国内線ターミナルから博多駅へのアクセス：福岡空港駅から地下鉄で約5分。
国際線ターミナルから博多駅へのアクセス：国際線ターミナルバス停から路線バスで約15分。
中洲川端駅へのアクセス：福岡空港駅から地下鉄で約10分。
福岡空港へ観光によう来んしゃったね♪定番・穴場スポット9選
2022年12月16日 更新
九州の玄関口である福岡空港によう来んしゃったね！（九州弁で「ようこそお越しくださいました」）福岡空港は都心部へ日本一アクセスのよい空港の1つとして知られており、JR博多駅までは地下鉄でわずか5分、福岡市の心臓部ともいえる中洲川端や天神といった場所にも20分以内で到着できます。また、福岡空港発着の高速バスも多数あるので九州各地のアクセスも良好です。
そんな福岡空港周辺にはぜひ訪れてほしい観光スポットが目白押し！この記事や関連スカイチケット記事を参照して福岡旅を満喫してください。
目次
福岡空港へ観光によう来んしゃったね♪定番・穴場スポット9選
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福岡空港とは？
九州観光の起点となる福岡空港は、国内線・国際線あわせてコロナ禍直前は年間1,700万人の人が利用していました。特に東京（羽田）線はJAL・ANA等をあわせれば平均で約15分に1本の割合で発着しており、日本を代表するドル箱幹線といえるでしょう。その他にも北は札幌から南は石垣島まで多様な路線網を築いています。
一方の国際線は滑走路を挟んで反対側の国際線ターミナルから発着します。国際線ターミナルに行くには国内線ターミナルからは無料連絡バスの利用がおすすめです。国際線ターミナルからタクシーでアクセスする場合、博多駅よりお隣のJR竹下駅や地下鉄東比恵駅の方が近いですよ。
国際線はアジア各地と結ばれており、かつてはフィンランドのヘルシンキと結ばれていたこともあります。また、福岡～釜山線は日本発着の国際線では1番距離が短く所要時間は約55分。1時間程度で外国に行けるとあって福岡は韓国との人の往来も盛んです。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその1.博多・中州
博多といえば、豚骨ラーメンを提供する屋台がずらりと並んでいる光景をイメージされる方も多いでしょう。この光景が見られるのは福岡市博多区中洲で、札幌のすすきの、東京の歌舞伎町と並んで「日本三大歓楽街」といわれています。
屋台でお食事をされる際は、ぜひ店主や他のお客さんとコミュニケーションを積極的にとってみてください。運が良ければドリンクなどをサービスしてくれたり、地元の人しか知らない「ここだけ」の話をしてくれたりする場合もあります。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその2.天神エリア
同じ福岡市でも博多と天神周辺では趣が少し異なります。それもそのはず、博多は商人の街、福岡は武士の街と分かれていたからです。明治になって博多と福岡が合併する際に新しい町の名前を巡って論争が発生しましたが、町の名前を「福岡」、町の顔となる駅の名前を「博多」とすることで決着しました。
画像の大濠公園こそ昔の福岡城のお堀で、ボートに乗ったり、日本庭園を眺めたりと様々なことができる市民憩いの場です。こちらの公園はあのマリリン・モンロー夫妻も来園したことがあり、福岡滞在歴が長かった王貞治氏も「桜といえば大濠公園」というほど人々に愛されています。
福岡空港から天神へのアクセス：福岡空港駅から天神駅まで約12分。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその3.ららぽーと福岡
せっかくなので、夜のνガンダム見て帰る…。#ららぽーと福岡#νガンダム pic.twitter.com/ruZ07ZOzUT
— νやっさんff (@rx_93_ff) December 13, 2022
2022年4月に開業した、福岡市のニュースポットが「ららぽーと福岡」です。福岡空港国際線ターミナルのすぐそばにあるので、福岡空港からのフライト直前までショッピングを楽しめます。
こちらのららぽーとの目玉といえば、やはり「実物大ν(ニュー)ガンダム立像」と「ガンダムパーク」でしょう。こちらの施設は、アニメファンにはたまらない場所といえます。ガンダムは特にアジアで人気のある作品なので、アジアのゲートウェイである福岡に施設が設置されたそう。2022年12月現在、設置終了予定は未定なので、当分の間見ることができそうです。
