ザフェール空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。トルコの西部キュタヒヤ県へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。ザフェール空港はトルコの西部キュタヒヤ県の県都であるキュタヒヤの市街から南東およそ41キロメートル離れた場所にある空港です。トルコの主要都市であるアンカラ、イスタンブール、イズミール、アンタルヤの4都市を結んだ四角形の対角線が交差する辺りに位置します。アルトゥンタシュ地区のクユカク村にあり、2012年11月に開港したばかりの新しい空港です。
トルコ初の地域空港として2011年に建設が始められ、18カ月で完成しました。BOT（ビルドオペレーショントランスファー）方式で行われた事業のため、持ち株会社であるICホールディングが2044年まで運営する予定です。
延べ床面積1万7600平方メートルのターミナルビルには19カ所のチェックインカウンターと四つのゲートがあります。国際線用の検問カウンターは8カ所で、到着ホールには4カ所の手荷物カルーセルが用意されています。空港へのアクセスは主に自動車になるため、乗用車87台分とバス8台分が収容できる駐車場が作られました。5層形式の管制塔は円柱型の形状で、施設のデザインのアクセントにもなっています。滑走路は長さ3000メートル、幅45メートルで、ランプには同時に5機の航空機が待機可能です。現在、トルコ航空がイスタンブールへの国内線を就航し、国際線ではルフトハンザグループのユーロウイングスがドイツのデュッセルドルフとの路線を運航しています。また、定期便や季節便の設定もあります。
ザフェール空港からキュタヒヤまでは車でおよそ30分です。キュタヒヤは美しいタイルと陶器の街として知られています。カラフルでかわいらしいタイルや陶器を求めて訪れる観光客も少なくありません。
キュタヒヤ周辺を観光するならアイザノイ遺跡、ウル・ジャーミィ、チニリ・ジャーミィ、キュタヒヤ城塞をおすすめします。キュタヒヤ中心部から出ているバスに乗って1時間ほどで到着できるのがアイザノイ遺跡です。この辺りはかつてローマ帝国、東ローマ帝国の支配下にありました。そのローマ時代の球技場や劇場といった建物が当時のまま残っています。遺跡に入ってすぐに目に入ってくるゼウス神殿は圧巻のスケールです。遺跡内は自由に歩き回れ、観光客も少なめなので、見応えのある遺跡をゆったりと堪能できます。
ウル・ジャーミィはキュタヒヤにあるモスクの一つです。このモスクは街の中心部に位置する美しいタイルで装飾された噴水のあるロータリーからまっすぐ200メートルほど歩いたところにあります。地元の信者の礼拝時間には入館はできませんが、それ以外であれば入ることが可能です。シンプルな作りの内装は、入った瞬間に息を飲むような美しさと荘厳さを感じさせます。
街を望む南の丘の上にあるチニリ・ジャーミィも有名な観光スポットとなっているモスクです。トルコブルーと呼ばれる濃い水色のタイルがモザイク状に貼られている外壁はとても美しく、まるで宝石箱から飛び出してきたかのような印象を訪れる人々に与えます。ここから見下ろすキュタヒヤの街並みも魅力の一つです。
キュタヒヤの南西の高台にはキュタヒヤ城塞があります。ビザンツ時代に建てられたこの城塞は、今では廃墟となり、歴史を感じさせる場所です。ここからは淡茶色の屋根にアイボリーの外壁を持つ家々が連なる街の風景を眺めることができます。展望レストランやカフェもあるので、景色を見ながらの食事や名物のトルココーヒーで一服するのもおすすめです。日の出の時間帯に行けば、白みかけた空から昇る太陽に照らされたキュタヒヤの街が見られることでしょう。徒歩で行くこともできますが、その際は歩きやすい靴がよいでしょう。体力に自信がない人はバスやタクシーなどを利用することをおすすめします。
キュタヒヤには名物のタイルや陶器を生産する工房が多くあり、イスタンブールよりお値打ちで購入することが可能です。キュタヒヤ陶器は手作りながらも洗練されていて、伝統的な模様と現代的な色合いが共存していることで大変人気があります。
ザフェール空港周辺の宿泊施設はキュタヒヤ市街か、隣県の県都にあるアフィヨンカラヒサルで探しましょう。アフィヨンカラヒサルは空港から59キロメートルほどの距離です。空港からの移動にはタクシーや送迎用のシャトルバスの他、レンタカーも利用できます。キュタヒヤで宿泊する場合、リゾートのように滞在を楽しめるホテルからリーズナブルに宿泊できる施設までそろっているので予算や好みによって選ぶとよいでしょう。