カナダに行くならここ!一度は訪れたいおすすめ観光スポット14選

カナダに行くならここ!一度は訪れたいおすすめ観光スポット14選

日本のおよそ27倍にも及ぶ広大な国土を有するカナダには、オーロラベルトに包まれた北部の都市イエローナイフをはじめ、絶景スポット満載のカナディアンロッキーや迫力満点のナイアガラの滝、フランスの雰囲気漂うケベック・シティ、物語の世界に迷い込んだようなプリンス・エドワード島と一度は訪れてみたい観光名所が目白押しです。カナダといえば国旗にも描かれているメープルが有名ですが、あたり一面を真っ赤に染めあげる紅葉も見逃せません。今回は、そんなカナダでぜひ訪れたいおすすめの観光スポットを厳選して14か所ご紹介していきます。

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カナダに行くならここ!一度は訪れたいおすすめ観光スポット14選

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1.ナイアガラの滝(ナイアガラフォールズ)

ナイアガラの滝(ナイアガラフォールズ)

カナダとアメリカの国境付近に落ちる「ナイアガラの滝」は、世界三大瀑布の一つとして知られる絶景スポットです。カナダ滝とアメリカ滝、ブライダルベール滝の3つの滝で形成されており、最も大きなカナダ滝は馬蹄型のような形をしていることから「ホース・シュー滝」とも呼ばれています。

ナイアガラの滝(ナイアガラフォールズ)

ナイアガラの滝ではアトラクションも楽しめますよ。轟音と水しぶきを体感できる「テーブル・ロック」や名物遊覧船「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」、滝を裏側から眺める「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」、ゴート島の「テラピン・ポイント」、3つの滝の全景を楽しめる「スカイロンタワー」とどれも見逃せません。

2.メープル街道

メープル街道(カナダ)

ナイアガラからケベックへと続く全長約800kmの「メープル街道」は、9月末から11月初旬にだけ見られる季節限定の美景です。

実はこの「メープル街道」という名前は、日本だけの呼び名。この街道沿いに歴史スポットが点在することから、カナダでは「文化遺産の道(Heritage Highway)」と呼ばれています。

アルゴンキン州立公園(カナダ・オンタリオ州)

メープル街道で最も人気の「ローレンシャン高原」は、日本人観光客も多く訪れる有名観光スポット。紅葉に彩られた山間を進むゴンドラに乗って、ぜひトレンブラン山の頂上まで登ってみてください。

カナダ最古の州立公園「アルゴンキン州立公園」では、10月上旬頃に紅葉の見頃を迎えます。東京の3.5倍にも及ぶ広大な敷地内にはおよそ2400もの湖があり、そこに映える紅葉はまるで鮮やかな絨毯のようです。

3.プリンス・エドワード島

プリンス・エドワード島

カナダ南東部のセント・ローレンス湾に浮かぶ小さな島「プリンス・エドワード島」。小説『赤毛のアン』舞台となったこの島は、著者ルーシー・モード・モンゴメリの生まれ故郷でもあります。美しい海岸線に赤土の断崖絶壁、真っ青な空、のどかな田園風景に彩られた島は世界中の観光客を魅了して止みません。

グリーンゲイブルズ博物館(プリンス・エドワード島)

島内には『赤毛のアン』やルーシー・M・モンゴメリゆかりのスポットがあり、物語の世界に迷い込んだかのようなリアルな観光を楽しめます。島へのアクセスは空路と陸路、フェリーの3つのルートがありますが、ホエールウォッチングをしながらフェリーで島に入るのがおすすめです。

4.ケベック・シティ

ケベック・シティ(カナダ)

世界遺産の街「ケベック・シティ」は、北米で唯一の城塞都市です。フランス人入植者によって築かれたことから、フランスの文化と歴史を強く継いでいるのが特徴。旧市街には石畳の道が広がり、アッパー・タウンには街のシンボルである「ホテル・シャトー・フロンテナック」が荘厳な姿を見せています。

ケベック要塞(ケベック・シティ)

城塞都市ならではの観光を楽しむなら、高台に位置する「シタデル」へどうぞ。こちらは1831年にイギリス軍によって建設された星型の要塞で、現在はカナダ陸軍の駐屯地として利用されています。たくさんある見どころの中でも、5月から9月の毎朝10時から行われる衛兵交代は一見の価値がありますよ。

