世界に名を馳せるパナマ運河の街パナマシティのおすすめ観光スポット8選

世界に名を馳せるパナマ運河の街パナマシティのおすすめ観光スポット8選

歴史の授業で誰もが聞いたことのあるスエズ運河にパナマ運河。そのパナマ運河が存在しているのが中米にあるパナマ共和国の首都パナマシティです。
昨今では「パナマ文書」という文字が多く報道されたので、記憶に残っている人も多いかとは思います。その舞台もまたパナマシティなのです。

パナマシティとはそのようなビジネスの舞台とのしての側面、パナマ運河に代表されるような歴史的な側面も持つ街。2つの顔を持つこの街は観光客にとっても多くの魅力を持っています。

今回はパナマシティ観光で外せないスポットを紹介します。中米の観光地としてはあまり語られることのない街パナマシティの紹介です。


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世界に名を馳せるパナマ運河の街パナマシティのおすすめ観光スポット8選

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1.パナマ運河

パナマ運河

パナマシティを観光で訪れた誰もが訪れる場所がここパナマ運河。南北のアメリカ大陸を結ぶパナマ地峡が一番細くなる部分に築かれたもの。太平洋側と大西洋側を結ぶもので、1914年に開通しました。
こちらパナマ運河を観光する方法としては大きく分けて3つほどあります。

まずはパナマ運河クルーズに参加するパターンです。毎週土曜日にパナマシティのバルボア港から遊覧船が出港。ミラフローレス水門に向かい、パナマ運河に入っていきます。その後ミラフローレス湖に入り次の水門を目指していくといったクルーズです。

次はミラフローレス水門に直接行き、パナマ運河を往来する船を見学すること言ったコース。

最後がパナマ運河鉄道に乗り、その車窓からパナマ運河の雄大な景色を堪能するもの。

どのコースが日程に合いそうですか?パナマ運河は必ず訪れましょうね。

2.パナマ運河博物館

出典: Isaías Montilla (CC BY-SA 3.0)

パナマシティ観光の一番の重要な場所、パナマ運河に行くのならば、その前後に是非こちらのパナマ運河博物館も観光にて訪れてみましょう。場所はパナマ政庁舎の隣。カスコ・ビエホと呼ばれる歴史的地区にある独立広場に面しています。

館内にはパナマ運河建設にかかわるものから、現在のパナマ運河の役割にいたるものまで、多くの資料が展示されています。説明はスペイン語の物のみとなっていますが、英語での音声ガイドもあります。

また建設当時のもの、パナマ運河クルーズの様子、またアメリカからの返還式典の様子などの映像も見ることができます。

パナマ運河に関してより深く楽しめるようになりますね。

3.パナマ・ビエホ

パナマ・ビエホ

パナマ運河に次いで重要な観光スポットとなるのが、旧市街カスコ・ビエホとこちらパナマ・ビエホ。1519年にスペイン人によって最初に作られた植民都市の廃墟で、ユネスコ世界遺産として登録されています。

太平洋側にあったインカ帝国などで略奪された財宝は、全て、ここを経由してパナマ地峡を通過し、大西洋岸の港を経て、スペインに運ばれました。その為、街は大いに繁栄したのですが、1671年海賊の侵攻で、街は廃墟となってしまったのです。
スペイン人達は街の再建をあきらめ現在のカスコ・ビエホにあたる場所に新たに街をつくります。

長いこと放置されていたパナマ・ビエホですが、現在は修復され遺跡公園のようになっています。パナマ・ビエホ塔は展望台として360度の光景を楽しむこともできますよ。この街を知る上で外せない観光スポットです。

4.カテドラル

パナマ カテドラル

パナマシティへ観光に訪れた人なら必ず訪れるであろうカスコ・ビエホ。そちらの中心にあたる場所が独立広場。その独立広場に面して建っているのが、旧市街の象徴のひとつカテドラルなのです。

