■名称：八幡平
■住所：岩手県八幡平市細野
■公式サイトURL：https://www.hachimantai.or.jp/
■車
東北道松尾八幡平ICから25㎞（八幡平頂上駐車場）
■バス
JR盛岡駅→岩手県北バス「岩手八幡平頂上・八幡平蓬菜境行き」→（1時間30分）「御在所」（アスピーテライン入口）→（20分）「八幡平頂上」
秋の東北紅葉旅行2019｜東北地方で秋の紅葉狩りを楽しむ！
2019年11月5日 更新
紅葉狩りも秋の味覚も満喫したい！そんな方には東北の紅葉がオススメです。また、東北は秋の味覚も豊富！りんごや柿などの果物、さつまいもやサンマ、松茸などのキノコ類、とれたての味はどれも別格です。さらに、紅葉狩りで人気のスポットの近くには有名な温泉地もたくさん点在していますよ。紅葉を楽しみつつ美味しいものを食べ、温泉でゆっくり過ごすという贅沢な観光プランも実現可能です。実りの秋とともに、美しい紅葉を愛でながら秋をたっぷり堪能しましょう。
目次
秋の東北紅葉旅行2019｜東北地方で秋の紅葉狩りを楽しむ！
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◎ 東北の紅葉の見頃は？
同じ東北でも紅葉の見頃はエリアによって異なり、例年10月中旬から11月中旬頃にかけてがピークです。ただ山間などでは見頃のピークが早まるため、ベストな時期に行けるよう各スポットの見頃は以下でチェックしてください。
◎ 東北の紅葉は赤みがキレイ？
紅葉は暖かい地域よりも東北のように寒い地域の方が、赤みがキレイなことをご存知でしょうか？
葉が赤くなるのは、「アントシアニン」と呼ばれる成分が増加することにあります。この成分が増える条件はいくつかありますが、その1つに"夜の急な冷え込み"があげられます。夜が寒いことで成分があまり消費されず、綺麗な赤になるとされています。
つまり東北地域では、より美しい紅葉を観られる可能性が高いんです。
◎ ドライブにもオススメ！東北紅葉ランキング
ここからは東北の各紅葉の名所を紹介します。車で向かう道中、思いがけない秋の絶景と出会えることもあります。モミジ舞う中、爽快な秋の紅葉狩りドライブに出かけてみてください。
1. 八幡平（岩手県）
「八幡平」は秋田と岩手の間にそびえる標高1,614mの日本百名山のひとつです。全国でも有数の紅葉の名所として知られています。
▶八幡平をドライブと散策で観光！紅葉や樹氷など四季を満喫。温泉にも入ろう
「八幡平アスピーテライン」という全長約27kmの山岳ドライブロードがあるため、ドライブしながら紅葉狩りするのがオススメです。沿線のブナの森や山上のナナカマド、ダケカンバなどの紅葉を見ることができ、カーブを曲がるたびに表情のことなる秋の色づきを堪能できます。
紅葉狩りができる落ち着いた雰囲気の「大沼」、火山現象をともに楽しめる「後生掛」、「松川渓谷」「不動の滝」「黒谷地湿原」「大深沢展望台」など、手付かずの自然を存分に味わえます。
また、11月上旬頃までは道路の両側にそびえたつ雪壁「雪の回廊」も通行可能です。さらに、八幡平温泉郷もあるため、玉川温泉や後生掛温泉、ふけの湯温泉など紅葉が美しい秘湯で心も体も癒やされましょう。
なお、八幡平の紅葉の見頃は場所によっても異なります。平山腹での紅葉の見頃は9月下旬～10月上旬、県民の森周辺では10月中旬～10月下旬頃、松川渓谷では10月上旬～10月中旬となっています。
2. 蔵王（宮城県・山形県）
「蔵王」は周囲に山が連なり、山岳観光道路があることから、車を使っての紅葉狩りがオススメです。蔵王の紅葉の見頃は、山頂付近は9月下旬～10月上旬頃、麓では10月中旬～下旬頃となっています。
