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古くからの文化を受け継ぐ街「メンフィス」

メンフィスはミシシッピ川に面し、テネシー州の中で最も大きな規模の都市です。古くから様々な音楽の発祥地と言われており、ロックンロールを始め、ブルース、カントリーミュージックなどの音楽がここから世界に広まっていきました。また、観光地としてはミシシッピ川の畔にマッドアイランドが、市街地には国立公民権博物館があり、モーテルを改築した建物の中では人権運動などの歴史を知ることが出来ます。他にも街の中心を通るビールストリートでは、迫力のある音楽が鳴り響き、夜の観光にはうってつけです。

メンフィスの歴史

メンフィスは古くから綿花栽培が盛んな地域です。昔から原住民が栽培してきた綿花を、200年ほど前にミシシッピ川を中心として大々的に生産し始めました。さらに、丘の上にあり洪水被害が少ないという立地条件も手伝い、街が発展してくとともに収穫量を伸ばして世界中へと広まっていきました。今ではそれらに加え、木材などの輸出にも力を入れており、世界的な輸出拠点となっています。

メンフィスの経済

メンフィスの経済の中心は古くから続く綿花産業と貿易業です。綿花は昔からこの地で栽培され、メンフィスの繁栄を手伝ってきました。そして最近は、貿易業が勢いを伸ばしてきています。現在は世界一忙しいと言われるメンフィス国際空港をはじめ、一級高速道路や近隣にあるニューオーリンズの港などから世界全国へ様々な物資が運ばれていきます。