鉱山に囲まれた豊かな街「アイアンウッド」

アメリカ・ミシガン州の西に位置する都市、アイアンウッド。街の中心地にある全長15.8メートルのインディアンの像「ハイワアサ」は街のシンボルです。赤と黄色の奇抜な像の周りでは毎年お祭りが開催され、広場には屋台などが立ち並びます。また、「アイアンウッド記念館」には歴史的なステンドガラスや壁画、照明器具などが展示されています。さらに、市内にはスペリオル湖や公共林地があるため、アウトドア施設やイベントが豊富。なかでも北アメリカ最大のジャンプ台があることから、クロスカントリースキーのリゾート地として有名です。

アイアンウッドの歴史

アイアンウッドは1870年代に鉄鉱石が発見されたことをきっかけに、1880年に探索や運搬のための鉄道がひかれました。その後も多くの鉱山が発見されたことで、ヨーロッパ各地から多くの移民が流入しました。1887年に町として認定されたアイアンウッドですが、その名は鉱山採掘のキャプテンだった人物の名に由来します。1887年には大きな火災が発生し、町の大部分に被害を及ぼしました。また、移民の流入により、町にはさまざまな宗教が入り交じることとなり、1900年には12の教会があるほど宗教活動が盛んでした。

アイアンウッドの経済

アイアンウッドがあるミシガン州は自動車、食品、情報技術、航空宇宙産業や銅、鉄鉱石などの採掘が盛んに行われています。鉄鉱石などの鉱物の採掘が行われているため、それに伴って輸送産業なども栄えています。また、観光業も町の経済を支える産業のひとつとなっています。

アイアンウッド行きの格安航空券について

現在、日本からアイアンウッドのゴギービック・アイアン・カウンティー空港までの直行便はありません。ANAもしくはJALを利用してアメリカのシカゴかミネアポリスへ向かい、そこからエアチョイス・ワンを利用してアイアンウッドを目指すルートが一般的です。また、乗り継ぎが2回になり所要時間も長くなってしまいますが、大韓航空を利用してソウル・シカゴと乗り継いで向かうルートが格安航空券となっています。