全長26kmにも及ぶ「蔵王エコーライン」では、ドライブをしながら紅葉の世界を楽しめます。ナラやカエデ、ブナなど落葉樹が密生し、赤や黄色、緑の鮮やかなコントラストはまるで絵画のよう。大黒天や御田ノ神湿原、蔵王中央高原や蔵王坊平高原などの色づく山肌が一望できます。ロープウェイもあるため、見下ろせばそこには紅葉の海が広がりますよ。
▶宮城蔵王で人気の観光スポット7選！紅葉に温泉に自然とのふれあいを満喫
▶山形県の蔵王温泉でおすすめの観光スポット6選｜樹氷や紅葉も楽しもう！
さらに、近くには蔵王温泉や上山温泉などの温泉地もあるため、紅葉の後は温泉でゆっくりしながら秋の味覚を味わうのもオススメです！
■名称：蔵王
■住所：山形県山形市蔵王温泉
■公式サイトURL：http://www.town.zao.miyagi.jp/kankou/
■バス
JR山形駅からバスで約90分
■車
山形自動車道山形蔵王ICから約60分
3. 弘前公園（青森県）
「弘前公園」には日本一の桜で有名な弘前城がありますが、実は紅葉が美しいことでも有名です。園内には1000本のカエデ、2600本の桜が美しく彩り、津軽の古都が一気に秋の装いとなります。そして大輪や中輪、懸崖といった菊花も咲き乱れ、香りでも訪れた人を楽しませてくれますよ。
▶弘前城観光決定版！絶景の花筏、桜・紅葉・雪のライトアップに魅せられて
さらに夜になるとライトアップも。鮮やかににライトアップされた紅葉は、どこか寂しさも感じられるシックな光景が広がります。弘前公園の紅葉の見頃は、例年10月下旬～11月上旬です。
■名称：弘前公園
■住所：青森県弘前市下白銀町1
■公式サイトURL：https://www.hirosakipark.jp/
■電車
JR弘前駅から弘南バス藤代営業所行きに乗り約15分、「市役所前」で下車徒歩4分
■車
東北自動車道大鰐弘前ICから約20分
■名称：弘前城菊と紅葉まつり
■日時：2019年10月18日(金)～11月10日(日) 日没〜21：00
■場所：緑の相談所周辺、二の丸土橋付近、館神跡周辺、東内門石橋周辺、弘前市役所前外濠
■関連サイトURL：https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_autumn_momiji
4. 円通院（宮城県）
350年もの前に造られた日本庭園が今も受け継がれる「円通院」。一度院内に足を踏み入れれば、華やかに庭園を彩るモミジやカエデが訪れる人を出迎えてくれます。整えられた白砂や赤の紅葉、緑の苔などが創り出す世界は言葉を失う美しさです。
シーズン中はライトアップが行われます。「心字池」は水面が水鏡のようになり、秋の夜に照らされた紅葉が映り込みロマンチックな雰囲気に浸れますよ。そんな円通院の紅葉の見頃は、例年10月下旬〜11月下旬です。
■名称：円通院
■住所：宮城県宮城郡松島町松島町内67
■公式サイトURL：http://www.entuuin.or.jp/
■拝観時間
8：30〜17：00（4〜10月下旬）
8：30〜16：30（10月下旬〜11月）
9：00〜16：00（12〜3月下旬）
■拝観料
大人300円 / 高校生150円 / 中・小学生100円
■電車
・仙石線：JR松島海岸駅より徒歩5分
・東北本線：JR松島駅より徒歩20分
■車
三陸自動車道松島海岸ICから国道45号線経由で約5分
■名称：松島・円通院紅葉ライトアップ 2019
■開催日時：10月26日（土）～11月17日（日）毎日17:30～21:00（最終受付 20:45）
■拝観料：高校生以上（大人） 平日 500円、土・日・祝 800円 / 小・中学生 200円 / 未就学児 無料
公式サイトURL：http://www.entuuin.or.jp/topics/lightup2019/index.html
5. 角館（秋田県）
出典： Polar_Bear Hiro / PIXTA(ピクスタ)
