名称:イグアスの滝
住所:Iguazu National Park, Puerto Iguazu, Argentina
公式・関連サイトURL:http://www.iguazuargentina.com/
ヨーロッパの雰囲気が漂う広大な国、銀の国、アルゼンチン。それもそのはず、旅で出会う地元の人々の95%以上がヨーロッパ系移民者の家系から来ているのです。これこそ、私たちの南米に抱くイメージを覆すもの。そんな文化の中でアルゼンチンという国ではやはり大自然も魅力。さすがは国土面積世界8位の広さ、創造のスケールを超えた大自然がその中にあります。
今回はアルゼンチンに行ったらぜひ訪れたい観光スポット7選を紹介します。
目次
広大な地に広がる大自然の宝庫、アルゼンチンのおすすめ観光スポット7選
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1.イグアスの滝(プエルト・イグアス)
アルゼンチンとブラジル、パラグアイの国境にまたがるいわずと知れた大瀑布、イグアスの滝。イグアス川が国境となっていて、滝の大部分はアルゼンチン側にあるので、少なくても2日間はここで費やすことがお勧めです。毎秒6万5000トンの水量が滝として落ちていく様は、まさに想像のスケールを超える世界です。
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イグアスの滝のハイライトは何といっても「悪魔の喉笛」と呼ばれるアルゼンチン側にあるイグアス最大の滝です。ブラジル側に轟音とともに激しく流れ落ちる様をアルゼンチン側から至近距離で見学できます。亜熱帯気候に位置するここの観光のベストシーズンは、比較的暑さが和らいでいる5~10月と言えるでしょう。でももう思いたったらLet's go!です。
2.コロン劇場(ブエノスアイレス)
イタリア・ミラノのスカラ座、フランス・パリのオペラ座は超有名ですが、実はここアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスのコロン劇場を合わせて世界三大劇場とされているんです。それなら、時間があればぜひともここで上演されるオペラ、バレエ、オーケストラなどを鑑賞したいものですね。
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時間がないのであれば、内部の見学ツアーがおすすめです。ガイドツアーが9:00から17:00の間に15分おきに出ています。豪華絢爛な内部では高額な上席チケット購入者のみしか入れないゴージャスなエリアも入れます。もちろん、その建物の外観も重厚感がある立派なもので、周りの建造物と相まってここがヨーロッパであるかのように感じるかもしれませんね。
名称:コロン劇場
住所: Calle Cerrito 628, Buenos Aires C1010AAN, Argentina
公式・関連サイトURL:http://www.teatrocolon.org.ar/
3.ロス・グラシアレス国立公園
パタゴニア半島のハイライト、氷河見学。ここがヨーロッパ、カナダの氷河見学と一角をなすのは、氷河の何十メートルもの先端の壁が一気に湖に崩落するさまが見れるとこにあります。冬の最低気温が比較的高いので、氷の溶融、再結氷が短いサイクルで繰り返されるので、そのような光景を轟音とともに見ることができるのです。
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世界遺産に登録されたこの国立公園の拠点となる町はエル・カラファテ。交通手段は基本がバスで、行き方は個人で町のバスターミナルでチケットを買うか、宿でツアーを斡旋してもらうかです。ベストシーズンはずばり1~3月の夏、そしてベストタイムは最も気温が上がる夕方5時ごろ、そのころに先端の氷塊が崩落する確率が高いからです。そして、見るべき氷河のその名は「ぺリト・モレノ氷河」です、お忘れなく。
名称:ロス・グラシアレス国立公園
住所:Parque Nacional Los Glaciares, Los Glaciares National Park, Argentina
公式・関連サイトURL:http://www.losglaciares.com/es/parque/index.html
4.フィッツロイ・トレッキング
「フィッツロイ山?聞いたことない」と言われる方も、実はこの山の形をどこかで見ています。そうです、かの有名なアウトドアメーカー、パタゴニアのロゴのモデルとなっている山なのです。そして、この有名な山周辺にはトレッキングルートが整備されていて、半日ほどのミニトレッキングから数日間のキャンプトレッキングまで楽しめます。
エル・カラファテからの日帰りも可能です。周辺にはいくつもの美しい湖が点在しており、晴れた日にそこに影を落とすフィッツロイ山の姿が多くの旅行者、クライマーを魅了しています。もちろんこの山域に魅了されもっと滞在したくなったら、ゲートタウン、エル・チャルテンに宿泊施設が十分にあるのでご心配なく。
名称:フィッツロイ・トレッキング
住所:El Chalten, Argentina
5.カミニート(ブエノスアイレス)
ここは首都ブエノスアイレスのボカ地区にあるいわゆる下町ですが、アルゼンチン観光から外せない場所です。有名になった地元の画家キンケイ・マルティンのアイデアで、所狭しと並ぶ家々をカラフルに塗り分け独特の街並みを作り出しています。この小さな通り(カミニート)にはそれを象徴するように様々な絵画、オブジェが売られていて、見ているだけでも楽しくなりますよ。
そして通りではタンゴを踊っている人を見かけます。なるほど、ここは先の画家の親友、のちに詩人となり後世にたくさんのタンゴの名曲を残したフアン・デ・ディオス・フィリベルトの出身地。カミニートはタンゴのふるさと、と言うわけですね。ちなみに南米屈指のサッカークラブ、ボカ・ジュニアーズのスタジアムもここからすぐです。
名称:カミニート
住所:Av. Don Pedro de Mendoza y Magallanes | (La Vuelta de Rocha promenade), Buenos Aires, Argentina
6.イエズス会管区(コルドバ)
アルゼンチンの第二の都市コルドバにある、歴史を感じさせる世界遺産がここです。南米最古の大学の一つの国立コルドバ大学、国立モンセラート中等学校はイエズス会の入植者により開かれた歴史があります。そしてこの二つの建物と同じブロックにあるラ・コンバニーア・デ・ヘスス教会、そして周囲のほかの建造物をも含めて、コルドバのイエズス会管区として世界遺産に登録されています。
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17~18世紀のコロニアルな街並みのなかにある遺産は、やはりのんびりと見学するのがいいですね。ちなみにこの都市の郊外にある6つのエスタンシア(農園)もイエズス会によって造られたもので、イエズス会管区とセットで世界遺産として語られています。
名称:イエズス会管区
住所:Camino a Obispo Trejo 242, Cordoba X5012LLA, Argentina
7.バルデス半島
パタゴニア地方にあるバルデス半島は、アルゼンチンを代表する動物天国で、世界遺産に登録されています。クジラ、ペンギン、数種類のイルカ、ゾウアザラシなどの海洋生物から、グアナコ、キツネ、アルマジロの陸生動物まで、そしてフラミンゴや様々な野鳥も観察できます。
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ここの別の見どころは、シャチが海岸に迫ってアシカを狙う「オルカアタック」!こういった稀な光景を見るには行き当たりばったりでは難しいですので、ぜひガイド付きツアーで後悔のない観光をしてくださいね。シャチが見られるのは9~4月。しかし、近年海洋生物の観察シーズンが少しずれているとのことなので、事前に情報収集をしておくことをお勧めします。
名称:バルデス半島
住所:Península Valdés, Argentina
公式・関連サイトURL:https://worldheritagesite.xyz/valdes/
◎まとめ:歴史を感じ大自然に感動する旅をアルゼンチンで!
いかがでしたか。ラテンアメリカの中でも特にヨーロッパの影響を感じさせる国、アルゼンチン。そこにはほかに見られない独特の文化、歴史があります。そして広大な地には大自然があります。歴史を感じ大自然に感動する旅をぜひ南米の大国、アルゼンチンで経験してください。