オーストラリア - タウンズビルについて

タウンズビルは、オーストラリアの中でも比較的温暖な気候になっています。雨季と乾季が存在しており、10月から5月ぐらいまでは雨季の季節として知られています。この時期は湿度が高いだけでなく気温も高いため蒸し暑い毎日が続くのです。晴れている日は比較的多いものの雨が降る日もまた多いため、旅行をするときには天気の予想が難しいです。6月から9月ぐらいになると、乾季になるためあまり雨が降りません。晴れている日は続くものの、基本は低く15度前後になるため、防寒服などを用意しておいた方がよいです。タウンズビルのランドマークといえば、水族館になります。この水族館は、カルチャーセンターに隣接する建物で水族館の中には生きたサンゴ礁が展示されているなど日本ではなかなか見ることができない種類を見学できます。特徴的なのは、ウミガメが飼育されていることです。もちろんウミガメが飼育されている水族館は少なくないですが、ウミガメが多い地域であることから水族館にはウミガメの専門病院が併設されているわけです。それだけウミガメの育成に力を入れていると同時に、生態の研究も盛んにおこなわれているのがこの水族館のポイントになります。もう一つのランドマークは、マグネティック島になります。ここに行くためには、ヘリコプターを使うと短時間でアクセスをすることができるため、それほど困難ではありません。また、移動時間を気にしている人にとっても魅力的な観光地の一つです。この島は、観光地としてはあまりなじみがないところのため、観光客はそれほどいませんが、逆に静かなところがよいと感じている人にとっては魅力的な場所に感じるでしょう。島には、美しい海が広がり白い砂浜が太陽の光を受けてきらきらと光っています。もちろん太陽が出ていない時もありますが、1年を通じて晴天の日が多い地域です。海水浴をすることもできますので、泳ぐ場合には事前に現地のルールなどを確認しておく必要があります。海水浴をしなくても、数々の自然を楽しむことができるのもこの島の魅力の一つです。観光地として挙げられるのは、ヒンチンブルック島になります。この島の特徴は、世界遺産として登録されており知名度もそれなりにあるため、観光客は増えてきていますが、それでも有名スポットのようなにぎわいを見せている訳ではありません。熱帯地域の一つとなっており、島全体で南国の植物などを見ることができます。国立公園としてもオーストラリア最大級のものを誇っています。特に注目するべきは、原生地域です。この地域では、手つかずの古くからある樹木や花などを見ることができて、しかもほとんど人間が入り込まない場所なため、100パーセント自然の状態を肌で感じることが可能です。本格的に奥の方まで見て回りたい場合には、32kmのハイキングコースが用意されています。美しく輝く海の中を潜りたい場合には、スキューバダイビングをすることも可能です。この地域には、SSヨンガラ号と呼ばれる巨大な船が沈んでいます。スキューバダイビングをすると、海の中に沈みこんでいる船の近くまで行くことができるのです。パルマ・レンジ国立公園も観光スポットとして魅力ある場所になります。この公園では、熱帯雨林に囲まれた美しい風景を味わうことができるのが特徴です。日本ではなかなか見ることができない熱帯雨林ならではの鳥や蝶、そして植物などを楽しむことが可能です。現地では、散歩を楽しむことができる遊歩道が整備されています。野生動物もいますが、あまり奥の方に行かなければ危険はありません。晴れている日でも、霧が出ることがあります。もともと霧に囲まれている場所として昔から知られており、足元が滑ることもあるためハイキングをするときには注意が必要です。周辺にあるジェウラマ滝は、絶景の一言で、ほかの観光地ではなかなか見ることができない景色の一つになります。このあたりは、テントがあればキャンプをすることができる地域です。キャッスルヒルは、タウンズビルを一望することができる観光地の一つになります。しかも、360度街並みを見渡すことができるため、解放感にあふれている場所でもあります。観光地といいつつも、実はそれほど観光客はおらず混み合うことはまずありません。丘の上に行くには車で行くこともできますが、歩いて登ることも可能です。ただ、重たい荷物を持っているときは急な坂道もあるため、身体的・体力的な負担になりますので可能な限り軽い荷物で歩くようにしましょう。夜景で注目される場所ですが、昼間に登っても美しい街並みを目に焼き付けることができます。