5.ノートルダム大聖堂(モントリオール)

ノートルダム大聖堂(モントリオール)

モントリオールの旧市街にある「ノートルダム大聖堂」は、1820年代に建設されたロマン・カトリック教会です。最大の見どころは、7000本ものパイプを備えた世界最大級のパイプオルガン。現在は毎週日曜日のミサでその美しい音色を聞かせてくれており、夏季にはコンサートも開催されています。

壮麗な大聖堂を思う存分楽しみたい方は、プロジェクションマッピングを使用した光と音楽のショー「AURA(オーラ)」をチェックしてみてください。ショーは、月曜から土曜にかけて毎日2~3公演を開催中。チケットの購入はオンラインが便利です。

6.CNタワー(トロント)

CNタワー(トロント)

533.33mの高さを誇る「CNタワー」は、2010年にドバイの「ブルジュ・ハリーファ」に抜かれるまで約32年間にわたって世界一高い自立式建築物として君臨し続けました。タワーには展望台やレストラン、ショップなどが併設されており様々なイベントやアクティビティを楽しめます。

上空300mの空気を肌で感じてみたい方は、フェンスで囲われた「アウトドア・テラス」へどうぞ。342m地点にある「グラス・フロア」では、スリルと絶景の両方を体験できます。

最も高い場所にある「スカイポッド」からは、遠く160kmも離れたニューヨーク州までも見渡すことができるというから驚き!展望台のふちを散策する絶叫アトラクション「エッジ・ウォーク」にも注目です。

7.リドー運河(オタワ)

リドー運河(オタワ)

北米最古の運河である「リドー運河」は、アメリカの侵攻を防ぐために建設された全長202kmの水路です。19世紀に入ると商業目的で使用されるようになり、現在ではオタワ市民の憩いの場としてたくさんの人々に愛されています。2007年にはオンタリオ州で初めての世界遺産にも登録されました。

リドー運河アイススケートリンク(カナダ)

運河沿いを散策したりクルージングを楽しむのも良いですが、おすすめは冬限定のスケートリンク。およそ7.8kmにも及ぶこの屋外スケートリンクは、ギネスにも認定されているのだとか。スケート靴のレンタルはもちろん、途中にはトイレや軽食スタンドもあり観光にはもってこいですよ。

8.カナダ国会議事堂(オタワ)

カナダ国会議事堂(オタワ)

「カナダ国会議事堂」は、カナダの首都オタワの小高い丘の上にあります。完成翌年の1867年から国会議事堂として使用されていましたが、1916年の大火災により大部分を焼失。その後1922年に再建され、1927年には火災によって奪われた7名の命を偲ぶピース・タワーが完成しました。

国会図書館(オタワ)

議事堂内で唯一建設当時の姿を残す国会図書館には、彫刻が施された本棚に所狭しと本が並んでおり、中央には大理石でできたヴィクトリア女王の銅像がそびえています。映画の世界を思わせるような幻想的な雰囲気に、思わずため息が漏れてしまうかも。

9.キャピラノ吊り橋(バンクーバー)

キャピラノ吊り橋(バンクーバー)

年間80万人もの観光客が訪れる「キャピラノ渓谷」は、バンクーバー最古の観光スポットです。8千年以上も前から先住民が暮らす歴史深い場所で、森林浴や絶景を楽しめるのが魅力。そんなキャピラノ渓谷には、歩行用として世界最長を誇る全長137mの「キャピラノ吊り橋」があります。

キャピラノ吊り橋(バンクーバー)

1889年の建設当時は板と麻のロープで作られた簡易的な橋でしたが、現在はワイヤースチールで補強され、一度に1300人が乗っても耐えられるほど強力な橋となっています。

敷地内には、木々の間を歩く「ツリートップ・アドベンチャー」や崖っぷちに備えられた「クリフウォーク」、先住民の芸術作品として有名なトーテム・ポールの展示など魅力あふれるアトラクションが目白押しです。

10.ケープ・ブレトン島

ケープ・ブレトン島

「ケープ・ブレトン島」は、カナダ東部ノヴァ・スコシア州にある自然豊かな島です。海岸線沿いと山道を行くドライブコース「カボット・トレイル」や、北部一帯に広がる自然の宝庫「ケープ・ブレトン・ハイランズ国立公園」など、観光客を魅了するスポットが点在しています。

