ハッキャリ・ユクセコバ空港について

ハッキャリ・ユクセコバ空港は、トルコ共和国ハッキャリ県にある空港です。県都として機能しているハッキャリ市の市街地から1.5kmの位置にある空港で、年間の利用者数が約76万人・空港総面積は525ヘクタールと東アナトリア地方で最大規模となっているところです。

1989年に民用空港として開港したハッキャリ・ユクセコバ空港は、もともとはトルコ軍の航空基地として運用されていました。1945年に航空基地が建設され、長さ3,600m・幅35mの滑走路1本と格納庫が設けられて、トルコ共和国南東部の防衛を司った重要な基地でした。

1975年に航空基地が移設されたことで、永らく基地跡は使用されていませんでしたが、国内の南の玄関口を担う空港建設を求める市民の声が高まり、ハッキャリ・ユクセコバ空港の設置が行われるに至ります。