名称:五色沼
住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原
公式・関連サイトURL:http://www.urabandai-inf.com/urabandai/goshiki.html
福島県会津地方のシンボルともいえる磐梯山(ばんだいさん)。1888年に大噴火を起こし、300を超える湖沼が形成されました。それが、現在の裏磐梯です。
裏磐梯は、火山活動によるたくさんの温泉があるほか、美しい自然に恵まれ、多くの観光客が訪れる福島の一大観光地となっています。裏磐梯は四季を通じて様々なアウトドアの活動ができ、多彩な楽しみ方ができる観光地です。
今回は、そんな楽しみ方が豊富な裏磐梯の観光スポットについてご紹介していきます。裏磐梯観光の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
福島県裏磐梯のオススメ観光スポット!四季を通して多彩に楽しもう
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1.五色沼
裏磐梯を代表する観光スポットが、この「五色沼」です。「五色沼」の名前の由来は、季節や時間によって様々な色に変化するところからきています。五色沼は、正式には「五色沼湖沼群」といい、様々な湖沼群から成り立っています。
沼の色が変わる秘密は、水中の微粒子の性質や大きさが異なるため。実は、裏磐梯が火山地帯であることが影響しているのです。沼は、赤やコバルトブルー、エメラルドグリーンなど実に様々な色をしており、裏磐梯の観光客の目を楽しませてくれます。なかには、見る場所により目に映る色合いが異なる沼もあり、五色沼の多様さには飽きることがありません。
また、五色沼には多くの野鳥がやってきます。バードウォッチングは観光客が少ない早朝に行くのがオススメ。散策していると、キツツキや、オオルリ、キビタキなどの野鳥に出会えますよ。冬にはカルガモやマガモ、コハクチョウなどの渡り鳥も見ることができ、一年を通して実に多くの野鳥の観察を楽しむことができます。
時間が止まっているかのような美しさを見せてくれる「五色沼」は裏磐梯で必見の観光スポット。裏磐梯観光の際には、訪れてみてくださいね!
2.桧原湖
裏磐梯にある大小約300もの湖沼郡の中でも最大の面積を誇るのが、この桧原湖(ひばらこ)です。雨が降っても歩きやすいよう観光客の利便性を考慮して、周囲には約4kmの舗装された探勝路があります。そして桧原湖では、キビタキやオオルリなどの野鳥のほか、水鳥類もみることができます。
せっかく裏磐梯に来たのであれば、観光遊覧船に乗ってみませんか?湖上から、雄大に広がる裏磐梯の山々を眺めることができるのは魅力的ですね!遊覧船は、所要時間約30分で桧原湖の奥深くまで探索し、桧原湖の神秘的な風景を見ることができます。ぜひ、桧原湖で散歩してみたり遊覧船に乗って、神秘的な風景を楽しみましょう。
名称:桧原湖
住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原
公式・関連サイトURL:http://www.urabandai-inf.com/urabandai/lake.html
3.磐梯吾妻スカイライン
裏磐梯は火山が多い地帯なので、日本とは思えないような風景が広がっている場所があります。そのような風景を見ることができる裏磐梯の代表的な観光スポットが「磐梯吾妻道路」。通称「磐梯吾妻スカイライン」と呼ばれており、裏磐梯を走る山岳道路のひとつです。その光景の素晴らしさから「日本の道百選」にも選ばれています。
磐梯吾妻道路は、まず、福島市の西にある「高間温泉」から始まります。やがて山岳地帯に入り、道路はカーブを繰り返しつつ登り坂が続くと、やがて、「浄土平」と呼ばれる荒涼とした風景を広がる有名な観光地にでます。
このあたりは火山性ガスが噴出している場所もあり、草木が生えず、荒々しい岩石がむき出しになっています。地球の息吹を感じるその光景は、裏磐梯を訪れる観光客を楽しませてくれます。
出発地点の高間温泉から浄土平までは、車で約40分程度の距離。そのまま浄土平を抜けて裏磐梯方面に進むとヘアピンカーブが続き、磐梯山や安達太良山、そして、裏磐梯の湖を望むことができます。
裏磐梯には、他にもこのような素晴らしい道路が走っており、ドライブコースとして申し分ないところです。ちなみに、この吾妻磐梯スカイラインは、雪の多い11月から4月頃までは毎年閉鎖されています。
年によって気候の変化があるほか、また麓は雪がなくとも頂上部はチェーンが必要な場合もありますので、ドライブの際には、常に最新情報をチェックしておくことをオススメします。新緑や紅葉を楽しみながら、裏磐梯をドライブしてみてはいかがでしょうか?