「角館」は「みちのくの小京都」とも呼ばれる、歴史の息づく街です。春の桜が有名な角館ですが紅葉もとても美しく、県外からも毎年多くの観光客が訪れます。萱葺きの屋根にシックな黒板塀、蔵の漆喰の白、その中に舞うカエデ、日本の情緒あふれる光景がそこに広がっているのです。
そして、夜になると角館の武家屋敷通りがライトアップされ幻想的な雰囲気に。武家屋敷が並ぶ風情ある通りが漆黒の中に浮かび上がる紅葉に彩られ、秋の夜長を楽しむことができますよ。角館の紅葉の見頃は、例年10月下旬〜11月中旬となっています。
■名称：角館
■住所：秋田県仙北市角館町
■公式サイトURL：https://tazawako-kakunodate.com/
■電車
角館駅から徒歩20分
■車
・東北自動車道盛岡ICから国道46号経由約60分
・秋田自動車道大曲ICから国道105号経由約30分
■名称：角館紅葉ライトアップ
■開催日時：10月1日（火）～11月30日（土）夕方頃～22:00
6. 鶴ヶ城公園（福島県）
日本で唯一、赤瓦をまとう天守閣「鶴ヶ城」。会津平野の山々に囲まれ、秋には山の端にかすんでゆく夕焼けの景色が会津でもっとも美しいと言われています。
10月下旬〜11月上旬に見頃を迎え、サクラやモミジ、イチョウなどが周囲を赤や黄色に彩ります。天守閣の上は360°パノラマビューが楽しめ、会津若松松市内の秋の風景を一望できるんですよ。
他にも見頃時期にはライトアップもされ、紅葉と石垣という秋ならではの情景も堪能できます。鶴ヶ城公園の夜のライトアップはオールLEDで、植栽用の「彩光色」を使用しています。これにより、自然で色鮮やかな紅葉が夜でも楽しめるのです。紅葉以外の石垣などもライトアップされているので、園内を散策してみてください。
■名称：鶴ヶ城公園
■住所：福島県会津若松市追手町1−1
■公式サイトURL：http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html
■車
磐越自動車道会津若松ICから約15分
■バス
ハイカラさん・あかべぇに乗り「鶴ヶ城北口」で下車、徒歩5分
■名称：鶴ヶ城紅葉ライトアップ
■期間：10/18（金）〜11/17（日）
■時間：日没〜21：00
■関連サイトURL：https://www.aizukanko.com/event/103
7. 抱返り渓谷（秋田県）
田沢湖の南に広がる「抱返り渓谷」は、"東北の耶馬渓"とも呼ばれる景勝地です。かつては渓谷の道が狭く、人とすれ違うときにお互いに抱きうように交差したが名前の由来となっています。
桜やカエデをメインとした原生林、断崖絶壁の「回顧（みかえり）の滝」、一度見たら忘れられないエメラルドブルーに輝く玉川の渓流はまさに絶景です。
他にも遊歩道を散策したり、渓谷に架かる朱色のつり橋「神の岩橋」から赤赤と燃える紅葉を眺めたりと、心ゆくまで自然を楽しめます。また、「誓願寺」という名のトンネルも必見です。トンネルに入って振り返るとトンネルの縁が額縁のようになり、まさに一幅の絵のような光景が眼前に広がります。抱返り渓谷の紅葉見頃は、例年10月下旬～11月上旬です。
■名称：抱返り渓谷
■住所：秋田県仙北市田沢湖卒田
■関連サイトURL：https://www.akitafan.com/archive/tourism/1390
■電車
・JR田沢湖駅から車で約20分
・JR角館駅から車で約15分
■車
東北自動車道盛岡ICから国道46号経由で約70分
■バス
JR角館駅から無料シャトルバス運行
8. 八甲田山（青森県）
「八甲田山」は10あまりの山々からなる火山群。日本有数の紅葉スポットで、その美しさは日本一と賞賛する人も少なくありません。八甲田山の紅葉の見頃は、例年10月上旬～10月中旬になります。
中でも八甲田山の雄大な景色を楽しめる八甲田ロープウェーからは、カエデやナナカマド、ブナなど色づく紅葉の海が一望できますよ。また、早ければ10月下旬に初雪が降るため、紅葉と山の雪化粧を楽しめる可能性も。
