ヒマラヤ山脈が間近に迫る秘境、ネパールでおすすめスポット13選!

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ヒマラヤ山脈が間近に迫る秘境、ネパールでおすすめスポット13選!

ネパールの代名詞ともいえるヒマラヤ山脈。その麓に広がるこの国には、神秘的な場所が多く存在します。敬虔なチベット仏教国としても世界的に知られていますが、ブッダ誕生の地など、仏教徒ではなくても一度は訪れてみたい、という人も多いのではないでしょうか。また、ヒンズー教徒も多く、そこには独特な文化が生まれ、今に受け継がれています。神々と自然との共存がここでは実現している、そんな風に感じられるまさに神秘の国です。

いま世界中から注目を集めているネパールで、大自然のエネルギーとブッダの知恵、神々のパワーを授かれるような、神聖なおすすめのスポットをご紹介していきます。

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ヒマラヤ山脈が間近に迫る秘境、ネパールでおすすめスポット13選!

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1スワヤンブナート寺院(カトマンズ)

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ネパールで最も古い寺院として世界的にも有名なスワヤンブナート寺院は、モンキーテンプルとも呼ばれていて、猿も信仰の対象として崇められています。実際に、敷地内ではたくさんの猿を目にすることができますが、食べ物を持っていたりすると狙われることもあるので注意が必要です。

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長い階段を登っていくとブッダの目玉が描かれた大きな仏塔があり、その周りを歩きながら見下ろすカトマンズの街の景色は絶景です。
参拝するのには長い階段を登らないといけないので少々苦労しますが、それでも毎日大勢の参拝客で賑わっています。少し足を延ばして、厳かな雰囲気に包まれてみてはいかがでしょうか。

2. ゴールデンテンプル(パタン)

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ゴールデンテンプル(黄金寺院)と聞くと、きらびやかな寺院を想像するかもしれませんが、ぼんやりしていると見落としてしまいそうなくらい地味な入口がひっそりと佇んでいます。派手さはなくても、地域にしっかりと根付き、人々に敬われるとても重要な寺院として親しまれています。

寺院内には、訪れる人々の悩みを聞いて願いを叶えてくれる僧侶がいます。あちこちに象や猿など動物の像があるのも、ネパール独特で見ていて楽しい気持ちにまります。ネパールでは、ヒンドゥー教の影響を受けているようで、革製品の持ち込み禁止されていたり、赤い色を高貴な色としているそうです。他の仏教国とも少し違って独特な雰囲気が楽しめますね。

3.ダルバール広場(カトマンズ)

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首都カトマンズにあるダルバール広場は王宮を中心に広がる広場の名称で、周辺には様々な歴史的な建築物が建ち並び、まさに見どころ満載。世界遺産にも登録されています。現地の学生さんやサリーに身を包んだ女性が行きかい、ネパールの日常を感じられる場所でもあります。

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かつては王宮として使われていたハヌマーン・ドーカ宮殿大きな宮殿や、その敷地内にあるトリブバン博物館などは、広場に入る際に支払う入場料に含まれています。付近には木造の建物も多く点在し、歴史を感じる街並みは一見の価値ありです。また、いくつかビューポイントもあるので、ぜひ高台から街全体を見渡してみてください!地上からの景色とは違った表情を見せてくれます。

4. ルンビニ(ルンビニ)

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インドとの国境近く、ネパール南部に位置する小さな町ルンビニは、ブッダが生まれた町として世界中から多くの人が押し寄せ、世界遺産にも登録されているネパール有数の観光地となっています。信者はもちろんのこと、貴重な仏教建築を一目見ようと、世界中から人々が訪れていますが、日本人の姿ははまだあまり見られないそう。仏教建築と言っても日本でよく見るものとは違ったデザインでとても新鮮に感じます。寺院によっては宿泊もできるようなので、世界各国からの観光客と知り合える機会もありそうですね。