名称:磐梯吾妻スカイライン
住所:福島県福島市高湯温泉~福島市土湯峠
公式・関連サイトURL:http://www.f-kankou.jp/cgi-bin/f-kankou/asobu/page.cgi?id=10
4.裏磐梯ビジターセンター
裏磐梯を観光するなら、まずはこの「裏磐梯ビジターセンター」に行ってみましょう。裏磐梯ビジターセンターでは、裏磐梯の成り立ちや探勝路、花の開花状況などについて、最新の情報を得ることができます。また、各種イベントの紹介やアクティビティの紹介などもあり、裏磐梯の観光に役立つ情報がいっぱいあるんです。
イベントは、自然の生き物さがしや、裏磐梯の自然の成り立ちやその魅力をわかりやすくまとめたスライドショーの見学会などが開催されています。心を奪われるほど美しい裏磐梯の自然を見て、その中に息づく生き物や植物について知ることで、裏磐梯の観光はもっと楽しくなりますよ!
もちろん、散策や観光の休憩スポットとしても利用できます。裏磐梯へ観光で訪れる際は、磐梯ビジターセンターに足を運んでみましょう!
名称:裏磐梯ビジターセンター
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-697
公式・関連サイトURL:http://www.urabandai-vc.jp/
5.猫魔スキー場
裏磐梯は、冬になると数mの積雪を記録する我が国有数の豪雪地帯です。そのような裏磐梯の特性を生かしいくつかのスキー場がありますが、中でもおすすめしたいのが「猫魔スキー場」です。
猫魔スキー場は、磐梯山の横にある猫魔ヶ岳にあるスキー場。山の北斜面、かつ、すり鉢状の地形にあるため、シーズンを通してパウダースノーを楽しむことができることで有名な裏磐梯のスキー場です。ゲレンデからは桧原湖や小野川湖など、裏磐梯の湖沼郡を見下ろすことのできる絶好の場所。圧雪された美しいゲレンデをスキーやスノーボートでシュプールを描く体験は、この上もない快感です!
猫魔スキー場は、食事もおすすめ!スキー場でのレストランメニューといえば、カレーとラーメンというのがお決まりですが、猫魔スキー場では、とってもおいしくて徹底的にこだわった本格的な料理を堪能することができます。小さいお子さんのいる家族には、ファミリー専用の無料休憩スペースがあります。猫魔スキー場は、冬には外せない裏磐梯の観光スポットです。
名称:猫魔スキー場
住所:福島県北塩原村大字檜原字猫魔山1163
公式・関連サイトURL:http://www.nekoma.co.jp/
6.桧原湖一周観光バス「森のくまさん」
裏磐梯桧原湖周辺を走るボンネットバス【森のくまさん号】(ISUZU製BXD30型)板張りの床、跳ね上げ式のウィンカー、ギアは1速〜4速、環境に優しいバイオディーゼル燃料を使用。現在、【土、日、月】の運行だそうです。 pic.twitter.com/jsKHUyzLix
— まっつあん (@h0750matsu) May 9, 2016
裏磐梯最大の湖である桧原湖。東西に短く南北に長い形が特徴の桧原湖を、1周ぐるりと周回してくれる観光バスが、この「森のくまさん号」です。
「森のくまさん号」はエコロジーに配慮し、村から廃棄される油を精製して作った燃料で走る優れもの!人体に有害な一酸化炭素が排出されないほか、地球温暖化の原因である温室効果ガスの代表ともえる二酸化炭素の排出量も他の交通機関と比べると少ないということで、地球にとっても優しいバスです。裏磐梯の美しい自然を損なわないように工夫している点も素晴らしいですね。かわいらしい外見も必見です!
