トルコ - アンタルヤについて

アンタルヤの基本情報

アンタルヤの観光情報

アンタルヤは地中海に面したトルコ南西部の街で、観光都市として急速に発展して人気を集めています。真っ青な海と美しい海岸線、澄み渡った空が魅力的で年間300日以上も晴天の日があり、いつでも天気がよくて晴れ渡っているイメージです。

アンタルヤで観光の中心になるのは、「カレイチ」と呼ばれている旧市街です。アンタルヤは紀元前150年ごろにペルガモン王国のアッタロス2世がこの地に海軍基地を作り、その後はローマ帝国の港として利用されたりビザンツ帝国の主要な都市になったり、13世紀以降はオスマン帝国の支配下で発展を続けました。

現在残っている旧市街もオスマン帝国時代の建物が多く、外敵から街を守るための城塞や複雑に入り組んだ家などはあらゆる時代に旅行家や住人を魅了し続け、現在も観光名所になっています。

アンタルヤのランドマークと言える「イヴリ・ミナーレ」は旧市街の広場にある尖塔で、高さは38メートルです。1075年に設立したルーム・セルジューク朝のスルタンが建てたもので、ロケットのような細くてエレガントなシルエットが特徴的です。

旧市街にある「ハドリアヌス門」は、市街地への入り口になっていて130年にローマ皇帝のハドリアヌスがこの地に建設させたものです。3つのアーチ状に分かれた門で前後に合計8本の柱が建っていて、それぞれ細かい細工が施されているのでトルコに居ながらローマの遺跡に来たような気分になれます。

この門をくぐって市街地の広間に出るのが観光のルートなので、見逃さないようにしましょう。

アンタルヤ市内から少し離れた標高1050メートルの地点にある「古代都市テルメッソス」も観光名所で、国定公園にも指定されています。紀元前3000年頃からすでに人が住んでいたと言われていて、アレキサンダー大王がアンタルヤを侵略しようとした時にはこの城塞が難攻不落だったため、あきらめたという説もあります。

よくある質問

Q：アンタルヤの近隣都市には何がありますか？

A：海岸沿いを東にセリク、べレク、西にケメルがあります。東に100km離れたところにはアランヤが位置しています。

Q：最寄り空港からアンタルヤへの主なアクセス方法は何がありますか？

A：空港からアンタルヤへは路面電車など公共交通機関を使ってアクセス可能です。所要時間は30分から40分ほどとなります。