オーストラリア - ワガワガについて

ワガワガの気候は、比較的温暖な気候になっているのが特徴です。1年を通じて、気温が高い日が多いです。ワガワガ自体は南半球のオーストラリアにある都市のひとつになりますので、日本と異なり日本が冬の時には温かいか暑いのがふつうになります。気温は、30度前後になることが多く、ときには35度近くになることもありますが40度ぐらいまで上がることはめったにありません。湿度はそれほど高くはなくさっぱりした気候を楽しむことができるでしょう。一方8月頃は気温が下がるもののそこまで極端に下がる訳ではありません。平均降水量は、寒い8月は少なく暑い1月は高い傾向にあるでしょう。8月頃は基本的に空気を乾燥していることから、あまり雪が降りません。これに対して、1月頃は気温は高いですが雨がよく降りやすいです。ただ総じて、乾燥している日々も多くなっているわけです。ワガワガのランドマークの一つが、ミュージアム・オブ・リヴァリナになります。ミュージアム・オブ・リヴァリナは、地域の歴史や郷土史のことをくわしく知ることができる博物館です。昔作られた陶器などが飾られているだけでなく、昔の人が生活をするのに使っていた道具なども飾られているのが特徴になります。もともとこの国は、アボリジニの国でしたが、大航海時代以降にイギリスの植民地にされたところです。そのため、植民地前の生活は今のオーストラリアとは全く違ったものになっていることがわかるはずです。植民地になってからは、イギリスの影響を強く受けており、それらが博物館を通じて手にとるようにわかります。植民地前は、現地の開拓が続いていましたが、実はこの開拓が非常に大変だったをこの博物館で知ることができます。もともと農作などに適していない土地になるため長い期間かけて農地にしていったことが理解できるでしょう。ミュージアム・オブ・リヴァリナでは、一年中同じような展示が行われている訳ではありません。数カ月ごとに展示内容が異なっていくことがあるため、季節が変わった時に行ってみると今までとは違った展示物を見ることができます。つまり、なかなか飽きがこない博物館といえるでしょう。このような工夫が、多くの地元の人からも愛されている理由の一つです。もう一つのランドマークは、チャールズスタート大学になります。ワイン好きの人は、オーストラリアのワインを好んで飲む人も少なくありません。実は、オーストラリアでは大学でワインの研究などが行われており、チャールズスタート大学も例外ではありません。ワインの研究をすると同時に、ワインの職人を育成している場所でもあります。日本の大学とは異なり、単に机上の空論ばかりを学習しているのではなく、しっかりとした職人の養成をすることに力を入れているのが特徴です。しかもここは、大学でありながら観光できる場所でもあります。この大学では、ワインのテイスティングをすることが可能となっており、ワイン好きの観光客は見逃すことができない場所の一つです。ワガワガの観光スポットの一つは、ナショナル・アート・グラス・ギャラリーになります。ナショナル・アート・グラス・ギャラリーは、ガラス作品の美術館となっており、現地でしか見ることができない壮大な規模のガラス作品を見ることが可能です。この建物は、ガラス張りになっており、中が非常にはっきりと見えるのがポイントです。逆に室内からは、晴れている日には自然な太陽光を浴びることができほとんど室内灯を必要としない建物になります。展示されているガラス作品は500種類となっており、日本ではなかなか見ることができない作品も多いです。閉館した後は、館内がライトアップされることから外から室内の作品を見ることも可能になります。このあたりは、ナショナル・アート・グラス・ギャラリーならではのサービスといってもよいです。ワガワガ・ボタニカル・ガーデンに行くと、様々な動物を目にすることが可能です。ナショナル・アート・グラス・ギャラリーのメインは植物の展示になりますが、カンガルーやクジャクなどを見ることができます。館内には遊歩道が設置されており、広い館内を移動するのは非常に楽です。子供がいる場合には、ぜひ一度訪れておきたいスポットの一つです。施設の中には、子供たちが楽しむことのできるプレイグランドも用意されています。アクセスも良く、ワガワガの中心地からおよそ3キロメートルの距離しかありません。