夏でも楽しめる!世界最大級のスキーリゾート「ウィスラー・ブラッコム」

画像出典:Adam Melnyk/Shutterstock

夏でも楽しめる!世界最大級のスキーリゾート「ウィスラー・ブラッコム」

世界中のスキーヤーが憧れを抱く北米最大のスキーリゾート施設「ウィスラー・ブラッコム」。標高2000m超えのウィスラー・マウンテンとブラッコム・マウンテンからなる広大なスキー場は、2010年の冬季バンクーバーオリンピックの競技会場となったことでも知られています。氷河があることから夏でもスキーを楽しめるほか、自然豊かな山の中には美しい湖や高原が広がっており、ハイキングやカヌー、マウンテンバイクといった様々なアクティビティを体験できるのが魅力。この記事では、そんなウィスラー・ブラッコムの見どころや観光情報についてご紹介していきます。

目次

夏でも楽しめる!世界最大級のスキーリゾート「ウィスラー・ブラッコム」

目次を閉じる

1.ウィスラー・ブラッコムとは?

出典: stockstudioX

ウィスラー・ブラッコムは、バンクーバーの北約120kmに位置するスキーリゾートです。谷を挟んだ二つのスキー場「ウィスラー・マウンテン」と「ブラッコム・マウンテン」からなる北米最大級のスキー場で、両スキー場を結ぶ麓のビレッジにホテルやレストランが備わった一大リゾート施設となっています。

世界中のスキーヤー達が「一生に一度は訪れてみたい」と憧れを抱くウィスラー・ブラッコムですが、とにかく魅力が盛りだくさん。まず驚くのは、その規模の大きさです。どちらの山も共に標高差1500m以上を誇り、最長コースは全長約11km、コースの種類は初級から中級までなんと200種類にも及びます。

さらに、麓の広がるビレッジにはホテル、コンドミニアム、レストラン、カフェ、ジム、映画館、病院、ナイトクラブと何でも揃っており、まるで一つの街を形成しているかのような充実ぶり。季節毎に様々なイベントを開催するなど、長期滞在でも飽きずにリゾートを楽しめるよう工夫が凝らされています。

ウィスラーといえば、雄大な景観も魅力の一つでしょう。特にゴンドラ「ピーク・トゥ・ピーク」からの眺めは圧巻です。冬に見られる白銀の世界はもちろん、夏場の青々とした草木や美しい湖も見逃せません。

2.200以上を誇る多彩なコース

出典: stockstudioX

ウィスラー・ブラッコムには、200以上もの多彩なスキーコースが用意されています。ウィスラー・マウンテンもブラッコム・マウンテンも半数が中級コースとなっていますが、初心者コースもちゃんとあるのでご安心を。もちろん、コブのある上級者向けコースも充実していますよ。

どのコースもとにかく広く、長く、景色が良いのが特徴。全長10km超の長いコースもあり、自然を丸ごと体感できるのが魅力です。さらには、圧雪バーンに林間コース、パウダースノウも体験できるなど世界中のスキーヤー達を魅了して止みません。

3.ゴンドラ「ピーク・トゥ・ピーク」で空中散歩

出典: sgoodwin4813

ウィスラーとブラッコムの山頂を結ぶ「ピーク・トゥ・ピーク(PEAK 2 PEAK)」は、全長4400mのケーブルカーです。支柱なしの区間が世界最高の3024mであるほか、谷底からの高さが世界最高の436mと壮大なスケールを誇ります。所要時間は約10分。眼下に広がる絶景を眺めながら空中散歩を楽しみましょう。

ゴンドラは赤とシルバーの2種類がありますが、乗るなら断然シルバーがおすすめ。なんと、床がガラス張りになっていて真下が見えるのです。高所恐怖症の方にはちょっぴり不向きかもしれませんが、世界一のゴンドラから世界最高峰の景色を眺めるチャンスなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

4.何でも揃う複合施設

出典: VisualCommunications

ウィスラー・ブラッコムはリゾート地として計画的に開発されたこともあり、必要なものはだいたい揃うというほど施設が充実しています。レストランやスーパーはもちろん、ジムやスパ、映画館に病院まで備えられているというから驚き。ちょっと山に行く気分じゃないときも充分に楽しめます。

中でもおすすめは、美味しいシーフードを味わえる「アラクシ・レストラン&オイスター・バー」。海鮮料理だけでなく、お肉や野菜中心のメニューも楽しめ、味付けも日本人の口によく合うと評判です。スタッフのサービスも良く、記念日のディナーやデートに利用する観光客も多いそうですよ。

5.おすすめシーズン

出典: Fremme/Shutterstock

スキーやスノーボード目当てで訪れる観光客がほとんどのウィスラー・ブラッコムですが、夏に楽しめるアクティビティが充実しているのも魅力。なんとブラッコム・マウンテンには3つの氷河があり、その周辺は年中雪が積もっているため夏場でもスキーが楽しめるのです。

また、自然豊かなウィスラー・マウンテン周辺には5つの湖があり、それらを繋ぐトレイルがハイキングコースとして整備されているほか、100以上ものサイクリングコースをマウンテンバイクで駆け抜けることが可能。特にマウンテンバイクのコースは人気で、世界中からライダーたちが訪れています。

その他にハイキングやカヌー、カヤック、乗馬、ジップライン、バンジージャンプ、ロッククライミング、ゴルフ、釣りと子供から大人まで楽しめるアクティビティ満載のウィスラー。冬場には犬ぞりやスノーシュー、スノーモービルなども体験でき、一年中いつ訪れても楽しめるアクティビティ天国となっています。

6.アクセス方法

出典: GoToVan/Flickr

ウィスラーへ行くには、まずは空路でバンクーバー国際空港へ行き、そこからバスかレンタカーでアクセスします。空港からウィスラービレッジまでの所要時間は、およそ2時間30分。バンクーバー市内からは、約2時間の道のりです。いくつかのバス会社が同路線にて運行していますが、各ホテルまでの送迎を実施している下記の3社をおすすめします。

◆バス

・スカイリンクス社
空港~ウィスラービレッジ:大人(13歳以上)片道65カナダドル/小人(6~12歳)片道32.5カナダドル

・ペリメーター社(※送迎先のホテルによって金額が変動)
空港~ウィスラービレッジ:大人(12歳以上)片道79~95カナダドル/小人(5~11歳)片道40~55カナダドル
市内~ウィスラービレッジ:大人(12歳以上)片道55カナダドル/小人(5~11歳)片道30カナダドル

・ライドブック社
空港~ウィスラービレッジ:大人(13歳以上)片道64カナダドル/小人(6~12歳)片道30カナダドル
(※記載情報は2019年8月現在のものです。)

◎あわせてアイスホッケー観戦も

出典: Sébastien Launay/Flickr

カナダの国技はアイスホッケーです。せっかくカナダを訪れるのなら、本場の試合は見ておきたいところ。中でも、バンクーバーを拠点に活動するNHLの強豪チーム「バンクーバー・カナックス」の試合がおすすめです。彼らのホームタウンである「ロジャース・アリーナ」は、収容人数1万9千人を誇る巨大な屋内競技場で、バンクーバーオリンピックのアイスホッケー競技会場となったことでも有名。チケットの価格はグレードによってまちまちですが、50~300カナダドルと幅広く揃っているので気軽に訪れてみてくださいね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

カナダでおすすめの記事

カナダのアクセスランキング