移民が作りあげたバラの都市「ウィンザー」

カナダ・オンタリオ州南西部に位置する都市ウィンザー。北側はデトロイト川を挟んでアメリカと接しており、およそ20万人もの人が暮らしています。開拓時代に多種多様な民族が移住してきたために、現在でも多民族共生の地域です。また、農業が盛んに行われており、中でもバラの栽培量が多いので「バラの市」とも呼ばれています。さらに、最近になってカジノが多く建てられて、併設された高層ホテルからの美しい夜景が人気を呼んでいます。他にも、文化都市の一面もあり、交響曲団やアートギャラリー、彫刻公園などが市内にあります。

ウィンザーの歴史

フランス人がウィンザーに移住した初めての人々でした。それをきっかけに、ウィンザーはモントリールに次ぐカナダで2番目の欧州系移住定住地となりました。その後も次々と移民がやってきてそれぞれの文化を根付かせでいきました。1854年には村制施行され、1892年には市制が施行。それからも近隣の町と統合を続け、現在でも成長し続けています。

ウィンザーの経済

様々な産業によって支えられているウィンザー。中でも製造、観光、農業の割合が多くなっています。製造業に関しては、近隣のデトロイトの影響もあり多くの自動車会社のオフィスや工場が設置されています。また、農業は古くからおこなわれていました。現在では主にバラを栽培しているため、「ローズシティー」や「バラの市」とも呼ばれるようになっています。

ウィンザー行きの格安航空券について

日本からウィンザー空港への直行便はありません。エアカナダやANA利用し、カナダのトロントで国内線に乗り換えて向かうことになます。また、トロントまではキャセイパシフィック航空などを利用する格安航空券で向かうことも可能です。もしくは、デルタ航空からデトロイトへの直行便が出ているため、こちらを利用してバスで向かうことも可能です。