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その他にもブッダ誕生の際に産湯に使ったとされているプスカリニ池や菩提樹、ブッダが実際に生まれたとされているマヤ・デイ寺院や世界各国の寺院など、まだまだ見どころは盛りだくさんなので、ネパールを訪れた際にはぜひルンビニにもお立ち寄りください。

5. ニャタポラ寺院(バクタプル)

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五重の屋根という意味を持つニャタポラ寺院は、その名のとおり五重の塔がシンボルとなっています。遠くからでも確認できるこの塔は高さが30メートルあり、ネパールで一番高い寺院です。石段の両側には象や女神などの守護神の石像があり、上段になるほど守護神の力も上がっていくそうです。建物には細かい彫刻が施されていて、美術品として眺めているだけでも楽しめます。

塔の途中まで階段で登ることができ、街を見渡すことができるのでとても気持ちがいいです。また、広場にはカフェがあり、人々が思い思いにくつろいでいます。名物のヨーグルトはしっかりとしたチーズのような舌触りで絶品なのでおすすめです!ネパールの歴史的な街並みを眺めながらのコーヒータイムは格別ですよ。

6. チトワン国立公園(バラトプル)

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中央ネパール南部のタライ平原の一角にあるチトワン国立公園は、ジャングルを保護するためお自然保護公園で、サイ保護区でもあります。園内には43種類の動物とおよそ450種類の鳥がいるそうです。こちらの国立公園はアクセスもよく、気軽にジープサファリなどのアクティビティを体験することができるので、国内外の観光客にとても人気があります。

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様々な楽しみがある中、やはり人気が高いのはエレファントサファリです。レンジャーとともに象の背中に乗って1~2時間のジャングル散策を楽しみます。歩くたびに大きく揺れる象の背中はスリル満点です。他にも、カヌーの川下りやラフティングなどメニューは色々あるので、興味のあるアクティビティがあればぜひチャレンジしてみてください。

7. コパン僧院(カトマンズ)

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カトマンズの高台に位置するコパン僧院は、チベット仏教の僧院です。一般の観光客も受け入れていて、朝6時からラマ僧によって執り行われるプージャという儀式も見学することができます。庭からの眺望は抜群なので、カトマンズ盆地の景観を楽んだり、お土産や仏教関連のグッズを購入することもできるので神聖な空気に癒されに来てはいかがでしょうか?

もう少しチベット仏教に親しみたいのであれば、瞑想の入門コース(7日間から)に参加することができます。更に理解を深めたければ、上級者コースもあるそうなので、興味があれば時間をかけてじっくり瞑想に耽ってみるのも良いですね。忙しい日常を忘れて、じっくり自分と向き合えば何か気づきがあるかも知れません。特別な場所でのなかなかできない特別な体験ですね。

8. ダクシンカリ寺院(ダクシンカリ)

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ネパールはチベット仏教が知られていますが、ヒンズー教徒も多く、ダクシンカリはヒンズー教の寺院です。ここには、カーリーという女神が祀られていて、敬虔な信者が多く訪れます。カーリーは戦いの女神なので、週に2回ほど生贄の儀式があり、儀式のあいだは緊張感が漂います。参道には、参拝者が溢れかえり、長い列になっていることもあります。信者にとっては、大切な動物を捧げる神聖な儀式なのです。観光客にとっては、宗教、文化の違いを学べる貴重な場所でもあります。

参道には屋台のような場所で、飲み物や食べ物を売っていたりすることもあるので、ローカルな雰囲気を味わいながら地元の人々に混ざって地元の味を堪能してみるのも、旅の良い思い出になると思いますよ。

9. ボダナート(カトマンズ)

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カトマンズにあるチベット仏教の仏塔ボタナートは、ネパール最大の大きさを誇る仏塔で、高さが36メートルにもなります。チベット仏教の中心として重要な場所で、ブッダのお骨(仏舎利)が埋葬されています。ドーム状の基壇の上には、ブッダの知恵の目が描かれていて、少しユニークな印象です。朝になると、信者たちが、周りの円形の広場をマニ車を持って歩く姿が。上からはタルチョーと呼ばれる旗が四方八方に掲げられていて、チベット仏教らしい光景が広がります。

周辺には土産物屋がひしめき合っていて、観光客や信者でいつも賑やかです。周辺にはレストランやカフェもあるので、活気あふれる街の雰囲気を楽しみつつ上質なネパールコーヒーを堪能してみてはいかがでしょうか?