ぜひガンダムの像の前で写真撮影して、その大きさを体感してみるのも良いかもしれません。
名称：ららぽーと福岡
住所：福岡県福岡市博多区那珂6-23-1
公式・関連サイトURL：https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/fukuoka/
福岡空港からのアクセス：国際線ターミナルからバス約12分、国内線ターミナルからバス約26分。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその4.姪浜・能古島・小呂島
福岡空港から始まる地下鉄の終点「姪浜」（めいのはま）には、九州最大級のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」は、ショッピングスポットであるだけでなく観覧車があるので、福岡市民のデートスポットとして定番となっています。
その一方で「姪浜住吉神社」や「鷲尾愛宕神社」といった歴史スポットがあるほか、戦前からの老舗も残っているなど伝統と新しさの両方が楽しめる地区です。
福岡市内にはいくつか島がありますが、姪浜港からは花の楽園「能古島」（のこのしま）と福岡市の秘島「小呂島」（おろのしま）の2つの島にアクセスできます。以下で詳しく解説いたしましょう。
姪浜へのアクセス：福岡空港駅から姪浜駅まで地下鉄で約25分。姪浜駅からマリノアシティまで昭和バスで約15分。
▼四季の花々が愛でられる「能古島」と秘島「小呂島」
姪浜から渡船に乗って行ける能古島（のこのしま）は、気軽に自然を楽しめるだけあって福岡市民の憩いの場となっています。特に能古島についてから路線バスで行ける「のこのしまアイランドパーク」では、四季の花々が園内に咲き、人々の目を楽しませています。園内ではバーベキューや陶芸体験も可能です。
1969年にここを創設した久保田耕作氏は、「働き疲れた、都会に住む人々はこれから自然を追い求める時代になるだろう」と述べています。その読みはまさに的中しているといえるので、久保田氏の先見性は見事というほかありません。
同じ姪浜から渡船「フェリーおろしま」を使って1時間5分で行ける小呂島（おろのしま）は、特定の曜日のみ4時間20分だけ滞在できる、超穴場の秘島です。そのため観光客が行くことはほとんどありません。そのため、旧日本海軍望楼跡や陸軍砲台跡が良好な状態で残っています。メジャーな観光地ではないので、島でのマナーに配慮し、ルールは守りましょう。
福岡空港から能古島・小呂島行きフェリー乗り場へのアクセス：地下鉄姪浜駅より西鉄バス98番で「能古渡船場」下車。能古島へは約10分、小呂島へは約1時間5分で到着。
のこのしまアイランドパークへのアクセス：能古旅客待合所から路線バスで約15分乗車、アイランドパークバス停下車すぐ。
▼能古島＆小呂島の詳細記事はこちら
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその5.糸島市
福岡県糸島市はフォトジェニックな風景を狙うインスタ女子に大人気のエリアです。特に「桜井二見ヶ浦 夫婦岩」は、映える写真が撮ることができると話題のスポットで、訪れる人が後を絶ちません。
気になるアクセスも昭和バスの「ウエストコーストライナー」というバスが新設され、博多から「桜井二見ヶ浦 夫婦岩」までダイレクトに行くことができるようになりました。
また、糸島市では、海の上に浮かんでいる「箱島神社」や自然豊かな「福岡 白糸の滝」も見逃せないポイントでしょう。
桜井二見ヶ浦 夫婦岩へのアクセス：福岡空港駅から博多駅に移動の上、博多バスターミナルよりウエストコーストライナーに乗車、約1時間10分の「二見ヶ浦」バス停下車。自動車の場合は、福岡前原道路「前原IC」より約20分。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその6.唐津市
福岡空港から地下鉄に乗れば、先ほどの姪浜駅を経て最大でJR筑肥線・唐津線の西唐津駅まで乗り換えなしで行くことができます。佐賀には佐賀空港がありますが、唐津市と玄海町に限れば福岡空港の方が便利と断言できるでしょう。
唐津の観光スポットとして、京都の天橋立・静岡の三保の松原と並び日本三大松原といわれる「虹の松原」や歴史スポット「唐津城」、「名護屋城」、イカが名産の呼子で開かれる「呼子の朝市」が挙げられます。