1688年~1794年という100年以上の長い年月をかけて建設された現在のカテドラルは、正面に美しい飾りを持ち、またイギリスの海賊ヘンリー・モーガンによって破壊されたパナマ・ビエホにあった旧カテドラルから、3つの鐘が移設されています。

このカテドラルのある旧市街カスコ・ビエホは、カラフルな色合の建物が多く、スペイン植民地時代のコロニアル調の街並みを今も残しています。撮影スポットとしても観光客に人気。

パナマシティに観光に来たのならばカスコ・ビエホで街歩きを堪能して下さい。

5.サン・ホセ教会

出典: Editorpana (CC BY-SA 3.0)

黄金の祭壇を持つことで有名なサン・ホセ教会。旧市街のカスコ・ビエホの中心に位置する独立広場から、徒歩3分ほどの場所にあります。

1671年にイギリスの海賊ヘンリー・モーガンによって襲撃されたパナマシティは、当時の中心地パナマ・ビエホにあった建物などは徹底的に破壊され、金銀財宝などは持ち去られてしまいます。
しかしここサン・ホセ教会の黄金の祭壇は、漆喰で塗られ隠されていたために、奇跡的に略奪されることなく現在に至っています。そんな歴史を持つ黄金の祭壇はパナマシティ観光の必見スポット!

ただしカスコ・ビエホ地区は新市街地と異なり、治安に関しては若干の不安があります。夜間の散策は控え、日中であっても、できれば複数人で訪れるようにしましょう。

6.フランス広場

フランス広場

パナマシティ重要な観光地のもう一つがここフランス広場です。カスコ・ビエホ地区の南東にある美しい広場で、フランス大使館が隣接していることからその名前が付けられました。

パナマ運河建設を最初に手掛けたフランス人レセップや、運河建設に携わっていた人達をマラリヤなどの病気から救ったキューバ人医学者など、記念像などが並びます。パナマにとって記念的な広場なのです。

広場沿いの海を眺められる遊歩道からは、パナマシティ新市街地の高層ビル群からなる、美しい夜景も見れます。デートスポットとしても夜景を楽しむ観光客にも素敵なポイント。

しかしながら暗くなってからのパナマシティには危険付きまとうもの。気をつけて行動しましょうね。

7.バルボア駅舎

パナマシティの観光スポットとしてバルボア駅舎もおすすめいたします。
かつてはパナマ運河にそって運行していた鉄道の駅舎でした、現在はショッピングモールとなっています。

運河建設当時の歴史的遺産が、広い庭や駐車場の一角にあり、また軌道を利用して走っていた蒸気式の大型クレーン車や、土砂などを運んだ貨物車などの展示品もあります。鉄道ファンには特にたまらない観光スポット。

パナマシティの中心部からはタクシーやバスで行けますよ。

8.パナマシティ新市街

パナマシティ新市街

現在のパナマを感じるためには新市街に訪れましょうね。

旧市街エリアのコロニアル調の街並みとは一転!そこはまるでニューヨーク、シンガポール、香港!?などのように高層ビルが乱立。世界的な銀行から高級ホテルまでが展開し、世界中のビジネスマンが達が集まっています。

旧市街地とは異なり治安もそこまで悪くないのも安心のポイント。特に観光地として観光客が行く場所ではないですが、現在のパナマシティを感じる上では絶対に外すことができないエリアです。

◎まとめ

パナマと言えばパナマ運河というのは間違いないでしょう。せっかく来たなら世界遺産にも登録されているパナマ・ビエホや、歴史地区でもあるカスコ・ビエホとともに必ず行くべきです。そこにはこの国の抱える歴史を感じることのできる歴史的な資産がたくさんありますので。

パナマの空港に到着したときに感じるのがこの国の発展ぶり!想像以上の活気ですよ。この国の金融センターとして位置付けからでしょうか?新市街地を訪れて、その現代的な姿も見てくださいね。

2つの顔を持つパナマシティ、ぜひ1度は訪れたい場所ですね。

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