10. ナガルコット(ナガルコット)

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ナガルコットは、ヒマラヤの展望台の地として世界的にも人気の高い場所です。カトマンズから約1時間で行けるので、天気がいい日に気軽に出かけられるのも魅力です。また、1泊すれば朝焼け、夕焼けの美しいヒマラヤの絶景を満喫することができます。ホテルなどに滞在してのんびりヒマラヤの景色を堪能するのも良いでしょう。

また、せっかくここまで来たのだからアクティビティをいろいろ満喫したい!というのであれば、トレッキングやハイキングがおすすめです。山登り初心者でも気軽に参加できる短めのコースから上級者向けのコースまでいろいろあります。ネパールへ行くのであれば、ヒマラヤの絶景は存分に楽しみたいですね!

11. チャングナラヤン寺院(バクタプル)

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ナガルコットからハイキングで訪れることも可能なヒンズー教の寺院で、カトマンズでは最も古い寺院といわれています。世界遺産にも登録されていますが、
場所が少し行きづらいためか、ほかの観光地に比べて観光客が少なく静かな印象です。ネパールに現存する寺院の中でも、こちらの建築技術は素晴らしいもので、随所に見受けられるネワール彫刻は圧巻です。この寺院にはナラヤン神が祀られていますが、リッチャビ王朝時代の石像や建築などの文化遺産も多く、見ごたえがあります。

騒がしい観光地とは違って、地元住民の生活によりちかい場所なので、ネパールの人々の日常を垣間見ることができます。騒がしくない環境で、じっくりヒンズー教の歴史に触れてみるのも貴重な体験です。

12. プーンヒル(ポカラ)

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プーン族の丘、という名前のプーンヒルは、丘と言っても標高3200メートル以上。ネパールでは5000メートルを超えないと山とは呼べないようです。麓から丘の頂上まではおよそ1時間のトレッキングです。人気があるのは、やはり早朝に出発して朝日が昇る様子を見るコース。尋常ではない寒さなので、防寒対策を万全にして行ってください。

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そして、頂上に到着すると目の前には言葉にならないほど美しい絶景が広がっています。嬉しいことに、お茶屋さんがあるので、絶景を眺めながら美味しいミルクティーなどがいただけます。朝日を浴びてピンクに染まっていく山々の姿に感動すること間違いなし!ネパールに来てよかったと、心から思える場所です。

13. サガルマータ国立公園(ルクラ)

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サガルマータとはネパール語でエベレストのことです。世界最高峰のあまりにも有名なこの山はやはり外せません。エベレストを含む、世界有数の山々を含んだこの国立公園は、1,148平方キロメートルにおよび、世界遺産にも登録されています。桁違いの大自然のスケールを目の前に感動の涙を流す人も。荘厳なその景観は、この世のものとは思えないほど圧倒的な美しさです。

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山好きにとってはもちろん憧れの地でもあると思いますが、高山植物を観察したり、希少な動物との出会いを楽しんだりと、様々な魅力を持ち合わせています。また、世界で一番高い場所に建つことで有名なホテル・エベレスト・ビューへ足を延ばしてみるのも良いですね。様々な楽しみの中から、自分なりの楽しみ方を見つけて大自然を満喫してください。人生観が変わるかもしれませんよ!

◎まとめ

大自然とともに生きるネパールはいかがでしたか?宗教文化が日常に根付き、神々のエネルギーを身近に感じられる不思議な魅力がいっぱいだったのではないでしょうか。古いものを大切にし、良いものは新しい世代へと受け継がれていく姿勢がネパールの独特で魅力的な文化を生み出しているように思います。機会があればぜひ、実際に見て触れて、神秘のエネルギーを感じてみてください!

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