そんな唐津は佐賀県の離島が集中しており、 古代朝鮮三国時代の百済王「武寧王」誕生の地とされる「加唐島」（かからしま）や万葉集ゆかりの島「神集島」（かしわじま）、島民ほぼ全員が敬虔なカトリック教徒という「松島」（まつしま）などのユニークな島ばかりです。
中でも金運パワースポットとして知られる、上記画像の「宝当神社」がある「高島」は、宝くじが当たったという報告が相次ぐ注目の島といえるでしょう。詳しくは下記の記事をご覧ください。
唐津へのアクセス：福岡空港駅から地下鉄および直通するJR筑肥線で唐津駅まで約1時間30分（筑前前原駅での乗り換えが必要な場合あり）。自動車の場合は西九州自動車道、二丈浜玉道路が便利（約1時間20分、呼子まで約2時間）。
宝当神社へのアクセス：福岡空港国内線ターミナルより高速バス「からつ号」で宝当桟橋下車、桟橋より渡船・海上タクシーで約10分。
福岡空港周辺おすすめ観光スポットその7.太宰府天満宮
再び福岡に戻ってきました。福岡観光なら外せない、太宰府天満宮をご紹介します。
こちらは学問の神様として知られる菅原道真を祀る神社で、919年に創建されました。道真公は京都で優秀な政治家・学者・文人として活躍していましたが、あまりに優秀だったため左大臣の藤原時平から嫉まれて太宰府に流刑されることになります。彼が京都を離れるときに詠んだ「東風吹かば…」の歌は有名ですよね。
太宰府に流されてから2年後に道真公は亡くなりますが、その後に藤原時平の死をはじめ、朝廷の周りで不幸な出来事が重なり「道真の怨霊」と恐れられました。のちに道真公の冤罪が明らかになり、本来は天皇・皇族をまつる神社の社号「天満宮」の使用が許されるなど、全国に12,000社以上ある天満宮の総本社として人々の信仰を集めています。
福岡空港から太宰府天満宮へのアクセス：福岡空港国際線ターミナルから太宰府ライナーバス「旅人」で約25分。自動車の場合は国道3号線を南下し、県道35号経由がおすすめです。
※高速道路は太宰府へは水城ICが便利ですが、高速経由でも所要時間は一般道とさほど変わらないので、一般道を推奨します。
福岡空港周辺おすすめ観光スポット番外編1.ハウステンボス
ここからは番外編として、「ハウステンボス」と「黒川温泉」をご紹介します。番外編でこの2つをご紹介する理由はどちらも福岡空港が最寄り空港ではないためですが、乗り継ぎ等の関係で福岡空港から向かう方も多いため、特別にご紹介します。
1つ目は長崎が世界に誇るテーマパーク「ハウステンボス」です。オランダの街並みを再現した園内やイルミネーションのスポットとして国内外で有名です。
福岡空港からは1日2往復の高速バスが便利ですが、このバスの出発は国際線ターミナルからのみなのでお気を付けください。
時間が合わない時は博多駅からJRの特急「ハウステンボス号」も便利です。
自動車の場合は、九州自動車道・長崎自動車道・西九州自動車道経由で佐世保大塔ICを目指します。所要時間は約2時間です。
福岡空港周辺おすすめ観光スポット番外編2.黒川温泉
熊本県の秘湯の1つ黒川温泉は、2000年まで地元の新聞社発行の地図に載っていなかったというエピソードが示す通り、隠れた名湯として一部の人から高評価されていました。
こちらは熊本空港が最寄りですが福岡空港国際線ターミナルから1日4往復（2022年12月現在は3往復に減便中）のバスが運行されており、約3時間でアクセスできます。黒川温泉に行くなら「黒川湯めぐりきっぷ」を国内線・国際線バスターミナルで購入可能。こちらは往復の高速バスの運賃と黒川温泉入湯手形引換券がセットで割引となるお得な乗車券となっています。なお、購入前のご予約（TEL 0120-489-939、携帯電話などからは092-734-2727）がおすすめです。
自動車の場合は九州自動車道の日田ICを目指しましょう。日田ICからは国道212号経由で約1時間で到着します。
◎日本屈指の好アクセスの空港から観光しよう！
福岡空港は九州を代表する玄関口だけあって様々な航空会社が乗り入れており、ここがアジアをはじめとした世界とつながっていることを実感できるでしょう。
福岡空港は都心へのアクセスが日本屈指によく、九州各地へ高速バス網が充実しているので観光拠点にも最適です。日本三大繁華街から行ける日が限定される秘島まで、福岡とその近郊を巡りましょう！
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