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カントリーミュージックの聖地「ナッシュビル」

「音楽の町」と呼ばれるほどカントリー・ミュージックが盛んな町、ナッシュビル。そのため、観光客が訪れるのも音楽にまつわるスポットがほとんどです。特に「グランド・オート・オプリ」というアメリカの長寿番組のライブや、カントリーミュージック殿堂博物館なら、ナッシュビルならではの観光を楽しめるでしょう。その一方で、南北戦争関連の観光地も人気を集めています。テネシー州博物館をはじめ、多くの博物館や美術館で南北戦争を含めたアメリカの歴史について見学できます。「音楽の町」と称されるようになったこの町の形跡をたどりながら、観光を楽しむの良いかもしれません。

ナッシュビルの歴史

アメリカ独立戦争の英雄フランシス・ナッシュが地名の由来です。カンバーランド川を利用した物流によって、ナッシュビルは発展します。そして南北戦争において水運と鉄道輸送の拠点であったナッシュビルは、南部の都市の中で重要視されていました。1862年、この地は北軍によって陥落します。これにより南北戦争は、北軍が有利な状況となりました。20世紀前半からラジオ局の開設によって、カントリーミュージックの拠点になったナッシュビル。20世紀後半になると学校などの公共施設が拡充し、より便利な都市となりました。

ナッシュビルの経済

ナッシュビルでは医療産業が最も盛んです。たくさんの医療会社があり、年間約300億ドルを創出しています。また、ナッシュビルはカントリーミュージックの本拠地として有名な町。そのため多くのレコード会社やレーベルがこの地に事務所を置いています。そして近年では日本の自動車メーカーなどもナッシュビルへと進出しています。