パナマの海と山と都会を満喫!おすすめしたい観光スポット5選

パナマの海と山と都会を満喫!おすすめしたい観光スポット5選

パナマ共和国は、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の間に位置する国。首都のパナマシティは大都市で、高層ビルが立ち並び、交通機関も充実しています。観光地としても申し分なく、歴史的な建造物のある旧市街や近代的なカジノ、様々なシティツアー、お手軽スペイン語教室まで、いろいろあるんですよ!あの「パナマ運河」も、この街の主要な観光スポットです。

パナマ国内のあちこちに人気観光スポットがありますが、インフラ設備の差が激しく、外国人旅行者が自力で行くのは難しいところも多いです。そのため、パナマシティから出ているツアーに参加するのが一般的。ここでは主にパナマの自然を満喫するスポットを紹介しますが、一部はそういったツアーに参加しなければ行けない場所もありますので、ぜひ旅の参考にしてくださいね!

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パナマの海と山と都会を満喫!おすすめしたい観光スポット5選

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1.Butterfly Haven(エル・バジェ・デ・アントン)

エル・バジェ・デ・アントンの街の商店街から10分ほど歩いたところにある蝶の保護施設が、「Butterfly Haven」。約140平方mの屋根付きハウスに、250匹以上の美しい蝶が保護されています。

都市開発と農薬により、花や植物、そして人にとっても大切な存在である蝶の数が少なくなってきたことから、この施設を建設。ここには蝶の一生を説明する展示物や研究室、英語とスペイン語のさまざまな資料があります。

ハウスの中を歩きながら、卵から成虫になるまでの様子をスタッフが無料でガイド。また、誕生日や結婚式などのイベントに蝶を放つという、気のきいたサービスもありますよ。さらになんと、希望者には蝶の保護施設を作るためのノウハウまで教えてくれます。

2.ボルカン・バル国立公園(ボカス・デル・トーロ県)

出典: commons.wikimedia.org

ボルカン・バル国立公園は、隣の国コスタリカの世界遺産として登録されているラ・アミスター国立公園の南側にあります。パナマの最高峰であるバル火山を中心とした高原リゾート地で登山ルートがあるため、トレッキングをしながら高山植物が楽しめます。また、ジャングルツアー、ウォーターラフティングなど、様々なアドベンチャーにも挑戦できますよ。

▶ タラマンカ地方ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園<パナマ>

パナマはコーヒー産地として有名ですが、バル火山拠点の村「ボケテ」も産地の一つです。ここで作られているコーヒーが、日本のスターバックスで売られているパナマ産「ゲイシャコーヒー」になるとのこと。コーヒー農家を見学するツアーもあるので、コーヒー好きの人はぜひ参加してみてくださいね。

3.メトロポリタン自然公園(パナマシティ)

出典: commons.wikimedia.org

パナマシティの大都会の中で自然に癒されたくなったら、メトロポリタン自然公園に出かけましょう。中心地からタクシーで10分ほどで行ける近場にあるんです。大都会にある熱帯雨林の公園ってなかなかないですよね?森林から見えるパナマの高層ビル群というギャップのある景色が、観光客に好評です!

▶ 世界に名を馳せるパナマ運河の街パナマシティのおすすめ観光スポット8選<パナマ>

公園の中には5つの散歩道があり、どれも1時間ほどで回ることができます。散策していくと、様々な鳥や、蝶、トカゲ、サル、マナケモノなどの生き物が見られますよ。さらに園内には小川が流れ、大都会の中だとは信じられない程自然豊かです。

都会の中の熱帯雨林とあって、時季によっては非常に暑く湿度も高くなります。観光の際は水分補給や暑さ対策はお忘れなく。

4.ダリエン国立公園(ダリエン県)

出典: commons.wikimedia.org

ダリエン国立公園はコロンビアとの国境付近にある国立公園で、1981年に世界自然遺産として登録されました。マングローブ林やヤシ林が多く、人が入り込んでいない未開発の部分が多い熱帯雨林として、とても貴重だそうです。

▶ アクティビティとエンベラ族文化が魅力のダリエン国立公園!<パナマ>

また、さまざまな動植物の宝庫でもあり、1000種類以上のラン科の植物や、先住民が薬として使ってきた薬草類も多く存在しています。生息している動物は、カピパラ、グリーンイグアナ、サル、アライグマ、ピューマなどで、鳥類は1000種類を超えるといわれています。

園内には、先住民のエンベラ族やクナ族が暮らしています。カラフルな衣装に樹液を使ったボディペインティングが特徴で、パナマシティからこのエンベラ族の暮らしを体験できるツアーも出ていますよ。未開発の部分が多いこのエリアは治安の面でも不安定なため、信頼できるツアーに参加してガイドと一緒に行動してくださいね。

5.イスラ・ペロ(クナ・ヤラ自治区)

出典: Mónica Mora

サンブラス諸島は、パナマの北東部にある350以上の島々から構成されています。観光を生業としているクナ族の自治区でもあるため、この諸島自体が観光スポットと言ってもいいかもしれません。諸島に行くには、パナマシティからのツアーに申し込むのが一般的です。

サンブラス諸島の中でも最高の透明度があり、多くの観光客を魅了しているのが「イスラ・ペロ」。島の近くには沈没船があり、人気のシュノーケリングスポットになっています。船を住処とする色とりどりの熱帯魚や珊瑚を見ることができ、沈没船の間をくぐって遊んだりできます。水中カメラを持っていくとより楽しめることで間違いなし!砂浜ではビーチバレーをしたり、ハンモックで昼寝をしたり、のんびり過ごしましょう。

サンブラス諸島はリゾートとは違うので、隙間風が入る部屋に砂の上のベッドという宿泊施設もあります。そんな自然のままのスタイルを楽しみたい人にはぜひおすすめです。

◎まとめ

パナマは治安が不安定な国で、外務省の安全情報ページによると国のほとんどが「レベル1:十分注意」に属しており、ダリエン県に関しては「レベル2:不要不急の渡航中止」となっています。また、インフラ設備の整ってないエリアも沢山あるので、渡航前には必要な物品や安全確認の情報を十分収集したうえで出発する必要があります。

それでも魅力のある観光スポットが多いパナマは、ぜひとも足を運んでみて欲しいところ。美しいパナマの自然は一見の価値アリですよ!

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