川のほとりに広がる家具の町「グランドラピッズ」

アメリカの五大湖地方・ミシガン州に位置するグランドラピッズ。グランド川という巨大な川の周辺に広がる美しい町です。デトロイトについでミシガン州第2の都市であり、西ミシガンの中心地となっています。この地で有名なのが、家具産業。「家具の町」として栄えた歴史のあるグランドラピッズでは、今も伝統的なハンドメイド家具が作られています。他にも、アートな町としても有名で、とりわけ彫像に対する市民の関心が高いことも特徴。草花咲き乱れる植物園に約170点もの彫像が飾られている「マイヤーガーデン」は必見です。2015年に日本庭園も開園し、さらに注目を集めています。

グランドラピッズの歴史

もともとこの地にはアメリカ先住民が住んでおり、特にオタワ族の村がたくさんありました。その後ヨーロッパ人が入植し始め、先住民と毛皮の取引をするようになります。都市名であるグランドラピッズはこの頃につけられ、グランド川の急流を意味します。19世紀の後半になるとグランドラピッズは製材業や家具産業で栄えました。

グランドラピッズの経済

歴史的に家具産業で栄えてきたアメリカのグランドラピッズ。現在でも、椅子製造のアメリカン・シューティング社やオフィス向け家具を販売するスチールケース社をはじめとして、大手家具メーカーの本社が集まっています。家具の他に、自動車や航空機の製造業も盛んです。また、近年急速には発展しているのが、健康科学分野。医療サービス会社やガンの研究所など様々な医療機関があり、製造業に代わるグランドラピッズの主要産業となっています。

グランドラピッズ行きの格安航空券について

日本からアメリカのグランドラピッズへの直行便はありませんので、アメリカの主要都市で乗り換える必要があります。おすすめはデルタ航空のフライトで、1度の乗り換えで行くことが出来るため便利。主な経由地はデトロイト、ミネアポリスなどです。これらの便の格安航空券はすぐになくなってしまうため、早めに予約することをおすすめします。