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自然と科学が共鳴するアメリカの街「ハンツビル」

アメリカ南東部のアラバマ州に位置するハンツビル。豊かな自然に囲まれた人口15万人ほどの小さなこの街は、「ロケットシティー」の愛称で親しまれている通り、ロケット開発で有名です。ハンツビル一番の見どころはマーシャル宇宙センターに併設されているアメリカ合衆国宇宙ロケットセンター。実物大のスペースシャトルやロケットなど宇宙に関するあらゆるものが展示されており、壮大な宇宙を身近に感じることができます。他にも中心部にあるビッグスプリングパークも必訪スポットの一つ。丁寧に整備されたその公園は市民の憩いの場となっており、春になるとなんと桜が咲き始め、花見をする人々で賑わいます。一度は日本が誇る桜の情景をアメリカ・ハンツビルで見てみるのも良いかもしれませんね。

ハンツビルの歴史

ハンツビルとしての歴史の始まりは1805年だと言われています。長い間綿の生産を主とした農業が発展していましたが、1950年にドイツのロケット工学者がハンツビルを訪れて以降、ミサイルなどを開発する軍事産業の町となりました。現在ではその軍事産業を活かしたロケット開発などの宇宙産業が発展し、アメリカにおける宇宙開発の拠点となっています。

ハンツビルの経済

住民の多くが航空宇宙産業に携わっているといわれるハンツビル。市内にはNASAのマーシャル宇宙飛行センターがあることで有名です。また、観光業にも力を入れており、宇宙関連の博物館や郊外の自然などをひと目見ようと観光客が多く訪れる街となっています。