムでは、9月~11月は、秋の星座が紹介されます。エチオピア王家の神話とそれにまつわるペガスス座、アンドロメダ座、ペルセウス座、カシオペヤ座などの物語です。12月からは明るい星の多い冬の星座が紹介されます。星座の中でもっとも有名なオリオン座を中心に、おおいぬ座、こいぬ座や星雲・星団などを分かりやすく解説してくれます。

7.那須与一伝承館

那須与一伝承館

大田原市「那須与一伝承館」には、全国でも有名な「那須与一」にまつわる展示が多くある大田原市で有名な観光スポットです。那須与一と言えば、「平家物語」で有名な「扇の的」の物語です。義経が、弓の名手那須与一 を呼び寄せ「あの扇を射て」と船の上の扇を射るよう命じ、与一は何度も辞退しましたが、聞き入れてもらえず意を決して、正確に扇を射切りました。射きられた紅色の扇は夕日のように輝いて白波の上に漂い、浮き沈み、その技と光景の美しさに、沖にいた平家も陸の源氏も感動したという言い伝えです。

栃木県大田原市は中世から近代にかけて那須氏の拠点が置かれ、ここで那須与一が誕生、成長したと伝えられています。栃木県大田原市の「那須与一 伝承館」では、この与一の活躍を最新のロボットと映像で楽しむことができる観光スポットです。また、与一が扇の的を射た際、身に着けていたとされる太刀「太刀銘成高」があります。これは国の重要文化財となっています。与一が扇の的を射た際、身に着けていたとされる「太刀銘成高の拵」等国の重要文化財が多く展示されています。

◎栃木県大田原市の人気観光スポットまとめ

栃木県大田原は、東京から1時間程度で楽しむことができる観光スポットの豊富な街です。歴史を感じる神社やお寺などのお参りもできますし、大田原の自然を満喫できる観光スポットも数多くあります。寒くなる季節には白鳥や多くの野鳥撮影に写真愛好家や鳥愛好家が大田原を訪れます。水族館やプラネタリウムでは、より自然を楽しめるような工夫もされているので、自然は楽しみたいけれど、野外の寒い場所は苦手という方も楽しめるようになっているんですよ。日帰り旅行ももちろんですが、週末を利用して旅行するのにちょうどよい多くの観光スポットに恵まれた大田原への秋・冬の旅がお勧めです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

大田原市でおすすめの記事

大田原市のアクセスランキング