人気のアクティビティ「ホエール・ウォチングツアー」に参加するなら、地元の漁師さんが運営するツアーがおすすめ。驚くことにクジラとの遭遇率はほぼ100パーセントに及ぶうえ、万が一クジラを見られなかった場合は全額返金という保証付きです。

また、スコットランドからの移民が多いケープ・ブレトン島は、ケルト文化が色濃く残ることでも知られています。スコッチの醸造所やキルトグッズを扱うショップなど、ケープ・ブレトン島ならではのスポットにも注目です。

11.ペギーズ・コーブ(ノヴァ・スコシア州)

ペギーズ・コーブ(ノヴァ・スコシア州)

ハリファックスの郊外にある「ペギーズ・コーブ」は、映画『ハナミズキ』の舞台として知られる小さな漁村です。村のシンボルでもある「ペギーズ・コーブ灯台」は、世界で一番絵になるライトハウスとしてたくさんの写真家たちに愛されてきました。

真っ白な灯台と赤い屋根、晴れ渡る青い空とのコントラストは美しいですよ。しかし残念なことに、気象の変化が激しい場所にあるため霧に覆われて見えなくなることも多々あるのだとか。見学に行かれる際は晴天の日を狙って訪れましょう。名物のロブスターを味わうのもお忘れなく!

12.ホープウェル・ロックス(ニュー・ブランズウィック州)

ホープウェル・ロックス(ニュー・ブランズウィック州)

カナダ東部のニュー・ブランズウィック州とノヴァ・スコシア州の間に、世界一の干満差を誇るファンディ湾があります。「ホープウェル・ロックス」は、最大で16mの潮の満ち引きを見られるという鑑賞スポットです。

12時間毎に干潮と満潮のサイクルを繰り返しているので、二日間かけて観光するのがおすすめ。ただし、ビーチを歩けるのは干潮の前後3時間のみとなるので注意しましょう。すぐ近くにある世界遺産「ジョギンズ化石断崖」もあわせて訪れてみてくださいね。

13.モレーン湖(バンフ)

モレーン湖(バンフ)

世界で最も美しい湖と称される「モレーン湖」は、バンフ国立公園内の標高1885m地点に位置します。トルコ石のような青緑色の水面は、氷河の中に含まれる鉱物の粉が太陽の光に反射して生まれた自然色。息をのむほど美しい絶景に、自然の神秘を感じずにはいられません。

モレーン湖(バンフ)

冬場に凍り付いた湖は6月まで溶けることなく、6月下旬にようやく水面が現れ美しさのピークを迎えます。観光のベストシーズンは7月から8月頃。早朝に訪れて、湖と共に日の出を眺めるのがおすすめです。カヌーを借りて間近で青いモレーン湖を堪能するのも良いですね。

14.イエローナイフ

イエローナイフ

ノースウェスト準州の州都イエローナイフは、かつて金を産出する炭鉱で栄えた街です。晴天の日が多くオーロラベルトの真下に位置することから、季節問わず年中オーロラを見られることで有名。オーロラは現れる時期によって色や形状が異なるので、ぜひ何度でも訪れてみましょう。

イエローナイフの犬ぞり

オーロラのベストシーズンは、11月~4月の冬季と8月~9月の年2回。冬場はオーロラ観賞だけでなく犬ぞりやスケート、スノーモービル、アイス・フィッシング、スノーシューでのトレッキングツアーなど様々なアクティビティを楽しめます。イエローナイフならではの大自然を満喫しちゃいましょう。

◎まだまだたくさんあるカナダの観光スポット

バンフ国立公園(カナダ)

広大な国土を誇るカナダには、実にバラエティー豊かな観光スポットが点在しています。雄大な自然を楽しめる絶景スポットはもちろんのこと、史跡やアミューズメントパーク、美術館、博物館と老若男女が楽しめる観光名所が目白押し。成田空港からはバンクーバー、トロント、カルガリー、モントリオールへの直行便も運航しており、アクセスが便利なのもうれしいところ。ぜひこの機会にカナダへ足を運んでみてくださいね。

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