イグアスの滝の拠点プエルト・イグアスのおすすめ観光スポット5選

画像出典:Phillip Capper (CC BY 2.0)

イグアスの滝の拠点プエルト・イグアスのおすすめ観光スポット5選

アルゼンチンとブラジルの国境にある世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝。南米が生んだ大自然の傑作と評されるほど、南米観光の定番スポットです。そんなイグアスの滝を観光する際、アルゼンチン側で拠点となるのがプエルト・イグアス。瀑布までわずか15㎞の場所に位置し、街の環境はまるでリゾート地です。滝の観光がアルゼンチン側、ブラジル側両方から観光できないのであれば、見どころが多いプエルト・イグアスに滞在するのがおすすめですよ。

今回はそんな魅力いっぱいの町、プエルト・イグアスのおすすめ観光スポットを5か所紹介します。

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イグアスの滝の拠点プエルト・イグアスのおすすめ観光スポット5選

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1.イグアスの滝

出典: Alejandro Cabrera (CC BY 2.0)

イグアスの滝は大小のいくつもの滝が合わさった大瀑布です。アルゼンチンとブラジルの国境に位置していますが大部分がアルゼンチン側にあり、アルゼンチン側を全て見るにはプエルト・イグアスに最低2日は滞在することをおすすめします。最大の見どころは「悪魔の喉笛」。遊歩道が滝つぼまで延びていて、至近距離から見ることができます。その轟音と水しぶきは、ほかの滝とは比べるものになりません。上にも川を横切るように遊歩道が悪魔の喉笛の落ち際まで延びているので、ここからの鑑賞もまた大迫力です!

個人で自由に歩いて見学したら、観光ツアーに参加して工夫を凝らした滝の環境を楽しんでみるのもおすすめです。拠点となるプエルト・イグアスからイグアス国立公園の入り口まで20分おきにバスが出ていて、所要時間は約30分ほど見ておくとよいでしょう。南米が誇る世界遺産の迫力を、ぜひ肌で感じてみてくださいね。

2.Guira oga

プエルト・イグアスからイグアス国立公園へ向かう道の途上にある、地元の動物を保護する観光施設です。ホームページにも動物園ではないと明言されています。しかし、観光スポットとして訪れる価値があります。車にひかれたり、密猟者によって負傷したりした動物や鳥たちがこの施設で保護され世話を受けているのです。そのため、入場料は寄付のようなもので格安です。

ここで保護される動物の種類はオウム、オオハシ、タカ、サル、アルマジロなど様々。地元で負傷した小動物や鳥を世話している施設の方たちの詳しい説明を聞くことによって、動物保護の在り方を考えさせられるでしょう。動物たちが元気を取り戻したらまた森に返すというのが施設の最終的な目的です。多くの観光客はここに何げなく時間つぶしに行くのですが、大体満足した訪問になると口コミでも評判。イグアスの滝観光からプエルト・イグアスに戻る前にぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。

3.Sendero Macuco

イグアス国立公園に入園し滝方面に歩き始めてすぐSendero Macuco、つまりマクコ・トレイルの入り口があります。ここから往復7000mのジャングルトレッキングを楽しめます。Macucoという名前は、ヤマウズラの仲間で、鶏より若干大きめの南米特有の鳥から取られています。かなり足場の悪い所があるのでしっかりとした靴で行くことをおすすめします。

イグアスの滝上流のイグアス川へそそぐ細い滝がトレイルの終点です。トレッキング中に、イグアスの滝へ続くその上流を流れる川を眺めることができますが、以外と川幅が狭いことに驚かれるかもしれません。往復で3時間のトレッキングでジャングルの様々な野生動物を見ることができますよ。

プエルト・イグアスでイグアスの自然を楽しみたいという方に、ぜひこのジャングルトレッキングをおすすめします。

4.Jardin de los Picaflores

出典: Jonas de Carvalho (CC BY-SA 2.0)

プエルト・イグアスの街中にあるハチドリ園です。約30種類のハチドリをまじかで見ることができます。実際イグアス国立公園内を観光している時も見ることができますが、このハチドリ園ではその生態をゆっくり観察できるのが魅力。たくさんのハチドリが飛んでいる姿は、遠目に見ると小さな生き物たちの群れのようで、鳥とは思えない感じがします。それほどの数のハチドリが園内にはいるということです。

ハチドリが水を飲む姿はここの観光のハイライトです。空間に吊るされているボトルの下部に花模様が飾られていて中央に小さな穴がありそこに長いくちばしを入れて吸って飲みます。たいていは羽を超高速に動かし空中停止で飲みますが、時々疲れるのか羽を休めてボトルの台座にとまって飲むハチドリも。その滑稽で愛らしい姿にきっと癒されるでしょう。イグアスの滝観光からプエルト・イグアスの町に戻った際にちょっと立ち寄るのはいかがですか。

5.La Aripuca

出典: Phillip Capper

プエルト・イグアスの街中にある、熱帯雨林の歴史を物語る公園がここ。公園と言っても施設が充実していて、お土産を買う場所もあります。観光のメインはこの公園の名が冠されてる巨大な熱帯雨林の丸太の建造物「La Aripura」です。グアラニー族の言葉でわなを意味し、彼らが使っていた鳥をとらえるわなに似せて造られています。熱帯雨林の伐採時に廃材になるところだった丸太を救い、リサイクルとしてこの巨大な罠のレプリカの建造に使用したのです。この事実を知ると来て良かったと思えるでしょう。

高さは17メートル、重さはなんと500トンというこの建造物、プエルト・イグアスでの観光土産を購入するついでに見ていくことができますよ。

◎まとめ

いかがでしたか。プエルト・イグアスでの観光の目玉は何といってもイグアスの滝です。しかもアルゼンチン側には多くの滝が集まっているので、この大瀑布の観光を満喫するにはプエルト・イグアスに少なくとも二日は滞在したいところです。

そして、夕方の早い時間にまだ宿に戻るには早いなあと思ったら、ちょっと立ち寄れる、自然がテーマの観光スポットをぜひ活用したいですね。南米紀行に出かける際にはぜひ、プエルト・イグアスでの滞在をお楽しみください。

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