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様々な文化が混ざり合う水の町「サンアントニオ」

アメリカ南部・テキサス州の第2の都市であるサンアントニオ。人口比率としてはヒスパニック系が多く、スペインやメキシコの影響を受けた独自のアメリカ文化が残っています。またサンアントニオは年間約1000万人以上の人が訪れる、アメリカでも有数の人気観光地です。特に人気なのが、サンアントニオの川沿いに作られたリバー・ウォーク。お洒落なカフェやショップが立ち並び、素敵な雰囲気を醸し出しています。この川沿いの風景から「アメリカのベニス」と例えられることも。また、ユネスコ世界遺産にも登録されたミッション群も必見です。

サンアントニオの歴史

アメリカ西部開拓時代の雰囲気が残るサンアントニオ。テキサス独立戦争の遺物であるアラモ砦とその複合施設であるアラモ伝道所は、近年観光地として大人気です。サンアントニオという都市名は、このアラモ伝道所に入植したアントニオ・デ・オリバスという司教から名付けられています。アメリカ・メキシコ戦争でメキシコ統治下から脱却した後は、他のメキシコ割譲地とともにアメリカの国土となりました。

サンアントニオの経済

サンアントニオは、テキサス州西部を代表する商工業、金融業の中心地です。食品加工や建築をはじめとして様々な工業がこの地で栄えています。近年は観光客の増加もありサービス業も盛んです。また、空軍基地が都市内にあるため航空業や軍事・防衛業なども発達しています。