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アメリカの湖畔に栄えるアートの町「ロチェスター」

アメリカ・ニューヨーク州北西部、五大湖の一つであるオンタリオ湖に面するロチェスター。大学や専門学校が多数置かれていることから学園都市として知られています。そして、アメリカの中でも芸術が盛んな都市としても知られ、市内では数多くの博物館や美術館があり、温暖な季節にはほぼ毎週アートに関連するフェスティバルが開催されます。中でも、ロチェスター国際ジャズフェスティバルは世界中からアーティストや観光客が訪れる一大イベント。ジャズ発祥の地である本場アメリカならではの音を心ゆくまで満喫できるでしょう。また、ロチェスターを訪れた際には、市内のみならず近郊のナイアガラの滝まで足を延ばしてみるのもオススメです。シャトルバスでおよそ1時間半で到着できるので、日帰りの観光も十分可能です。

ロチェスター（ニューヨーク州）の歴史

1811年、この地を領有していた人々によって造られた人口15人の村がロチェスターの始まりと言われています。以降、急激にインフラが整備され人口も年々増加したことから、わずか10年後の1821年にモンロー郡の郡庁所在地となり、1834年には正式な市となりました。現在では、周辺の町と合わせて人口100万人を超える大都市圏を形成しており、ニューヨーク州を支えています。

ロチェスター（ニューヨーク州）の経済

かつては“Flour City”（小麦粉の街）と呼ばれるほど小麦の生産が活発だったロチェスター。現在では光学、イメージ科学、通信業、精密工業などを主要産業とし、それらを基にしたコダックを始めとする多くの大企業が本社を置く地として知られています。