冬の福岡県のおすすめ観光スポット7選!美しい景色やグルメなどの魅力満載!

画像出典:pixabay.com

冬の福岡県のおすすめ観光スポット7選!美しい景色やグルメなどの魅力満載!

九州の最北端に位置している福岡県は、一部の地域を除いて全体的に温暖な気候の地域です。しかし、福岡北部の冬は日照時間が短く日本海側の天候に近いため、内陸側では寒暖の差が激しいのが特徴です。「九州でも冬になると雪が降る」と聞くと驚く人が多いのですが、内陸部や山間部では毎年のように雪が降り、多い時では積雪が50cmくらいになることもあります。

今回紹介するのは、冬の澄んだ空気の中で楽しみたい星空や夕陽の美しいスポットのほか、寒い冬にこそ食べに行きたいグルメスポットや寒さが気にならない屋内施設など、寒い季節に楽しめる福岡県のおすすめ観光スポット7か所です。福岡県の冬を楽しんで素敵な思い出をたくさん作りましょう。

目次

冬の福岡県のおすすめ観光スポット7選!美しい景色やグルメなどの魅力満載!

目次を閉じる

1.冬でも快適。九州を代表する屋内観光スポット「九州国立博物館」

福岡県太宰府市にある九州国立博物館は、国内で東京・京都・奈良に次ぎ4番目にできた大規模な博物館です。先の3つの博物館は美術系の博物館ですが、こちらの博物館は歴史系博物館として建てられました。コンセプトは「日本文化の形成をアジア的視点から捉える」というもので、1階にはアジアの屋台をイメージした体験スペース「あじっぱ」があり、子どもだけでなく大人も楽しめます。

2005年に竣工した博物館の蒲鉾型の建物は、真っ青な屋根と大きなガラス窓が印象的な近代的な建造物で、九州の名所の一つです。福岡産と宮崎産の間伐材が大量に使われたエントランスホールは、開放感のある魅力的なスペースとなっています。

博物館奥にある歩く歩道を進んで行くと、学問の神様として有名な太宰府天満宮に繋がっているというのも驚きです。実は、こちらの博物館は太宰府天満宮の敷地内に建てられているのです。博物館を出てすぐの所には、ホテルニューオータニ直営の洒落たレストランもあり、こちらも人気。寒い冬の日に大きなガラス窓から差し込む陽の光を浴びながら、親しい友人や家族とここで語り合うのも一興ですね。

▶ 学ぶだけじゃない!アジアを感じる九州国立博物館の楽しみ方ガイド

2.空気が澄む冬は夜景がおすすめ「門司港」

関門海峡(かんもんかいきょう)に面した門司港(もじこう)は今から120年前の明治時代、九州地方で採掘した石炭を海外に輸出するために使われていた港です。目の前には関門橋と穏やかな海が広がり、晴れた日には対岸に下関市の街も見ることができます。「門司港レトロ」の名称で知られる港の周辺は、日本全国から多くの観光客が訪れるスポットです。

門司港は貿易が盛んだったため、「門司港レトロ」には100年以上前に建てられた港町ならではの建物がいくつも残っています。門司港の中心地にあるJR門司港駅の駅舎は、1891年に建設された歴史的建造物。そのレトロモダンな外観を見るために、日本全国から多くのファンが訪れるスポットです。他にも「旧大阪商船」「旧門司税関」「旧大連航路上屋(きゅうだいれんこうろうわや)」「旧門司三井倶楽部」なども自由に中を見学できます。

今でも現役で営業を続けている高級料亭「三宜楼(さんぎろう)」は木造3階建てで、門司港で唯一の和風建築。ユニークな外観の「国際友好記念図書館」は、北九州市民の図書館として愛用されています。図書館には中国や大連などの貴重な資料が数多く所蔵されていて、一般の観光客などにも閲覧可能です。

明るい太陽の下で「門司レトロ」の古い素敵な建物を見て回るのも楽しいですが、昼間とは表情の異なる夜の散策もおすすめです。特に高層マンションの31階にある「門司港レトロ展望室」からの夜景は見事で、ロマンチックな気分になれること必須ですよ。

▶ 歩くだけでも楽しい!門司港レトロおすすめの観光スポットを巡ろう!

3.冬でも見られる海洋生物の元気な姿「マリンワールド海の中道」

マリンワールド海の中道は、九州で最も規模の大きな水族館。トンネル型の水槽にシースルーエレベーターなど、子どもから大人まで楽しめる楽しい仕掛けが随所にあります。こちらの水族館では「対馬暖流」をコンセプトに、温帯から熱帯、さらには寒帯の海で生きる生物たちが一斉に展示されています。シースルーエレベーターを降りた先にはパノラマ大水槽があり、全長3mを超えるシロワニ数頭が悠々と泳いでいる様子を眺められますよ。

おすすめはイルカやアシカのショーで、興奮の余り観客席から身を乗り出してしまうことでしょう。イルカのダイビングショーには小ぶりながらもクジラも参加していて、話題をさらっています。その他、愛らしいラッコの餌やりタイムも大人気です。

▶ 福岡のおすすめスポット!マリンワールド海の中道インフォメーション!

