バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港のあるオーストラリアのニューサウスウェールズ州周辺へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランから格安なホテルと航空券をチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光のセット旅行プランを作成することができます。バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港は、オーストラリア連邦のニューサウスウェールズ州にある空港です。バリナ市の市街地から5.8キロメートルの位置にあり、年間の利用者数が約29万2千人、空港総面積は360ヘクタールで、ニューサウスウェールズ州内4番目の規模を有しています。
1984年に開港したバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港は、シドニー国際空港の補助空港として建設されました。1946年に開港したシドニー国際空港は1960年代以降、年間300万人の利用客があり、1日に210便もの旅客機が離発着するメガ空港となりました。滑走路、旅客ターミナルともにキャパシティーがオーバーしていたことから、ニューサウスウェールズ州内の四つの都市に空港を建設して一部路線を移設することになりましたが、そのうちの一つがバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港です。1973年から1982年に掛けて滑走路と旅客ターミナルビルを建設し、長さ3400m、幅30mの滑走路2本と地上2階建ての旅客ターミナルを備え、1984年8月に民間旅客機専用空港として運用をスタートさせました。1日59便の旅客機が離発着しており、メルボルン、ゴールドコースト、ケアンズなど、国内12都市と結ばれた定期航路が運航されているのがバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港の特徴です。2001年には貨物航空機の運用も始まり、商用空港という側面も持っています。
旅客ターミナル1階フロアに各航空会社のチケット販売所、手荷物預かりセンター、受付カウンターを備え、2階フロアにセキュリティセンターと搭乗ゲートがあります。バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港では、共同運航便システムを採用しているため、搭乗をする予定の航空機チケットを他の航空会社から購入することも可能です。保安検査が終わったあとは、専用通路を使用して搭乗待合ラウンジへと移動し、搭乗時間になったらボーディングブリッジを使って、旅客ターミナルから直接航空機へと乗り込めます。旅客ターミナル内にはカフェ、レストラン、レンタカー、観光案内所などの商業施設と、バスターミナルも併設されています。シドニー国際空港へ向かうシャトルバスの他に、ニューサウスウェールズ州内の各都市に向かう高速バスを利用することが可能です。空港から最も近いバリナ市の中心部へ向かうには、路線バスを使うと10分で行けます。
空港周辺は観光するのにおすすめの地域で、大航海時代の史跡など数多くの観光スポットが点在しています。人口が約4万人の都市で、ニューサウスウェールズ州内でも10番目の規模という小さな都市ではあるものの、観光都市として名高い場所です。世界遺産に登録されている大聖堂もあり、魅力的な観光スポットがあります。バリナ・バイロン・ゲートウェイ空港周辺の主なランドマークは、「バリナ港」「聖ミカエル大聖堂」「カウンシル通り」「マッコーリ湖」の4カ所です。
「バリナ港」はバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港から6キロメートルの位置にあり、タスマン海の外海に面しています。1771年の大航海時代後期にイギリス人冒険家のジェームズ・クックが上陸した港で、港内の広場にはジェームズの銅像と航海に使用したエンデバー号のレプリカがあります。バリナ市を代表する観光スポットで、世界各国から大勢の観光客が訪れるほどです。毎年8月にフェスティバルが催されていて、このときだけエンデバー号に乗り込むことができます。
「聖ミカエル大聖堂」はバリナ市の西部に位置する教会で、1790年に建設されました。ローマカトリック教に属しており、ルネサンス洋式の荘厳な佇まいとなっています。1997年にユネスコ世界遺産に登録され、観光名所としても人気があります。礼拝堂内はリブ・ヴォールト天井になっていて、明り取りの窓には十字架が刻まれているのが特徴です。
「カウンシル通り」は市の中心部にある大通りで、全長3.5キロメートルの一帯にホテルや商業施設、スーパーマーケットなどが点在しています。観光客向けのレストランや土産物店もあり、現地市民だけでなく観光客が多く行き交っている一帯です。
「マッコーリ湖」はバリナ・バイロン・ゲートウェイ空港から北西7キロメートルの位置にあり、火山の噴火によって形成されたカルデラ湖です。硫黄成分が水に溶けだしているため、水面が黄色に見えることからイエロー・レイクという別称で親しまれています。