「あざれあ」は北海道の雪をモチーフにした、透明感のある爽やかな空間の船。映画シアターやプロムナードを廃止した分、個室を広くしオーシャンビュー可能な部屋を増やしました。エントランスで無料映画鑑賞やコンサート、各種イベントを行いスペースをフル活用しています。それに伴い、それまでエントランスに設置されていた各フェリー独特のモニュメントがないので、船長コスプレで記念写真。こんな「あざれあ」でのフェリー旅行をご計画の際は、ネット予約が便利です。
2017年6月28日に就航した「あざれあ」は旅客定員600名で新潟から小樽を姉妹船と共に週3日運行しています。従来のフェリーにあったプロムナード、シアタールームをなくしゲームセンターを縮小することにより客室スペースを広くとれるようにしました。1例を挙げると、スイートルームは56平米の広さがあり、スイートと呼ぶにふさわしい広々とした空間。また大部屋を寝台化にすることにより、各プライベートルームがより広いスペースを確保できています。
宿泊する 部屋に専用デッキがあり思う存分オーシャンビューを楽しめたら最高ですね。「あざれあ」と姉妹船には、専用デッキ付きの部屋がたくさんあります。また個室のほとんどの窓からも海が見える設計。新日本海フェリーは、以前階層でグレードを分ける方式でした。しかし「あざれあ」と姉妹船からは階層ではなく外側に部屋があるかインサイドかによってグレードを決めるように変更。だれにも邪魔されずに、オーシャンビューを満喫できますよ。
もともと新日本海フェリーではエントランス中央にコンセプトを象徴するモニュメントが飾られているのが普通でした。「あざれあ」と姉妹船では従来の固定観念にとらわれず、エントランスホールを合理的に活用できるスペースに。以前はシアタールームで上映されていた無料映画上映のサービスをはじめ、コンサートや各種イベントなどをエントランスホールで開催。屋外劇場のような開放感があり、座りきれないような人気のイベントの時は、上部螺旋階段から見ることもできますよ。
ステートルームA(ウィズペットルーム)のそばにペットが遊べる広いドッグフィールドがあります。11月~3月は利用できませんので注意してください。
スロットゲームとUFOキャッチャーがある小さめのゲームセンター。フェリー内ではクイズラリーやビンゴゲームなどのイベントがあるのでそちらも楽しんでください。
カラオケボックスのようなスペース。2室あります。カラオケのほかにもレンタルDVD(有料)のサービスもあるので、お好みで映画鑑賞もできますよ。
100円返却式のコインロッカーと、番号暗証式の小型ロッカーの2種類あります。施錠出来ない大部屋のお客様や、お風呂に行くときなどに利用すると便利。
乗下船口から入ってエントランスの左側にあります。こちらでお部屋の確認をし、個室のお客様はカードキーを受け取ってください。
ちょっと小腹が空いた時に、焼きおにぎりやタコ焼きなどのホットメニューを買えます。そのほか、ソフトドリンクやビールなどもありますよ。
旅行中洗濯できると便利ですね。コインランドリーは4階の船首と中央トイレの近くの2か所。男女別になっているので、女性のお客様は使いやすいです。
螺旋階段が美しいエントランスは、大きい液晶画面のある多目的ステージとして使用。無料の映画上映やイベントなどこちらで楽しめますよ。
バリアフリー浴室は4階にあり、バリアフリートイレと隣接しています。バリアフリー浴室は通常施錠されていますので、お使いの際は案内所に声をかけましょう。
ドライバールームの近くにドライバーのお客様のために、ドライバー浴室を設置。一般の観光客とは別となっていますので、気兼ねなく利用できます。
夏の時期だけオープンしているバーベキュースペース。爽やかな潮風に吹かれながら、友人や家族でにぎやかに楽しく食事をしましょう。
木目のタイルが敷き詰められたオープンデッキは、お部屋に専用デッキをお持ちでないお客様が共有できるオーシャンビュープレイスです。
入口に白樺の林の装飾をあしらったレストラン「白樺」では、和洋中のメニューをはじめ、北海道の幸を使ったセット料理など味わえます。
ワンランク上の食事を楽しみたいお客様にはグリル「大樹(たいき)」がおすすめ。ホテル監修の料理を楽しめ、店内の北海道の新雪風景の内装も素敵です。
通勤電車のような感覚でフェリーに乗船しているトラックドライバーのお客様のために用意されたのが、ドライバーズレストラン。こちらはドライバー専用です。
北海道や新潟のお土産のほか、新日本海フェリーのオリジナルグッズを販売。観光地のチョコやキャラメルなど溶けやすい土産は帰りのフェリー内で買うこともできますよ。