4.冬に冷えた体を屋台グルメで温める「中州屋台街」

気候が穏やかな博多区の中州では、夕方になると常設の屋台が長時間営業をしています。福岡の屋台は移動式でなく、それぞれの定まった敷地で営業するのが特徴です。日中は月極駐車場に保管され、夕方になると引き屋と呼ばれる人たちが屋台を引っぱって来て、決まった場所に固定します。屋台営業のため雨などの悪天候の日は休業することも多く、ガイドブックに載っている店主の携帯に連絡をして事前に営業しているかどうかを確認することもできます。

基本的にどの屋台もメニューは豊富で、ラーメンの他、焼き鳥やおでん、もつ鍋に鉄板焼きなど、いくつかのメニューを掛け持ちにしているお店がほとんどです。また、最近はラーメンに特化せず、沖縄料理専門、西洋料理専門などのオリジナリティに溢れたお店も増えてきました。どのお店も店主のこだわりと世界観が見え隠れして大変興味深いものです。

夜になるとあっという間に満席になってしまうので、余裕があるなら夕方早めの時間に行って席を確保することをおすすめします。寒い冬にフゥフゥいいながら屋台で頂く豚骨ラーメンや温かいおでんは、最高に美味しいですよ。

▶ 福岡の名物・博多屋台街に出かけよう!楽しみ方や美味しいお店も紹介!

5.爽快なドライブを楽しむなら冬もおすすめ「志摩サンセットロード」

二見ヶ浦から弁天橋までを結ぶ全長33.3kmの海岸線は、志摩サンセットロードと呼ばれています。ドライブに最適なこちらのエリアは「日本の夕陽百選」「日本の渚、夕陽百選」などにも選出されています。もちろん、明るい太陽の下青く透明な海を眺めるのも感動的です。また冬場には、強風と荒波の影響で海の表面に浪の華が浮かび、風情のある景色を楽しめます。

周辺には飲食店なども数多くあるので、ドライブの途中で立ち寄るのも楽しみですね。またこのエリアはドライブだけでなく、様々なマリンスポーツやサイクリング、ジョギングなどのコースにも最適。家族連れで遊ぶ人々の姿も多く見られます。天気の良い日に海岸線を走るのは最高ですが、特に冬場の澄んだ空気の中でのドライブは気分爽快。きっと一生の思い出になることでしょう。

6.空気が澄む冬に満点の星空が楽しめる「星野村」

出典: ビネガー / PIXTA(ピクスタ)

福岡県にある星野村はその名の通り、全国有数の星の名所として知られています。なぜ他の地域と比べて鮮明に星が見えるのかといえば、村には灯りがほとんどないから。特に冬は空気が澄んで綺麗です。季節と時間ごとに移り変わる星空は、いくら見ても見飽きることはなく自然の神秘を感じさせます。

星野村にある「星の文化館」には、九州で最大級の口径65cmの望遠鏡や近代技術を駆使したサイバー制御システムがあり、自分の見たい星を望遠鏡がキャッチしてくれるというのが驚きです。「星の文化館」には宿泊可能なプチホテルもあり、21時半以降は宿泊者専用の天体観測ができます。そのためか、ホテルの駐車場前の「星の降る広場」では、満点の星空を眺めながら夜更かしをする人々の姿がそこかしこに見受けられます。

星野村はお茶も有名です。村内にある「茶の文化館」ではお茶の歴史などが展示されています。お茶によく合う和菓子の手づくり体験もできますよ。

さらに冬の風物詩の温泉もあり、露店風呂「みはらしの湯」では運が良ければ、湯船に浸かりながら満点の星を眺めることもできます。澄んだ空気の中で満点の星を眺めながら過ごすなんて最高の贅沢ですね。

◎まとめ

こうして見ると、福岡の冬のおすすめ観光スポットは、どの季節に訪れても違った表情を見せてくれる素敵な場所ばかりで、日本全国あるいは海外からも多くの観光客が訪れるのもよく分かります。特に海の傍や山間部などの自然豊かな地域では、手つかずの自然がそのまま残っているエリアも多く、遥か昔とそう変わらない風景が広がっているのも魅力的です。

さらに美しい風景の見られる場所では、美味しい食べ物を口にできる機会も多く、旅の醍醐味を存分に味わうことができます。本州とはまた異なる様々な魅力を持つ冬の福岡に是非お出かけてみてください。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

skyticketならこんなにおトク!

最新の福岡行き格安航空券

福岡でおすすめの記事

福岡のアクセスランキング