観光化の発展が著しい、避暑地「ダルース」

アメリカのミネソタ州にあるダルース。ミネソタ州セントルイス郡の郡長所在地でもあり、同州第4の都市です。避暑地として観光化が進められており、文化・芸術の面での充実が図られています。4つの博物館と美術館のほかに、市内には「ダルース劇場」と呼ばれる劇場もあります。ここでは演劇やオーケストラだけでなく、ブロードウェイのミュージカルも公演。観光客のみならず地元の方にも人気のエリアがたくさんあるダルースには、観光地としての更なる発展が期待されています。

ダルースの歴史

1850年代、ダルースに銅の鉱脈が存在するという噂とともに、この地に注目が集まりました。1852年には政府による調査がなされ、その後数多くの探検者が一攫千金を求めてダルースへと向かいます。彼らは後に一帯の鉄鉱石発掘の礎を築き上げたといいます。ところが1857年にはこの一帯での銅の資源が尽き果てたことから経済危機がダルースを襲い、初期の開拓者の4分の3が都市を離れていきました。しかし20世紀初頭からは工業都市と港湾都市として栄え、人口は増えていきました。

ダルースの経済

ダルースで発展を遂げている産業は、観光業といえます。夏の気温が涼しく、避暑地として好まれているのが理由の一つ。また、観光の中心となっているダルース港には1978年に現役引退をしたウィリアム・A・アービン号が博物館として公開されており、国の史跡に指定されています。さらにアメリカで唯一の淡水水槽のみの水族館「グレート・レイクス水族館」なども観光客に人気です。

ダルース行きの格安航空券について

日本からダルースへの直通便は運航していません。そのためアメリカ国内での乗り継ぎが必須となります。シカゴやミネアポリスを経由するルートが一般的。就航している航空会社はユナイテッド航空やデルタ航空、JAL、ANAなどがあります。格安航空券をお求めの方にはANAがおすすめ。経由地はシカゴ1都市のみで、所要時間は17時間前後です。また、時間重視の方にはデルタ航空が良いでしょう。こちらも経由地はミネアポリス1都市のみですが、シカゴ経由に比べて乗り継ぎ時間が短いです。