ハンバーガーやソフトクリームなど、簡単な軽食を食べたい時はカフェでどうぞ。北海道の雪のイメージカラー、ブルーの席で召し上がれ。
キッズルームは、急な揺れの時でもお子様が怪我をしないようにクッション製の積み木のオモチャを置いています。緩衝性壁紙のデザインは森の動物達。
椅子に座って窓からフェリー前面の海を楽しむことができるスペースです。飲食禁止。夜は法によりカーテンを閉めますので、昼間に楽しんでくださいね。
大好評大海原を見ながらの露天風呂と大浴場、乾式サウナが揃っています。フェリーに乗って、こんな特典があるなんていいですね。
美食続きでカロリー消費したい方は、海を見ながらエアロバイクやウォーキングマシーンで運動できますよ。汗をかいた後、隣が大浴場なので便利です。
船内は個室を含む全室禁煙です。そのため喫煙者のためにスモーキングルームが4階~6階に各2室、ドライバールームに1室あります。
個室以外にも船内各所にトイレがあります。5階に男女各1室、4階に男女各2室。バリアフリートイレとドライバー化粧室は4階です。
4階から6階までを行き来できるエレベーター。どなたでも利用可能ですが、特に車椅子や年配のお客様が他階に行きたい場合に活用してください。
朝食は和盛合わせと洋盛合わせのセットメニューのほか、焼き魚やベーコンソテーなどの単品メニューもあります。朝小鉢や朝フルーツもどうぞ。
昼食は新日本海フェリー特製カレーや、北海道の幸を使ったラーメンをいただけます。ワンランク上の食事をご希望なら、グリルのランチをおすすめします。
夕食は、新日本海フェリー特製ビーフカレーや、北海道の幸を使ったセット料理があります。中華料理などもいただけますよ。ホテル監修のディナーならグリルがおすすめです。
新日本海フェリー 新潟ターミナルは、白い建物が特徴的なフェリーターミナルです。海に向かって左右に伸びるターミナルの入り口前には、大きな駐車場も完備。決して派手ではありませんが、中には清潔感あふれる素敵な空間が広がっています。近隣はのんびりとした雰囲気が漂う閑静な住宅街。徒歩圏内にはコンビニがないため、ターミナル内の売店やレストランはたくさんの方に利用されています。お土産を購入したり軽い食事を取るなど、乗船時間までの過ごし方は人それぞれ。フェリーの模型が見られる展示室も好評ですよ。
住所 | 新潟県新潟市東区古湊町 2番20号 山の下埠頭 |
---|---|
電話番号 | 0252-73-2171 |
特徴 |
|
かつては石炭の積出港として栄えた小樽港。現在では、人や物を運ぶ日本海側の重要な拠点としても親しまれています。そんな新日本海フェリー 小樽ターミナルからは、日本海側の新潟港や京都府の舞鶴港へ定期便が運航しています。日本海に昇る朝日や夕日などの壮大な風景を愛でながら、癒しの時間を過ごせますよ。デザイン性の高い新日本海フェリー 小樽ターミナルには、レストランやショップ、荷物の保管に便利なコインロッカーもあります。ご飯を食べたり、地元のお土産を選んだりと出港までや寄港後の時間を有意義に過ごせます。フェリーならではの風景を眺めながら旅するのもたまには良いものですね。
住所 | 北海道小樽市築港7番2号勝納埠頭 |
---|---|
電話番号 | 0134-22-6191 |
特徴 |
|
2017年に就航した「あざれあ」と姉妹船では二等和室がなくなり、その代わりに和洋室というタイプの部屋が登場しました。一見普通のツインのようですが、入口を入ると床が一段高くなっておりそこから靴を脱ぐ仕様。奥のソファは簡易ベッドになっているので夜はベッドとして利用できます。お子様との家族旅行にピッタリのお部屋。船全体で客室スペースを広くとっているため、和洋室では全室オーシャンビューの窓がついた設計となりました。
今までの新日本海フェリーのエントランスには、船のコンセプトをテーマにしたモニュメントがありそこで記念写真を撮れるようになっていました。「あざれあ」と姉妹船ではエントランススペースを多目的ホールとして利用しているためにモニュメントはなくなりました。しかし昔からの船長コスプレ写真撮影は今でも残っています。ここには、白とブルーの船員服が用意されています。船長コスプレで「あざれあ」乗船の思い出ショットを撮ってください。
今まで新日本海フェリーでは、各階に給湯器が設置されていましたが「あざれあ」と姉妹船では1か所のみです。場所は船尾左舷バーベキュースペースという屋外。なんでこの場所かという理由は、カップラーメンと関係があるようです。船内にカップラーメンコーナーがあると匂いが強いので、それが気になるお客様もいるとか。屋外に給湯器を設置することで、バーベキュースペースやオープンデッキでカップラーメンなどのインスタント食品を楽しむことが出来るようになりました。