オーストラリア - アーミデールについて

アーミデールは、オーストラリアに存在する町です。ニューサウスウェールズ州に位置する自然が広く残っている地域で、静かな余暇を過ごせる絶好のスポットです。オーストラリアらしく、日本にあたる夏季には寒い傾向があり、12月にかけて暑くなる傾向があります。自然が多い影響から、大きな気候変動が少なく心地よい空気が広がっているのが特徴です。実際に、1年間を通して最高気温でも30度を超えることは滅多になく、氷点下になることもあまりありません。日本で暮らしている人にとっては、夏場は避暑地になりますし、冬場は暖かく過ごせる快適な地域になります。有名なランドマークでは、ニューイングランド大学が存在します。ニューイングランド大学は、国内の中心都市以外では最初に設立された大学として有名です。元々は、シドニー大学の1つという名目で、20世紀前半に創立しました。1954年になってから、独立した大学で運用するようになり、オーストラリアの中でも歴史が長い学校として知名度が高くなります。知名度が高い背景には、この大学で教授をしていた人物が人類史的にも重要な発見をしたという事情もあります。インドネシアで暮らしていたと考えられるフローレス人の発見で、これは歴史的にも素晴らしい発見と称えられました。学校教育の過程でも、遠隔教育で非常に知名度が高い大学です。国内では最も長い遠隔教育施設になっており、その役割はとても大きいです。構内には、ブルーミンバー歴史的家屋というものが存在します。これは、レンガで建設されている建造物です。外観も魅力的ですが、内装もアート作品が多く飾られていて、一見する価値はあります。歴史的な価値のある大学とあって、構内には非常に魅力的な建造物が多くあります。特徴的なのは、オーストラリア調ではなくヨーロッパ調の様式が多いという点です。田舎の中に中世ヨーロッパの風景を楽しめますので、大学でありながらアーミデールの象徴的なランドマークになっています。アーミデールの中心部に位置するランドマークでは、聖マリア・ジョセフ大聖堂も素晴らしいです。非常に大きな教会であり、外観は中世ヨーロッパの様式になっています。実際に、その外観は教会や神殿というよりも、お城に近いとも言えます。聖堂の中は整然とした印象を与えており、神秘的な雰囲気を楽しめます。またステンドグラスには綺麗な絵があしらわれていますので、至る所でヨーロッパ調の建築様式を体感できます。地元の人も良く利用している教会であるため、きまった日にはこの教会でミサも行われます。宗教的な背景や約束事を理解して、観光することが大切です。アーミデールの歴史的な建築物の中では他にも、サマレ農家も魅力です。アーミデールは、オーストラリアの都市部と比較して周囲に自然が多く、郊外に行くと都市部とは全く異なる風景を一望できます。その中でも、サマレ農家は歴史的な建造物として重要視されているものです。非常に大きな邸宅であり、エドワード王朝時代から存在していたと考えられる邸宅で、実に30近くもの部屋が存在しています。19世紀後半から20世紀初頭まで利用されていた邸宅なので、そのまま家具も展示されています。ここで暮らしていた人たちは裕福な状況だったので、世界各国から様々な物品を集めていたという背景も窺えます。その影響から、その時代に集められた家具を鑑賞することも可能となるので、単なる観光とは違う体験もできます。邸宅だけではなく、庭園やバラ園も整備されていて、もちろん周囲の散策も可能です。実際にここへ行くと、ガイドがどういった経緯で建築されたのかなどを詳しく説明してくれるため、観光客にも人気のあるランドマークです。オーストラリアは、凶悪犯罪への対策が整備されている国ですので、どういった地域でも大きな犯罪の件数は少ないという傾向があります。ですから、初めての観光客でもホテルをとりやすいです。もちろん、外国特有のスリや窃盗などという軽犯罪には気を付けなくてはいけませんが、アーミデールは大都市と比較して閑散としていますので、そのリスクも低い傾向があります。基本的には、ランドマークに近い地域でホテルをとっていれば安心です。ホテルの競争率も激しく、サービス面でも満足できるところが多いです。ただ、田舎らしく外部からオープンになっているホテルも目立ちますので、プライバシーを気にする人は完全個室で周囲をシャットアウトできるホテルをとったほうが良いです。