海外スキー旅行をしてみよう!世界の有名スキー場ってどこにあるの?

海外スキー旅行をしてみよう!世界の有名スキー場ってどこにあるの?

壮大な自然を舞台とした世界各国のゲレンデは、スキーやスノーボードファンにとっての聖地です。ドライな雪質、多彩なコース、圧倒的な広さ、そして絶景、どれをとってもワールドクラスの魅力が詰まっています。自分だけのシュプールを描きに、海外のゲレンデへ飛び出してみませんか?

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海外スキー旅行をしてみよう!世界の有名スキー場ってどこにあるの?

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1. カナダのおすすめスキー場

カナダのリゾートスキー場

世界一のスキーリゾートとして知られるカナダ。ウィンタースポーツを楽しむ人なら一度は行ってみたい、スキーヤー・スノーボーダー憧れの地です。

スキー場の数は200を超え、現地の人いわく「全てのゲレンデとコースを把握するには何年もかかる」というほど。しかもシーズンは10月〜翌5月と長く、フリーライディングやパーク、バックカントリーなど、自分のスタイルにあった滑りが楽しめます。

 ◆「ウィスラー・ブラッコム」ウィスラー

ウィスラーのスキー場(カナダ)

世界中のスキーヤーやスノーボーダーを魅了してやまないのが、ウィスラーのスキーリゾート「ウィスラー・ブラッコム」です。2010年のバンクーバー冬季オリンピックの競技会場として使用されたことを、記憶している方も多いのではないでしょうか。

初心者から上級者まで楽しめる200以上のコースがあり、最長滑走距離はなんと11km。山全体を滑っているような感覚を味わえる広大なゲレンデで、ダイナミックな滑走を心ゆくまで堪能できます。

ウィスラーとブラッコムの2つの峰を結ぶ世界最長のゴンドラ「PEAK2PEAK」では、白銀の世界を空中散歩できます。全長4.4km、谷底からの高さは436mと圧倒的なスケール。ゴンドラには赤と銀の2種類があり、銀のゴンドラに乗れば床中央がガラス張りになっており、スリル満点の体験も楽しめます。

ウィスラーのイヌクシュク(カナダ)

ウィスラーには、カナダ特有の石を人間の形に積み上げた「イヌクシュク」があることでも有名です。伝統的な道しるべの役割や友愛を意味します。ウィスラーへ訪れた際には、このイヌクシュクを探索するのもウィスラーを楽しむ醍醐味になりますね。

 ◆「レイク・ルイーズ」バンフ

カナダ・バンフのスキーリゾート「レイク・ルイーズ」

北米で最も景色の良いスキー場に何度も選ばれる「レイク・ルイーズ」。冬の街・バンフからアクセスできるBIG3(レイクルイーズ / サンシャインビレッジ / マウントノーケイ)の1つになり、単独のゲレンデとしては最大規模です。

四方を3000m級の山々に囲まれ、眼下には"カナディアンロッキーの宝石"とも称されるルイーズ湖、大自然に抱かれながら極上パウダースノーでの滑走は心が洗われます。

また、バンフの街はアフタースキーが充実。パブやショッピング、映画館、そして周辺には世界的にも有名な温泉「バンフ・アッパー・ホット・スプリングス」もあります。息をのむようなカナディアンロッキーの絶景を観ながら、遊び疲れを癒すのは格別です。

 ◆「サン・ピークス・リゾート」サン・ピークス

「サン・ピークス」カナダのスキーリゾート

「サン・ピークス」は、ウィスラーに次ぐカナダで2番目に大きいスキー場です。日本の"石打丸山"や"湯沢高原"、"八幡平リゾート"などを持つ、日本ケーブルが経営するゲレンデになります。シャンパンの泡のようにキメ細やかなパウダースノーが有名で、現地の人にも穴場スポットとして人気です。

3つの山にはバラエティーに富んだ120本以上のコースが整備され、最長コースは約8km。緩やかな斜面のコースもあるため、子どもやビギナーの人でも気持ち良く滑ることができます。犬ぞりや馬ぞり、スノーモービルなどアクティビティーも充実しているので、家族揃って雪国を満喫するのにもピッタリです。

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2. アメリカのおすすめスキー場

のリゾートスキー場

アメリカにもワールドクラスのスキー場が点在します。コロラド州をはじめ、ユタ州、ワイオミング州などに人気のゲレンデが集中。周辺の山も標高が高いことから、雪質が良いパウダースノーでのライディングは、体が浮くような感覚を味わえます。

北アメリカのシーズンは11月〜4月ごろです。気候の影響から若干のズレはシーズンごとであると思いますが、日本とほとんど変わらない期間となっています。

 ◆「ベイル・スキーリゾート」ロッキー

ロッキー「ベイル・スキーリゾート」

ロッキー山脈の標高2,500〜3,000mにある北米最大級のスキー場「ベイル」。フロントサイド・バックボール・ブルースカイベイスンの大きく3つのエリアに分かれ、コースも全部で193コースあります。ベイルのパトロール隊員の方が「この山のコースをすべて把握するには3シーズン・300日かかった」と言うほど、広大なゲレンデとなっています。