運行時期は4月下旬から11月上旬。ぜひ、「森のくまさん号」が運行している時期にあわせて、裏磐梯に観光にいってみましょう。
名称:桧原湖一周観光バス「森のくまさん」
住所:福島県桧原湖
公式・関連サイトURL:http://www.urabandai-inf.com/enjoy/bus/
7.ラビスパ裏磐梯
五色沼や磐梯山、湖沼めぐりが有名は裏磐梯ですが、温泉とプールだってあるんです!「ラビスパ裏磐梯」は、温泉とプールを季節に関わらず楽しむことができる裏磐梯の観光スポットです。
25mプールや流水プール、子供向けに水深の浅いプールやフィットネス用に水中歩行のできるプールなど、多彩なプールがあります。最大のポイントは、全長100mのウォータースライダー!高さ10mのスタート地点からゴールまで、次々と現れるカーブをすり抜けて一気に滑り降りる爽快感といったら、この上ないほどです。
温泉も充実しています。浴槽は、内風呂の大浴場と露天風呂の2つ。広々とした温泉で、手足を伸ばしてゆっくり浸かれば、裏磐梯の観光の疲れが吹き飛んでしまいますよ。レストランでは子供たちに人気のあるメニューのほか、会津名物ソースカツ丼、好評のラビスパ弁当など、飽きのこない多彩な料理で裏磐梯の観光客をもてなしてくれます。
プールと温泉入浴ができるセットコースがお得です。15時以降になるとさらにお得なプランもありますので、こちらも要チェック!カップルやファミリーには、外せない裏磐梯の観光スポットです。
名称:ラビスパ裏磐梯
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字大塩字桜峠8664−5
公式・関連サイトURL:http://laviespa.com/
8.裏磐梯温泉 香の湯
裏磐梯の観光で疲れた身体を、温泉で癒しましょう!「香の湯」は、大自然の中で、源泉かけ流しの露天風呂を楽しむことができる、裏磐梯の日帰り温泉施設です。
露天風呂は全部で4つ。源泉から湧き出る男女別の露天風呂、家族でゆっくりできる家族風呂、貸切専用露天風呂など多彩な露天風呂があります。磐梯朝日国定公園の美しい大自然の中で入浴する露天風呂は、素晴らしいですよ。
温泉好きなら一度は訪れてほしい裏磐梯の観光スポットですが、冬季は休業するので公式サイトでチェックしてからお出かけくださいね。
名称:裏磐梯温泉 香の湯
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093
公式・関連サイトURL:http://kounoyu.xsrv.jp/
9.磐梯山噴火記念館
磐梯山噴火記念館に来ました。
— 🤍Ako*°🤍 (@heart8255) August 7, 2016
目の前にある3Dワールドも楽しい♪#福島撮影隊 #ftvみんなの天気 #Fukushima pic.twitter.com/9uW72pVS87
裏磐梯の湖沼を作り出したのは、磐梯山の噴火でした。裏磐梯を知るためには、この噴火について理解すると更に、裏磐梯の観光を楽しむことができます。
「磐梯山噴火記念館」は、1888年7月に発生した磐梯山の噴火を中心に、火山の仕組みや噴火の原因、磐梯山の噴火の規模や様子、被害、その後の裏磐梯の様子などについて、ジオラマやパネルなどを使って、視覚的にもわかりやすく説明されています。
特に、磐梯山の噴火前と後との様子の比較や、噴火による振動や音などを実際に体験できる装置は大迫力。磐梯山の噴火がどれほど大規模なものであったのかについて理解することができます。
磐梯山噴火記念館は、裏磐梯の中心にあたる桧原湖と小野川湖を結ぶ国道459号線沿いにあります。裏磐梯観光には外せない観光スポットですよ。アクセス手段は乗用車のほか、JR猪苗代駅から出ている路線バスが便利です。
名称:磐梯山噴火記念館
住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原字剣ヶ峰1093-36
公式・関連サイトURL:http://www.bandaimuse.jp/
◎まとめ
裏磐梯でおすすめの観光スポットを紹介いたしました。裏磐梯は五色沼や湖沼などの観光スポットだけではなく、温泉や博物館、そして全天候型プールもある一大観光地。裏磐梯は自然あふれる観光スポットや子供から大人まで楽しめる観光スポットがあります。
また、裏磐梯は、季節を問わずさまざまなアクティビティを楽しむことができる観光地です。ぜひ、休日の日に、家族や友達に声をかけて、ふらっと裏磐梯まで観光へ行ってみましょう!
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