オーストラリア - デボンポートについて

デボンポートはオーストラリアの都市で、大陸の南に浮かんでいるハート型の島であるタスマニアに位置しています。タスマニアは南極に近いので、オーストラリアでは珍しい暖炉が付いた住宅が多い島になっています。デボンポートはタスマニア島において第三の規模を持っている港湾都市です。それほど大きな街ではないですが、いろいろな観光スポットがあります。海岸が美しく風に吹かれながらいろいろなマリンスポーツを体験することができます。さらさらの砂のビーチを散策するだけで心地良く、デボンポートでは先住民であるアボリジニ人の歴史を学ぶことが可能です。タスマニアの港町であるデボンポートにおいておすすめスポットとして、タスマニア樹木園があげられます。デボンポート郊外にあり、原生林を思わせるような多くの木や大きな湖が広がっており、緑が美しく見どころはなんといってもカモノハシです。哺乳類ですが卵を産むことから世界で最も奇妙な哺乳類として知られています。カモのようなくちばしがあり、体毛を持っていて見た目はラッコのようです。不思議な動物なので見ておく価値があり、デボンポートを訪れたならタスマニア樹木園に行ってみましょう。かわいいカモノハシの姿を見ることができ、湖の周辺には珍しい木がいろいろあります。自然そのままの姿を体験することができ、パワースポットにもなっています。ホーム・ヒルはデボンポートにおける歴史的な観光では定番スポットです。オーストラリアの首相として唯一タスマニア島の出身者であるジョゼフ・ライオンズの旧宅になっていて、ジョゼフ・ライオンズは1932年～1939年まで首相を務めています。1916年に建てられたもので、白亜の歴史を感じることができる美しい建物です。保存状態が良く、邸内にはいろいろな調度品や家族写真などが飾られています。アフタヌーンティーやツアーガイドがついたプランを選択することが可能です。ホーム・ヒルは庭園が美しく手入れされていて、いろいろな花々を楽しむことができます。タスマニアでは有名な歴史上の偉人を知ることができ、デボンポートを訪れたなら観光してみましょう。ドン・リバー鉄道はデボンポートの西を流れているドン川に沿って位置するタスマニア保存鉄道です。河口まで3kmのミニ旅行で、デボンポートを訪れる世界中の観光客から人気があります。デボンポートのボランティアが運営していて、鉄道保存団体が行っています。民間の鉄道会社ではなく、実際列車に乗ることが可能です。車両の整備を見学することができ、短い距離でも楽しむことができます。車両基地が博物館になっており、ディスプレイとしていろいろな車両が展示されています。ボランティアの人がガイドしていて、大人も子供も一日中楽しむことが可能です。コールズ・ビーチはタスマニアのビーチの中でもおすすめで、タスマニアには美しい海が広がっています。ビーチで楽しむ人は多く、デボンポートで人気なのはコールズ・ビーチで、燦々と輝く太陽を浴びながら心地良い海辺を歩いたり、素敵なシーサイドを満喫することが可能です。サーフィンを楽しんだり海水浴を興じる人は多く、浜辺でのんびり過ごす人もいます。干潮時になると干潟のようになり、子供連れには砂浜での生き物探しがおすすめです。駐車場などが完備されていて、一日滞在することができます。マージー・ブラフは市街の北に位置している突き出た形のような岬です。マージー・ブラフは眺望観光スポットとして有名で、断崖の岬にはストライプが特徴的な灯台が立っていて、その先には展望台があります。バス海峡の海原を眺めることができ、朝日や夕日を美しく眺めることが可能です。灯台の近くにはアボリジニ人の伝統文化などを伝えている施設のティアガッラがあり、館内にはアボリジニに関する歴史や暮らしなどの資料が展示されています。いろいろなアボリジニ・グッズを販売しているコーナーがあるので、珍しいお土産を購入することが可能です。デボンポートにはいろいろな観光スポットがあり、タスマニア島独自の自然を満喫することができます。世界中からネイチャーツアーが好きな人が集まる島になっていて、デボンポートはその観光拠点として利用するのに便利です。静かで過ごしやすい街になっていて、デボンポートにアクセスするには飛行機を利用したり、メルボルンから船でアクセスすることができます。