▶青森県八甲田山周辺の観光スポット32選！定番から穴場まで魅力いっぱい！
ロープウェー山頂駅からは「八甲田ゴードライン」という自然遊歩道があるので、散策しながらの紅葉狩りも楽しめます。日本一の長さを誇る上路式アーチ橋「城ヶ倉大橋」や、「蔦沼」も絶景スポットとして人気です。近くには酸ヶ湯温泉、城ヶ倉温泉などもあり、また趣の異なる紅葉を堪能できます。
▶青森県酸ヶ湯温泉の観光スポット｜温泉・八甲田の大自然・観光を楽しもう
■名称：八甲田山
■住所：青森県青森市大字駒込深沢
■関連サイトURL：https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000092.html
■バス
JR青森駅からバスで八甲田ロープウェー前で下車、ロープウェーで山頂へ
■車
・青森自動車道青森中央ICから約35分
・東北自動車道黒石ICから約35分
9. 西吾妻スカイバレー（山形県・福島県）
「西吾妻スカイバレー」は、山形県の白布温泉から福島県の桧原湖北岸までを結ぶ全長17.8kmの山岳道路です。カエデやナナカマド、ブナやツツジなどの鮮やかな紅葉のトンネルをドライブしながら眺めることができます。車を停めて紅葉を眺められるスポットがたくさんあるので、時間をかけてゆっくり楽しむのがオススメです。
不動滝や赤滝、黒滝などの滝も有名で、雄大な自然と紅葉をセットで楽しめます。なお、ヘアピンカーブが多いため、乗り物酔いしやすい方は前もって酔い止めを飲んでおきましょう。
また、「天元台ロープウェイ」から色とりどりの紅葉を眺めるのもオススメです。近くには開湯約700年になる白布温泉などもあるので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。西吾妻スカイバレーの紅葉の見頃は、例年9月下旬～10月下旬になります。
■名称：西吾妻スカイバレー
■関連サイトURL：https://www.urabandai-inf.com/?page_id=25027
■車
東北自動車道福島飯坂ICから国道13号経由で約1時間
■通行期間
4月中旬〜11月上旬
※冬季通行止め
※開通期間中も夜間（17：00〜翌7：00）は路面凍結の可能性から通行止めになることがあります。
10. 磐梯山ゴールドライン（福島県）
古風な雰囲気が今もなお残る会津と湖沼群が点在する磐梯高原。「磐梯山ゴールドライン」は磐梯高原を結ぶ、全長17.6kmのワインディングロードです。紅葉する樹林帯を走りながら、各所で福島県の秋の絶景を紡ぐことができます。
北側では爆裂噴火により出来た荒々しい絶壁と紅葉の「黄金平」、南側では湖畔を錦秋に染めた「猪苗代湖」を遠望しながら走ることができますよ。また、沿線には多数の展望台も設けられ、途中寄り道しながら磐梯山の秋の絶景を堪能することも可能です。例年の見頃は10月上旬〜中旬となっています。
▶福島県裏磐梯のオススメ観光スポット！四季を通して多彩に楽しもう
■名称：磐梯山ゴールドライン
■関連サイトURL：https://www.urabandai-inf.com/?page_id=25023
■車
磐越自動車道磐梯河東ICから約20分
■通行期間
4月中旬〜11月中旬
※冬季通行止め
※開通期間中も夜間（17：00〜翌7：00）は路面凍結の可能性から通行止めになることがあります。
◎ まとめ
紅葉の時期はあっという間です。年に一度だけの機会なため、自然にしか作り出せない色とりどりの紅葉をドライブしながらぜひ楽しんでください。なお、東北の山間部は朝や夜は冷え込みますので、防寒対策もしっかりして行きましょう！
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