ベイルは標高が高いことから日中でも気温が上がりにくいです。夜にはぐっと気温が下がるため、雪がしまり良質な雪質が保たれています。厚雪の面積は世界最大規模。手にとって吹けば綿毛のように舞うパウダースノーは、一度板を滑り込ませればその軽さに驚くはずです。

 ◆「ジャクソンホール・マウンテンリゾート」ワイオミング州

エクストリームを楽しむスノーボーダー

エクストリームスポーツ好きが集うのが、ワイオミング州の「ジャクソンホール」です。ここには1,200mという容赦のない標高差に加え、切り立った崖や角度があるコースが待ち受けています。コース設定としては初級10%・中級40%・上級50%となるので、ある程度の技術がないと厳しいゲレンデかもしれません。

116ものコースがありますが、基本的にはどこを滑ってもOK。そのため自然の地形をフルに活かし、思いのままのラインを描けます。また世界一急なシュートと言われている"コルベットクリフ"に挑戦するために、世界中から強者たちが集います。アクティビティーに富んだ雪山を求めるエクストリーマーは、1度足を運んでみてください。

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3. ヨーロッパのおすすめスキー場

マッターホルンを眺めながらスキー

東西7か国(オーストリア・スロベニア・リヒテンシュタイン・ドイツ・イタリア・フランス・スイス)にまたがる壮大なアルプス山脈。数々の名峰を抱えるヨーロッパでは、いたるところでアルプススキーが楽しめます。しかもロープウェイやリフトを乗り継げば、国境を越えることも!スイスでスキー・スノボを楽しみながら、本場イタリアンを食べるなんて贅沢なひとときが過ごせます。

ヨーロッパのスキーシーズンの目安は11月〜4月ごろです。標高が高いエリアや降雪が多いエリアなどでは、ゲレンデオープン・クローズの時期が少しだけ変わることもあるので、事前のチェックは忘れないようにしましょう。

 ◆「モンブラン・リゾート」シャモニー(フランス)

シャモニー(フランス)のスキーリゾート

西ヨーロッパ最高峰・モンブランのお膝元「シャモニー」。街を取り囲むようにスキーエリアが5つ(ル・トゥール / グランモンテ / フレジェール / ブレバン / レ・ ズーシュ)あります。イタリアやスイスの方までスキーエリアは広がっているため、国境を越えてのスキー・スノボや各国のグルメを堪能することもできますよ。

また、シャモニーは"アルピニズム発祥の地"でもあります。そのため一度は体験したいのが、ヴァレーブランシュでの山岳スキー。そこには美しい氷の世界が広がり、総延長20kmのコースを1日がかりで滑っていきます。圧倒的な大自然でのスキーは息を呑むほどの美しさです。

そしてスタート地点の「エギーユ・デュ・ミディ展望台」では、モンブランをはじめとする白く染まった4000m級の山々を360°大パノラマで一望することができます。

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 ◆「スノーパーク・ツェルマット」ツェルマット(スイス)

「スノーパーク・ツェルマット」ツェルマット(スイス)

名峰・マッターホルンの麓の街「ツェルマット」。ここでは4000m級の山々を勇姿を見ながら滑降するのが醍醐味です。3本の稜線が最も美しく映え、最高の眺めの中を滑走するなら「スネガ」や「ゴルナーグラート」へ足を運びましょう。

ヨーロッパで最も高い展望台(3883m)からはアルプスが一望でき、さらにそこから爽快な滑りを楽しみたいなら「マッターホルン・グレイシャーパラダイス」がおすすめです。ツェルマットはどのエリアに行っても、アルプス山脈の絶景に抱かれながらスキー・スノボを楽しめるんですよ。

なお、ツェルマットでは環境を守るために、ガソリン車の乗り入れが禁止されています。チューリッヒの空港からは、電車で移動するといいでしょう。

 ◆「ドロミテ・スーパースキー」ドロミテ(イタリア)

「ドロミテ・スーパースキー」ドロミテ(イタリア)

12のスキーエリアからなる「ドロミテ」は、1週間かけても滑ることができません。コース総滑走距離1200kmという世界最大規模のスキー場です。毎年訪れるという日本人スキー愛好者がもいるのも納得ですね。滞在中は飽きることなく思う存分スキー・スノボを堪能できます。

また、世界遺産に登録されるドロミテ山塊を眺めながらの滑走は、木々に囲まれた日本のゲレンデとは別世界な印象を与えてくれます。雪化粧した断崖絶壁の岩肌が連なる絶景を横目に滑るひとときは、贅沢に他なりません。初級〜中級コースが70%を占めるので、誰でも絶景と本場イタリアンが楽しめる最高のリゾート地となっています。

◎ 世界の海外有名スキー場まとめ

海外のスキー場

世界のスキー場はどこにいってもスケールの違いに圧倒されます。一度はぐれてしまうと、その広さから日本のように下まで降りて合流なんてことは難しいことも。海外でのスキー・スノボを初めて体験される方は、安全のためにもガイドをつけることをおすすめします。安全第一に、海外の広大なスキー場を滑走してみてください!

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