バンクーバーの「キャピラノ渓谷」でスリリングな観光を楽しもう!

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バンクーバーの「キャピラノ渓谷」でスリリングな観光を楽しもう!

大都会でありながらも豊かな自然を有するカナダの人気観光都市バンクーバー。そんなバンクーバーでぜひおすすめしたいのが、ノースバンクーバーに位置する、森林浴とスリル満点のアトラクションの両方を楽しめる「キャピラノ渓谷」です。ここには長さ140mを誇る長い吊橋「キャピラノ・ブリッジ」のほか、森の中で空中散歩を楽しめる「ツリートップ・アドベンチャー」や北米先住民の伝統工芸「トーテム・ポール」など見どころがいっぱい。世界中から年間80万人以上もの観光客が足を運ぶという、バンクーバーを代表する観光名所なのです。この記事では、そんな「キャピラノ渓谷」の見どころや観光情報について詳しくご紹介していきます。

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バンクーバーの「キャピラノ渓谷」でスリリングな観光を楽しもう!

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1.キャピラノ渓谷とは?

出典: mhgstan

キャピラノ渓谷は、ノースバンクーバーのキャピラノ川に広がる渓谷です。この地では、およそ8千年前から先住民のスコーミッシュ族が鮭漁をしたりトーテム・ポールを造りながら生計を立てていました。「キャピラノ」という名も、彼らの言葉で「美しい川」を表す「キア・パラノ」が由来となっています。

バンクーバーのダウンタウンからバスで30分弱と、比較的都心部から近い場所に位置するキャピラノ渓谷ですが、世界最長の歩行用吊り橋「キャピラノ・ブリッジ」や絶壁を囲む遊歩道「クリフウォーク」、木の上に設置された「ツリートップ・アドベンチャー」など自然を満喫できるアトラクションが目白押し。

11月~1月にかけての冬期には、公園全体にライトアップを施す「キャニオン・ライツ(Canyon Lights)」が行われ、辺り一帯が幻想的な雰囲気に包まれます。園内には、本物のモミの木をデコレーションしたクリスマスツリーやバンドの生演奏も登場し、バンクーバー市内外から訪れるたくさんの観光客で賑わいます。

2.観光客に大人気!「キャピラノ・ブリッジ」を渡ってみよう

出典: Yingna Cai/Shutterstock

キャピラノ渓谷の最大の見どころといえば「キャピラノ・ブリッジ」!1889年の建設当初は麻のロープでできた簡易的な橋でしたが、1903年にケーブルの橋に架け替えられ、1956年にはさらに太いスチールワイヤーと13トンものコンクリートで補強された強固な橋が完成しました。橋は高さ70m・長さ137mで、歩行者用の吊り橋としては世界最長を誇ります。

一度に1300人が乗っても壊れないという頑丈な橋ですが、そこはやはり吊り橋。グラグラ揺れてとってもスリリングです。高さが70mもあるので高所恐怖症の方には酷かもしれませんが、勇気を振り絞って歩み出してみましょう。カナダの大自然があなたを待ってますよ。

3.充実したアトラクションにも注目

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「バンクーバー最古の観光名所」といわれるキャピラノ渓谷だけに、アトラクションも充実しています。
子供から大人まで幅広い年齢層に支持を得ているのが、2011年に完成した「クリフウォーク(Cliff Walk)」。絶壁を囲むように設置された高さ90mの遊歩道は、人ひとりが通れるくらいの幅しかなく、吊り橋とはまた違ったスリルを味わうことができます。

木々を繋ぐようにして架けられた吊り橋を渡る「ツリートップ・アドベンチャー(Tree Top Adventure)」は、やや低めの地上30m地点に設置されており、高所恐怖症の方や小さな子供でも体験できるのがうれしいところ。樹齢1000年以上という木々に囲まれながら、ゆったりと森林浴をお楽しみください。

4.カナダ名物「トーテムポール」と記念撮影

出典: Milan Rademakers/Shutterstock

キャピラノ渓谷の入口付近には、色鮮やかなトーテムポールが鎮座しています。トーテムポールとは、アメリカ大陸の北西部に住む先住民が神話や自分の家の歴史などを残すために彫った木の柱のこと。この地にかつて住んでいたスコーミッシュ族も、トーテムポールを造っていたと伝えられています。

園内にあるトーテムポールの数々は、1930年代に公園を管理していたアーチボルト・マケクランが先住民に造らせたもので、個人所有のコレクションとしては北米最大規模を誇るのだとか。キャピラノ渓谷を訪れた記念に、ぜひ写真に収めてみてはいかがでしょうか?

5.アクセス方法

出典: Kurt Bauschardt/Flickr

◆無料シャトルバス

5月~9月までのハイシーズンは10~15分間隔、1月~3月のオフシーズンは30分間隔で運行しています。キャピラノ渓谷までの所要時間は約30分。始発のバス停「カナダ・プレイス」から乗車するのがおすすめです。緑色のユニフォームを着たスタッフが常駐しているので迷うことはないでしょう。

◆水上バス/路線バス

「ウォーターフロント駅(Waterfront)」から連絡船「シーバス(SeaBus)」に乗って、ノースバンクーバー側の「ロンズデール・キー(Lonsdale Quay)」まで行き、236系統の路線バスに乗り換えて約15分。バス停「キャピラノ・サスペンション・ブリッジ・パーク(Capilano Suspension Bridge Park)」で下車後すぐです。

◎日本語のパンフレットも完備

出典: -JvL-/Flickr

キャピラノ渓谷には、日本語の観光パンフレットが完備されています。地図付きでとても便利なので、入場料を支払ったら忘れずにもらうようにしましょう。ちなみに、入場料は大人(18歳以上)53.95カナダドル/学生(17~22歳)39.95カナダドル/中人(13~16歳)29.95カナダドル/小人(6~12歳)16.95カナダドル/シニア(65歳以上)48.95カナダドルです。6歳未満の子供は無料。チケットはオンライン購入もできます。(※記載情報は、2019年8月現在のものです。)

バンクーバーにはキャピラノ渓谷の他にも、バンクーバーの絶景が見ることができるグラウスマウンテンやキツラノビーチ、バンクーバーのランドマークとして知られるカナダプレイスなど絶景スポットが多く点在しています。バンクーバーの魅力は他にもたくさんあるので以下の記事も合わせてご覧ください。

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